ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクの城壁お散歩は、いよいよ後半戦!城壁歩きのコツも少し」
旅に出られる日を恋しく思いながら、
過去旅の復習をしています。
2014年8月
この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。
まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。
目次
城壁の散歩は、いよいよ後半戦へ
この日は少し早起きして、
旧市街をぐるっと一周する城壁の上へ。
旧市街は南に行くほど高く反りたっていることがわかる。
おぉ、、、城壁もずんずんのぼっているな。。
城壁の上からでないと見えない景色があるものだ。
ピレ門の上の城壁から、東側をのぞむ。
オレンジ屋根の上を、ポーン、ポーンと
飛び跳ねていけそうな気がする。
こんな城壁に囲まれた狭い旧市街に
暮らしがギュッと詰まっているんだな。
海側は完全なる断崖絶壁!
城壁は、万里の長城みたいに上下に波打っている。
美しい朝のアドリア海がやっと眼下に見える位置に来た。
1990年代のユーゴスラビア紛争により、
街のほとんどが崩れてしまったというドゥブロヴニク。
そんな歴史を忘れてしまうほどに、
完璧なまでの修復でよみがえった美しい街。
でも、旧市街の中にもこんな場所が残されていたんだ。
山側はすぐに丘陵地。スルジ山がせまる。
歩いてきた城壁も見えている。
高くなっている砦がミンチェタ要塞。
あ!またバスケットゴール!
今度はちゃんとコートがある。学校かな?
反時計回りに歩く城壁の上。
南西の端を過ぎて東側を向くと、
正面に高くなった朝日が、、、、まぶしい!
あ!崖の下にカフェを発見!
あんなとこで飲むビール、きっとおいしいだろうなぁ。
だんだん暑くなってきた。城壁を歩くときは、
サングラスや飲み物は必須アイテムだ。
城壁歩きのコツを少しだけ
城壁に登る入り口は、実は3カ所あって、
私たちはプロチェ門近くの入り口から登った。
それは、私たちのホテルが旧市街の東側にあって、
旧市街への出入りにはプロチェ門を使うのが
便利だからという、単純な理由だったのだが、
このルートがとてもよかったと思う。
城壁の上は一方通行で、
どの入り口から入っても
反時計回りに歩くことになる。
一番の絶景が臨めるのは、北側の城壁からだ。
特にミンチェタ要塞からの眺めはすばらしい。
↓
3か所ある入り口の中で、もっとも早く
この要塞にたどり着けるのはプロチェ門近くの入り口。
距離的にはピレ門の入り口が近いのだが、
反時計回りにしか進めないので、
ミンチェタ要塞にたどり着くためには一番遠くなる。
特に暑い夏は、朝イチにプロチェ門の入り口から登って、
できるだけ早めにミンチェタ要塞にたどり着くのがいい。
なぜなら、だんだん時間とともに観光客が増えていき、
ミンチェタ要塞付近で渋滞がおきるからだ。
そしてだんだん街と海が近づいてくる
だんだん城壁の高さが低くなってきた。
街が近い。こちらは、聖イグナチオ教会。
17~18世紀に建てられたバロック様式の教会。
どんどんくだっていく。
もう、ロクルム島がすぐ近くに感じる。
目の前に美しい海の色と、
いつもホテルからの道のりで通るビーチが見えた。
そして美しい旧港。
前日の夜、夕食と素敵な時間を過ごした場所だ。
出発地点のドミニコ修道院へ。
鐘楼がこんなに近くに。
何度も歩いた道を上から。
地上ではそろそろ観光客が増えているだろう。
私たちが城壁を出るころ、
今から城壁を歩く人たちが見えた。
たくさんの人が列をなして歩いている。
たっぷり1時間半。
約2kmの城壁散歩を満喫。
だんだん目を覚ましていくドゥブロヴニクの街を
いろんな角度から見ることができる。
いつも賑やかなドゥブロヴニクの
ちょっと特別な静かな時間を楽しんだ後は、
地上の喧騒にまぎれに行こう。
いざ!