フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!ミラマール宮殿とサン・セバスティアン2日目のお昼ごはん!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
コンチャ海岸からミラマール宮殿へ
コンチャ湾に沿って歩いてきたところ。
階段を上がると展望台のようになっていて、
コンチャ海岸を見渡すことができた。
コンチャ湾には東にコンチャ海岸、西にオンダレータ海岸がある。
その境目の岩盤の上に建つのが、ミラマール宮殿だ。
建てられたもので、イギリス様式の建物だ。
かわいらしい建物で、眺めも最高!(曇っているけど……)
私たちは宮殿内部の見学はせず、ここからの眺めを楽しんで、
この後の計画を立てる。
でもそれもなんだかきれい。
モンテイゲルドが遠くに見えた。
この日の朝はあのまわりを一周散歩したんだなぁ。
再びバル街へ!サンセバ2日目のお昼ごはんは?
しばらく眺めを楽しんだ後は、バスで旧市街に戻る。
この日の朝、観光案内所で購入したバスクカードが、
バスに乗るのも簡単!「2人です」とドライバーに言って、
ピッとやってもらえばいいだけ。
あっという間に旧市街へ戻ってきた。
つきあたりに「サンタマリア教会」が見えるこの通り。
もうすでにものすごい人通り。
本日のお昼ごはんは「サンタマリア教会」前にある
こちらのお店「シリミリ」へ。
中に入ると、なんだかおしゃれな感じ!
おいしそうで美しいピンチョスがいっぱい並んでる。
こちらのお店はピンチョスを注文したいと告げると
お皿を渡してくれるシステムだ。
食べたいピンチョスを自分で選んでとっていく。
お店によってピンチョスの注文の仕方も違うので難しい。
こちらのお店のように、カウンターにピンチョスが
並んでいるところもあれば、1つも並んでいないお店もあったり。
そのお店のルールに従って楽しむのだ。
前日のバルめぐりはこちら
↓
さて、本日のランチはこちらのピンチョスと、
やっぱりチャコリで乾杯!
チャコリとはバスク地方で生産される白ワイン。
これが癖になる素朴な味わいで、
ついつい飲んでしまうのだった。
だんだん、バルの楽しみ方も分かってきた。
こちらの本を熟読して勉強。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアンのコンチャ海岸で素敵な過ごし方を学ぶ」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
ビルバオと大西洋側を南下する。訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
コンチャ湾へと続く並木道を歩く
この日は、朝からサン・セバスチャンの街歩き。
散歩して市場のバルで朝食をとり、観光案内所へ行き、
バスターミナルへチケットを買いに行き、
カテドラルを見学したあと、気持ちの良い並木道を歩く。
この日のこれまでの行程
↓
通りを歩くとこんな姿勢のワンちゃんに出会った。
お行儀がいいことで。
夏のバカンスシーズンに旅すると、
ペット連れのバカンスを楽しむ人々によく遭遇する。
実は動物がとっても苦手な私は、
日本なら前から犬連れの人が来ると、
道を変えようかと思うくらい苦手だ。
でも、ヨーロッパで出会うワンちゃん達は
とってもお行儀が良くて、よくしつけられている。
不快な思いをしたことはほとんどない。
レストランのテーブルの下で、飼い主の食事が終わるまで、
静かに待っている様子などを見ると、感心させられるものだ。
気持ちの良いコンチャ海岸へ
道行く人たちはリゾートの恰好。
そう、サン・セバスティアンはリゾート地なのだ。
曇ってるけど……コンチャ海岸!
コンチャ湾に面した美しい海岸がコンチャ海岸だ。
サン・セバスティアンは、扇状に広がるコンチャ海岸と
その両端にそびえる丘が印象的。
島のように見えているのがモンテ・イゲルドと呼ばれる丘だ。
そしてこちらがモンテ・ウルグルという丘。
コンチャ海岸は、この2つの丘(半島)に挟まれている。
砂浜に文字が……??
これ、どこかのお店の宣伝らしい。
この日は曇っていて気温も低め。
湿度はあるのだが、8月だというのに肌寒い。
でもコンチャ海岸には、まばらながらも海水浴を楽しむ人の姿。
砂浜へ降りる階段の上には、ちゃんと足洗い場がある。
お天気が良ければ、満員なんだろな~。
一人の素敵なご婦人に魅せられて
ぼんやりコンチャ海岸を眺めていたら、
一人のご婦人が私たちの視界に入ってきた。
慣れた様子でチェアーとパラソルを借りている。
そして悠々と新聞を読み始めた。
「カッコいいなぁ~!」
地元の人なのか、バカンスに訪れた人なのかは分からないけど、
小さなバッグだけで浜辺におりて、若い係のお兄さんに
あのチェアーとパラソルがいいと要望を言っているようだった。
その後、楽しげに係のお兄さんと話をしている。
ご婦人だけでなく、お兄さんも楽しそう。
そしてしばらく会話を楽しんだら、
最後に、さりげなくお兄さんにチップを渡す。
(凝視し過ぎでごめんなさい。。)
その一部始終が、まるで古い映画のワンシーンのようで、
思わず見とれてしまったのだ。
あんなご婦人のたたずまいに少しでも近づきたいものだ……
無理だけど……いつか……と思った。
こんな景色を見ながらだと歩くのもラクチン!
私たちはコンチャ海岸に沿って西へ西へ歩く。
みんながどんなふうにサン・セバスティアンでの時を
過ごしているのかを眺めながら。
がっつり本気のスポーツを楽しむお父さんたち。
壁あてテニスに興じる様子。
なんだかこれもカッコいいな!
