イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖が人を魅了する理由は?フニコラーレで山の上へ」
2011年8月
その後、イタリアのミラノに滞在中。
この日は、コモ湖に足を延ばした。
ミラノからコモ湖まで列車でたったの30分!
大都会から一瞬でこの美しい湖畔。
目次
山の上が気になってしょうがない!
大都会ミラノをしばし離れ、のんびりしに来たコモ。
でも駅から10分でコモ湖畔の美しさにすっかり魅了され、
テンションがあがってしまった。
旅してきたこの夏、そしてミラノも内陸。
コモも内陸なのだけど、湖の開けた開放感!
こんなのに飢えていたのかもしれない。
フニコラーレで山の上を目指すことにした。
フニコラーレとはケーブルカーのこと。
湖畔の中心地から北へ300mほどあるくと
こんなかわいらしい駅舎があった。
この街の風情にぴったりだ。と思っていたら……。
やってきたケーブルカーはとても近代的!
どうしてパープルにしたんだろう。。
でもしばらくすると馴染んで見えるから不思議。
近代的なフニコラーレに乗って、ぐいーんと。
あっという間にブルナーテ山の上へ。
湖畔よりも少し気温が下がった。
涼しい~!そして美しい~!
なんだかどこまでも歩けてしまいそうな錯覚を覚える。
(あくまで錯覚なのだけど)
まぶしくて目が開けていられない。
美しい景色に魅了されてトレッキング?
山の上にはまた別の街が開けていて、住宅地が広がっている。
フニコラーレの駅のそばには立派な街の教会が。
サンタンドレア・アポストロ教会。
内部を覗くと、地元の教会という感じだがとても美しい。
田舎の教会と思っていたら、この洗練具合いに驚かされる。
下の湖畔よりもよりいっそう穏やかな空気。
教会の横手に細い道を進んでみる。
湖側の木々がとぎれて視界が開けるポイントを求めて
ひたすらまっすぐ数十分歩いていると、突然!
見事な眺めが広がった。
湖の対岸に見えるのは、チェルノッビオの街だ。
フニコラーレで一瞬だったのに、
こんなにも上に来ていたんだ!
あまりの美しさにどんどん奥へと歩いてしまう。
湖に沿って北へ北へ。
嘘のような天空の眺め!
眼下のコモ湖も美しいし、山々の美しさ、
雲がかかった幻想的な風景が。
次は、やっぱりコモの街を上から見てみたいと、
再びフニコラーレの駅へ戻る。
山の上にあるという灯台をめざして
いざトレッキング!
住宅地を抜けて、本当にここ?
住宅地を抜けて、あってるのか不安になるような道を抜け……
もうそろそろ着いてもいいんじゃない?
もうかれこれ1時間近く歩いてるんだけど…
と思っていたら、
もうくたくたなんだけど、あと一息。
この螺旋階段をふーふーいいながら登ると
目の前にはもちろんコモ湖!
そして念願のコモの街が見えた。
山の上にたつ灯台。ゴーゴーと風が吹いている。
寒いくらいだけど爽やかな朝の空気から
昼の空気に変わったのが分かる。
ミラノからたった30分で来れるコモ。
こんなにも雄大でコンパクトで見事な風景にありつけるとは。
想像以上に満足の遠足だ。
もうすでに足はガクガクだけど。
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