「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その30>「旅の思い出の品々と旅の名残を愛でる日」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その30>」。

旅の思い出の品々を愛でて癒されます。


目次

 

旅の思い出の品々

相変わらず旅には出られない日々が継続中だが、

年末年始のお休みを利用して、

家の中を細々と片づけた。

 

その中には、旅先で撮った大量の写真や、

昔の写真のネガなどもあって、

あっちへやったりこっちへやったり、

ネガをデータ化してみたり、

データ化したものをまたパソコンで

あっちへやったりこっちへやったり。

永遠に終わらなさそうな作業をやってみた。

 

私は旅先であまり買い物をしない。

旅する経験自体が私の大好物なので、

お土産と称するものも自分自身に

買うことはあまりない。

 

でも、私の部屋には旅の思い出の品々を

ひっそりと飾った一角があるのだ。

ここも年末年始に改めて眺めてみた。

 

「品々」と、敢えて大げさに言ってみるが、

これほどまでに、他人と自分にとっての

価値が大きく違うものもなかなかないであろう、

そんな品々なのである。

要するに、私以外の人にとっては

ただのガラクタの類も含まれているのだ。

まあ、「宝物」とは総じてそんなものかもしれないが。

 

旅に関係あるものも、旅に直接関係ないものも。

でも私とっては、旅を連想させるものばかりが並ぶ。

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初めてパリを歩いたときに買ったミシュランの地図、

パリ旅行のために日本で買ったベルリッツのフランス語の本、

パリで買ったベルリッツのフランス語の本、

イタリアで買った伊英辞書、

プレゼントでもらった石の地球儀、

ポルトガルで買ったカップ&ソーサー、

木箱に入ったポルトワイン、

世界地図のルービックキューブ

EUがデザインされたメモ帳、

オーストラリアで買ったカレー粉が入っていた入れ物、

ハワイ土産でもらったマニキュア、

東京タワーにパリのメトロのカルネ、

リスボンのケーブルカーのチケットなどなど、

本来なら隣り合わせになることのない「品々」が

隣り合っている、私にとっての幸せ空間。

 

旅の名残も一緒に

そして同じ棚の右側には、

各国のコインが、さまざまな入れ物に入れられ、

よくわからない並びで鎮座している。

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ユーロ、アメリカドル、カナダドル

オーストラリアのドル、

ハンガリーフォリント

チェコのコルナ、トルコのリラ、

今はもう使われていないフランスのフラン、

オーストリアのシリング、

ドイツのマルクなど。

 

わざと残したのではない、

たまたま旅先で残ってしまったコインだ。

改めて眺めてみると、見事なまでに

ばらばらの空き瓶に放り込まれている。

でもこれも私にとっては幸せ空間。

 

旅に夢中

旅をしているときは旅に夢中だ。

何を持って帰って飾ろうかなんて、

考えることはまずない。

いろんな偶然やタイミングが重なって

ここにいる「品々」たち。

 

よくぞここまで、捨てられることなく、

壊れることなく、居てくれました。

 

今や、それを愛でて、それに癒される本日。

どうもありがとう。

 

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オランダ&ベルギー旅「おまけのフランス!パリでの夕食はさわやかなテラス席で!そして夜の街歩き」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

パリを歩き疲れて

この日、高速鉄道タリスに乗って

パリに到着した私たち。

弾丸パリ観光をして、足が棒になった。

ノートルダム、サントシャペル、オペラ座

その後は、コンコルド広場まで歩いて、

チュイルリー公園を抜けて、

結局たどり着いた先は、ノートルダムのそば。

 

ここで夕食にする。

気持ちいいテラス席に座って、

あの木陰の向こうはセーヌ川

そしてノートルダム大聖堂だ。

 

この旅では、オランダ・ベルギーと

ビール三昧だったけど、ここはパリ。

まずはワインで乾杯!

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まだまだ明るいけど、もう夜の8時すぎ。

熱々のオニオングラタンスープ!

