「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

イタリア フィレンツェでホームステイの旅「ちょっと大人の?フィレンツェ滞在」

2010年8月

この夏はイタリアフィレンツェに滞在。

インターネットで探したホームステイ先は、

フィレンツェの中心部から車で10分。

丘の上に建つ敷地の広い邸宅だった。

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

 

夏のフィレンツェ

お天気の良い夏のフィレンツェ

地中海性気候の夏は暑く、

乾燥していて太陽がまぶしい。

何度か滞在して、大好きになった街だ。

勤め人につき長期滞在はできないが、

できるだけ暮らすように過ごしてみる。

 

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(お庭も素敵なお家。散歩できるくらい広い庭のある家だった。)

 

大人になってからのホームステイ

フィレンツェ滞在中のスケジュールは、

だいたいこんな感じ。

 

月曜日から金曜日の午前中は、

ホストマザーとイタリア語のレッスン。

または、イタリア文化に関係するお勉強。

午後はフリータイム。

毎日3食付き。

土日は終日フリータイム。

 

そうしてホームステイが始まった。

 

家族で朝食をいただいた後は、

午前中の2時間くらい、机に向かって

イタリア語の文法や発音を学ぶ。

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 イタリア語でイタリア語の文法を習うと、

日本語では感覚がつかめなかったことが

一瞬で理解できたり、

反対に「なんのこっちゃ」というのもあったり。

「言葉の習得のおもしろさ」みたいなのが楽しい。

 

学生のころ、何度か海外で

ホームステイしたことがあった。

そのころは当たり前に、

ホストマザーは「お母さん」という感じだったし、

ホストファザーは「お父さん」という感じだった。

 

でも今回のような大人になってのホームステイ。

今回のホストマザーは自分の母親より少し若い人。

どんな人間関係になるかな?と思っていたが……。

 

過ごしてみると、やっぱりホストマザーは

「お母さん」という感じ。

自分が「娘」にもどったような、

どこか気恥しいような、懐かしいような、

なんとも説明しがたい気持ちになった。

「門限までには帰ってきてね」などと言われると、

どこかくすぐったい気持ちになる。

でもなんかうれしい。

  

ファミリーと過ごす穏やかな時間

午前中の勉強が終わったら、

ホストマザーと食材の買い物に出かけ、

帰ってきたら昼食の準備をして、

昼食を家族でゆっくり食べる。

午後は日によってまちまちだ。

 

フィレンツェの街をぶらぶらしに行ったり、

ホストマザーにくっついてどこかへでかけたり、

家で宿題をしたり、庭を散歩したり、

おじいちゃんの話し相手をしたり、

(だいたい聞き取れないんだけど)

どれもこれも心底楽しい!

ホームステイという滞在方法を選んでよかった。

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(居心地の良い玄関横のソファ。ここに座っているとファミリーの誰かが出かけるときに誘ってくれる。)

 

イタリア語を学ぶこと

イタリア語は食べ物から学ぶと分かりやすい。

私のイタリア語の勉強の始まりも、

イタリアンレストランのメニューを

理解することから始まった。

 

イタリアの人は食べることが大好きで、

食べ物に対する情熱やポリシーが強い。

イタリア人が食べ物に関する自分のポリシーを

一生懸命説明する姿が私は大好きだ。

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 熱心に夕食の準備をするホストマザーとファーザー。

4日目にようやく、テーブルセットを任されて、

意気揚々と働く私。

すっかり「この家の娘」になった気分。

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 イタリア語を学ぶだけでなく、

「生活」や「人生」を学ぶようなホームステイ。

普段の自分の生活をいったんお休みして、

違う自分を生きるような新鮮な滞在。

 

これも旅。

これこそが旅のような気もする。

 

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