ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクで過ごす日々。路地と猫とシエスタと、最高のディナータイムも!」
旅に出られる日を恋しく思いながら、
6年前の暑い夏の日を振り返っています。
2014年8月
この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。
まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。
目次
神様の空間から庶民的な路地歩き
聖イグナチオ教会で、心を落ち着けた後、
教会の前の細道へ迷い込んだ。
もう少し南へ行けば、そこは断崖絶壁。
それは知っている。
前日に城壁を歩いたから。
狭い旧市街。でたらめに歩いても、
知っているところにすぐに出られそうなので
歩くのが楽しい。迷子になる心配もないし。
路地なのか、人の敷地なのかも
わからぬまま歩いていると、
猫に遭遇。
ドゥブロヴニクには猫がたくさんいる。
どの猫も人間には警戒心がないよいだ。
というか、落ち着き払っている。
私が近づこうが、写真を撮ろうがお構いなし。
あっという間にプラツァ通りに舞い戻った。
歩くのが楽しい街。
プラツァ通りに面したお店で
本日のジェラート。
アイスを食べながら、ホテルへ帰る。
1日1アイス。これが癖になっちゃって。
有意義に過ごしたこの日の午前中。
午前中と言っても時計はすでに午後だが、
シエスタまでの時間のことだ。
シエスタ時間のはじまり、はじまり
暑い!この日はとにかく暑い!
ほぼ毎日のことなのだが……。
というわけで、ホテルに戻ったら、即プール!
いいお天気だ。海もプールもキラキラしている。
さすがにこの日はプールサイドも結構な人出。
泳ぐ人やカヤックをこぐ人などを見ながら、
デッキチェアーにごろんとなった私の視界は
こんな感じ。最高だ!
ぼんやり空を眺めたり、本を読んだり、
暑くなったらプールに入ったり。
自分の欲望に忠実に過ごすシエスタ時間。
身も心もエネルギーチャージ。
もはや、この時間がないと
やっていけないと思うほど、大切な時間だ。
日本に帰ってからも欲しい、こんな時間。
夜の海風に誘われる夕食へ
シエスタ後のぼんやりした頭で旧市街へ。
ちょうど衛兵の交代の時間だったようだ。
かわいらしい、衛兵さん。
この日の夕食に選んだのは、
旧市街のプラツァ通りから
少し路地に入ったところにあるお店。
狭い路地にテラス席が出ていて雰囲気がある。
注文したのは、海老のお皿とラビオリ!
美味しそ~!
イタリア料理より素朴でやさしいお味。
見た目のトマトソース感ほどくどくない。
狭い路地を通り過ぎる海風と、
きりっとしたクロアチアの白ワイン。
だんだん暮れている美しい街。
もう、最高だ。
食事の後、フラフラと街を歩くと、
昼間の喧騒とはまた違う種類の盛り上がり。
あぁ、そうだ。バカンスだったと思い出す。
実は、この旅は翌日が最終日。
この喧騒すらも、旅の終わりを思い、
もはや、さみしくなってしまう。
街の喧騒を背にホテルへ歩く。
暗いアドリア海を横目に見ながら、
この旅をふり返りながら歩く。