フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!レンヌで寄り道!そして再びパリへ!ヴァンドームの思い出」
2013年8月
この夏は夫とフランス2人旅。
私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。
旅好きの私にはちょっと信じられない話。
旅中毒の私と、旅が苦手な夫。
さて、どんな旅になるかな?
目次
木骨組みの建物が素敵で懐かしい!レンヌの寄り道
モン・サン・ミッシェルをあとにしてパリへ向かう。
バスでレンヌまで戻って、列車の時間まで
レンヌの街歩きを楽しんだ。
行きは列車とバスの乗り継ぎが良かったので、
レンヌを歩く時間はなかった。
帰りはわざと、ちょっと寄り道できる列車を予約。
レンヌはブルターニュの中心都市。
人口の4分の1が学生という「若い」街だ。
フランス国鉄のレンヌ駅を出て、
大通りをまっすぐ歩くと、ヴィレーヌ川に出る。
美しい街!
川の両側は整然と建物が並んでいる。
レンヌの街でぜひ見たかったのが、
木骨組みの家が並ぶ街並み。
旧市街の一部には、過去の戦火を免れた
15~16世紀の木骨組みの家が残っているのだ。
これが温かみがあってほっこりする。
少し傾いていたり、斜めになっていて
眺めると水平感覚が少しおかしくなるような。
昔ながらの良さもあり、おしゃれでかわいらしい。
レンヌは大きい街だけど、旧市街に入ると
タイムスリップしたように昔の面影が美しい街。
昔ながらの木骨組みの建物にクレープ屋さんや
レストランが入っていて、雰囲気を保っている。
旧市街を歩くだけなら、ちょっと寄り道で十分歩ける。
レンヌでどうせ乗り換えるなら、
歩かないともったいない街だ。
再びパリへ!ただいまカルチェ・ラタン!
レンヌから列車でパリへ。
出発の時と同じくモンパルナス駅へ帰ってきた。
出発のモンパルナスでは……
↓
モンパルナスからは地下鉄でホテルへ。
前と同じホテルだ。
間の1泊だけを飛ばして予約しておいた。
そのおかげで大きなスーツケースは
預かってもらえたので、
身軽に一泊旅へ行くことができた。
そして、慣れたホテルに帰って来る
安心感がまたうれしい。
今回の旅のパリでの滞在先は、
「デラヴィーニュ」という、
カルチェ・ラタンにあるホテル。
カルチェ・ラタンとは、セーヌ川の南側の
ソルボンヌ大学を中心とした学生街だ。
立地も良く、静かで快適!
懐かしい!思い出のヴァンドーム広場?!
ホテルで少し休んだら、2日ぶりにパリの街へ。
メトロで、まだ行ってなかったオペラ座界隈。
大都会だー!
カルチェ・ラタンに滞在していると、
その周辺はとても落ち着いた雰囲気なので
オペラ座界隈が大都会に感じる。
初めてパリに行った20数年前、
チュイルリー公園の北側のホテルに
10連泊ほどした。
オペラ座周辺も徒歩圏内で、ほぼ毎日歩いた場所だ。
この日は、プランタンやギャラリーラファイエットなど
を訪れて、お買い物もちょっと楽しんだ。
オペラ座の真ん前から南側にのびる美しい通り。
通りの正面に見えるのはヴァンドーム広場のモニュメントだ。
正面の背の高い柱はナポレオンが建てた。
広場に面して、そうそうたる有名ブランドショップや
ホテル・リッツなどが軒を連ねる高級感あふれる広場。
20数年前、大学生だった私と中学生だった妹は、
スーパーの買い物袋をぶら下げて、
ほとんど毎日、 あのヴァンドーム広場を突っ切って、
ホテルに帰っていたのだ。
パリの街で迷子になりそうになったら
ヴァンドームの柱を頼りにホテルへの道を確認した。
その当時は、そんなすごい広場だということも知らずに。
今でも道の奥にヴァンドームの柱が見えたら、
なんかちょっとうれしくなる。
「ああ、これでホテルまで無事に帰れる」って、
当時の記憶が蘇ってくるからだ。
これもヴァンドーム広場の思い出?
ヴァンドーム広場で買い物をしたことは一度もないけど。