「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その15>「スペイン アリカンテの光景が心を離さない!もはや夢ですらない旅」

「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか

と題して、旅要素欠乏症の諸症状を書いています。

本日は〈その15〉です。 

妄想旅です。ご注意ください。

 

目次

 

目の前に現れる光景は?

旅に行かない夏が過ぎ、

とうとう秋がやってきた。

毎日そこそこ忙しく過ごしている。

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(旅を心待ちにしているカバンたち?心待ちにしているのは私か、、。)

 

そんな日常の中で、

最近、ふとした瞬間に目の前に

現れる光景がある。

しかもわりと度々に。

 

両側にヤシの木が並ぶ遊歩道を

私はぶらぶらと歩いている。

右手にはのんびりした港が見えている。

しばらく歩くと右手奥には砂浜が。

左手にはびっくりするくらい急に

山がそびえていのが見えてくる。

ごつごつした岩肌が丸見えだ。

 

という光景。

 

この光景は、スペインのアリカンテのもの。

アリカンテとは、スペインの街の名で

地中海に面したコスタ・ブランカの中心都市。

コスタ・ブランカとは「白い海岸」の意味で、

美しいビーチが海岸線に続くエリアだ。

 

と、まるで旅の思い出を語るように書いてみたのだが、

実は、私はアリカンテに一度も行ったことがない。

美しくのんびりしたアリカンテの写真を

ここらへんで貼りたいところだが、

残念ながら行ってないので写真もない。

 

なのに、ものすごく具体的にアリカンテを歩く

自分の光景が目の前に現れてくるのだ。

 

さすがの私ですら、ちょっと怖くなる。

これも旅要素欠乏症の症状の一種かしら。

でも怖さよりも、アリカンテへの興味の方が

勝ってしまう自分がいることも確か。

(それがさらに怖かったりもするが。)

 

もはや夢ですらない旅

過去の旅のプランを練る時、

きっとアリカンテも候補にあげたことがあるんだろう。

テレビ番組でアリカンテを紹介したものを

見たことがあるのかもしれない。

 

この旅の時の候補地だったんだろうか?

    ↓  

ariruariru.hatenablog.com

 

はっきりと覚えはないのだが、

きっとそういう要素と要素が結びつき、

さらに私のたくましい旅への想像力が

そこへ合わさった結果、

このような白昼夢みたいなことが

起こっているんだろうな。

と、自分なりに、できるだけ冷静に分析してみる。

 

そう、もはや夢ですらない旅。

妄想の旅だ。

 

旅の夢を楽しんでいた記事はこちら

   ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

アリカンテの光景が心を離さない

アリカンテマドリッドから列車で2時間半、

バルセロナからは5時間近くかかる。

バレンシアからは1時間半ほど。

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マドリッドのアトーチャ駅。スペイン各地へ向かう列車が発車する。2012年撮影。)

 

広くない街は、美しくこじんまりとしたビーチと

丘の上の要塞サンタ・バルバラ城が印象的。

地中海性気候で雨が少なくカラッとしていて、

のんびりしたリゾートの街だ。

光と影が街をくっきりと浮かび上がらせる。

 

なぜ知っているのかわからないけど、

ここまでは知っていたアリカンテの情報。

 

次にスペインの旅を計画するときは、

もうアリカンテは外せない街になってしまった。

バレンシアに数日滞在した後、

できるだけ日数を割いてアリカンテへ行こう。

季節は夏がいいかな。

いや、秋口くらいがいいかもしれない。

遊歩道に秋の風が吹きこむころ。

 

妄想の旅は、果てしなく今日も続くのだった。

 

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