「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!デン・ハーグのマウリッツハイス美術館へ!絵画を観るだけではない楽しみがある」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグへ移動。

その後はベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅へ。

 

書きかけだった旅の記録、

その続きを書いています。

 

目次

 

マウリッツハイス美術館

この日、朝から向かった先は、

マウリッツハイス美術館

 

ariruariru.hatenablog.com

 

オランダ・フランドル絵画の宝庫だ。

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(残念ながら、工事中につき優美な外観は拝めず。。)

 

10時の開館時間に合わせて訪れた。

工事中の入り口には、10人程度の行列が。

 

当時のパンフレット、ちゃんと置いてありました。

日本語バージョン。

     ↓

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マウリッツハイス美術館といえば、

パンフレットの表紙になっている

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や

レンブラントの「デュルプ博士の解剖学講義」

などが有名だ。それくらいの知識しか

もたずに向かった。

 

めずしいことではないのかもしれないが、

マウリッツハイス美術館は入場料に

音声ガイドが含まれていた。

私にとっては初めてのことで、

入り口でまごついたのを覚えている。

 

海外の美術館や観光地で音声ガイドを

借りた経験はほとんどなかったが、

マウリッツハイス美術館のものは

とてもわかりやすくて、

料金を込みにしてくれてありがとう!

という気持ちになった。

たぶん別料金だったら、

借りなかったと思うから。

 

絵画を観るだけでない楽しみ

外が工事中で、ちょっとテンションが

下がってしまった私だったが、

中に入ると、ぞわーと鳥肌がたつような

感動があった。

 

大規模な工事のあと、現在では美術館の

展示スペースは格段に広くなっているということを、

11年後の今、HPを見て知った。

そうかぁ。また行きたいなぁ。

全然違う風に展示されている絵画たち。

観てみたいなぁ。

 

マウリッツハイス美術館のHPはこちら

     ↓

www.mauritshuis.nl

 

美術館の中は、邸宅のような造り。

優美で、ちょっとエキゾチックな、

独特の雰囲気なのだ。

どなたかの邸宅に集められた

絵画のコレクションを観るために

お邪魔したような気分。

 

見学する順番が決まっているわけでもない。

観たいところから観る。

絨毯敷きと板張りの階段を上がって、

小さな部屋に入ると、

そこはフェルメールの部屋だ。

 

フェルメールの部屋で

真珠の耳飾りの少女」と目が合った。

なんて目をしているんだろう。

金縛りにでもあったかのように

じーっと見つめてしまう。

 

部屋にはまだ、ほとんど人がいない。

フェルメールを独り占めできる時間。

 

旅行で訪れた先で、名の知れた

美術館などを訪れるのが好きだ。

特に絵画に詳しいというわけではないが、

日本にやってくる有名な展覧会なども

好みのものは足を運んだりもする。

 

日本では、長い行列に並んで、

ベルトコンベアーのように

ちょこちょこ進みながら鑑賞して、

だれかの頭や肩越しに観ることが多い。

 

はるばる世界中から有名な絵画が

やってきてくれること自体は

とてもありがたいけど、

やっぱり在るところで在る状態で

観ることに大きな価値があると

少女の目を見つめながら、思った。

 

「こんなところに居たんだ」

「素敵な部屋に居たんだね」

 

一般的な知識しかもたず、

純粋な気持ちで絵画を観る。

そんな中に、忘れられない

心をつかんで離さない出会いがある。

 

美術館を出た後、目の前に広がっていた風景。

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重厚で気品があって、オランダらしい、

濃淡がはっきりしている、まるで絵画の

中のような風景が、目の前に広がっていた。

 

美術館を訪れるって、やっぱり楽しい!

 

アムステルダムでは

   ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

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