弓なりのコンチャ海岸に沿ってゆったり散歩してみると、
気持ちがゆったりしてきたような気がする。
あっという間に1キロくらい歩いていた。
そして、浜辺をずっと見ながら歩いていて気づいたこと。
浜辺に居る人々は、波打ち際に沿って歩く。
西から東へ、東から西へ、歩いている人がたくさん。
なぜだろう?
その理由は、後にわかることになる。
サン・セバスティアンの滞在後半で、
気づけば私も波打ち際を歩いていた。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアン2日目。バスターミナルからカテドラル!空間と緑に酔う朝!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリからボルドー、
スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する。
訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サン・セバスティアン2日目の朝は?
サン・セバスティアン2日目。
朝散歩の後、バルで朝食をとって、
観光案内所でじっくり旅の行程を相談して、
街歩きへ出発したところ。
大満足の朝食はこちら
↓
ブールバードを南に渡って、マリアクリスティーナ橋を東へ。
橋をこえると国鉄の駅。
その手前に地下へと続くスロープがある。
スロープをくだっていくと、そこはバスターミナル。
数年前まで、サン・セバスティアンのバスターミナルは
街のもっと南に位置していて、とても不便だったらしい。
現在は国鉄駅の地下にバスターミナルが整備されている。
ビルバオ行きのバスチケットを購入
観光案内所で買った「バスクカード」を最大限に活用しようと、
早速バスターミナルへやってきた。
私たちは5日後にサン・セバスティアンを出発し、
ビルバオへバスで移動する。
バスクカードはそのバスチケットの購入にも使えるのだ。
「PESA」というビルバオ行きのバスを運行している窓口で
買ったばかりの「バスクカード」を見せて、
日にちと時刻を告げれば、あっという間にバスチケットが買えた。
バスが発着する時間帯に来ると、行列ができるチケットブースも、
こんな感じでガラガラ。移動日はスーツケースを持っているし、
やっぱり事前の下見を兼ねて先にチケットを購入しておくのがおススメ。
さて、再び橋を渡って西側へ戻る。
緑が美しいサン・セバスティアンの街歩きへ
その広場の向こうに存在感抜群の建物が見えている。
残念ながら修復工事中で、完全にラッピングされた状態だけど。
実はあれは、カテドラルの塔なのだ。
広場を抜けてカテドラルへ歩いてみる。
噴水まわりを整備するおじ様たち。
カメラを構えていたら、笑顔であいさつしてくれた。
ラテン系の国らしく、スペインの人は気さくでかわいらしい。
バスクの人はシャイだというけれど、やっぱり日本人の方がシャイかな?
広場からカテドラル裏へと続く美しい並木道。
サン・セバスティアンは緑が豊かな美しい街だ。
バスクは海もあって山もあって、自然の豊かさを感じられる場所。
私のこれまでのスペインの夏の印象は、
「乾燥した大地に照りつける太陽」という感じだったが、
スペインバスクは全然違った。
内陸のマドリッドやトレド、アンダルシア地方のグラナダやコルドバ、
地中海に面したバルセロナとはまったく違って、
湿度があってやわらかい日差しと、まぶしい大西洋に緑があふれる
ちょっと日本に似ているようなホッとできる気候だ。
(この日はお天気が悪くて日差しがないけど)
さすがのカテドラル!素敵な空間と時間にありがとう!
カテドラルの裏手に出た。
19世紀末にゴシック・リヴァイヴァル建築で建設されたもの。
ゴシック・リヴァイヴァル建築とは、18世紀後半から
19世紀にかけて興った、ゴシック建築の復興運動のことである。
ネオ・ゴシック建築と呼んだりもする。
中へ入ってみると、まさにゴシック!!
美しいステンドグラスが別世界に誘ってくれる空間。
こんなに曇っているのに、ステンドグラスの窓からは
キラキラとした光が内部に降り注ぐ。
マリア像にくぎ付け。
美しい。キリスト教徒ではないけど、
ヨーロッパの街歩きの途中で立ち寄る教会が好きだ。
心がホッとする。
旅では視覚や聴覚を刺激する情報がいっぱい。
それが旅の楽しさの1つなんだけど、
教会の空間に入ってしばらくすると、
自分の目や耳や頭や心が、
少しオーバーヒート気味になっていることに
気づかされるのだ。
修復工事に出会った時は
今回も、いい空間といい時間をもらった。
塔がラッピング状態なのはちょっと残念だけど、
また次回訪れる時までのお楽しみ。
古きよきものを保存して後世に残すためには
絶対に欠かせない修復工事。
修復工事に出くわした時には、
「ありがとう」という気持ちでいようと決めている。
未来の旅人の代表としてお礼を!という気持ちで。
だって、きっとまた訪れるだろうと
いつも思いながら旅をしているから。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアンの滞在を最大限楽しむために!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリからボルドー、
スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する。
訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
月曜日のサン・セバスティアン!
この日は月曜日。
サン・セバスティアンのバルは、
月曜日がお休みのところが多いという情報を
調べてあったので、ちょっと心配だった日。
でも大丈夫!
月曜日も空いているお店がたくさんある。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり中。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
ヨーロッパでは、日曜日が休みのお店が多いので、
私のプランでは日曜日を移動日にすることが多い。
しかも土日は週末割引などがあって、
列車などが安くなったり、いいことづくめ。
というわけで必然的に到着した翌日が月曜日になる。
旅のプランを練る時に気を付けなければならないところ。
さて、到着早々にバルめぐりをして、
この日の朝もバルで朝ごはん!
