「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

カナダ旅&アメリカ旅「アムトラックで国境越えの旅!鉄道で国境を越える!バンクーバーからシアトルへ」

2018年8月

 

久しぶりのカナダの旅。

蒸し暑い日本を脱出して、

都会なのにのんびりしたバンクーバーに滞在。

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

カナダは約20年ぶりだ。

気兼ねのないバンクーバーは居心地が良かった。 

この日は、そんなバンクーバーを出発して、

アメリカのシアトルを目指す鉄道の旅へ。 

 

目次

 

国境を越える鉄道旅へ!

 バンクーバーは国境に近い港町だ。

アメリカへはバスでも国境を越えられるが、

今回は「アムトラック」という

長距離列車を使うことにした。

 

バンクーバーからシアトルへは、

アムトラックカスケードという列車が走っている。

約4時間半で両都市を結んでいる。

 

ヨーロッパでは国境を越える列車に

たびたび乗ることがあるが、

ヨーロッパのほとんどの国では

協定を結んでいるので

パスポートチェックが必要ない。

 

例えばヨーロッパの鉄道旅は……

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com


しかし、カナダーアメリカ間は

当然のことながら出国入国審査がある。

 

出発はバンクーバー

セントラルパシフィック駅。

一日2便の路線で、朝の便は6:35発。

ホテルを5時すぎにタクシーで出発。 

f:id:ariruariru:20180924204927j:plain

 駅にはもう何人かの人が集まってきていた。

これから電車に乗るというよりは

飛行機に乗るような雰囲気。

搭乗口(?)に並ぶ。

チケットチェックと席の確認をしてから

アメリカの入国審査だ。

 

早めに来たおかげで窓側の席をとることができた。

この駅でもうアメリカへの入国審査が行われる。

その後はもう「アメリカ」だ。 

f:id:ariruariru:20180924204953j:plain

f:id:ariruariru:20180924205012j:plain

 金網の向こうはカナダ。

こちらはもうアメリカ。 

f:id:ariruariru:20180924205021j:plain

 あたりはまだ暗い。

バンクーバーの朝は寒い。

長そででもひんやりするくらいだ。 

大きな荷物は預けてまずは席へ。

f:id:ariruariru:20180924205026j:plain 日本の昔の特急列車という感じ?

車両はかなりくたびれている様子。 

f:id:ariruariru:20180924205038j:plain

f:id:ariruariru:20180924205051j:plain

 先頭車両まで歩いてみた。

線路の先は金網でふさがれている。

出発するときまでこの状態なのだろう。 

 

鉄道旅の始まり!まずは朝食を買って

うろうろしていると、

食堂車が開いていることに気づいた。

しばらく並んでコーヒーとシナモンロール

f:id:ariruariru:20180924210141j:plain

f:id:ariruariru:20180924205107j:plain

 コーヒーは量がたっぷりで味もまずます。

シナモンロールはシナモンが効きすぎて、

いかにもアメリカのシナモンロール!という感じ。

そうこうしているうちに列車が動き出した。

f:id:ariruariru:20180924205138j:plain

f:id:ariruariru:20180924205150j:plain

 西海岸を右に見ながら。

残念ながら曇りがちですっきりしないお天気。

少しさみしげな海沿いをいく。

アメリカーカナダの国境へ。 

f:id:ariruariru:20180924205158j:plain

f:id:ariruariru:20180924212031j:plain

 このあと、列車の中にもアメリカの係員が

乗り込んできて、チェックが行われた。

その間、30分ほど列車は止まっていた。 

 

長距離列車はのんびりと

 4時間半の旅は、朝食を食べ、朝日を眺めて、

西海岸の海を楽しんで、ちょっと眠っていたら

結構すぐだった。

 

日本の新幹線を想像していたら

まったく違うのだ。

大陸の長距離列車はのんびりと。

途中何度も止まる列車。

何か不具合でも?と多少不安になりつつも、

過去に乗った人の話では

かなり頻繁に遅れるという。

そんなものかと諦めていた。

 

ところがシアトルに到着したのは

ほぼオンタイム。

???

あんなに途中で停まっていたのに予定通り?

列車旅は急いではいけない。 

 

f:id:ariruariru:20180924212059j:plain

  

アメリカシアトルに到着!

 古くて遅い列車だが、

いかにも大陸の列車旅というものを

味わえる点ではおもしろい。 

f:id:ariruariru:20180924212334j:plain

 荷物はターンテーブルで出てきた。

やっぱり感覚的には飛行機。

f:id:ariruariru:20180924212150j:plain

f:id:ariruariru:20180924212136j:plain

 シアトルはキングストリート駅に到着。

宮殿のような美しい駅。

古き良き時代のアメリカなんだろうか。

 

ここからシアトルの旅が始まる。

 

  


にほんブログ村