風がちょっと冷たくなってきた時間、

この熱々が美味しい。

 

メインは鶏肉とサーモンのパスタを注文。

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フランスでパスタを食べてはいけないと

何度も思いつつもついつい注文してしまう。

何度目かの決意を。ヨーロッパに来たら、

イタリア以外ではパスタを注文しないこと、、、。

 

でもとにかく、素晴らしい立地で大満足だ。

カジュアルな感じで肩もこらないし。

ここで疲れをしっかりとって、

私たちはまだまだ歩く気満々。

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暮れ行くパリをまた歩く

対岸には美しいノートルダム

パリにいるんだ!と実感しながら歩く。

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夕食を終えて、ようやくトワイライトの時間。

夏のパリはだんだん心地いい涼しさになる。

この年の夏は、とても蒸し暑いパリだったけど。

 

だんだんシルエットになっていく、この時が好きだ。

橋を渡って、再びシテ島へ。

正面に見えるのは裁判所、そして左はサント・シャペルの塔。

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シテ島を越えて北側へ向かう。

シャンジュ橋からはエッフェル塔が見えた。

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夜のパリに酔う

橋を渡って、そのまま西へ。

ルーヴル美術館へ向かう。

ルーヴル宮殿の門の向こうに、

ポンデザールの橋と建物が見える。

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ライトアップされているものの、

四方を宮殿に囲まれた中庭は暗くて、

どこか別の世界へ迷い込んだような気分。

 

そこから西へ抜けると、

ルーヴルのピラミッドがお目見えする。

こちらは華やか。

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そして幻想的だ。

昼間とは全く違う魅力。

ピラミッドが浮かび上がって、

その光が水面に映る。

いつまでもここで座っていたくなるような

居心地の良さがある。

 

2013年も同じところへ、、、

   ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

私たちはしばらくルーヴルの美しさを堪能してから

チュイルリー公園抜けてをコンコルド広場まで

歩いた。

コンコルドの噴水を南側から。

バックにマドレーヌ寺院が光っている。

500mくらいは先にあるはずなのに。

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夜のパリは、パリの建物も美しさを

より一層浮かび上がらせて、

「参りました」と言うしかないほど、

美しい。

パリの夜に酔いながら、ふわふわした

足取りで、歩いてホテルへ向かう。

 

久しぶりのワインのせいも

多少はあるかもしれないけど。

 

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オランダ&ベルギー旅「おまけのフランス!パリにウズウズする!祈りのノートルダムに光のサントシャペル、憧れのオペラ座」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

祈りのノートルダム

高速列車タリスでパリに着いた私たち。

ホテルで荷物を預けて最初に向かった先はここだった。

カルチェ・ラタンのホテルから歩いて数分。

ノートルダム大聖堂だ。

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2019年春の火災は全世界の人に衝撃を

与えたと思うけど、私ももちろんその一人。

内部の祈りの空間をもう一度取りもどして

また訪れることを願って、懐かしもう。

 

当時はまだフィルムカメラを使っていたので、

聖堂内部の写真は暗いものばかり。

でもその方がその時の雰囲気を思い出せるような

気がするので、加工などはしないでおこう。

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こんなにも観光客がいるのに、

ちゃんと荘厳な雰囲気や静寂が保たれている。

そんな空間だった。

 

光のシャワー「サント・シャペル」

その後、私たちは「サント・シャペル」へ移動。

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これでもか!という光のシャワーを浴び、

言葉を失うのだった。

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ホテルの居心地は?

そろそろホテルもチェックインできるころ。

歩いてホテルへもどる。

シテ島を観光した後、歩いて帰れるなんて!

ホテルはカルチェラタン

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お部屋は決して広くはないけど、

優雅な雰囲気で快適そうだ。

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そして何よりも私が気に入ってのは、

狭い狭いバルコニーからの眺め!

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なんだかパリっぽい感じだ。(私的に)

目の前にホテルの看板。

向かいの建物もよく見えている。

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ホテルなんだけど、まるでパリのアパルトマンにでも

短期滞在するような気持で、パリ滞在を楽しもうと思う。

 

パリのオペラ座

しばらくホテルで休憩し、使い勝手のいいように

レイアウトを自分たち風に整えたら、再び街へ。

歩くのももちろん好きだけど、

パリのメトロも大好き。

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ジャーン!パリのオペラ座

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オペラ好きとしては、ここでオペラを鑑賞するのが夢だが、

それはいまのところ果たせていない。

残念ながらオペラは夏がシーズンオフだから、

夏に旅行をしている限り、ここでオペラ鑑賞は

叶わない夢なのだ。

というわけでしかたなく(?)内部の見学を楽しむ。

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天井画はシャガールのもの。暗いですが。

オペラ座の怪人では、あのシャンデリアが、、、

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こんなん見学しちゃったら、ますます観たくなっちゃう。

安い天井桟敷の席でいいから、オペラを観に来たい。

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宮殿のようなホワイエ。

ここでオペラに休憩時間に一幕がどうだったとか

こうだったとか、思う存分知ったかぶりして

おしゃべりしてみたいなぁ。

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パリにウズウズする

ふり返れば振り返るほど、

また訪れたくなってウズウズするパリ。

短いパリ滞在を楽しく自由に駆け抜けている、

今より十歳以上も若い自分を

ちょっと羨ましく思ったりする。

 