すっかり「バルの虜」の私たち。
サン・セバスティアンのバルがひしめく旧市街は狭い。
旧市街はだいたいわかった感じだ!(たぶん)
サン・セバスティアンのギュッと詰まった街歩き!
さて、朝食をとったブレチャ市場の建物を出て、
初めて南側へ歩いてみる。
元々の市場の建物には、マクドナルドなどの店舗が入っている。
(ようだが、私たちが到着した時は改装中だった。)
ブールバードという大通りから北側が旧市街で、
旧市街は車両も入れない細い小径ばかりだ。
駅前からバスでブールバードまでやってきた。
サン・セバスティアンは、適度な大きさの街だ。
建物がギュッと詰め込まれたような素敵な街。
さて、どこへ向かっているのかというと、国鉄駅方面だ。
サン・セバスティアンへは、フランスのアンダイエから
バスク鉄道を利用して到着したので、
国鉄駅方面はまだ行ったことがなかった。
マリア・クリスティーナ橋を渡って、駅方面へ歩く。
橋の装飾がすごい!
……しかし、曇ってるなぁ。
サン・セバスティアンは夏のリゾート地!と
思っていたのだけど、お天気のせいか今のところ、
ちょっとイメージしてたのとは違っているかな。
お得なカードはどれだ!?観光案内所へ行こう!
朝食の後、街歩きを始める前に、
サン・セバスティアンの観光案内所へ行った。
交通チケットなどをどうすれば一番お得かを相談するために。
実はサン・セバスティアンの交通系カードについては、
あまり詳しく日本語で紹介されているサイトが見つからず、
英語のHPを読んではみたけどイマイチわからなかったのだ。
観光案内所はブールバードに面した便利なところにある。
案内所の中に置いてあったパンフレットの中から、
これかな?と思っていた案内を手にカウンターへ。
詳細はこんな感じ
↓
私たちがサン・セバスティアンに滞在するのは6日間。
旧市街の中だけなら、交通系カードは必要ない。
歩ける距離だし、そもそも車両が中に入れないからだ。
でも、計画では滞在中の1泊は、オンダリビアという
フランスとの国境の街のパラドールを予約している。
パラドールとは、スペイン国営の宿泊施設だ。
オンダリビアへはバスで移動する予定。
そしてサン・セバスティアンを発った後は
旅の最終目的地であるビルバオへ向かう。
観光案内所の人のよさそうなおば様が、
とっても熱心に相談に乗ってくれた。
流暢ではないが、ちゃんと英語で答えてくれる。
私たちの滞在期間ややりたい事などを全部話すと、
計算機片手に交通費がどれくらいかかるか計算してくれて、
それなら「バスクカード」を買うのがお得だと教えてくれた。
勧められた2人用の「バスクカード」を購入し、
意気揚々と街歩きへ出発したのだった。
結果的に、この「バスクカード」はとても便利だった!
観光案内所へ相談に行ってホントに良かったと思う。
大正解のカードだった!
サン・セバスティアンの美しい街並み。
「バスクカード」のおかげで滞在中の計画が見えてきた。
ウキウキしながら活気ある美しい街を歩く。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!ブレチャ市場で食べるサン・セバスティアンの朝ゴハン!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリからボルドー、
スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する。
訪れたかった場所をめぐる旅。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
散歩の後のお楽しみ!バルの朝食は?
朝のサン・セバスティアン。
海沿いの道を歩いて、モンテ・ウルグルを一周。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり中。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
散歩が終わったら、次に目指すのは朝食だ。
サンセバスチャンではバルめぐりを楽しみにしていたので、
朝ごはんもバルで食べてみようと決めていた。
この日、行ってみようかなと思っていたのは
ブレチャ市場の中にあるバルだ。
こちらがブレチャ市場の入り口。
この地下に市場が広がっている。
スーパーとその他の専門店がならんでいる。
市場の中にあるバルが本日の目的地。
バル「アスケナ」というお店だ。
お店の様子を見て、入るかどうかを考えようと思ったけど、
見るだけで良さそうなお店だとわかる。
店主がテキパキと働いている姿を見て、
私たちは引き寄せられるようにカウンターの席に着いた。
素朴な味わいでリッチな気分?
お得な朝食セットを注文。
まずは、トルティーリャとパン、オレンジジュース。
トルティーリャとはスペイン風オムレツのこと。
いくつかの種類があって選ぶことができる。
基本はじゃがいも。
とろっとしていて私の大好物だ。
その他のパンも美味しそう。
その後に出てきたのは、たっぷりの生ハム!
朝から贅沢だな~。
そして最後に、カフェ・コン・レチェ!
カフェ・コン・レチェとは、スペイン風のカフェオレのこと。
コン=~と一緒に、レチェ=ミルクという意味。
私は無類のコーヒー好き。
どこへ行っても美味しいコーヒーは欠かせない。
そして、その土地土地で飲まれているコーヒーが
どんなものなのかを知るのも好きだ。
スペインのコーヒーは、素朴でガツンとしてる。
とても存在感と満足感がある感じ。
そうそう、これがスペインだ!と思わせる味。
そして初めて訪れた美食の街サン・セバスティアン。
この街で食べたものは、どれも素朴なのに、
リッチな気分にさせてくれるものばかりだ。
心が豊かになる食文化がそこにある。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!曇り空でも気持ちいい!サン・セバスティアンの朝散歩へ!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリからボルドー、
スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する。
私が憧れていた場所をめぐる旅だ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サンセバスティアンの爽やかな朝!?
