フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアンで過ごす時間!通りすがりの教会に入ってみたら」
悩みながら書いています。
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
気まぐれなお天気もサン・セバスティアンの魅力?
この日は朝からバスとフニクラに乗って
モンテ・イゲルドからの絶景を楽しんだ。
その後はバスで旧市街に戻って、
街をぶらぶら。
いつ歩いても絵になるサン・セバスティアンの旧市街。
バルが並ぶ道を歩けば、次に入る店を自然と物色してしまう。
モンテ・イゲルドへ行った時はあんなに晴れていたのに
ちょっと雲行きが怪しくなってきた。
サン・セバスティアンのお天気はこんな感じで気まぐれだ。
今までスペインを夏に訪れた時は、マドリッドやトレド、
バルセロナは海沿いだけど地中海側だし、
サン・セバスティアンなどのバスク地方とは気候が違う。
カラッと晴れることもあるけど、どちらかというと
湿気のある海風に包まれている街だ。
いつもの道にも新たな発見がある
いつも前を通りすがっていた教会。
そういえば一度も中へ入ってなかった。
ということで、お邪魔してみる。
細い路地に建っているので、教会全景を見渡せない。
「San Vicente」という教会。
わぁ!内部はとても明るくて豪華!
とても立派なパイプオルガン。
練習中のようで、オルガンの音色を聴くこともできた。
ゴシック様式の教会。
旧市街の喧騒の真っただ中に建つ教会。
でも一歩中へ入ると、そこにあるのは静寂。
一瞬で凛とした空気に包まれる教会の空気。
神社や寺院ににも共通するこの空気感は、世界共通だ。
なぜこんなにサン・セバスティアンは居心地がいいのだろう?
美しい街並み心を落ち着かせる。
なんだかのんびりしてるんだよなぁ。
観光客でごったがえすバル街でも、
時間はゆったりと流れているような感じ。
旧市街は小さくて、数日歩けば自分の街のような気がしてくる。
暮らしているような気分にすぐなれる街。
それが、サン・セバスティアンの魅力だ。
おいしい食べ物やビーチはもちろんのことだけど、
それだけではない、人には教えたくないような
自分だけのものにしておきたいような
そんな魅力がサン・セバスティアンにはある。
離れがたい街を離れる時が迫る
教会の建つ通り「8月31日通り」。
この道を歩いてホテルへ帰る。
朝はあんなに晴れていたのにすっかり曇り。
靴がなかなか乾かない……。
前日のビーチではいた靴だ。
ヨーロッパの旅ではなかなか経験のないこと。
ものが乾かなくて困るなんて。
実は、翌日にサン・セバスティアンを発つ。
離れがたい街、だんだんさみしくなってきたこの日の午後。
でも楽しみにしていたことがまだ待っている。
この日のランチは、星付きレストランを予約している。
さあ、しっかりお腹を空かせたところで、
いざ!向かいましょう。
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