旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その22>「旅するコーヒー。旅先のコーヒーを懐かしんで」
今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その22>」。
旅に出られない日々。旅人の戯言が止まりません、、、。
目次
旅するコーヒー
私の旅に欠かせないのが、コーヒー。
私はちょっとコーヒー中毒的なところがあって、
日ごろもコーヒーが毎日欠かせない。
たくさん飲むわけではないけど。
そして私にとって、
美味しいコーヒーの記憶は、
ヨーロッパの旅なしでは語れない。
(ちょっと大げさですが。)
↓
コーヒーに対してこだわりを持つ人は多い。
豆や産地やこだわる人あり、こだわる店あり。
豆の挽き方やコーヒーの淹れ方にこだわる場合も。
旅先で味わうこんな素敵なコーヒー
昨年末、倉敷へ出かけた。
倉敷の美観地区はいつ来てもいい。
そしてこの路地の奥に、
美味しいコーヒーが飲める店がある。
この路地の奥。
クラシキ庭苑の奥にひっそりと。
コバコーヒー(koba coffee)という店。
豆を選んで注文できる店は何度か行ったことはあるが、
このお店の魅力的なところは、
コーヒーの淹れ方を3種類から選べるというもの。
「ペーパードリップ」、「サイフォン」、「フレンチプレス」の3種類。
こんなお店は初めて!
理科の実験のように、カウンターには
サイフォンが3つ並んでいた。
メニューにはそれぞれの淹れ方の特徴が書いてある。
熟読したのちに、サイフォンを選択。
決め手は、サイフォンはより豆(銘柄)の
特徴(癖)が出ると書いてあったから。
コーヒー豆、そのものをいただきましょう。
「マイルド」、「ほろにが」、「ストロング」から選べる。
こちらは迷わず、「ストロング」を選択。
また、このチーズケーキが美味しくて。
まったりとしたニューヨークチーズケーキ。
最高の組み合わせ。
素敵なお店で、素敵な空間。
素敵な旅の中の1ページ。
私が気になるフランスのコーヒーは
大好きなコーヒー。
豆も気になるし、淹れ方も気になるけど、
私が一番気になるのは、
土地ごとで変わるコーヒーの飲み方である。
イタリアのエスプレッソも好きだし、
日本式のドリップで入れたコーヒーも好き。
フランスで飲むエスプレッソ。
普通に「コーヒー」と頼むと、エスプレッソが出てくる。
(パリのオルセー美術館のレストランでいただくコーヒー。2019年夏。)
エスプレッソマシンで淹れられるコーヒー。
このコーヒーにミルクを混ぜると「カフェ・オレ」。
お店では「カフェ・クレーム」と書いてあることが多い。
本来「カフェ・オレ」は温めたミルクを入れ、
「カフェ・クレーム」は、スチームしたミルクを入れる。
本当は違うものだけど、お店で「カフェ・オレ」を
注文すると、「カフェ・クレーム」の状態で出てくる
ことが多い気がする。
フランスで「コーヒー」と言ったら、
これくらいの量のエスプレッソ。
ボルドーの駅中の安いモーニングセット。
(ボルドーの朝ごはん。この後電車で移動。2019年夏。)
やっぱり大好き!イタリアのコーヒー
イタリアへ行くと、もちろんコーヒーはエスプレッソ。
そもそもエスプレッソとはイタリア語だ。
量はぐっと少なくなる。濃厚!
(イタリアのフィレンツェ。飲んでる途中ではありません。2015年夏。)
(イタリアのボローニャで。2015年夏。)
そうそう、これくらいの量をぐびっと飲む。
これを飲むとイタリアに来たっていう気がする。
南下すればするほど、量が減り濃厚になる
エスプレッソ。
旅先のバールでぐびっと飲んで、
その日の街歩きのプランを考える。
駅のバールでテイクアウトして、
列車の中で車窓を楽しみながら飲む。
そんな旅。また気軽にできる時が
やってくるんだろうか。
信じて楽しみに待つしかない。
今は。