オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!アムステルダム随一の西教会へ」
2009年8月
爽やかなオランダを満喫中の夏。
朝晩はちょっと寒いくらい。
何度も上着を買おうか物色するも
なかなか買えずに数日が過ぎ……。
目次
アムステルダム随一の西教会へ
さて、この日は西教会へ。
西教会はアムステルダム随一の高さを誇る塔がある。
教会ができたのは17世紀。
こんな地盤のゆるいところによく建てたものだ。
イタリアのヴェネツィア同様、
ホントに人間ってすごいと思う。
諦めずに美しい街や建物を残してくれた
先人に感謝。
さて、中央駅からトラムに乗って西教会へ。
オランダに多いプロテスタントの教会。
本当に立派な塔!
プロテスタントの教会は、
カトリックの教会と比べると
シンプルで装飾が少ない。
その分、空間が荘厳な雰囲気を作り出す。
明るくて広々とした教会内部。
教会は憩いの場でもあるのかと再認識。
塔へ登る!階段をひたすら……
アムステルダム随一の高さを誇るという
教会の塔へ登ってみることにした。
実はこの日、アムステルダム市内では
大規模なパレードが行われており、
西教会周辺も大勢の人々で埋め尽くされていた。
その姿も上から見てやろうという魂胆。
古い街の教会にはつきものですが、
やはり階段しかないわけで、、、17世紀ですから。
高い所は苦手ではないけれど、
違う意味で怖さを感じる梯子のような階段。
というより階段っぽい梯子。
西教会の塔には50近いカリヨンが設置されている。
こんなに重いものをどうやって運び入れたのか……。
西教会のすぐそばには、
あのアンネ・フランクが隠れて暮らした家がある。
アンネたちもこの教会の鐘の音を聴いていたらしい。
ふだんはひっそりと見学したいアンネの家も
今日は周辺が大賑わい。
アンネの家は、日を改めて訪れることにした。
教会横にあった墓地には、
あのレンブラントが眠っていたらしい。
詳しい場所はわからないようだが、
ここに眠るという盾が残っているのだ。
すごい教会!
塔のてっぺんにのぼると、
すばらしい眺めが待っていた。
街中を見渡すことができる。
そして運河沿いを埋め尽くす人・人・人!
理路整然にひょっこり遊び心?
アムステルダムという街は
ほんとうにおもしろい街だ。
おもちゃ箱のような細長い建物が
整列するように並び、
運河沿いには必ず緑。
美しい橋。トラムと自転車。
無駄がなく理路整然としたオランダ人のように
街も整然としている。
でも時に、ふと遊び心が顔を出すのだろうか、
こだわりを持つところ以外には寛容だからか、
急にそっけない側面に驚かされたりもする。
個人主義万歳。
自分のこだわりをとことん追求し、
他人の追求を邪魔しない逞しさ。
そんな国、国民性のように感じた。
(個人的な見解です。)