オランダ&ベルギー旅「おまけのフランス・パリ!エッフェル塔が嫌いなヤツも好きなヤツも、エッフェル塔へ行け!」
2009年8月
この夏は、爽やかなオランダへ。
ベルギーのブリュッセル、フランスのパリへと南下。
いつもの「旅の友人」との二人旅。
書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。
目次
朝からエッフェル塔!
この日はちょっと早起きしてエッフェル塔!
みんなエッフェル塔のこと好きだと思うけど、
私はみんなよりもたぶんもっと好き。
(そう思っている人もたくさんいそう。)
トロカデロから歩いて、
エッフェル塔のふもとまでやってきた。
エッフェル塔って何色かわからない。
この日は朝日を浴びてこんな色。美しいな。
土台の方と塔の上の方では、
ペンキの色が違うらしい。
「鉄の貴婦人」と呼ばれていたりする。
確かに、なるほど。わからなくもない。
「レースでできた美しいキリン」とか。
あぁ、それも確かに。キリンぽい気もする。
1889年のパリ万博に合わせて建設されたエッフェル塔。
万博では大注目だったが、パリ市民からは
その奇抜な外観が非難されたりもして、
という言葉まで残っている。
見なくて済むからということなのだが、
何はともあれ、その存在感たるや、
やっぱりすごいということだろう。
今ここに「エッフェル塔へ登っちゃったら
エッフェル塔自体が見えない」ことを、
とても残念に思っている日本人がいるというのに。
いざ、天空の風景を!
この旅のパリ、私にとっては2回目の訪問だった。
1回目の滞在ではエッフェル塔にのぼることなく、
ただひたすらにパリの街を歩き倒していたので、
今回初めてのぼることになる。
エッフェル塔にのぼるには、
いつも大行列ができていた。
この日はそのための早起き。
早く来てよかった。
清々しい街の空気を感じながら歩けたし、
待ち時間もほとんどない。
エッフェル塔は、1階、2階、最上階の
3つで構成されている。
1・2階はエレベーターまたは階段で、
2階から最上階まではエレベーターのみ。
私たちは、エレベーターで上へ上へ。
すると、、、!すごい眺め!
緑豊かなシャン・ド・マルス公園がドーン!
向こうには黒い背の高い建物。
モンパルナスタワーだ。
朝の霧のような靄のような空気が
パリの上空にまとわりついているようで、
とても幻想的な眺めが見られた。
ちなみにモンパルナスタワーから
エッフェル塔を見るとこんな感じ。
こちらは2019年夏に行った時のもの。
パリの街って本当に美しい。
上から見ると、幾何学模様のような
建物の形がはっきりと見える。
セーヌ川とその北側に広がる街。
右奥に見えているのはたぶんモンマルトルの丘。
あ、凱旋門を発見!
エッフェル塔が好きなヤツも
間近で見るエッフェル塔の上の部分。
「貴婦人」というより「紳士」な感じがした。
遠くにモンマルトルの丘。なんとかぎりぎり
サクレクール寺院のシルエットが確認できた。
くだりは階段を利用してみた。
これがなかなかスリリング!
風が強くてちょっとこわい。けど楽しい!
あ、下には行列ができている。
早起きしてきてよかったなぁと、
ちょっとした優越感。
エッフェル塔にのぼったら、
エッフェル塔自体は見えないのが残念だ、
とかなんとか思っていたのだが、
いや、エッフェル塔にのぼっても
ちゃんとエッフェル塔は見える。
存在感がやっぱりすごい。
これを短い期間で建設したこともすごいし、
短い期間で取り壊すことになっていたという
事実もこれまたすごいことだな。
よくぞ取り壊すことなく、現代に残してくれました。
さて、結論。
どちらもエッフェル塔には
ぜひのぼった方がよろしい。
そのすごさが、より一層わかるから。