「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「旅とコーヒー、イタリアの場合<その2>」

「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」と題して

土曜日は、言葉のお話を書いています。

 

旅の中で出会った言葉は、日本語にはなかなか訳せない、

簡単には訳したくないものも多数。

=(イコール)では結べない、≒(ニアリーイコール)の言葉たち。

 旅の思い出とともに、振り返ります。 
目次

旅とコーヒー

 旅にはコーヒーが欠かせないと思う。

それは、私が単純にコーヒー好きと言うだけではなく、

ちゃんとした理由があってのことだ。

 

   旅とコーヒー。私の大好物。

        ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

旅の醍醐味の1つに、

「その土地ならではのものを楽しむ」

というものがある。

もちろんコーヒーに限ったことではないし、

飲食物に限ったことでもない。

 

しかし、これが、

コーヒー文化がしっかり根づいた

南ヨーロッパだからこそ、

その土地土地の違いがおもしろいのだ。

 

イタリア人は褒め上手

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(いつかのヨーロッパ旅、空港で。ラバッツァが出てきたらラッキーと心で小さく叫ぶ。)

 

たまたまかもしれないが、

イタリアで私がイタリア語を発すると、

それを聞いたイタリア人は、

「イタリア語が完璧だ」とか、

「すばらしい」とか、

中には「いい人だ」とかいう具合に、

もはやイタリア語がどうこうではなくなるほど、

とにかくめちゃめちゃ褒めてくれる。

 

レストランなどのオーダーの時などは、

イタリア語のみならず、

「そのチョイスはすばらしい」とか、

「まるでイタリア人のようなチョイスだ」などと

オーダーの内容まで褒めてくれたり、

「きみはイタリア人だね」という具合に

もはや褒めらてるのかどうかすら怪しくなって

しまうこともしばしばだ。

 

イタリア人はコミュニケーション能力が高く、

ホスピタリティーも高い上に、演出が上手い。

 

どれもこれも、日本人が苦手な分野だと思う。

 

コーヒーを1杯、注文するだけで

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(ウフィッツィ美術館のバールにて。2011年、冬のフィレンツェで。)

 

イタリアでバールに入って、

「Un caffē, per favore.」

(コーヒーを1杯ください。)

と自然に言えたら、

なんだか堂々とそこに居ていいような気がした。

 

どこからどう見ても見た目がアジア人の私が、

イタリアのバールで

Un caffē, per favore.」というだけで、

強面の店員もにっこり微笑んでくれたり、

ぶっきらぼうなお兄さんも

何度も頷いてくれるのだ。

 

 

言葉の力は偉大だ

言葉の力は偉大だ。

それは通じる、通じないという

単純なことだけではなく、

「私はあなたの国の言葉を話そうとしている」

という意思表示である。

 

そして、その意思表示が伝わったとき、

伝わったんだとわかる反応が返ってくると

それだけでうれしいものだ。

 

「Un caffē, per favore.」

 

丸暗記してしまえば、そんなに難しい言葉じゃない。

イタリア語はほとんどローマ字読みで大丈夫。

でも、最初は店員さんの目を見て

にっこり微笑んで、これが言えなかった。

 

目を見てにっこり微笑んで言えたとき、

店員さんからも何か聞かれることが多くなった。

「ミルクは要らないんだよね?」とか、

「お水も要る?」とか。

 

あぁ、イタリア語が少しわかりそうだと思われた証拠だな。

 

そして、それにも返事できるようになると、

なんやかんやと話しかけてくれたり、

はたまた、目があったらウインクして

くれたりするのだ。

 

それはそれでどう返したらいいか

分からなくて困るのだけど。

 

言葉が旅をおもしろくする

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(2011年冬のフィレンツェ。何度も通った店。)

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(顔なじみになるほど通いたい。暮らしてる気分になれるから。)


言葉が旅をおもしろくするし、

旅が言葉をおもしろくする。

 

イタリアではコーヒーを1杯、

注文するところから

旅は大きく広がっていった。

 

旅とコーヒー。

良い関係。

どちらも大好きだ。

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「旅とコーヒー、イタリアの場合<その1>」

「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」と題して

土曜日は、言葉のお話を書いています。

 

旅の中で出会った言葉は、日本語にはなかなか訳せない、

簡単には訳したくないものも多数。

 

=(イコール)では結べない、≒(ニアリーイコール)の言葉たち。

 

旅の思い出とともに、振り返ります。 
目次

コーヒー大好き!

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(初めてイタリアのフィレンツェを訪れた冬。2006年撮影。)

 

私は無類のコーヒー好きで、

コーヒーに関してはちょっとしたこだわりがある。

旅先では、コーヒーとパンさえ美味しく食べれたら、

「あぁ、この国で生きていけそうだ」と思うくらいだ。

 

   旅とコーヒー。私の大好物。

        ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

自宅で淹れたドリップコーヒーも、

茶店で飲むサイフォン式のコーヒーも、

エスプレッソマシーンで淹れたコーヒーも、

全部それぞれに好き。

 

我が家のエスプレッソマシーンは、なかなか年季が入ってきていい感じ。

          ↓

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そして、旅先で飲むコーヒーは、

その土地の風土を感じさせてくれるから

大好きだ。

 

どんな味か、どんな淹れ方か、どんな時に

どんな場面で飲むのか、カップは?量は?温度は?

