オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!アムステルダムのゆるやかな朝食と猫」
2009年8月
夏のオランダ旅。
アムステルダムに滞在して、
アルクマールのチーズ市や
ザーンセスカンスの風車をめぐった。
目次
オランダの夏はさわやかな気候
朝晩はすずしくて肌寒いくらい。
陽が差すと気温が上がり、曇ると寒い。
蒸し暑い日本からやってくると
涼しい気候はうれしいが、
一日の中でころころかわる暑さ寒さに
上着を着たり脱いだり、
サングラスをかけたり外したり、
帽子を被ったり脱いだり忙しい。
日本の気候天候は、優しいなと改めて思う。
旅はたっぷりの朝ごはんから
さて、この日はたっぷりの朝ごはんから始まった。
普段の私は、トーストとコーヒーを
時間に追われながら流し込むと言う
残念な朝食を摂っているのだが、
旅の朝ごはんはゆっくり、たっぷり。
ヨーロッパの朝食の基本は、
コンチネンタルブレックファスト。
パンとコーヒーが基本だが、
いつも私がお世話になる、
三ツ星ホテルや四つ星ホテルでは
サラダや温かいお料理が用意されていることが多い。
朝食ルームは情報の宝庫!
旅の朝、朝食ルームはいろんな情報の宝庫だ。
朝食で提供される食材や調理法は
その国のお国柄をよく表している。
また、同じホテルに泊まっている
他の宿泊客の様子も知ることができる。
そして、その日の旅のプランを練ることもできる。
隣のテーブルから、昨日どこへ行ったなどの話が
聞こえてくることもあるし、
ホテルのスタッフに質問することもできる。
アムステルダムのホテルの朝食は
パンの種類が豊富。
オランダのパンは少し酸味があって
味がしっかりしているものが多い。
寒さに強いライ麦や大麦のパン。
そして、コーヒーは濃くてたっぷり。
この酸味のあるパンに、濃いコーヒーがよく合うのだ。
生野菜の種類は少なくて、豆の料理と
あとは数種類のチーズが並ぶ。
素朴だけど、いかにもオランダらしくて
楽しくなる朝食だ。
華やかと言うわけではないけれど
アムステルダムで数日を過ごした印象は、
華やかではないけれど、機能的で無駄のない街。
きっと住むならこんな街が住みやすいに違いない。
肩の力を抜いて、ぼんやりできる緑もあるし、
トラムが走って交通の便もいい。
オランダの人は英語が上手くてみんな親切。
でもおせっかいではない。
居心地の良い距離感。
アムステルダムは猫の多い街だ。
ホテルの近所にいつもいる猫。
暮らしてみたいなと思う街がまた増えた。
今日もアムステルダムをまだまだ歩く。