スペインひとり旅「トレド 絶景 世界遺産の街を独り占め!」
2012年8月
この夏は久しぶりのスペインを一人旅。
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マドリッドからアンダルシアへの旅を終え、
現在は古都トレドを1泊でお楽しみ中。
目次
パラドールでの寛ぎシエスタを終えて
暑い暑いトレドの夏。むせ返るような暑さの中、
丘の上のパラドールにチェックイン。
たっぷりシエスタをとって。プールサイドで寛ぐ人も。
魔法の時間がやってくる
トレドに魔法の時間が近づいてきた。
ホテルを出てバス停の方まで坂道をくだってみると、
こんな風景が目に飛び込んできた。
バスで街に降りようかと思っていたが、
思わず、景色の見える方向に駆け足!
美しい!!!まさに絶景だ。
誰もいない特等席!絶景が私を呼んでいる
バスで通った道をそれて、丘からの坂道をくだって歩く。
もう少し下ってみよう、あともう少し……。
これを繰り返しながら、ずんずん降りてしまった。
ちょうどマジックアワー。魔法の時間がやってきた。
トレドの街が光り輝く時間。
どんどんくだると、どんどん街が近づいてくる。
絵葉書で見たことのある風景だ!
だんだん陽が落ちてくる。アルカサルが美しい。
ここまで下って、はっとした。
あれ?もう丘を半分くらい下ってる……。
街灯もないこの坂道。真っ暗になってしまったら帰れない。
パラドールに戻るか、下へ降りてしまうか。
ここまで降りたから、もう下まで行ってしまおう!
ああ、日没。下山、下山。道がわかるかなぁ。
上から街を見ながら降りたので、知っている所へ降りれた。
30分くらいの夢の時間。独り占めの時間。
贅沢だ。
これこそが本当の贅沢だ。
満たされた気持ちで、夜のトレドの街へ。