行きたいとこへ行って、やりたいことを

やりたい順番でやってるな。

いいぞいいぞ、その調子だ。

そう、私はまたそんな旅がしたいんだ。

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その29>「旅に出るワクワクを忘れないために」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その29>」。

旅に出られない旅人は、今年も旅をふりかえります。


目次

 

旅の思い出をふりかえる贅沢

2021年がスタートした。

やっぱり、いつもの年明けとは

ちょっと違った心持ちだ。

でも日々の生活は続く。

できることを淡々とこなしながら、

心も体も健康に過ごしたい。

 

さていつも通り旅をふりかえる作業。

旅のことをふりかえるとき、

私にとってとても大事なのは写真だ。

旅の記録としても必要なことだし、

写真を撮ること自体も好きだから。

 

そして、旅をふりかえるためには、

写真の整理が欠かせない。

どこへも出かけなかった冬休み、

写真の整理に大いに時間をかけてみた。

なんて贅沢な時間の使い方。

例年ならできない。

だってそんな時間があったら、

新しい旅へと旅立ってしまっていたから。

 

大好きなヨーロッパの風景。

その中でもこんな寒い時期には、

やっぱり寒い時期に撮った写真に目がいく。

 

大好きな街フィレンツェに行く

私の海外旅行は年に1回かせいぜい2回。

たいていは夏休みを利用したものなので、

冬の写真はとても少ない。

 

めずらしく短い冬休みを利用して行った

イタリアのフィレンツェをふりかえる。

2011年の年末から2012年にかけて

滞在した時のものだ。

 

どうしても大好きなフィレンツェに行きたくて、

休みの直前になってから航空券を予約し、

1週間の冬休みをほぼすべてフィレンツェ

過ごしたひとり旅。

(そのころはまだ独身でした。)

 

いつも、ヨーロッパまでは直行便を選ぶ。

乗り継ぐのはヨーロッパ内で。

少しでも長く、ヨーロッパに居たい。

それがたとえ空港の中であったとしても。

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イタリアのフィレンツェは、

イタリア中部のトスカーナ州の州都で、

ルネサンス期に繁栄した街がそのまま残る

歴史的で美しい街だ。

イタリアの観光地を忙しくまわるツアーだったら、

半日か1日かくらい割いてある感じかな。

 

日本からの直行便はないので、

いつもヨーロッパのどこかで乗り換えていく。

フィンエアーヘルシンキ乗り換えか、

ルフトハンザでフランクフルト乗り換え、

エールフランスでパリ乗り換え、

KLMでアムステルダム乗り換えの

まあ、たいていこれのうちのどれかだ。

 

乗り換えが必要なので、うまく乗り継げたとしても

フィレンツェに着くころには

だいたい夜遅くということになる。

 

翌日の朝、足早に向かった先は

ドゥオーモの前だった。

ここに来ると、「フィレンツェに来たんだ!」

と、実感できるから。

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この時の旅で、4回目のフィレンツェだった。

ドゥオーモはイタリアの各都市にある、

その都市の中心となる教会のことだが、

フィレンツェのドゥオーモの正式名称は

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

  サンタ=聖

  マリア=マリア様(聖母)

  デル=前置詞+冠詞

  フィオーレ=花

というわけで、花の聖母の大聖堂だ。

 

だれが見ても感動する教会だと思うけど、

私にとっては特に何か惹きつけられるものがあって、

何度もフィレンツェに戻ってきてしまう

要因の1つはこのドゥオーモ。

 

このドゥオーモのクーポラが好きすぎるのだ。

ブルネッレスキが15世紀に架けたこのクーポラ。

その何とも言えない美しい色合い、

どこかかわいらしいのに荘厳な佇まい、

迫力と優美さの、なんというか

甘辛ミックスみたいなのがたまらない。

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旅に出るワクワクを忘れないために

冷えた朝のフィレンツェにだんだん日がのぼって

美しい街にまるで照明がたかれたようになる光景。

 

吐く息が白いのに、ジョットの鐘楼に息を切らして

のぼったせいで、汗をかいてコートを脱いだこと。

 

寒暖差が大きく、カメラのレンズが曇って

居合わせた見知らぬ観光客の方と笑いあったこと。

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写真には直接写っていないことも

写真が思い出させてくれる。

旅に出るワクワクを忘れないために、

私は旅をふりかえっているのかもしれない。

 

結局は、旅に行かなくても、

旅のことばかり考えているんだな。

それでいいか。

しばらくは、それでいくか。

と思う。


 

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オランダ&ベルギー旅「おまけのフランス!旅の終着地はパリ。ホテルとノートルダム」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

タリスでパリ北駅に到着!

