フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!パリを歩けば、誰もがきっと美術好きになる!オルセー美術館へ」
2013年8月
この夏はフランスへ2人旅。
今回の旅のパートナーは、
どちらかというと旅には消極的な?夫。
自称旅嫌いの夫を連れてのフランス旅は、
「旅中毒」も「自称旅嫌い」も満足できる旅。
これが目標!
今回の旅のプランはこちら
↓
目次
パリ発祥の地シテ島を1日に何度も
マレ地区のファラフェルでランチ。
マリー・アントワネットに想いを馳せたりして、
ちょっとセンチメンタルな気分でセーヌ川を眺める。
と言いながらも、オルセー美術館へ行っちゃおうか
ということになって、セーヌ川沿いを歩いてみた。
今回の旅は、8月のお盆の真っただ中。
観光客であふれかえるパリだ。
観光地はどこもかしこも満員なのは承知の上。
オルセーもしかり……?
パリの街を歩けば、誰もが美術好きになる
と思いきや、意外とすんなり入れたオルセー美術館。
またまた大活躍のミュージアムパス。
学生時代、日本の美術館のことも知らないのに、
オルセー、ルーヴルなどのパリの美術館をまわった。
今のミュージアムパスのようなチケットがその当時もあって、
滞在中にまわれるだけまわったのだ。
そんなに美術が好きだったかと言われたら
当時は、まあ、嫌いではないなという程度だった。
でも、実際に美術館巡りをしてみたら、あれ?あれ?
フランスの美術がもともと好きだったのかも!
という発見がいっぱい転がっていた。
パリに来るまで知らなかったのだが、
私が小さい時に素敵だなと思って
家にあった雑誌の一部を切り抜いた絵は、
ユトリロがモンマルトルを描いたものだったり。
新聞の日曜版に絵画が紹介されるページがあった。
切り取って勉強机の前にテープで何年も貼っていた絵。
それは、コローの「マントの橋」だった。
などなど。
当時の滞在の中でも、特に印象的だったのがオルセー美術館。
学校の美術の教科書で観た絵画のオンパレード!
目が回って動悸が激しくなった覚えがある。
オルセー美術館はますます外せない!
オルセー美術館は、その佇まいも素敵だ。
元は1900年に建てられた駅舎の建物で、
その片鱗は今でもしっかり残っている。
夜のオルセー。夜に見た方がより駅舎らしいと私は思う。
私が学生時代に訪れたころとは、
展示の方法などはかなり変更されていた。
2011年に大規模な改装工事を終えている。
でも元駅舎の雰囲気は現在もそのままだ。
屋外に出られるテラスまである。
目の前にはセーヌ川が。
対岸にチュイルリー公園とルーヴル宮殿。
ちょうどセーヌ川のクルーズ船が通りかかった。
!!!すごい人・人・人!!!
みなさん、川に落ちないでくださいね。。。
パリでひしめき合う観光客の図。
オルセーの建物と言えば、大時計。
内側から見るとこんな感じ。
時計の隙間から、ルーヴル宮殿が見えた。
ああ、今パリに居るんだと改めて思う。
美術館か?駅舎か?極上の開放感!
オルセー美術館の素晴らしいところは、
何と言ってもこの開放感!
元駅舎の喧騒が今でも聞こえてきそうな
吹き抜けの大空間がすごい。
この写真の右側には、階で隔てられた展示室が並ぶ。
この空間の使い方がなんとも贅沢で素敵だ。
旅好きの私は、駅の雰囲気が好きだからかもしれないが、
これから旅に出るワクワク感みたいなのが、
この空間にもあふれているように思う。
元駅舎の雰囲気を存分に生かしたオルセー美術館。
二十数年前に訪れた時の感動とは、
また違った新しい感動をもたらしてくれた。