「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

スペインひとり旅「下戸でも飲んじゃう!マドリッドでバルめぐり その1」

 2012年8月

この夏は、スペインをめぐる一人旅。

旅の始まりは首都マドリッドだ。

バルセロナなどに比べると、観光都市としてちょっと

地味なイメージもあるかなと思うけど、

見どころ満載の街なのである。

久しぶりのマドリッド滞在。

懐かしさもあいまって、ひたすら歩く。

 

目次

 

お酒が飲めないことがこんなにも残念なんて

どうしようもないことだが、

ヨーロッパの旅に出てよく思うこと。

もっとお酒が強かったらなあ……ということ。

食事とともにワインなどのアルコールを

楽しむ文化がある地域性なので、

ちょっと残念に思うことがある。

 

基本的には下戸でお酒が飲めない体質だ。

しかし、そんな私でも多少なりとも飲んでしまう、

飲めてしまうのがヨーロッパである。

食事や気候がワインに合うからだろうか。

特に、南ヨーロッパではお酒が飲めてしまうのだ。

 

マドリッドでバルめぐり! 

内陸特有の暑い夏のマドリッド、まだまだ明るい夜8時。

この日は、ひとりでバルめぐりをしてみることにした。

なんせ、入ってみたくなるようなお店がいっぱい。

みんな楽しそうに食べたり飲んだりしている光景を、

そこかしこで見てきた。

 

おじさまを探して「ラ・カサ・デル・アブエロ」

ちらっとお店を覗いてみて、常連っぽいおじさまが

いたら合格かなと思う。客がいなくてもダメだし、

混み過ぎていても困る。

プエルタ・デル・ソルからちょっと東に歩いて

通りを曲がってみると、いい匂いのするお店を発見。

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そして、店の中におじさまを発見!

身なりもちゃんとしていて常連っぽいぞ。

この店なら入れそうな気がする。

入り口のガラスにおススメメニューと値段が書いてある。

値段が書いてあるのがうれしい。

店の中からは鉄板で魚介を焼く、香ばしい匂いがしてきた。

というわけでご入店!

おじさまのお隣のカウンターに立ってみた。

 

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白ワインと海老のソテーを注文。

入り口のガラスに書いてあったメニューだ。

片言のスペイン語で注文すると、

カウンター の向こうで店員がSi,Siと言いながら

「そのメニューはおススメだよ」と言った。

すると、カウンターにいた別の客が

「いいチョイス!」と声をかけてくれる。

 

鉄板で魚介を焼く、香ばしい匂いにつられて入ったこの店。

ラ・カサ・デル・アブエロという有名な店だった。

www.tripadvisor.jp

 

歴史あるエビの専門店らしい。

店内はテーブル席がなく、昔ながらの老舗という雰囲気。

暑い夏、冷えた白ワインがうまい。

下戸が言うセリフではないが、

これが言えてしまうのがマドリッド

 

おいしさに満足しながら無言でもぐもぐ食べるのを、

カウンター越しに店員さんがちらちら確認している。

目があったら、「どう?おいしい?」「ワインおかわりする?」と。

味や雰囲気も申し分ない素敵なお店だ。

 いっぱい食べたいけど、がまんがまん。

続きは2件目へ!

 

シエスタと上手に付き合うのが、夏のスペインでは大切です。

            ↓ 

ariruariru.hatenablog.com

 

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