ベルギーのブリュッセルを出て、

いつの間にやら国境を越えていた。

着いたのは、フランスの首都パリ。

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高速列車タリスであっという間だ。

かっこいい車両だなぁ。

もっと乗っていたかったかも。

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タリスはパリの北駅に到着。

スーツケースを持っての移動なので、

北駅からホテルまでタクシーを利用した。

 

ホテルはカルチェ・ラタンに

予約したホテルは、「カルチェ・ラタン」。

その名の通り、カルチェ・ラタンにあるホテルだ。

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カルチェ・ラタンと呼ばれる地区は

大学などの教育機関が多い場所。

アカデミックな雰囲気と、

学生街の雰囲気が混じっていて

過ごしやすい。

しかも夏は大学が休みなので

比較的静かな界隈だ。

 

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この地区が気に入って、

この後、パリに滞在した時にも

カルチェ・ラタンでホテルを探したくらい。

 

2013年のパリ滞在はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルはこじんまりとしているが

とってもおしゃれで華やかな感じ。

よかった!と一安心だ。

パリのホテルを予約するのに、とても迷った。

なんといってもホテルの数が多すぎて悩むのだ。

この後、パリには何度か行ったので

今では多少の土地勘があるが、

この時は手探りの状態で予約した

ような気がする。

 

さて、チェックインの時間よりも早く着いたので、

レセプションで荷物を預かってもらい、

早速パリの街歩きへ出発!

 

パリが最終地の訳

この旅の最終目的地をパリにしたのは、

なかなかパリには来れないから。

 

私にとってパリは思い出深い街なのだ。

学生時代に初めて訪れたヨーロッパの都市がパリだった。

10日ほどの滞在期間、毎日パリの街を

足が棒になるまで歩いた。

永遠の憧れの街だ。

 

何度でも訪れたい街なのだが、如何せん、

年に一度か二度しか行けない海外旅行、

どうしても行ったことないところが優先的に

旅の候補地になってしまう。

パリはいつも後回しになってしまうのだが、

今回、ベルギーから日本への直行便がないので、

どうせどこかで乗り継いで帰るなら、

パリに先乗りして観光もしてしまおうという

魂胆(?)でこの旅のプランとなった。

 

美しいノートルダム

ホテルを出て、北へしばらく歩くと、

もうそこはパリ発祥の地のすぐそば。

ノートルダムが見えた!

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もちろん、火災が起きるずっと前のノートルダム大聖堂

尖塔が美しい。

 

2019年夏に訪れた時のノートルダムはこちら。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

セーヌ川沿いを西へ歩いて、シテ島へ向かう。

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大聖堂の前は人でごったがえしていた。

そう、いつもはそうだったんだ。

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2019年夏に訪れた時も、

観光客がまばらにいたけれど、

とても静かだった。

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(2019年に訪れたノートルダム大聖堂。)

 

ノートルダム大聖堂が美しくよみがえったら

絶対にまた訪れたいと思う。

そのころには、自由に旅ができるようになっているだろうか。

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祈りの場へ。


 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ベルギーに別れを告げて。旅にはこんな贅沢がある」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを今年も書きます。

 

目次

 

ブリュッセルのチョコレート

ブルージュを楽しんだ後は、

再びブリュッセルへ。

日帰りで楽しめる素敵な街だった。

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルで一息ついて向かった先は、

やっぱりここ、グラン・プラス。

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いつ、どんな時間に訪れても美しい。

そして人であふれている広場だ。

今回の旅は、グラン・プラスから歩ける

距離のホテルだったということもあるけど、

本当に毎日ここへ来たなぁ。

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美しい広場を眺めながらも、

私たちの目的はグラン・プラスにあるお店。

まずはこちら。ご存知、「ゴディバ」だ。

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グラン・プラスに面しているお店へ。

ここにゴディバがあることは知っていたけど、

どうも入りにくくて。

店舗が小さいのがまたまた入りづらく、、、。

 

でもこの日、ブルージュショコラティエ

何軒もハシゴしてきた私たち。

ようやく勇気を出して(?)入ることができた。

 

そしてその勢いでこちらも。

有名店「ノイハウス」。

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どちらのお店でも、2粒ずつ購入。

ブルージュのお店よりは

若干お値段設定が高めだったけど、

日本で買うの3分の1くらいのお値段。

大事に持ち帰って、翌日のお楽しみに。

 

 

ベルギーに別れを告げて

翌日はとうとうベルギーを離れる日。

めずらしく高級ホテルに泊まったこの数日、

最後の最後まで満喫してから、旅支度だ。

 

何度通ってもほれぼれするホテルのロビー。

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食べすぎ要注意の朝食。

これでもかなり我慢した方。

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立地も最高、優雅な気分に浸れた。

allaboutbelgium.com

 

前日のチョコレートを携えて、出発!