ミルクは?など、一口にコーヒーと言っても、

実にバリエーションが多い。

 

そして、私が大好きな南ヨーロッパは、

まさにコーヒーを愛する土地柄だ。

 

イタリアの快適要素の1つ「バール」

イタリアのコーヒーはエスプレッソが基本。

南に行くと量が少なくなり、北へ行くと量が増える印象だ。

 

イタリア語を一人で勉強しているとき、

こんな本に出会った。

「バールのイタリア語」

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イタリアの人にとって「バール」はとても重要な場所で、

どんな小さい街にでも必ず「バール」があり、

欠かせないものだ。

カフェでもなく、バーでもない。

とにかく、イタリアの人は一日に何回も訪れる場所。

 

この本を見ながら、イタリアで過ごす日々を想像し、

イタリアで快適に過ごすためには、

「バール」の存在は欠かせないと思った。

「バール」を使いこなせるようになりたい!と。

 

これさえ言えたら何とかなる?

「バール」には必ずエスプレッソマシーンがあって、

店に入るとコーヒーの香りが鼻をくすぐる。

そして淹れたあとのコーヒーの粉を

「ガンガン」と捨てる、思いのほか大きい音や、

淹れているときの「ブッシュ―」や

「シュワシュワー」など、まあまあうるさい。

でもそれが心地よい。

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(イタリアフィレンツェでホームステイした夏。

どんなバールのどんなコーヒーも美味しい。2010年撮影。)

ariruariru.hatenablog.com

 

Un caffē, per favore.(ウン・カッフェ・ペルファボーレ)

 

「コーヒーを一つください」

 

これさえ言えたら、バールに入れるし、

そこに居場所がある気がした。

 

(次回へ続く)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「パニーニとパニーノは何が違うの?ちゃんと言いたい欲にくじけるイタリア語」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

旅中毒にはなかなかつらい「今」です。

ariruariru.hatenablog.com

目次

大好きだった近所の「パニーニ」

その昔、家から自転車で10分のところに

とてもおしゃれなカフェがオープンした。

その昔とは、20年以上前のこと。

 

テイクアウトもできたそのカフェには、

「パニーニ」というメニューがある。

ショーケースの中には、何種類かの

「パニーニ」なるものが並んでいた。

 

なにかどこかで聞いた覚えはあったが、

その当時、「パニーニ」が何ものなのか

私は知らなかった。二十数年前の話である。

 

「パニーニ」のメニューの説明には、

「イタリア風サンドイッチ」と書いてあった。

 

ショーケースに並んでいたのは、

ホットドッグのパンが白くなったような見た目。

挟んであるものはさまざまで、

ナス&チーズとか、トマト&チーズとか、

なんとなくイタリアを思わせるような中身。

 

注文すると、それをホットサンドをつくる要領で

ギューッと押さえつけて圧力で焼いている。

 

焼目のついた熱々の「パニーニ」なるものは

とてもおいしくて、しばらくその店に通った。

 

もうその店もいつの間にかなくなってしまったけど、

それが私と「パニーニ」との出会いだった。

もちろん、「パニーニ」が

イタリア語だとは気づいてすらいない。

 

悩ましい単数形と複数形

ariruariru.hatenablog.com

 

「パニーニ」とは、イタリア語の「panini」のこと。

複数形だ。「i」で終わるのは男性名詞の複数形。

単数形だと「panino」ということになる。

 

今ではイタリア風のサンドイッチのことを、

日本では「パニーニ」と言ってみたり

「パニーノ」と言ってみたり、

混在しているように思う。

 

「パニーニ、1つください。」という矛盾。

知ってしまった今は、やっぱり気になるものだ。

 

イタリア語では、1つなら「panino」で

2つ以上なら「panini」ということになる。

単数形や複数形で違いのない日本語を操る

日本人からすると、この変化が悩ましいところ。

 

どうしても感覚的にとらえられない気がする。

(私だけかもしれないけど。)

 

「ちゃんと言いたい欲」にくじける?

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(2011年冬のフィレンツェ。ドゥオーモの美しくてちょっとこわい感じがよく分かるこの路地。)

 

イタリアへ行ったとき、

ちゃんと言いたいなといつも思う。

文法のしくみは、ほどほど知っている。

 

言語には例外が多い。

それが言語のおもしろいところ。

例外を自分のものにするには、

相当な時間がかかりそうだから、

それが言えなくてもそんなに気にならない。

 

でも、法則に従っている文法に関しては、

「ちゃんと言いたい」欲が大きい。

panini」と「panino」みたいな単純な文法は特に。

でも、ついついイタリアで、

言い間違えてしまうことがあるのだ。

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2011年冬のフィレンツェ。注文するとき、ついつい焦ってしまう。)

 

イタリアのバルで、焦って思わず

「Un panini, per favore.」

とか言ってしまった時。

「あ、間違えた……。」と心の中で思う。

気にするほどのことでもないのは分かっている。

意味は通じるし、たいていのイタリア人は

そんなことを訂正してきたりしない。 

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(2011年冬のフィレンツェ。どこで食べてもパニーノはうまい。)

 

「ちゃんと言いたい欲」にくじけてしまい、

楽しい気分を失ってしまう、ちょっと苦い瞬間。

イタリアで楽しい時を過ごすために

イタリア語を学んでいるのに、、。

 

語学学習者なら、この苦い気持ち、

きっとわかってもらえるのではないかと思う。

(私だけかもしれないな……。)

 

そんな苦い思いでもいいから味わいたい。

あぁ、早くイタリアへ、

まちがいまくってくじけちゃう旅に行きたいなぁ。

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「イタリア語は真面目に、そして不真面目に学ぶ」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