サンセバスティアンに到着した日、
楽しみにしていたバルめぐりを早速敢行。
結局3軒をハシゴして、大満足の夜を過ごした。
ホテルは海沿いの2つ星ホテル「パルマ」。
バル街からも歩いてすぐ。とっても便利!
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり中。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
お部屋は快適。
広くはないけどぐっすり快眠だった。
でもお天気のせいか、ちょっとジメジメしている。
海沿いだからしかたないのかな。
エアコンと上手に付き合わないと。
朝の散歩に出発!お天気は曇りだけど、気持ちいい!
今回の旅では、ホテルの朝食は付けなかった。
特にサン・セバスティアンでは、朝もバルに行きたいから。
でもまずはその前に、朝の散歩に出発!
海沿いの遊歩道を歩いてみよう。
海に突き出した半島は岩盤の山だ。
「モンテ・ウルグル」と呼ばれている。
山の上に見えるのはバスクの旗だ。
ふり返ると奥にはビーチが見える。
このビーチはサーファーに人気のビーチ。
さすがに人気はないけど。。
しばらく遊歩道を歩くと、奥に見えてくるのは「モンテ・イゲルド」。
ここからは見えないが、「モンテ・ウルグル」と
「モンテ・イゲルド」の間にコンチャ湾がある。
この日は風が強くて、波も高い。
それもまた気持ち良くて、爽やか!
「モンテ・ウルグル」をこえると、コンチャ湾が見えてくる。
ここまでで、1キロくらい歩いたかな。
朝の散歩にはちょうど良い感じだ。
見えているのが旧市街方面。
昨日歩いた旧市街が見えてきた。
海沿いの遊歩道を歩くと、自然を感じられるけど、
街もすぐ近くて、ますます魅力的なサン・セバスティアン。
旧市街の朝はとっても静か!夜とは違う表情の街
サンタ・マリア教会。
昨夜の雰囲気とまったく違う。
人でごったがえしていた昨夜の光景とは全く違う。
あと少ししたら、もう開店準備に忙しくなるバル街。
ほんの一瞬の、静かなサン・セバスティアンを味うには、
この朝の散歩が欠かせない。
夜のバル街はこんな感じ(明るいけど)
↓
さて、そろそろお腹が空いてきた。
朝から営業しているお店がいくつかある。
どのお店に入ってみようかな。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!本場バスクチーズケーキに舌鼓!サン・セバスティアンのラ・ビーニャへ」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリからボルドー、
スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する。
私が憧れていた場所をめぐる旅だ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
噂に違わず!サン・セバスティアンは美食の街だ!
フランスからスペインへ。
この日、美食の街と噂のバスク地方サン・セバスティアンへやってきた。
早速でかけたのは雰囲気のある旧市街。
楽しみにしていたバルめぐりの真っ最中。
1軒目は、店員さんとの距離が近くて楽しい「SPORT」、
2軒目は、おしゃれで洗練された雰囲気の「Gandarias」。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり中。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
2軒のお店で食べたものは、すべて間違いなく美味しかった!
お店によって雰囲気もピンチョスのラインナップも違って、
バルめぐりって楽しい!
バスク地方の白ワイン、チャコリがまた美味しくて。
サン・セバスティアン旧市街の西側に広がるコンチャ湾。
残念ながらこの日は曇っているが…。
酔い覚ましに海風に吹かれて、さて再びバル街へ戻ろうか。
お腹はいっぱいだけど……まだ帰りたくな~い!
あ~でも、お腹はいっぱいだ~!
だけど、まだ帰りたくない!
コンチャ湾から旧市街の一番北側の筋を入ると、
サンタ・マリア教会に出る。
サン・セバスティアンに到着してまだ半日だが、
サンタマリア教会の前を通るのはもう4、5回目。
見事なファザードを見上げていると、
バル街から漂ってくる美味しい香り。
教会の前の階段には、満員のバルから逃れてきた(?)
お客さんが陣取って楽しんでいる。
この通りは8月31日通り。この通りを進むと
また先に教会が見えてくる。
道の向こうが、ものすごい人の混雑具合でちょっとびっくり。
このままあの集団に飛び込んでしまって大丈夫かしら……。
日本での話題のバスクチーズケーキ!本場のお味は?
この8月31日通りに面している有名店が
「ラ・ビーニャ La Viña」というバル。
お腹はいっぱいだけど、別腹ということで。
このお店はチーズケーキで有名なお店なのだ。
チーズケーキ以外のピンチョスもめちゃめちゃ美味しそう!
また日を改めて来よう!(と思ったけど、結局滞在中に再訪できず。。)
こちらのお店はホッとできる雰囲気。
優しそうな店員さんが、静かに注文を聞いて
静かにそっとチーズケーキを出してくれた。
チーズケーキはこんな感じ!見るからにふわふわだ!
チーズケーキを注文すると2切れ入れてくれる。
しっとりふわふわで、やさしいお味!
お腹いっぱいな人でもペロリといける!
