スペインひとり旅「これが教会?入ってびっくり!爽やかな風を感じるサグラダファミリア」
2012年8月
この夏は、暑い熱いスペインを一人旅。
内陸の首都マドリッドから入り、
古都トレドにも足を延ばした。
そして、旅の最終地バルセロナへ!
目次
これが教会?爽やかな風を感じるサグラダファミリア
この日は、サグラダファミリア大聖堂を訪れている。
サグラダ・ファミリア大聖堂は、バルセロナが誇る
天才建築家ガウディの作品だ。
まずは、大聖堂の周りをぐるりと一周した。
そして、いよいよ2010年に完成した大聖堂の内部へ。
うわ~!!広い~!!
内部に入ってみて驚いた。
これが教会?ものすごい開放感に溢れている。
森をイメージしてつくられたという聖堂内部。
なるほどと思わず納得する。
確かに森の中に足を踏み入れたような気分だ。
爽やかな風が吹いているような感じがする。
もちろんここは祈りの場。でも、なんだか
リラックスしにやってくる憩いの場所という雰囲気かも。
こちらの部分は、ステンドグラスが入っていなかった。
でもスペインの夏らしい日差しが思う存分入って
これはこれで素敵だ。
天井を見上げると、もうそこは何が何だか……。
凄すぎる!
サグラダファミリアの森に包まれて
一度は訪れたいと思っていた場所、サグラダ・ファミリア大聖堂。
外部の圧倒的な存在感に驚き、興奮のまま内部へ足を踏み入れた。
でもそこは、今まで行ったことのあるキリスト教の教会とは
まったく違った雰囲気。
建築家ガウディが、自然界にヒントを得てデザインしたと言う。
どうみても奇抜なデザインなのに、なぜか尖ってはいない。
それは自然界のなせる業なのか。
穏やかで温かい空気はそこには広がっていた。
扉に刻まれた各国語。この前で各国の観光客が母国語を探す。
もちろん私も。日本語で書かれた「われらの父」という文字を
見つけてうれしくなる。それはどこの国の人も同じだろう。
世界中から集まったさまざまな文化の人々が、
同じものを見て感動できる。感動を共有できる。
それって、素晴らしいことだなとあらためて思う。
やわらかい空気に包まれて、旅の楽しみを噛みしめる時間。
サグラダ・ファミリアの森に包まれて。