フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!ビルバオのビスカヤ橋からの眺めと世界遺産への想い」
また旅に出られる日を想いながら、今日も旅の復習をしています。
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
ビスカヤ橋の橋げたより
チケットを購入して、橋げたへ上がる。
水面から45mの高さまでは、狭いエレベーターで
上がることができる。あっという間に到着!
橋げたの高さから眺める街はとても美しい!
ビスカヤ橋があるのは、街の中心から電車で20分ほどのところ。
ビルバオ川の河口付近だ。
周辺は住宅地が広がっていて、のんびりした空気。
どんよりしたお天気と冷たい風がバスクらしい。
8月の2週目に入ったこの日、長そでのウインドブレーカーが
手放せない気候だった。
橋げたのたもとはこんな感じ。
さていよいよ橋げたの上へ。
ちょうど下にはゴンドラが動いているのが見える。
色は違うけど、エッフェルの弟子の一人が設計したのが
頷ける、美しい鉄の組み合わせ。
なんて複雑な構造なんだろう。
歩けるようになっている橋げたには、
ところどころに橋の歴史などを紹介するコーナーも。
対岸のポルトゥガレテの街が美しく見える。
橋自体が美しくて、惚れ惚れするな。
河口に向かって進む船。
かつてはここを大型の貨物船が行ったり来たりしていた。
全長160mの橋。ポルトゥガレテ川まで歩いて、
またゲチョ側まで戻る。景色が素晴らしいので、
橋げた見学だけではなくて、展望台を楽しむ感じだ。
楽しい!降りたくないけど、だんだん寒くなってきたので……。
あ、真下にゴンドラが。不思議な感じだなぁ。
高所恐怖症の方にはおススメしませんが、
そうでない方にはぜひ橋げたに登って欲しい。
ゴンドラに乗ってみたら
さて、再びゲチョ側のエレベーターをおりて、
今度はゴンドラに乗ってみる。
チケットはセットになっていた。(8€なり)
ゴンドラの中はこんな感じ。
電車の車両に立ち乗りしてる感覚。
電車の車両のようなものが2つあって、
その間に車両を乗せる部分がある。
ゴンドラに乗って、対岸のポルトゥガレテまであっという間。
平行移動しているので、電車のように揺れないし、
静かに川の上を進んでいる感じだ。
時間にして1分半で到着。乗客は200人まで乗れるらしい。
ポルトゥガレテ側から次のゴンドラを見送る。
やっぱり変な感じ!
空中に浮いているみたい。
世界遺産「ビスカヤ橋」を訪れて
こんなシステムを考えた人、すごいな。
120年以上前につくられたビスカヤ橋。
重化学工業の中心地として栄えた都市の発展に貢献した橋。
街はすっかり様変わりしたけど、
橋はしっかり残っていて、今でも地元の足という
昔と変わらない役割を果たしている。
そしてさらに、世界遺産に登録されてからは、
観光客を呼び寄せるという、新たな役割をも果たしている。
私はきっとここを訪れなかっただろう。
実は、世界遺産を掻い摘まむような旅をしてしまうと、
もったいないことをしているような気分になる。
「世界遺産」という冠を被ったものを
ミーハー的になぞっていくだけのような気がして。
でもやっぱり、世界遺産に登録されたものは
素晴らしい。(当たり前だけど)
だからこそ、ここを訪れることができました。
これからも、世界のいろんなものを、
自分の目で見て、触れて、感じて、考えて。
そんな旅がもっとしたいと思う。
じっくり、しっかり。
街の情報も満載。バスクの旅のお供におススメです。
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