日本で食べた「バスクチーズケーキ」と言われるものは、
私の印象ではもっとチーズが濃厚な感じ?だったけど、
本場サン・セバスティアンで食べたチーズケーキは
素朴でふわふわとろとろのホッとする味。
「美味しい~!!」
きっとチーズケーキもお店ごとで特徴があって、
いろんなお店を味比べするのが楽しいのだろう。
同じお店でも、焼き上がりからの時間がどれくらいかによって
また味わいも変わるのだろう。
それでいいのかな、それを楽しめればいいのかな。
「ラ・ビーニャ」の雰囲気とチーズケーキでホッとした後、
楽しみなサン・セバスティアンの滞在を想像しながら
再び街を歩く。
旅人になれる時間を大切にしたいー旅人として新年に願うことー
新しい年がやってきた。
新年に想うことはいろいろあるが、
旅人として切に願うのは、「世界平和」だ。
ずいぶん大きく出たなと自分でも思うけど、
「世界平和」なくして安全な旅はできないから。
年に一度か二度の海外への旅に出るようになってから
かれこれ二十数年が経とうとしている。
世界の国々の状況そのものの変化や、
私自身の考え方や感じ方の変化があって、
旅の行き先や旅のしかた、旅の目的も変化してきた。
昨年夏のパリ。
何度目かのパリだけど、見え方は訪れる度に違う。
昨年夏のパリは、今まで見た中で一番落ち着いてなかった印象。
旅人になれる時間を大切にしたい
旅人になるには、さまざまな条件がそろっていないといけない。
まず、旅に出れるだけの時間とお金が必要だし、
旅に出れるだけの気力と体力、健康が必要だ。
そして、世界は平和でなくてはならない。
危険地帯に自分から出向いて自己責任がとれるほどの実力はないし、
人に迷惑や心配をかける旅人にはなりたくない。
安全で楽しい旅がしたいのだ。
そして、新しい出会いも楽しみたいし、
もう一度訪れたい場所もたくさんある。
旅先のストックはいつも満タンなのだ。
19年前に訪れたポルトガルのオビドス。
また訪れたい場所の1つ。
どうか、世界が平和でありますように!
一人の旅人が切に願っています。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!コンチャ湾でちょっと休憩!サン・セバスティアンの夜をぶらぶら」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サンセバスティアンではしご酒
この日、フランスから国境をこえて、
スペインのサンセバスティアンにやってきた。
楽しみにしていたバルめぐり。
1軒目の「SPORT」を出て、
2軒目は「Gandarias」とバルめぐり。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利! |
2軒目「Gandarias」を出て、しばらく街をぶらぶら。
あ~お腹がいっぱいだ。
1軒目で蟹のクレープ、フォアグラ、タラのコロッケを食べ、
2軒目でマッシュルームタワーと海老の串焼き。
それぞれの店でチャコリをいただいた。
基本的にお酒に強くない私は、
もうすでにアルコール許容量がいっぱい。
印象的な「サンタ・マリア教会」
教会は目印になるのでわかりやすい。
同じような細い路地が東西南北に走る旧市街。
教会のファザード。
狭い旧市街だから迷子になるのも楽しいのだけど、
早く道を覚えて、暮らすように旅したいものだ。
気温は24度!街歩きに最高の気温かも。
そうだ!海を見に行こう!
西へ向かう。コンチャ湾の方へ歩いてみよう。
アーチの向こうは海だ!
アーチをくぐって旧市街をふりかえる。
にぎわってるな~。
コンチャ湾のコンチャとは貝殻の意味。
貝殻のような曲線を描く美しい海岸線をもつビーチがある。
湾はモンテ・イゲルドとモンテ・ウルグルに囲まれている。
曇っていてちょっとリゾート気分にはならないけど。。
旧市街側はヨットハーバーがあるようだ。
海沿いの展望台のような場所に上がって旧市街方面を。
さあ、しばらく海の風にあたってから
またあの人混みの旧市街へ戻ろう。
サン・セバスティアンで過ごす初めての夜。
まだ帰れない。
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フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!お腹がいっぱいになるのが惜しい街サン・セバスティアン!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
美食の街を確認中!サンセバスティアンの夜が来る
この日、フランスから国境をこえて、
スペインのサンセバスティアンにやってきた。
楽しみにしていたバルめぐり。
1軒目を出て、ほろ酔いで歩くサンセバスティアンの街。
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」を
携えて歩くサンセバスティアンのバルめぐり。
バルでの注文の仕方なども載っていて便利! |
2軒目のバルは、ここに決定!
「ガンダリアス Gandarias」というバル。
店の前も中も人で溢れている!人気店だ。
みんな美味しそう食べてるなぁ。
バルのお作法を目で見て学びながら
まず、食べるスペースを確保しつつ、
注文するタイミングをはかる。
みんなの様子を見ながら、バルのお作法を探る。
店によっても違うので、なかなか慣れるまで難しい。
1軒目でチャコリをいただいて、
いい感じにほろ酔いになっている。
人を掻き分けて注文するのもだんだん楽しくなってきた!
魅惑のマッシュルームタワー!
注文したのはこちらのマッシュルームタワー!!
こけちゃったけど。。
ほとんどのお客さんが注文している人気メニュー。
このマッシュルームがフワフワで肉厚で
なんとも言えない触感だ。
1軒目の庶民的な「SPORT」とは違って、
ちょっと洗練された雰囲気の店内とお料理。
こちらはこちらでいいなぁ!
ドリンクは、またまたチャコリ。これは癖になるな。
でもさっきの店とは全然違う味だ。
こうなったら、すべての店で出されるチャコリを飲み比べてみたいな。
爽やかで料理の味の邪魔をしないワイン。
香ばしい匂いにノックアウト!海老の串焼き!
そして、もう一皿!海老の串焼き!