目次

大人になってもテスト大好き人間

私は昔からテストとか試験が大好きな、

ちょっと変わった子どもだった。

そういうとたいていの人は、

「成績がよかったからでしょう?」と言う。

もちろんテストで良い点数がとれたらうれしい。

でも、私は決して良い点数ではなくても、

テストを受けること自体が好きだった。

 

イタリア語をまじめに勉強していたころ、

イタリア語検定に挑戦していた。

5級、4級は、問題集と参考書を使って

独学で合格にこぎつけた。

その時すでにイタリアへ行った経験があったし、

自然なイタリア語を聞いたり、

イタリアの文化を多少なりとも知っていたことが

大きなプラスになっていたと思う。

ariruariru.hatenablog.com

 

しかし、3級の勉強に取り掛かると、

分からないことが増えてきて、

誰かに教えてもらうたいと思うようになった。

 

忙しい暮らしをしていたので

週に1度だけ、イタリア語の教室に通うことにした。

とても新鮮だった。

ネイティブの先生に教わることももちろんだけど、

そこで出会った生徒のみなさんが新鮮だった。

こんなにもイタリア語を学ぶ目的って

多種多様なんだということが。

 

年に数回、必要になるこんな本

そんなイタリア語の学習の中で、

いろいろな参考書や問題集を使ったけど、

年に数回、眺めたくなる本がある。

それが、情報センター出版局の

旅の指さし会話帳⑥イタリア」という本。

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この本は、旅行者のための単語と会話集のようなもので、

決して語学を勉強するときに使うための

本ではないのだと思う。

 

でも、私はイタリア語の勉強をしている時に、

何度もこの本を開いた。

そして今でも、年に何度か眺めている。

 

実はこのシリーズを何冊も持っている。

スペイン語ポルトガル語、フランス語などなど。

シリーズ本ではあるものの、違う言語を扱っているので

著者が異なり、それぞれの本のテイストが違うのも

おもしろいところだ。

チョイスする単語もそれぞれ違う。

 

イタリア語は真面目に、そして不真面目に

最初は、イタリアの旅のために買ったものだ。

旅の単語と会話集なので、

詳しい文法の説明などは載っていない。

 

しかし、侮るなかれ、

本の最後についている単語帳には

2600以上の単語が収録され、

非常に簡単な文法の説明のページもついている。

 

だんだん難しい文法を勉強するようになって

ドツボにハマってきたとき、

この簡単な文法ページを読むと

肩の力が抜けてちょうど良い。

 

「知らなくても困らない」とか、

「動詞の活用はあとまわしでよい」など、

そんなときに読むと涙が出そうな説明文が並んでいるのだ。

 

文法を真面目に学ぶことは大切だと思うけど、

ときどき不真面目にもならなきゃだめだ。

 

文法に縛られない、本来の言葉のおもしろさに

ハッと気づくことができる。

 

そんなイタリア語学習者のことを

知ってか知らずかはわからないけれど、

実は奥深く、非常にさまざまなニーズに

こたえているのではないかと思う。

 

だって私は、ただの旅人の時にも、

学習者になってからも、学習のレベルが上がった後も、

そして学習を止めてからも、ずっと使っているから。

 

親愛なるイタリアの皆さんへ

そしてこのシリーズ本の大好きなページ。

 

この本の最初のほうに、

「親愛なるイタリアの皆さんへ」と

書かれたページがある。

イタリア語では、

per Voi carissimi amici italiani

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上半分はイタリア語で、

下半分には日本語で同じ内容の文章が書かれてる。

これはイタリア語に限ったことではなく、

このシリーズ本すべてにあるページだ。

 

この本を現地で現地の人に見せる前提で書かれたこの文章。

「つたない言葉でもコミュニケーションをとりたいと

思っている旅人です」という宣言文みたいな内容だ。

 

この文章を読むと、なんだか勇気づけられる。

「そうだ、つたなくてもいいじゃないか、

だって私は外国人なんだし、

しゃべれなくて当然だ」と思える。

 

この本の作成の意図とはきっと違うとは思うけど、

私は私なりの使い方で、この本ともう十年以上の

付き合いをしている。

 

このページの上半分にあるイタリア語を

読めるようになった時、うれしかったなぁ。

そんな思い出も詰まっている一冊だ。

 

あぁー!

イタリアへ行きたい!

 

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その5>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

先週土曜日の記事の続き、今日は

「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その5>」です。

今日で終わりです。 

  その<1><2><3><4>はこちら

        ↓

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目次

イタリアの生活の中でであう音楽用語たち

イタリアには、音楽用語があふれている。

音楽好きの人なら、イタリア語をまったく知らなくても、

そこかしこに楽しい文字が躍っているはず。

自動車の車検場で「andante」に出会えるように、

さまざまな生活の中で新鮮な出会いが待っている。

 

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(2015年イタリアのフィレンツェジェラート屋さんの看板やメニューを見るのも楽しい。)

そのことに気づいて以来、私はイタリアで、

看板などの文字を見るのが大好きになった。

新たな音楽の欠片を見つけると、

頭の中に自然と音楽が流れてくるようで。

「イタリアは音楽用語にあふれている!」

 

イタリアは音楽用語にあふれている?

