ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクのびっくり豪快な海の幸とロープウエイで空中散歩」
旅に出られる日を恋しく思いながら、
過去旅の復習をしています。
2014年8月
この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。
まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。
目次
びっくり豪快な海の幸!
ロヴリイェナツ要塞で夕日を見送ったこの日。
ぶらぶらと歩くドゥブロヴニクの夜の街。
プラツァ通りはこの人通り。
こんなたくさんの人、いったいどこからやってきたの?
と思うくらい、どんどん人であふれてくる。
昼間の陽ざしが去ったあと、
まだまだ暑い空気は残っているものの、
海からは少し涼しい風が吹いてくる。
バカンスの気分がムンムン漂う街は
開放感にあふれていて、歩いているだけで楽しい。
たくさんある旧市街のレストランの中で、
北側のエリアの路地にテラス席を
出していた店に入ってみた。
おススメの魚介のグリルを注文すると、
びっくりのボリューム!
ドゥブロヴニクは魚介がおいしい。
イタリア料理に近いけど、素材の味そのもの
が感じられて、とてもやさしい味つけだ。
前日のディナーは旧港で食べた魚介のリゾット。
↓
魚介にあう白ワインも、最高に美味しい。
クロアチアの南部は有名なワインの生産地だ。
そしてデザートに、濃厚なプリン!
旨味がギュッと詰まっている感じのプリン。
ダルマチア地方というが、この地方でよく食べられる
プリンは「ロジャータ」と呼ばれている。
ここで食べたプリンは、素朴な味で、
ふわっと卵の香りがするような、懐かしい味だった。
夜の旧市街に酔いしれて
ドゥブロヴニクは本当に美しい街だ。
夜の旧市街はこれまた魅力的。
せまい旧市街に人があふれて、活気に満ちている。
みんな楽しそうで、のんびりしている。
急ぐ旅人はいない。この空間と時間を楽しんでいる。
夕食を済ませた後、ワインで気分よくなった私たちは
なかなかホテルへ帰る気にはならなかった。
目的地をもたない街歩き。
ついつい夜更かしのドゥブロヴニク滞在。
それが楽しい!
ロープウエイで空中散歩!
翌日は、朝からまたまた行きたい
ところが決まっていた。
この日の目的地は、スルジ山。
スルジ山とは、ドゥブロヴニク旧市街の北側にある山だ。
標高は412mで、山の上から旧市街を一望できる。
前日は城壁からの眺めを楽しんだけど、
この日はもっと上からの眺めを楽しみに。
スルジ山へは、ロープウエイを使って登る。
ロープウエイ乗り場を探してウロウロ。
こんなのんびりした風景に乗り場があった。
この日もものすごくいい天気!
気持ちいいなぁと、しばらく純粋に
散歩を楽しんでいたら、おぉ!急にありました。
近代的なロープウエイが登場。
スルジ山の山頂まで、往復券が100クーナ。
(この当時、1クーナは18円くらいなので、往復1800円くらい。)
だいたい30分おきくらいに出発しているようだ。
そのへんはなんとなく適当な感じだった。
人がいっぱいになったら出発しているような。。
私たちもそんなに待つこともなく、
すぐにロープウエイで空中散歩へ!
さっそく前日の朝に歩いた城壁が見えてくる。
ぐんぐんスルジ山を登っていく。
あっという間に旧市街が見えてきて、
その向こうに大きなアドリア海が。
前日に夕日を見送ったロヴリイェナツ要塞も。
美しい!
山の斜面にロープウエイの影がしっかりと。
ロープウエイのパンフレットにでも
載っていそうな風景だなぁ。
ロープウエイは、あっという間にスルジ山の山頂へ。
山頂には展望台があり、眺めのよいカフェもある。
それはそれは、だれもが大満足できる場所だ。
でも、私がスルジ山へ登って一番良かったと思うは、
ここに「独立戦争展示館」があったことだった。
(スルジ山の上にある「独立戦争展示館」の外観。インパクト大。)
あまり詳しい情報を持たずに旅していたので、
どんな意味あいの展示館なのかということを
訪れてみるまで知らなかったのだが、
訪れることができて本当によかったと思う。
訪れる前と後では、ドゥブロヴニクの
美しい風景が違って見えるほどに。
そんな場所だった。
(詳しくは、次回の記事で。)