イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖へ遠足?新鮮な山の空気を満喫しよう」
2011年8月
その後、イタリアのミラノでしばらくの滞在中。
イタリアのミラノは都会的だけど、
イタリアらしい風情がちゃんとあって魅力的な街だ。
目次
大都会ミラノから避暑地コモ湖へ
ミラノでの数日の滞在。
ブランドショップなどにあまり関心がない私は、
ちょっと遠出をしたくなった。
私たちが遠足先に選んだのはコモ湖。
アルプスのふもとに位置する湖のことで
その一帯は世界的に有名な保養地として発展している。
暑いミラノの夏からひと時の避暑へ向かう。
まずはミラノの中央駅へ。
ここからコモ湖一帯の中心都市であるコモへは
約30分の列車旅だ。
ミラノ中央駅は、荘厳な昔ながらの外観を残しつつ、
内部は見事に近代的な様式になっている。
新旧のバランスがすばらしいなと感心する。
私たちが乗り込んだ列車は、インターシティ。
通称ICと呼ばれている列車だ。
ICとはイタリア鉄道の特急電車のこと。
乗った電車は、スイスのチューリッヒ行きだった。
ヨーロッパでは国境を超えるなんて簡単なことだと
あらためて思う。もし電車で寝過ごしてしまったら
違う国に行っちゃうんだ。
などと感嘆に耽っていたらあっという間にコモに到着。
コモ湖の中心都市 コモの街
予定通り30分ほどでコモへ。
イタリア国鉄の駅、コモ・サン・ジョバンニ駅に到着した。
ここから湖畔の中心地へは徒歩10分程度だ。
駅を降りると、もう視界には山が見えている。
ミラノからは私鉄でもコモ湖へ行くことができる。
その場合は、ミラノ北駅から乗って湖畔のコモ駅へ到着する。
私たちは散策を楽しみながら、湖へ。
まだ午前中の静かなコモの街。
清々しくて気持ちよい。
ミラノよりもいくぶん涼しく、山の気候という感じ。
しばらく歩くと、コモ湖へ出た。
歴史的な保養地のコモは納得の気もち良さ
湖畔沿いのラリオ通り。コモの街はコモ湖の南端に位置している。
コモ湖は「人」という漢字の形をしていて、
コモはちょうど「人」の一画目をはらったところ。
湖畔の山にへばりつくように建物が並ぶ風景が印象的だ。
昔ながらの保養地なので、古くひなびた風情もあるが
近代的でおしゃれなミラノの雰囲気もある。
また、世界的にも有名な保養地だけあって
スイスの国際都市のようなオープンな雰囲気も。
山の上には雲(霧?)がかかっていて、
いかにも山間の空気が感じられる。
のんびりしにコモ湖へ来たのだけど、
どうしても欲張り根性が顔を出してしまう。
山の上が気になってしかたない私たちなのであった。
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