いや、それは間違いだ。

イタリアが音楽用語にあふれているのではない。

音楽は生活から生まれ出てきたものだから、

私が音楽用語と思って覚えた言葉は、

生活の中のイタリア語だったという話だ。

 

歴史を逆からたどっているようなもの。

イタリア人なら、車検場の「andante」に感動することはない。

da capo」のcapoが「頭」という意味だったことも、

バスの停留所を「fermata」という呼ぶことも、

それはあたり前のイタリア語なのだから。

 

ステイ先のホストマザーは

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(2015年夏のフィレンツェミケランジェロ広場から見る街はため息が出る美しさ。)

 

イタリア語の言葉の中に、

イタリア語とは知らずに、

音楽の世界ですでに出会っていた

言葉がたくさんあること。

その感動を、つたないイタリア語と英語で

私はホストマザーに伝えた。

 

生粋のイタリア人である彼女には、

実感を持って理解するのは難しい話だったのではないかと、

今なら冷静に私も考えることができるが、

当時は興奮気味に伝えたと思う。

 

彼女はよくわからない私の話を一生懸命聞いて、

満面の笑みで私にこう言った。

「なんてすばらしい発見!」と。

 

そして、こう続けた。

「私もイタリア語が好きで、音楽も大好きよ!」と。

「あなたが、イタリア語も音楽も大好きだということを

知れてとってもうれしい!」

 

私の言いたかったことが伝わったかどうか定かではないが、

なにしろ私が喜んでいることだけは確実に伝わった。

彼女は彼女のやり方で一緒に喜んでくれたのだ。

 

「共感」と「同調」の違い

言葉の話からは少しそれるかもしれないが、

旅先で、「共感」と「同調」の違いを感じることがある。

 

さっきも書いたように、

ステイ先のホストマザーは素敵な人だった。

私のつたない言葉から、「共感」できる部分を

いつも見つけてくれようとする。

でも決して、私に「同調」はしないのだ。

私の細かい説明は分からなくても、

私の思いに大いに「共感」はしてくれる。

その「共感」の矢印は常に自分発信。

 

それがとても心地よかった。

 

ふと日本にいるときはどうだろうと考えてみる。

日本にいるときは、「同調」も「共感」も

同じカテゴリーの中に入れてしまっているのではないかと

自分を振り返ってハッとする。

 

個人主義の欧米だからなのか、

出会った人がたまたまそうだったのか、

イタリア人がそうなのか、

それはわからないけど、

私も「同調」ではなく、

「共感」できる人になりたいとあらためて思った。

 

(終わり)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その4>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

先週土曜日の記事の続き、今日は

「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その4>」です。 

  その<1><2><3>はこちら

        ↓

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目次

音楽とイタリア語の関係性…なんて

ちょっとおおげさに、音楽とイタリア語の関係性なんて

書いてみるが、要はイタリアで過ごしたことで気づいたって話。

 

andante」とは、「適度にゆるやかな」などと訳される形容詞。

それはそうと、「andante」という言葉は、

イタリア語を学ぶ前から知っている。

音楽をやったことのある人なら必ず知っている言葉なのだ。

 

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(2016年オーストラリアのシドニー。旅には音楽が欠かせない。)

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シドニーのオペラハウス。季節が逆でよかった。オペラシーズン真っただ中の南半球。)

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(2012年スペインのマドリッドカタルーニャ音楽堂へ。)

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カタルーニャ音楽堂で楽しむコンサード。旅のメインイベント。)


「アンダンテ」は、テンポをあらわす音楽用語である。

モデラート」と「アダージョ」の中間のテンポだ。

さいころからピアノなどの音楽を一応やっていたので、

「アンダンテ」という言葉は私にとっては馴染みのある言葉だった。

 

イタリア語に親しみを感じたのも、音楽をやっていたことが

少なからず関係していただろうと思う。

音楽用語はイタリア語からきているものが多い。

実は「ドレミファソラシド」もイタリア語だ。

「アンダンテ」もそんな言葉の1つだった。

 

音楽用語としての「アンダンテ」は、

「ほどよくゆっくり」という意味で、

モデラート」の「中くらいの速さで」

アダージョ」の「ゆるやかに」とともに、

私の中では暗記して覚えた知識の1つだった。

もちろん、その言葉を知った時には、

それがイタリア語とはしらなかったのだけど。

 

腑に落ちる快感を味わう旅

さて、イタリアでの出来事の話へ戻る。

今、目の前にものすごく大きな文字で

andante!」と書いてあるではないか。

 

あぁ、今まさにこの車のスピードが「andante」だったのだ。

子どものころから楽譜の左上で見慣れていたはずの

andante」の意味が、初めて理解できた気がした。

 

そういえば、音楽用語の「アンダンテ」も

「歩くくらいのスピードで」と説明される時がある。

そうだったのか!

andare」(歩く)からの「andante」だ。

 

「ほどよくゆっくり」なんて全然ピンとこなかったけど、

まさに、今、この車のスピードのことだったのだ。

日本語にすれば、「徐行運転」といったところか。

でもニュアンスはまったく違う。

 

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もうすっかり楽器を演奏しなくなってしまったけど、

今なら、「andante」と書かれた楽譜を素敵なテンポで

演奏できそうな気がする。

 

andante」をイコールで結ぶ日本語はない。

どうやったって、「≒」(ニアリーイコール)にしかならないのだ。

「andare」も「行く」とも訳せるし、「歩く」とも訳せる語句。

イコールでは結ばれる日本語は見あたらない。

 

でもこうやって、言葉にはできない「=」の

経験をした時の快感といったら!

