旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その14>「秋の風にのって旅の匂いがしてくる気がする」
今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その14>」。
とうとう秋の風が吹いてきました。
旅の匂いを運んでくるような気すらします。
(100%、気のせいですが。)
いつもにも増して、本日はどうでもいい話です。
ご注意ください。
目次
とりあえず、働こう
旅に出ない夏が過ぎ、旅に出れない秋が来た。
秋はどうなる?どうもならない。
にわかに忙しい秋がやってくるだけだ。
(秋が忙しい仕事です。単純に、、、。)
とりあえず、働こう。
そう、一生懸命、働こう。
働く場があって、
働ける環境に居ることに、まずは感謝だ。
仕事があるからこそ旅にも行ける。
そんなあたり前のことを確認した今年。
旅に出られない旅人がたどり着いた答えは、
「今に感謝、今までに感謝」だった。
普段の生活の基盤があるからこその旅。
でも、いつも息を吸うように(?)
旅の計画を立てていたので、
こんな状況が長く続くと、
次の旅の行き先をどうやって探したらいいか、
わからなくなってきてしまった。
最後に旅をしたのは?
最後に旅したのは、いつのことだったかと振り返る。
それは昨年の12月のこと。
年末に岡山を訪れた旅だった。
たまたまもらった倉敷のホテルのチケット。
それを無駄にしないため、
そこから行き先が決まった。
もともと私は瀬戸内が大好き。
瀬戸内海を眺められる場所が好きだ。
(岡山県の牛窓で見送る夕日。寒かったなぁ。2017年冬撮影。)
岡山には幾度となく行っているし、
倉敷も何度か訪れたことはあったけど、
改めて倉敷に一泊するプランを考えた。
結局、日生に寄り道してカキオコを食べ、
その後倉敷へ移動し、翌日は湯郷温泉で
一泊するという、岡山県内をめぐる
二泊三日の旅プランができあがった。
(まぶしい日生の港。絶品のカキオコをハフハフした後。2019年冬撮影。)
(カキオコ美味しかったなぁ。2019年冬の日生。)
(国内旅のブログも書かなければ、、、。2019年冬、倉敷にて。)
そう、いつも旅のきっかけはそんなものだ。
行きたいところは潜在的にたくさんあるけど、
どうも何かの都合やタイミング、
スイッチみたいなのが重なり合って、旅先は決まる。
きっかけは、
一枚のチケットだったり、
ふと目にした写真だったり、
どこかで聞いたフレーズだったり。
理由を探せばあるけど、
探さなくてもいいような理由。
自分で決めているようで、
何かに導かれているような気もする。
旅の行き先を決めるのは
去年の夏は、なぜフランスとスペインに
行ったんだったっけ?
→ビルバオと、フランスからスペインへ南下した旅。
昨年の旅はこちら
↓
何年も前からボルドーに行きたかったんだ。
それはテレビで紹介されいてる
美しい街並みを見たからだったかな?
いや、美味しいワインを飲みたくなったから?
どっちにしろ、至極、単純だ。
そしてその後に訪れたバスク地方。
そういえば、その昔スペインの
カタルーニャを訪れた時に感じた、
地域の独自性とそれを守ろうとする力。
バスクもそうなのかもしれないと、
あの時思ったから、旅先に選んだのだろうか。
いや、サンセバスティアンのバル巡りをしている
テレビ番組を見たからだったか。
ミシュランの星の話をきいたからだったか。
スペインのカタルーニャのお話はこちら
↓
そこに向かう理由は、説明するほどにはない。
ただ、呼ばれる場所が地図上で結ばれたとき、
それだけのことだ。
(フランス・アンダイエの駅。スペインとの国境の街だ。2019年夏。)
思いつきで行こう!
改めて考えるとそんな感じだけど、
要するに概ね、「思いつき」で決まる。
旅の行き先について、旅が終わってから
振り返ったことなんてなかったかもしれない。
右脳で思いついたことを、左脳で計画し、
右脳で感じとったまま旅を終えていた、みたいな。
結局、ぐるぐる考えを巡らせて戻ってきた着地点は、
「ぐるぐる考えないこと」だった。
旅は思いつきでなくちゃ、おもしろくない。
なんであの時、あんなとこ、行ったんだろうね、
っているくらいの旅がちょうどいい。
思い返せば、そんな旅ばかり。
↓
私の右脳に思いついている候補地、
もう結構たまってきたかもしれないな。
そろそろ、左脳の出番?