オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ベルギーの古都ブルージュで怒涛のチョコレート・ハンティング!」
2009年8月
この夏は、爽やかなオランダへ。
ベルギーのブリュッセル、フランスのパリへと南下。
いつもの「旅の友人」との二人旅。
書きかけだった旅の記録、その続きを
2020年大晦日も書いています。
そして2021年へ、もう少し続きます。
目次
新たな楽しみを知ったブルージュ
ブルージュの運河クルーズを楽しんだ後、
再びマルクト広場へ戻ってきた。
かわいらしい建物が並ぶエリア。
そんなマルクト広場の近くに、
「デュモン」というかわいらしい
佇まいのお店がある。
ブルージュに星の数ほどある、
チョコレート専門店の1つだ。
なんだかわからないけど、何かにまるで
惹きつけられるようにこのお店に入って、
ショーケースに並ぶ美しいチョコレートと
カカオの香りの虜になってしまった。
入りやすい雰囲気が漂っていたのかもしれない。
言わずもがな、ベルギーと言えば
チョコレートが有名だ。
私は無類のチョコレート好きで、
お土産にはぜひ買って帰ろうと思ってはいたけど、
日本で買うベルギーチョコレートは
とても高級なイメージだった。
しかし、ふらっと入ってみたこのお店、
びっくりするほどリーズナブルなお値段。
そしてとても気さくな店員さんが、
あまり押しつけがましくなく、
程よい距離感で接客してくれて、
とても居心地が良い。
後から知ったことだけど、
「デュモン」は家族経営のお店で、
ちょっと名の知れた有名店だった。
そしてこのお店で知ったこと。
チョコレートは、1粒ずつでも
買えるってこと!
チョコレート買いたいだけ買う!
基本、ベルギーのチョコレート専門店は
量り売りのシステムで、グラムいくらという
表示になっていることが多い。
もちろん、何個の詰め合わせのボックスなども
置いているところもあるが、だいたいは
豪華な箱に入っていて、いかにも贈答品という風情。
ブリュッセルのグランプラスに
店を構える、いわゆる「ゴディバ」の
ような有名店のディスプレイには、
そんな商品ばかりが並んでいた。
でも実は、グラムで売るということは、
個数を言えば、グラムを量ってくれて、
それで値段が決まるってこと。
何個ずつからでも買えるということだった。
それもこれも、先ほどの「デュモン」に入って、
「1個ずつ買えますか?」と聞いてみて
知ったことだった。
私たちは、「デュモン」でそれぞれ1個ずつ、
計2個のチョコレートを購入。
1個1ユーロ程度で買えちゃう!
ここからチョコレートハンティングという、
新たな楽しみが始まった。
怒涛のチョコハンティング!
そんなお値段で1個ずつ好きなチョコレートを
選んで買えちゃうということを知った私たちは、
すっかり味を占め、美味しそうな、
でもちょっと趣きの異なるショコラティエを
捜し歩いた。
後で、味の品評会をしようじゃないかという魂胆。
プラリネが美味しそうなお店でも、
1粒ずつそれぞれ選んで計2個をお買い上げ。
ひっそりとした路地に建つ、
新しそうなお店でも2粒だけ購入。
人だかりのできている人気店っぽいこちらの
お店でも、たくさん買っている人々を横目に
私たちは2粒だけ購入。
ホテルへ帰って勝手に品評会!
新しい楽しみをカバンに詰めて、
わかったことは、どのお店も
価格に大した違いはないということ。
そして楽しみにしていた、ホテルで
勝手にチョコレート品評会を開催!
結局、ブルージュでは、5軒の
ショコラティエで2粒ずつ購入した。
それぞれのお店で購入したものを1粒ずつ食べて、
友人と感想を述べ合う。
違う種類のものを購入しているので、
述べ合ったところで「へぇ」という感じなんだけど、
品評会を真剣にやっていること自体が
もう自分たちで面白くて楽しい。
そして、チョコレートは店ごとに、
ものすごく個性があるということを知った。
種類は違うものを買ったのに、
チョコレートに対する感想は
結構共通していたからだ。
新たな楽しみを知ってしまった私たち。
明日は、もうベルギーを発つ日。
ブリュッセルでやりたいことが
新たにできてしまった。