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向かう先はまず、ブリュッセル南駅だ。

ここから私たちは「タリス」という

高速鉄道を使って、目指すはフランスのパリ。

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タリスとは、フランスのパリ、ベルギーのブリュッセル

オランダのアムステルダム、ドイツのケルンとドルトムントという、

4か国の主要都市を結ぶ高速国際列車のこと。

 

この赤い車体がかっこよくて、

乗ってみたいと思っていた。

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中の設えも素敵。かっこよくてかわいい。

赤!

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ベルギーさようなら。

素敵で、おしゃれで、でもさりげない国。

肩ひじ張らなくていい雰囲気が魅力。

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旅にはこんな贅沢がある

車内でしっかりチョコレートに舌鼓。

あぁ、なんて贅沢な旅だろう。

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「タリス」はとても快適な乗り心地だが、

日本の新幹線と比べれば、金銭的にはかなり割安。

というより、ヨーロッパの鉄道は全体的に安い。

 

日本の新幹線のすばらしさは世界一だと思うので、

値段の高さはしょうがないと思っている。

あの清潔さ、時刻表どおりの運行システム、

あんな電車、日本以外のどこにも走っていないだろう。

 

でも、こんな贅沢もありなのだ。

値段の贅沢ではなく、時間と経験の贅沢。

 

高速鉄道「タリス」に揺られながら、

ベルギーのブリュッセルの、グラン・プラスで

買ったチョコレートを、ゴディバ1粒、

ノイハウス1粒ほおばりながら、

どちらがどうとか、昨日のチョコと比べて

どうとかこうとか言いながらパリを目指す贅沢。

 

そしてそんな贅沢な1時間半という時間は、

あっという間に過ぎ去るのだ。

いよいよ旅の最終地パリに着く。

短いパリ滞在を楽しんで、旅を締めくくろう。

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その28>「新しい年の初めにーいつでも旅人でいようー」

あけましておめでとうございます。

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その28>」。

旅に出られない旅人の新年の決意です。


目次

 

新しい年がやってきた

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(2020年の新年。)

 

新しい年がやってきた。

ちょっとどんよりした気分のうちに。

2020年を乗り切ったという気もするし、

なんだかよくわからないうちに

過ぎ去ってしまった年だったという気もする。

 

年中行事が次々にできなくなり、

いつも通りの季節の変化や時の流れを

感じられなかった2020年。

こんなにも「いつも通り」にいかないことが

ストレスになるのかと、おもい知った。

 

「いつも通り」過ごせることのありがたさ。

そして何より、「いつも通り」旅に

出られないことの息苦しさ。

あぁ、また深呼吸することを忘れていた、

と度々思う日々だった。

 

旅人の願いはただ一つ。

世界が平和になること。

実は、昨年の年の初めにも

同じようなことを書いていた。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

でも、今年の気分はちょっと違うな。

長いトンネルのまだまだ中にいるようだ。

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(2019年鎌倉にて。)

 

トンネルの出口はまだ見えない。

入り口をふり返る余裕もない。

 

旅人でいようと決めた

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(2018年夏。カナダへ向かう。)

 

結局、2020年は一度も旅に行かない年になった。

海外はもちろんのこと、国内旅行も。

おそらく、大人になってから初めてのことだ。

 

でも、私は旅人でいようと決めた。

安心して旅に出られるのは、

2022年?2023年?2024年?

そんなことは、今は「さておき」。

旅に出られない旅人はどうすればいいのか?