まさに「腑に落ちる」とはこういうことだ。

 

 (さらに続きます。また来週。)

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その3>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

先週土曜日の記事の続き、今日は

「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その3>」です。 

 

  その<1>・その<2>はこちら

        ↓

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目次

行く、歩く、行きましょう、歩きましょう

ようやく「andare」に話をもどす。

イタリアのフィレンツェでホームステイ中の時だ。

 

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(2015年夏のフィレンツェ旅。ステイか旅か、滞在する形態が変わると、街の印象も変わるものだ。)
 

ホストマザーと過ごした2週間のうちに出会った言葉の中でも、

andare」という単語は欠かせない。

もちろん、「行く」とか「歩く」という意味の言葉なので、

日常会話では必ず毎日登場する、なにげない言葉の1つだ。

 

特に一人称複数形の「andiamo」は

「さあ、行こう」とか「行きましょう」とかの意になるので、

幾度となく使う言葉である。

 

でも、私がとても印象的だった「andare」は、

ちょっと形を変えて「andante」という形で私の前に登場した。

 

ある朝、車検を忘れたホストマザー

ステイ中のある日、ホストマザーの運転で出かけた朝、

車に乗り込んでから彼女が急に、

「悪いんだけど、車の車検を忘れてたの」と言い出した。

 

ステイ先の彼女の家は、

フィレンツェの中心地から少し離れた丘の上で、

とても静かな住宅地の一角にあった。

フィレンツェの中心地からは、

バスで15分ほどの便利なところだ。

 

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(2011年のフィレンツェ。中心地から少し歩いたら、もうこんな風景。)

 

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(2011年冬。フィレンツェ中心部のカルツァイウォーリ通りはいつもこのにぎわい。)

 

彼女と2人で出かける時は、彼女の小ぶりな愛車に

乗せてもらうことが多かった。

 

車検を失念していたことを思い出した彼女はその朝、

「そんなに時間がかからないから、車検に出している間に

近所でゴハンを食べましょう」

と提案し、もちろん他の選択肢をもたない私はそれにのった。

 

日本の車検のシステムとはちょっと違うんだなと思いつつ、

そのまま車は車検を受けるため、車検場のような場所へ。

ステイ先から10分ほど走った、行きつけの?検査場のようだ。

 

暮らしの中で出会った「andante

車に乗ったまま、車は緩やかなスロープを

くだって地下へ吸い込まれていく。

イタリア人の運転は日本人よりもそうとう荒いが、

彼女の運転はいつも安全運転。

 

ぐっとスピードを落として、

薄暗い地下の空間へと入っていく。

イタリアの夏はまぶしいので、

地下に入ると急に真っ暗な空間に感じる。

 

その時、目の前に大きな看板が掛けられているのが見えた。

その看板に書かれていた大きな文字。

それは、「andante」という言葉だった。

 

 (さらに長くなるので、次回へ続きます。)

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その2>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

先週土曜日の記事の続き、

「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その2>」です。 

 

  <その1>はこちら

     ↓

ariruariru.hatenablog.com 

目次

「不安<興味」のホームステイ

さて、語学の学習の話やら学習への不安の話はさておき、

「andare」という言葉に、旅の思い出が詰まっているという話。

 

それは、イタリアのフィレンツェ

初めてホームステイをした時のことだ。

 

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フィレンツェの美しさにとりつかれた日々。)

 

もうすでに勤め人だったので、約2週間の短いステイだったが、

この時に出会ったホストマザーは、私に大きな影響を与えてくれた人だ。

 

当時の私はほとんどイタリア語を話せなかった。

(今でもたいして話せないが、もっとひどかった。)

それまでに2度イタリアを旅行で訪れてはいたものの、

せいぜい話せたのは、決まりきった「あいさつ」や、

あとは我流で丸暗記してきた名詞の単語。

さらにその昔、イタリアンレストランでアルバイトした経験があって、

メニュー表にのっているような食材なんかは多少の知識があった。

 

しかしまあ、そんな状態でよくホームステイに行ったものだと思うが、

「不安<興味」の状態だったので、行けてしまうのが恐ろしい。

というか、今ならそれが、その勇気と無謀さが

若干うらやましくもあったりする。

 

素敵なホストマザー

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(2011年イタリアのフィレンツェ。小さな空港に似合わないほどの人が行き交う。)

 

フィレンツェの小さい空港に

夜遅く車で迎えに来てくれたホストマザーは、

背の高くておだやかそうな人だった。

薄暗い空港の出入り口で手をこまねきしてくれていた光景を

今でも思い出すことができる。

 

家に到着するまでの20分程度の車中で、すでに彼女は

私のイタリア語がかなりヤバいと察知したのか、

ゆっくり話してくれたり、単語に分けて話してくれたり、

動詞なら活用の前にまず原形を言ってくれたりと、

こちらがお願いしたいことを全部先にやってくれるような

私にとって素晴らしいイタリア語の先生だった。

 

実は、彼女は高校で芸術や文化を教える教師を

長年やっていた人だったのだ。

私が出会ったころはもう教師の仕事は引退し、

フィレンツェの街のボランティアガイドをしていたが、

まさに「教える」のが上手く、私が毎日苦戦するイタリア語の文法を

手をかえ品をかえては、さまざまな手法で教えてくれた。

 

分からないと、ついつい英語が出てしまった当時の私。

ホストマザーは英語を話す人ではなかったが、

英語の知識はしっかりもっている人だったので、

私が話す英語でわからない語句が出てくると

自分の英伊辞典を何度もひいて、理解しようとしてくれた。

 

2週間の滞在で、私のイタリア語の能力向上よりも

彼女の英語の能力向上の方が高かったのではないかと思うほどだ。

 

実際、ステイの後半になると彼女は、

「いけない、英語を使わないようにしなくちゃ、

イタリア語の勉強にならないね」と言うくらい、

英語が話せるようになってしまっていたのだ。

(私がそうさせてしまっていたのだけど。)