は~香ばしくて美味しい!
この上にかかっているソースがまた旨い。
2皿をいただいてもうお腹いっぱい!
外に出てみると、外のテーブルにも人がたくさん群がっている。
すごい街だな、サンセバスティアン。
お腹がいっぱいなってしまうのが、こんなにも残念なんて。
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フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!ほろ酔いで歩くサン・セバスティアン!気になるピンチョスを求めて」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
絶品のピンチョスに心も体もほぐれて
サンセバスティアンの街歩きに欠かせなかった本、
「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」
を携えて、一軒目のバルに入ってみたところ。
旧市街の東側、バルが軒を連ねる通りに面したこのお店。
上で紹介した本にも載っている「BAL SPORT」
蟹のクレープとフォアグラをチャコリとともに楽しんで、
もう次のお店にハシゴすべきか否かを悩む。
メニューを見ていてどうしても気になるものを見つけてしまった。
タラのコロッケ!「クロケッタス・コン・バカラオ」
バルのハシゴを楽しみにしているから、
一軒であまり食べ過ぎてはいけないと思いつつも、
ついつい頼んでしまう。
タラのコロッケはスペインやポルトガルでは一般的。
タラをいったん塩漬けしたものをもどして使う。
は~美味しくてどこか懐かしい味だ。
最後にお会計。
「ラ・クエンタ・ポルファボール!」と
スペイン語で店員さんに言うと、
「お会計?」と日本語が返ってきた。
チャコリと蟹のクレープ、フォアグラにコロッケ。
一軒目にしてちょっと食べ過ぎたかなと思いながら、
お会計が安すぎてびっくり!!
一人数百円だった。
ほろ酔いで歩くサンセバスティアンの街
さて、1軒目を出て、次に入るバルを物色しながら街歩き。
だんだん通りに人があふれてきた。
美食の街にはそれをもとめて人があふれる。
まだまだ明るい夏のスペイン。これで8時ごろ。
この通りはホントにバルだらけ!
旧市街は西に歩くとコンチャ湾へ、
北に歩くとモンテ・ウイグル。
この狭い通りの突き当りに「サンタ・マリア教会」が建っている。
手前の建物が工事中なのがちょっと残念だけど、
このアングルの写真、何かで見たことある。
さて、いよいよ2軒目へ!
まだまだお腹は満たされない。
次は何を食べようか。
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フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!サン・セバスティアンのバルめぐり一軒目!ピンチョスとチャコリの夜」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サン・セバスティアンでバルめぐり!
お腹が空いてきた私たちは、早速のバルめぐりを敢行!
スペインの夕食にはまだまだ早い時間だが、
すでに飲んだり食べたりしている人が街にはたくさん!
まず最初にどの店に入ろうかと悩む。
サンセバスティアンでやりたかったことの1つは、
バルをはしごして楽しむことと、
お気に入りのバルを見つけること。
スペインに来るのは3回目だ。
しかし、サン・セバスティアンは今回が初めて。
スペインのバルでは小皿料理のことをタパスと呼ぶが、
ここバスクではピンチョスといって楊枝が刺さっているもの。
どうやらスタイルが違うらしい。
今回の旅の前に手に入れた本があった。
それがこちら「美食の街を訪ねてスペイン&フランスバスク旅へ」
バルでの注文の仕方なども載っていて便利!
旅の間もホテルで熟読した。
読めば読むほどにお腹が空いてくる一冊。
旅の最中は、私よりも旅の相方が熟読。
熟読し過ぎて、この本の写真に出てくる
店員さんの顔を覚えてしまうほど。
街の中でその店員さんを見かけて、
おもわず会釈をしてしまい、
あとから気づいてとても恥ずかしかった。。。
いよいよ一軒目に入ってみよう!
さて、ちゃんと注文できるか緊張しながら、
一軒目に入る店をようやく決定!
旧市街の東側、バルが軒を連ねる通りに面したこのお店。
上で紹介した本にも載っている「BAL SPORT」
英語にしちゃうと要するに「スポーツバー」なんだけど、
(確かにスポーツの中継映像がモニターに映っていた)
本格的なメニューがあって、各国語のメニューもあると何かで見たので、
初心者向けかな?と思って入ってみた。
私はイタリア語を勉強していたことがあるので、
スペイン語は多少意味が分かる。似ているので。
でもここではバスク語が併用されているので
なかなか難しそうだ。
ピンチョスとチャコリに酔う夜!
緊張しながらカウンターに陣取ってみると、
ずらりと並ぶピンチョスの美しいこと!
にこやかな店員さんが何を飲むかを聞いてくれる。
何を飲むかは最初から決めていた。
「チャコリ」だ!
おぉ~!!目の前で注ぎ入れてくれる!
チャコリとは、バスク地方で飲まれている白ワイン。
さわやかな酸味があって料理との相性抜群だ。
アルコール度数が低く、私のように
あまりアルコールが飲めない人でも飲みやすい。
エスカンシアという方法で高い位置から注ぐことで
味をまろやかにするらしい。
目の前に並ぶピンチョスを手当たり次第に注文したい
欲望にかられそうになりながらも、
この店で食べたかった蟹の身が詰まったクレープを注文。
店員さんは日本語が上手で、
私ががんばって覚えたスペイン語で
「チャングーロ!」と注文したら、
「カニ?」と日本語で聞き返してくれた。
そしてしばらくすると、
蟹みそソースがかかったクレープが登場!