いろいろ考えたけれど、

考えはぐるりと一周まわって、

 

「心も体も健康に暮らすこと」

 

とてもシンプルで当たり前のことだ。

だって、心も体も健康じゃないと

旅になんて行けないじゃないか。

世界のことをどうこう私にはできない。

私は私のことをしっかりやる。

 

そして、いつも「旅人」でいる。

旅に出るためのフットワークや、

湧き出る世界への興味を失わないで、

いつでもどこでも旅人でいよう。

 

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(2011年冬。イタリア・サンジミニャーノ。また行きたい。)

 

この決意を、いつかおもしろおかしく

思い出せる日々が来ることを願って。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ベルギーの古都ブルージュで怒涛のチョコレート・ハンティング!」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを

2020年大晦日も書いています。

そして2021年へ、もう少し続きます。

 

目次

 

新たな楽しみを知ったブルージュ

ブルージュの運河クルーズを楽しんだ後、

再びマルクト広場へ戻ってきた。

かわいらしい建物が並ぶエリア。

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そんなマルクト広場の近くに、

「デュモン」というかわいらしい

佇まいのお店がある。

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ブルージュに星の数ほどある、

チョコレート専門店の1つだ。

 

なんだかわからないけど、何かにまるで

惹きつけられるようにこのお店に入って、

ショーケースに並ぶ美しいチョコレートと

カカオの香りの虜になってしまった。

入りやすい雰囲気が漂っていたのかもしれない。

 

言わずもがな、ベルギーと言えば

チョコレートが有名だ。

私は無類のチョコレート好きで、

お土産にはぜひ買って帰ろうと思ってはいたけど、

日本で買うベルギーチョコレートは

とても高級なイメージだった。

 

しかし、ふらっと入ってみたこのお店、

びっくりするほどリーズナブルなお値段。

そしてとても気さくな店員さんが、

あまり押しつけがましくなく、

程よい距離感で接客してくれて、

とても居心地が良い。

 

後から知ったことだけど、

「デュモン」は家族経営のお店で、

ちょっと名の知れた有名店だった。

 

そしてこのお店で知ったこと。

チョコレートは、1粒ずつでも

買えるってこと!

 

チョコレート買いたいだけ買う!

基本、ベルギーのチョコレート専門店は

量り売りのシステムで、グラムいくらという

表示になっていることが多い。

もちろん、何個の詰め合わせのボックスなども

置いているところもあるが、だいたいは

豪華な箱に入っていて、いかにも贈答品という風情。

 

ブリュッセルのグランプラスに

店を構える、いわゆる「ゴディバ」の

ような有名店のディスプレイには、

そんな商品ばかりが並んでいた。

 

でも実は、グラムで売るということは、

個数を言えば、グラムを量ってくれて、

それで値段が決まるってこと。

何個ずつからでも買えるということだった。

それもこれも、先ほどの「デュモン」に入って、

「1個ずつ買えますか?」と聞いてみて

知ったことだった。

 

私たちは、「デュモン」でそれぞれ1個ずつ、

計2個のチョコレートを購入。

1個1ユーロ程度で買えちゃう!

 

ここからチョコレートハンティングという、

新たな楽しみが始まった。

 

怒涛のチョコハンティング!

そんなお値段で1個ずつ好きなチョコレートを

選んで買えちゃうということを知った私たちは、

すっかり味を占め、美味しそうな、

でもちょっと趣きの異なるショコラティエ

捜し歩いた。

後で、味の品評会をしようじゃないかという魂胆。

 

プラリネが美味しそうなお店でも、

1粒ずつそれぞれ選んで計2個をお買い上げ。

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ひっそりとした路地に建つ、

新しそうなお店でも2粒だけ購入。

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人だかりのできている人気店っぽいこちらの

お店でも、たくさん買っている人々を横目に

私たちは2粒だけ購入。

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ホテルへ帰って勝手に品評会!

新しい楽しみをカバンに詰めて、

ブルージュからブリュッセルへ。

わかったことは、どのお店も

価格に大した違いはないということ。

 

そして楽しみにしていた、ホテルで

勝手にチョコレート品評会を開催!

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結局、ブルージュでは、5軒の

ショコラティエで2粒ずつ購入した。

 

それぞれのお店で購入したものを1粒ずつ食べて、

友人と感想を述べ合う。

違う種類のものを購入しているので、

述べ合ったところで「へぇ」という感じなんだけど、

品評会を真剣にやっていること自体が

もう自分たちで面白くて楽しい。

 

そして、チョコレートは店ごとに、

ものすごく個性があるということを知った。

種類は違うものを買ったのに、

チョコレートに対する感想は

結構共通していたからだ。

 

新たな楽しみを知ってしまった私たち。

明日は、もうベルギーを発つ日。

ブリュッセルでやりたいことが

新たにできてしまった。
 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ブルージュの運河クルーズへ!中世の商人になった気分で」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

中世の街ブルージュでランチ

この日はブリュッセルから遠出して、

水の都ブルージュへ。 

ariruariru.hatenablog.com

 

水の都を満喫すべく、

運河めぐりのボートに乗ることにした。

 

でもちょっとその前に、腹ごしらえ。

ボートの発着点そばにある、

「DE  GASTRO」というお店へ。

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ちゃんと今でもありました。

なかなか人気のお店だったんだな。

適当に雰囲気で入ったお店だったけど。

海外では、ほぼ店選びで失敗したことはない。

五感をフルに使って、全集中で選んでいるから?