 

そんな素晴らしいホストマザーとの出会いが、

その後の私のイタリア語学習に大いに影響を

与えたのはもちろんのこと、

私を大いにイタリア好きにしてくれた。

 

彼女は文化や芸術に造詣が深かったので、

フィレンツェの有名な名所はもちろんのこと、

地元の小さな教会から建物の成り立ちに至るまで、

とにかく詳しい。

 

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(美しいフィレンツェの街。何度行ってもうっとりしてしまう。)

 

散歩の途中や、買い物に行く時など、ありとあらゆる場面で

フィレンツェの魅力、イタリアの魅力を教えてくれたのだ。

 (さらに長くなるので、次回へ続きます。)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界「私の大好きな旅と音楽とイタリア語<その1>」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

今回から、「私の大好きな旅と音楽とイタリア語」を

何回かに分けて紹介していきます。   

 

目次

イタリア語に「andare」という言葉がある

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(2011年イタリアのフィレンツェ。小径ばかりのこの街では、歩いても歩いても小径の制覇には至らない。)

 

イタリア語に「andare」という言葉がある。

「行く、歩く」という意味の動詞だ。

生活の中でよく登場するシンプルな動詞なので、

イタリア語を学び始めた初期に登場するのだが、

活用が不規則な動詞のため、

今後の自分の学習に一抹の不安を感じる語句。

 

イタリア語は、主語に合わせて動詞が活用するしくみの言語だ。

そのため、動詞の活用を見れば主語が想定できるため、

主語を省略することが多い。

 

 ちなみに、「andare」の活用とは、

  主語が一人称単数の場合は「vado

  主語が二人称単数の場合は「 vai」

  主語が三人称単数の場合は「 va」

  主語が一人称複数の場合は「andiamo」

  主語が二人称複数の場合は「andate」

  主語が三人称複数の場合は「vanno」

 となる。

 

これがイタリア語を学ぶまあまあ初期の段階でやってくるので、

とりあえず「andare」の活用は無理やり覚えるとしても、

今後の学習に対しての自信が急速になくなった覚えがある。

こんな感じの不規則動詞が山のようにあるのだ。

 

生きている言葉こそ魅力的

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(2011年イタリアのフィレンツェ。ステイ先で借りたかわいらしい本。)

 

語学というのは系統づいている部分は比較的簡単だ。

ルールを覚えればいいだけだから。

 

でも、言葉というものは生きているので日々変化する。

そして過去にも変化し続けて結果、今ここに存在している。

 

当然、「例外」が日々生まれてくる。

語学の学習は、その「例外」との闘いのように思っていた。

不規則変化を繰り返し覚える日々のように。

 

でも今は、「例外」こそがおもしろいところだと思うようになった。

なぜ「例外」が生まれるのか、その過程を想像するのが楽しい。

 

例えば、英語は比較的「例外」の少ない系統だった言語だが、

それでも中学校の時、

「なんでgoの過去形はwentなんだ?覚えにくいな……」とか、

「三人称単数の時はsを付ける?なんで?」とみんな一度は思ったはず。

 

英語以外の言語を学ぶようになると、

いかに英語が「例外」の少ない言語かを身をもって

知ることになるわけだが、

たいていの場合、なぜ「例外」が生まれたかははっきりとわからない。

長い年月をかけて、ちょっとずつ変化していくものだから。

 

 (ちょっと長くなるので、次回へ続きます。)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノ旅「もりだくさんの旅!満喫した旅の終わり」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。 

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 その後、イタリアミラノに滞在中。

開放的な夏のミラノ滞在ももう終わりだ。

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

 

ミラノ最後の夜に

ミラノは大都会でおしゃれな街だけど、

イタリアらしい親しみの持てる街だ。

この日は、古い型のトラムが走るのを見た。

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現役でこんなのが走って絵になる街。

素敵だな。

ariruariru.hatenablog.com

 

オッソブーコとカルツォーネ

夜はドゥオーモ裏手にあるレストランへ。

オッソブーコとカルツォーネ

オッソブーコとは、仔牛の骨付きすね肉を煮込んだ

ミラノの郷土料理だ。

カルツォーネとは、包み焼きのピザのこと。

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外観はちょっと地味なリストランテ

でも中はとても落ち着いた雰囲気で。

サービスもお料理も素晴らしくて大満足なディナーになった。

(もう現在は閉店してしまっているようだ。)

 

とうとう帰国!オマケのはずのミラノを堪能して

いよいよ日本へ帰る日が来てしまった。

ミラノ北駅(カルドナ)まで地下鉄で移動。

そこからマルペンサエキスプレスで空港へ向かう。

30分間隔で電車がでているからとっても便利。

マルペンサ空港まで約40分。

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ミラノからはヘルシンキ経由で日本へ帰る。

ハンガリーブダペストから入り、

スロバキアブラチスラヴァに寄り道、

チェコプラハで過ごした旅。

最後のミラノはおまけのつもりだったけど、

コモ湖へ足をのばしたりと、

思い返せばもりだくさんの旅だった。

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旅の復習と戦利品をご紹介! 

そして旅で手に入れたお土産たち。

チェコクルテクくん。

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ariruariru.hatenablog.com

 ハンガリーはパプリカ味のもの。

ハンガリーで食べたものは、すべてパプリカ味だった!