う~ん、最高に美味しい!!チャコリともよく合う。
店員さんはみんな忙しそう。狭い店内にはどんどん客が押し寄せる。
ちょっと早めに入ったおかげでカウンターを陣取れてよかった。
バルのしくみもわかってきたところで
カウンターに立っていると、だんだんバルの仕組みが分かってくる。
ピンチョスはスライスしたバゲットの上に具がのっているものが
カウンターに準備されていて、冷たいままで食べるものと
温めてもらうものとがある。
カウンターには並んでいない小皿や、大皿で提供する料理もある。
なるほど、なるほどと眺めていたら、
蟹クレープを食べ終わった私に店員さんが
「フォアグラ?」と声をかけてきた。
思わず、「フォアグラ!」と注文してやってきたのがこちら。
バゲットの上に重なったフォアグラが乗っている。
美味しそう~!そして、美味しいー!!
このフォアグラ、私の人生で一番おいしいフォアグラだ。(今のところ)
バル話はまだまだ続く。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!バルの隣にまたバル!その隣も……。サン・セバスティアンの路地を歩きつくしたい!」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、
ビルバオと大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
サン・セバスティアンでの滞在、はじまりはじまり!
さて、旅は中盤へ。この日はフランスのボルドーから
スペインのバスク地方の都市、サン・セバスティアンに滞在する。
旧市街に近い海沿いのホテル「パルマ」に荷物を置き、
早々に街歩きへ出発!
旧市街の東の端っこにある感じ。
向こうに見えている山はウリア山。
数日後には、あの山にある星付きのレストランへ行く予定。
ホテルを出て旧市街へ向かって歩く。
小さい街なのでおおよそを把握するのは簡単だった。
スペインらしい美しい建物が並ぶ街。
ホテルから徒歩3分で魅惑の世界!
フランスの街並みとはまた違う魅力。
西に歩くと、あっという間に写真やテレビで見たことのある
サンセバスティアンの街並みにたどり着いた。
「たどり着いた」と言っても、まっすぐ歩けば徒歩3分くらい。
立地を重んじてホテル選びをしてよかった!
細い路地にバルやらペンションやらがひしめき合って並んでいる。
ずっとウロウロしていられそうな細い路地が
狭い旧市街に何本も走っていた。
すべての道を隈なく歩きたい!!
素敵な街並みにテンションが上がる。
バルの隣もバル!そのまた隣も!
バルの隣もまたバル。そしてその隣も……。
ホントにバルだらけの街だ。
バルとは、スペインやポルトガル、イタリアなどでは
欠かせない形態のお店。コーヒーやパンなどの軽食から
結構しっかり目のゴハンやお酒までそろえた、
街の社交場であり、キオスク的なコンビニ的な存在だ。
美食の街サンセバスティアンのバルは
これまた本格的なお料理を出す店が軒を連ねる、
世界で一番バルの競争が激しい街。
道を歩いていると、あちこちのバルから、
さまざまな音が聞こえてくる。
お皿を豪快にカウンターに並べる音、
大きな音量で音楽を流しているお店、
お客さんが楽しそうにおしゃべりしている声など。
とにかくみんな楽しそう!
そしてなんといっても、それぞれのバルから香ってくる
さまざまな美味しそうな匂いがたまらない。
楽しい滞在になりそうな予感!
急にお腹が空いてきた。
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フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!美食の街サン・セバスティアンへ!悩んだホテル選びは、果たして……」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー、スペインのサンセバスティアン、ビルバオと
大西洋側を南下する計画だ。まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
サンセバスティアンからオンダリビアへ、そして最終目的地はビルバオ。
さあ、2週間のワインとバスクの旅へ!
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旅の中盤へ突入!美食の街へ
フランスのパリから始まった旅も、
いよいよ中盤にさしかかった。
この日はフランスからスペインへ突入!
サン・セバスティアンのアマラ駅に到着。
スペイン旅の始まり!
サン・セバスティアンはスペインバスク地方の都市で
ビスケー湾に面した避暑地として有名だ。
フランスとの国境に近く、中世には
サンティアゴ・コンポステーラ巡礼の中継地として栄えた。
近年は美食の街として名をはせている。
なんといっても、ミシュランの星を一番多く獲得している街なのだ。
バスク地方は、フランスとスペインにまたがっている。
独立した国家ではないが、独自の文化や言語を大事にしてきた土地。
他のヨーロッパとは異なる文化と言語を有する不思議な地方。
解明されていないという、なんだかミステリアスな場所だ。
でも、街も人もミステリアスな雰囲気は全くない!
スペイン人の陽気な雰囲気とはまた一味違う、
ちょっとシャイで素朴な人々が暮らしている。
街を歩けば、2種類の表記がある看板が並ぶ。
スペイン語で「サン・セバスティアン」は
バスク語では「ドノスティア」だ。
興味深い場所だ。
バスに乗っていざ旧市街へ!
到着したバスク鉄道の駅から、近くのバス停へ。
調べてあった路線バスにすぐ乗って、
旧市街の入り口へ移動する。
わずかなバスの移動時間。
到着したばかりの街並みに目が釘付け!
バールがひしめき合う旧市街は、とても狭い。
路線バスが入れるのは、ブールバードと呼ばれる大通りまで
なので、路線バスの発着場所はそこになる。
とりあえず駅からそこまでのバスに乗り込んだ。
予定通り、ブールバードで下車。
荷物がなければ歩けなくはない距離だけど、
スーツケースを曳きながらではちょっと厳しい距離。
上の写真の「dバス」が、市内のあちこち網羅している。
到着して目に飛び込んできたのは、
古いけどしっとりとした街並み。
ああ、フランスとは全然違う。スペインの香りだ!