 注文したのは、この日のランチセットの

ラザニアと、もう癖になっちゃってるビール!

この土地の白ビール、爽やかで美味しかった。

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ヨーロッパでは、ラザニアってこういう

ランチセットにわりとよく出てくる。

お手軽な感じなのかな。

でもいつも想像以上に美味しくてびっくりする。

日本で食べるラザニアよりも

肉肉しくて、水分が少ない。

ラザニアってパスタじゃなくて

肉料理だったんだ!という感じ。

熱々をほおばって、爽やかなビールを

いただく。最高!

 

運河クルーズへ出発!

さて、食後はいよいよ運河クルーズへ。

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ただいま順番待ち中。人気のようだ。

橋のたもとから出発する。

橋を見上げると、欄干にまたがる少年。

危ないよー!

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とかなんとか言っているうちに

さあ、いよいよ順番が回ってきた。

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沈んじゃうんじゃないかと思うくらい、

たくさんの人を満タンに乗せた船が行く。

おぉー。水面すれすれの感じ。

ここからはしばし、中世の商人になった心地で。

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運河からしか見れない景色

どの建物もかわいらしくて素敵。

ひとつずつ見ていくとバラバラなデザインなのに、

どうしてこんなに統一感が出るのだろう。

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結構低い橋げたの下を通っていく。

ワクワクとちょっとしたスリル(?)も味わえる。

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運河からしか見れない景色を楽しんで。

これぞ運河クルーズの醍醐味。

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どこをとっても美しい!

ボートは結構早く進むので、

両側をキョロキョロしっぱなし。

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約30分の運河の旅。

見落とさぬように必死だ。

もっと優雅な船旅を想像していたのだが。

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見どころが凝縮されているブルージュ

さすがは水の都。まさに運河から見える景色は、

瞬き禁止の眺めの連続。


やっぱりブルージュはすごい。

またベルギーを訪れることがあったら、

ブルージュはきっとまた来ちゃう。

そんな街だ。

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その27>「やさぐれています」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その27>」。

旅に出られなかった2020年。

旅に出られない旅人は、、、。


目次

 

年の瀬を迎え

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(2011年の年の瀬。短い休みを利用して旅へ。)

 

旅に出られない旅人はどうなってしまうのか。

旅に出られないモヤモヤとしたこの気持ちを

なんとか昇華するために書き始めた

このタイトル記事も、もう27回目。

 

すでにほぼただの愚痴の記事に

なってしまっているけど、元々は、

 

「旅にはしばらく出られないけど、

 旅を嫌いになることはないし、

 私はずっと旅人でいたい。

 旅のことは忘れないよ!」

という、旅に対する非常に純粋な(?)

気持ちで書き始めたものだ。

結局、一度も旅に出ることなく、

2020年を終えることになる。

 

2020年をふり返れば

緊急事態宣言が出され、旅どころか

外出もままならない期間が過ぎ、

世の中が「GO TO」だとか言ってる中、

旅に出ていいものかどうか思い悩む日々。

 

国も、政治家も、WHOも、なにもかも

信じられないんだと虚しい事実を悟った時、

最終的にすべてを判断するのは

自分自身しかいないんだと、

あたり前のことなんだけど

そんなことを初めて実感した。

 

それならば、誰にも左右されずに

私は私の決断を行こうと決めたものの、

それは旅に出ないという選択だったこと。

 

予約してはキャンセルをする。

そんな日々を経て、2020年は終わる。

 

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(2011年の年の瀬のイタリアフィレンツェ。)

 

このように書いてみると、なかなか

がんばったじゃないか?という気もしてくる。

よくぞ耐えた!私!えらい!