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イタリアはいつも買っちゃう、リゾットやらチョコやら。

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さて、次はどこへ行こうか。

旅の終わりは次の旅の始まりだ。

 

過去のイタリア旅はこちら

    ↓ 

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イタリア・ミラノ旅「ナヴィリオ運河をたっぷり楽しむ夜」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後、イタリアのミラノに滞在中。

コモ湖まで足を延ばしたりと、

オマケの旅のはずが結構内容充実のミラノ滞在。

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都会的で開放感のあるミラノ。

バカンス中の少し静かなミラノもまた魅力的。

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  目次

ミラノのナヴィリオ運河へ

さて、いよいよミラノ滞在も終わりに近づいてきた。

この日の夜は、前々から行きたかったナヴィリオ運河へ。

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ちょうど夕刻の美しいミラノ。

かつてはミラノの交易に使われた運河。

現在は、この界隈がレストラン街になっている。

 

運河沿いでのディナーは格別!

その一軒でディナーを楽しむことに。

運河沿いの気持ちの良い店だ。

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コトレッタとイカジェノベーゼ

どちらも絶品。

 

ミラノの夜は、まだまだ更けない

で、食後はこちら。

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シメのジェラート

チョコレート&レモンでさっぱりと。

ミラノの夜はなかなか更けない。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノ旅「哀愁漂うミラノのトラムとダ・ヴィンチの「最後の晩餐」」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅へ。

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 その後は、ミラノに数日滞在。

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 前日は 一日中、コモ湖で楽しんだ。

結構歩いたので、足が筋肉痛かも……。

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 この日は再び、ミラノの街歩きへ。

 

  目次

ミラノのかわいいトラムに乗って

ミラノの街にはトラムが欠かせない。

この風情のある色合い。なんとも言えない。

これに乗って向かった先は……

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ

印象的な教会が見えたら、トラムを降りる。

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。

あまりにも有名なダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある教会だ。

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友人は初めてのミラノだったので、「最後の晩餐」の鑑賞へ。

この日の鑑賞は予約でいっぱいだった。

予約しておいてよかったなぁ。

私は以前に鑑賞したことがあったのでパスしたけど、

やっぱり一緒に予約しておけばよかったと思った。

また次にミラノを訪れた時はぜひ観よう。

 

思い出のカフェへ

鑑賞後は教会の向かいにあるカフェへ。

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暑かった夏のミラノ。

この日はランチにトルティーヤを食べた。

さっぱりと食べれて、暑い夏のランチにぴったり!

 

実はこのお店。昔、初めてミラノを冬に訪れた時にも、

入ったことがある。その時は寒い冬のミラノ。

チョコラータが美味しくて美味しくて。

懐かしい思い出もたどりながらミラノ滞在を楽しむ。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノ旅「コモ湖畔でランチ!楽しい遠足」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後は、ミラノにしばらく滞在。

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この日はミラノから少し足をのばして

コモ湖を満喫中。

 

   目次

素晴らしい眺めを満喫した後はランチ!

ブルナーテ山の上で素晴らしい眺めを満喫した後は

フニコラーレで下の街へ戻る。

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フニコラーレから美しいコモ湖の眺め。

本当に美しい。ため息がでる。

 

下に降りたらまずランチ!

のんびりしに来たはずのコモ湖

でも午前中から湖畔や山を歩いて、もうお腹がペコペコ。

湖畔近くのカジュアルなお店でランチした。

奥の左側がそのお店。

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「fontana  D'Oro」というお店。

www.tripadvisor.jp

湖畔に面したテラスもあって、素敵なお店。

ペンネとラザニアを。どちらもとても美味しかった。

のんびりゆったり。

 

さわやかな避暑地 コモの街 

さて、ゆったりしたランチ後はドゥオーモを

見てから駅へもどる。

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ロンバルディアルネサンス様式の建物。

重厚だけどどこか軽やかな雰囲気。

1396年に着手され、18世紀まで工事が続けられたという。

優美な正面はゴシック様式。バラ窓がついている。

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内部もすばらしくて美しい。外から見るより中は広く感じる。

3身廊で典型的なゴシック様式。高いクーポラはルネサンス風だ。

 

ドゥオーモをあとに、駅へと向かう。

適当に道を歩いていても、美しい通りに出る。

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 コモの駅。ここからインターシティでミラノへ。

30分でミラノに戻れる。

都会からなんて近いリゾート地。

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大都会ミラノに帰ってきた

30分でミラノ中央駅へ到着。

快適な電車の旅であっという間に。

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コモ湖への遠足を満喫した一日。

旅の最後にいいリフレッシュができた。

この日はぐっすり、よく眠れた。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノ旅「コモ湖が人を魅了する理由は?フニコラーレで山の上へ」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車移動する旅。

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その後、イタリアのミラノに滞在中。

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 この日は、コモ湖に足を延ばした。

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 ミラノからコモ湖まで列車でたったの30分!

大都会から一瞬でこの美しい湖畔。

 

  目次

 

山の上が気になってしょうがない! 

大都会ミラノをしばし離れ、のんびりしに来たコモ。

でも駅から10分でコモ湖畔の美しさにすっかり魅了され、

テンションがあがってしまった。

考えれば、ハンガリースロバキアチェコと内陸ばかりを

旅してきたこの夏、そしてミラノも内陸。

コモも内陸なのだけど、湖の開けた開放感!

こんなのに飢えていたのかもしれない。

 

フニコラーレで山の上を目指すことにした。

フニコラーレとはケーブルカーのこと。

湖畔の中心地から北へ300mほどあるくと

こんなかわいらしい駅舎があった。

この街の風情にぴったりだ。と思っていたら……。

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やってきたケーブルカーはとても近代的!