さすがの夏の観光地!ちょっとお天気はいまいちだけど。
人がたくさん歩いている。
スペインは何度か訪れたことがあるが、
サン・セバスティアンは初めて。
大好きなスペイン。前回のスペイン旅は一人旅だった。
↓
予約していたホテルはどんな感じかな?
滞在するホテルがどんな感じかは、
この後の滞在の良し悪しを大きく左右するので
訪れる初日はドキドキするもの。
まずは3泊、その後オンダリビアでの1泊をはさんで
もう2泊する予定のホテルだ。
サン・セバスティアンで滞在するホテルは
最後までどこにするかを結構悩んだところ。
なんといっても、お値段が高いのだ。
シーズン真っただ中のリゾート地で、
最近人気は急上昇中、しかも街は小さくて
宿泊施設の数が少ない。
値段が高騰する理由がそろっている。
旧市街は狭くて、大きなホテルはない。
旧市街で泊まるには、小さなペンションになる。
でもペンションでもなかなかのお値段。
いろいろ考えた結果、旧市街に近い2つ星のホテルを予約した。
ホテルまでの道のりは、下調べをしっかりしてある。
あまり先に調べすぎるのも楽しくなくなるのだけど、
スーツケースを曳いての移動時は
安全面も考えて、調べておくようにしている。
バスを降りたブールバードから徒歩5分。
予約していたホテル「パルマ」に到着!
目の前は海!最高の立地だ。
レセプションの従業員もいい感じ。
ほどよく庶民的で気さくな雰囲気のホテル。
お部屋はいたってシンプル!
けして広くはないけど、このホテルではおそらく一番広い部屋。
部屋の窓からは、目の前に海が見える。
残念ながら曇っているけど……。
バスルームは、古そうだけど掃除はきっちりしていて清潔そう。
バスタブも付いてるし、2つ星としては合格点かな?
ただ、サン・セバスチャンに到着してみて
想像と違っていた点は、気候がジメジメしていたこと。
夏のヨーロッパは乾燥していることが常だったので、
ちょっとそこは意外だった。
やっぱり訪れてみないとわからないもんだなぁ。
さあ、いよいよスペインバスクに滞在。
フランス&スペイン旅「ワインとバスクの旅!いよいよバスク地方へ突入!バスク鉄道でスペインのサンセバスティアンへ」
2019年8月
この夏は、友人との2人旅。
フランスのパリから入って、フランス・ボルドー
大西洋側を南下する計画だ。
まずはフランス・パリに1泊、ボルドーに3泊。
その後は陸路でスペインのバスク地方へ。
そして最終目的地はビルバオ。
さあ、 2週間のワインとバスクの旅へ!
目次
快適TGVでフレンチバスクを駆け抜ける
フランスのボルドーからTGVに乗って2時間半。
途中、バイヨンヌを通り、
ビアリッツ。だんだん街の雰囲気が変わっていくのが
車窓からでもわかる。そう、もうここはバスク地方だ。
バスクとは、フランスとスペインにまたがる地方で、
ここに国境が引かれるもっと前から、
豊かな自然とともに暮らす人々がいた場所だ。
バスク地方には独特の文化が栄えている。
ヨーロッパのどの言語の影響も受けていない言葉と言われる。
一部はスペインなので「スペインバスク」と呼ばれている。
アンダイエに到着!バスク鉄道へ
快適な列車旅で到着したのは、アンダイエという街だ。
アンダイエは、フランスの南西にある国境の街。
TGVの終着点。いよいよフランスとはお別れだ。
こちらがアンダイエ駅。ちょっと空模様が怪しい。
アンダイエ駅を出てすぐのところに、
とってもこじんまりとした駅舎がもう一つある。
こちらはバスク鉄道のアンダイエ駅。
ここからはバスク鉄道に乗り換えて、
スペインのサンセバスティアンを目指す。
TGVから乗り換える客が多くて、
切符の購入に少し並んだけど、
よくよく見渡してみればそんなに人が多いわけでもない。
駅舎が小さいので満員に感じただけだったようだ。
バスク鉄道とは、エウスコトレンと呼ばれる私鉄。
フランスのアンダイエと、スペインのビルバオを各駅停車で結ぶ
まさにバスク地方をかけぬける鉄道だ。
10分少々で電車がやってきた。
想像以上に近代的な車両でびっくり!
独特なバスク語!バスクの文化を存分に味わいたい
駅の名前の表記「エンダイア」はバスク語だ。
ここからは、フランス語とバスク語、スペイン語が入り交じった世界。
バスクの人たちは、自分たちのことをフランス人や
スペイン人とは呼ばず、バスク人と呼ぶ。
国境線なんて関係ない。強いつながりを持つ地域。
私の子どものころのイメージでは、「怖いところ」だ。
テロ事件のニュースを何度も聞いていたからだ。
その場所へ今、安全に来れるようになったこと自体が
うれしいし、感慨深い。
さて、車両の中もとっても近代的。
私のバスク鉄道のイメージとはかなり違っていて……
のんびりしたバスク鉄道の旅。
フランスのアンダイエから、
目的地スペインのサンセバスティアンまでは約40分ほど。
バスク語だとドノスティアと呼ぶ。
でも降りる駅は「アマラ」だ。いよいよ到着!
さて、楽しみにしていたサンセバスティアンでの滞在が始まる。