「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「スルジ山から眺める、諦めない人々が造った街ドゥブロヴニク<独立戦争展示館>」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

静かに眺めたい、最高の景色

この日は、ロープウェイでスルジ山へ。

あっという間に山頂に到着。

山の上からの眺めは、本当に格別だ!

f:id:ariruariru:20200808171915j:plain

ariruariru.hatenablog.com

 

旧市街が城壁に囲まれていることが一目瞭然。

アドリア海の真珠」という異名、

大げさでなく、本当にその通りだと思う。

 

山側にはさらに丘陵地が波打っている。

あの向こうは、ボスニアヘルツェゴビナだ。

f:id:ariruariru:20200808172017j:plain

 

スルジ山の上には絶景のカフェがあり、

その横には展望台、そして十字架。

f:id:ariruariru:20200808172028j:plain

あの十字架は旧市街からも見えていた。

元々はナポレオンが贈ったという十字架で、

現在のものは独立戦争後に建て直されたもの。

夜になるとライトアップされている。

 

重く、大切な場所。独立戦争展示館

独立戦争展示館」へ。

戦時下のドゥブロヴニクについてがよくわかる。

 こちらが展示館の建物だ。

f:id:ariruariru:20200730223425j:plain

ドゥブロヴニクに数日滞在した後に

訪れたスルジ山と、この展示館。

美しい、美しいと何度も言いながら歩いた旧市街。

だからこそ、余計に、この展示館で

見た写真パネルは、衝撃的だった。

 

詳しい情報はHPを。

  ↓

mdrd.hr

 

黒い煙で燃え盛る旧港付近の写真。

f:id:ariruariru:20200808173306j:plain

 

まさに、前日に撮った写真のこの場所である。

       ↓

f:id:ariruariru:20200725190033j:plain

 

何度も行ったり来たりした、旧市街の目抜き通り、

「プラツァ通り」から西をのぞむアングル。

フランシスコ会修道院の上に黒煙がのぼる。

f:id:ariruariru:20200808173318j:plain

建物から火が噴き出ている写真も。

f:id:ariruariru:20200808173354j:plain

前日にも歩いた、現在の

プラツァ通りから西をのぞむ風景。

   ↓

f:id:ariruariru:20200726120357j:plain

 

反対に、プラツァ通りから東をのぞむアングル。

通りに面する建物はどれも黒焦げの状態。

f:id:ariruariru:20200808173332j:plain

現在は、、、

   ↓

f:id:ariruariru:20200726120351j:plain

 

独立戦争展示館の建物は、1991年に始まった

クロアチア独立戦争では、

防衛のシンボルだった建物だそうだ。

建物の外壁には、独立戦争当時の

激しい銃撃戦を今に伝える砲弾や銃撃

の跡がいくつも残っている。

 

f:id:ariruariru:20200808181054j:plain

(展示館の屋上に出る扉。きっと当時のままなんだろう。)

展示の内容は、時系列にまとめられていて

ユーゴスラビア連邦軍の突然の砲撃から始まり、

最後は勝利に至るまでの様子が

わかるようになっている。

 

私たちが訪れた時、他に見学者はほとんどいなくて、

静かにゆっくり、自分たちのスピードで

見学することができた。


戦争中、ドゥブロヴニクの旧市街が、

いかに壊滅的な被害を受けたか

ということがよくわかる。

 

そして、一番驚かされたのは、

戦争中に壊滅的なダメージを受けた

旧市街の建物などが、

それまでとまったく同じように復元されて

現在残っているという事実だった。

 

ドゥブロヴニクの人々が造った美しい街

前日までの数日間に歩いた旧市街の街並み、

その街並みそのものがまるで今、

攻撃を受けているかのように見えてしまうほど、

写真パネルやビデオにうつる風景には、

見覚えがあった。

 

ドゥブロヴニクの人々は、

壊された街を新しいものを造り変えるのではなく、

もともとの愛した街を造り直したのだ。

写真や記憶をもとに、細部まで再現されたのだという。

その努力や、心意気というか、芯の強さというか、

自分の街を愛する気持ちというか、

うまく表現できないけど、そのすべてに感動する。

 

ユーゴスラビア紛争。

自分が生きている時代に起きた戦争だ。

歴史の一部として知ってはいたけど、

この場所に来てみて、

それは知っているうちには入らない

ということを知った。

 

リゾートも、美味しい食べ物もいいけれど

展示館の屋上からは、

泣きたくなるほどに美しい旧市街が見える。

f:id:ariruariru:20200808181046j:plain

ドゥブロヴニクに滞在する人には、

絶対訪れて欲しい場所。

 

美しすぎる街の見え方が、

まったく変わる場所だから。

f:id:ariruariru:20200808181109j:plain
 

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
にほんブログ村  


にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