どうしてパープルにしたんだろう。。

でもしばらくすると馴染んで見えるから不思議。

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近代的なフニコラーレに乗って、ぐいーんと。

あっという間にブルナーテ山の上へ。

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湖畔よりも少し気温が下がった。

涼しい~!そして美しい~!

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なんだかどこまでも歩けてしまいそうな錯覚を覚える。

(あくまで錯覚なのだけど)

まぶしくて目が開けていられない。

 

美しい景色に魅了されてトレッキング?

山の上にはまた別の街が開けていて、住宅地が広がっている。

フニコラーレの駅のそばには立派な街の教会が。

サンタンドレア・アポストロ教会。

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内部を覗くと、地元の教会という感じだがとても美しい。

田舎の教会と思っていたら、この洗練具合いに驚かされる。

下の湖畔よりもよりいっそう穏やかな空気。

 

教会の横手に細い道を進んでみる。

湖側の木々がとぎれて視界が開けるポイントを求めて

ひたすらまっすぐ数十分歩いていると、突然!

見事な眺めが広がった。

湖の対岸に見えるのは、チェルノッビオの街だ。

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フニコラーレで一瞬だったのに、

こんなにも上に来ていたんだ!

あまりの美しさにどんどん奥へと歩いてしまう。

湖に沿って北へ北へ。

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嘘のような天空の眺め!

眼下のコモ湖も美しいし、山々の美しさ、

雲がかかった幻想的な風景が。

 

次は、やっぱりコモの街を上から見てみたいと、

再びフニコラーレの駅へ戻る。

山の上にあるという灯台をめざして

いざトレッキング!

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住宅地を抜けて、本当にここ?

住宅地を抜けて、あってるのか不安になるような道を抜け……

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もうそろそろ着いてもいいんじゃない?

もうかれこれ1時間近く歩いてるんだけど…

と思っていたら、

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灯台へ到着。灯台の上へのぼることができた。

もうくたくたなんだけど、あと一息。

この螺旋階段をふーふーいいながら登ると

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目の前にはもちろんコモ湖

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そして念願のコモの街が見えた。

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山の上にたつ灯台。ゴーゴーと風が吹いている。

寒いくらいだけど爽やかな朝の空気から

昼の空気に変わったのが分かる。

ミラノからたった30分で来れるコモ。

こんなにも雄大でコンパクトで見事な風景にありつけるとは。

想像以上に満足の遠足だ。

もうすでに足はガクガクだけど。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノ旅「コモ湖へ遠足?新鮮な山の空気を満喫しよう」

 

2011年8月

 この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後、イタリアのミラノでしばらくの滞在中。

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 イタリアのミラノは都会的だけど、

イタリアらしい風情がちゃんとあって魅力的な街だ。

 

目次

大都会ミラノから避暑地コモ湖

ミラノでの数日の滞在。

ブランドショップなどにあまり関心がない私は、

ちょっと遠出をしたくなった。

私たちが遠足先に選んだのはコモ湖

コモ湖とは、イタリアのロンバルディア州北部にある

アルプスのふもとに位置する湖のことで

その一帯は世界的に有名な保養地として発展している。

暑いミラノの夏からひと時の避暑へ向かう。

 

まずはミラノの中央駅へ。

ここからコモ湖一帯の中心都市であるコモへは

約30分の列車旅だ。

ミラノ中央駅は、荘厳な昔ながらの外観を残しつつ、

内部は見事に近代的な様式になっている。

新旧のバランスがすばらしいなと感心する。

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私たちが乗り込んだ列車は、インターシティ

通称ICと呼ばれている列車だ。

ICとはイタリア鉄道の特急電車のこと。

乗った電車は、スイスのチューリッヒ行きだった。

ヨーロッパでは国境を超えるなんて簡単なことだと

あらためて思う。もし電車で寝過ごしてしまったら

違う国に行っちゃうんだ。

などと感嘆に耽っていたらあっという間にコモに到着。

 

コモ湖の中心都市  コモの街

予定通り30分ほどでコモへ。

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イタリア国鉄の駅、コモ・サン・ジョバンニ駅に到着した。

ここから湖畔の中心地へは徒歩10分程度だ。

駅を降りると、もう視界には山が見えている。

 

ミラノからは私鉄でもコモ湖へ行くことができる。

その場合は、ミラノ北駅から乗って湖畔のコモ駅へ到着する。

私たちは散策を楽しみながら、湖へ。

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まだ午前中の静かなコモの街。

清々しくて気持ちよい。

ミラノよりもいくぶん涼しく、山の気候という感じ。

しばらく歩くと、コモ湖へ出た。

 

歴史的な保養地のコモは納得の気もち良さ

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湖畔沿いのラリオ通り。コモの街はコモ湖の南端に位置している。

コモ湖は「人」という漢字の形をしていて、

コモはちょうど「人」の一画目をはらったところ。

湖畔の山にへばりつくように建物が並ぶ風景が印象的だ。

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昔ながらの保養地なので、古くひなびた風情もあるが

近代的でおしゃれなミラノの雰囲気もある。

また、世界的にも有名な保養地だけあって

スイスの国際都市のようなオープンな雰囲気も。

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山の上には雲(霧?)がかかっていて、

いかにも山間の空気が感じられる。

 

のんびりしにコモ湖へ来たのだけど、

どうしても欲張り根性が顔を出してしまう。

山の上が気になってしかたない私たちなのであった。

 

過去のイタリア旅はこちら

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