だれも褒めてくれないから、

とりあえず自分で褒めておこう。

 

今のところの結論は

そして、ある一定の結論が出た。

そんな気がするので、

今日はそれを書き留めておこうと思う。

 

「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか」

その答え。

「やさぐれています」

 

さて、「やさぐれる」とは何か。

辞書を引いてみた。

 

[動ラ下一]《「やさぐれ」の動詞化》

1 家出する。宿無しの状態でふらふらする。

2 《「ぐれる」と混同したものか》すねる。

 ふくれる。また、無気力で投げやりになる。

           (「デジタル大辞泉」より)

 

その通り。

私は今、旅に出られないこの状況をに対して、

すねてふくれている。そして、無気力で

投げやりになっている。

家出はしてないけど、まるで宿無しのように

気持ちはふらふらしている。

 

辞書のまんまだった。

 

旅に出られない旅人は、宿無しの状態だ。

心のよりどころを失っているのだ。

もうしばらくは、この「やさぐれ状態」の

ままで、いかに旅が自分にとって

欠かせないものだったかを噛みしめる。

ギリギリと歯ぎしりしながら。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!水の都ブルージュの街歩き。ようやく運河へ」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

鐘楼から下りたら

この日はブルージュへ。

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

鐘楼からの眺めを楽しんだ後、

ぐるぐると石のらせん階段を下りてきた。

 

ヨーロッパを旅していると、古い建物の塔に

上ることが結構頻繁にある。

いつも思うけど、のぼるより降りるほうが大変!

この鐘楼のように、のぼりと下りの区別のない

階段はなおさらだ。

降りるタイミングを誤ると大渋滞!なんてことになる。

 

そして下りはやっぱり、膝が、、、。

古い建物ほど、一段の高さが高かったり、

高さがまちまちだったりする。膝への負担大。

 

とか何とか言いつつ、無事に下界へ到着。

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さてさて、街歩き

マルクト広場から少し北東へ歩くと、

ブルグ広場という、市庁舎の建つ広場。

奥に見えるのは、聖血礼拝堂だ。

「聖血の遺物」が祭壇に納められている。

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マルクト広場やブルグ広場には、

かわいらしい佇まいのカフェやお土産店が並んでいて、

華やかな雰囲気だ。

 

そしてこちらが市庁舎。

どう見てもお城だけど。

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聖血礼拝堂と市庁舎は隣合わせになっている。

14世紀に建設が始まったという、とても古い建物だ。

観光用の馬車が走っていたり、

広場では何やらイベントの準備中。

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夏のヨーロッパに来ると、いたるところで

こんな風に野外でのイベントが開催されている。

これも夏に雨が降らない気候だからこそ。

いいなぁ、そんな楽しみ方。

 

ようやく!水の都ブルージュ

ブルージュは水の都だ、北のベネチアだとか書きつつ、

ここまでまったく運河の写真が出てこない。

ブルージュとは、橋という意味。

そう、運河に数々の橋が架かっているというのが、

街の名の由来になるほど、運河の街なのだ。

 

ようやく、、、。素敵!

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ブルージュは「北のベネチア」という表現も

どこかで見たけど、全然ベネチアではない。

オランダのアムステルダムのような雰囲気もありつつ、

もっとひっそりとしているというか。

こんなにも観光客が訪れていて、明るい雰囲気なのに、

どこか秘密めいた雰囲気のある街だ。

それが魅力的。

 

運河ごしに見える鐘楼が素敵だ。

運河には観光用のボートが出ていて、

運河沿いにはボートの順番を待つ人々。

こんな景色を見ながら待つのなら楽しいなぁ。

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私たちもボートに乗ろう。

でもまずはその前に腹ごしらえに。

食べ物の楽しみも、旅の楽しみ。

今この時を楽しみながら、何を食べようか。

 

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!鐘楼から俯瞰する美しいブルージュ!」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

鐘楼から俯瞰するブルージュ

この日はブルージュへ。

ブルージュは「水の都」と呼ばれる運河の街。

実は、初めてベルギーを訪れた時にも、

ブリュッセルから日帰りでこの街には来た。

あまりの街の美しさに、写真を撮りすぎて、

カメラが壊れてしまった、、という思い出も。

 

そんな懐かしいブルージュ

旧市街の中心であるマルクト広場に建つ鐘楼へ。

石の螺旋階段をぐるぐる上って、

たどり着いたそこから見える景色!

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ブルージュの街が一望できる!

かわいらしい街は、シックなオレンジ屋根が連なっている。

屋根の角度がまちまちなのがまたかわいらしい。

どこか絵本の世界を思わせる、メルヘンチックな感じだ。

 

鐘楼をぐるりと一周しながら、

ブルージュの街を俯瞰して堪能する。

あとであの辺も歩くぞ!と考えながら。

 

ひときわ高い塔が見える。

あれはたぶん聖母教会。

塔はどうやら修復中の模様。

ミケランジェロの「聖母子像」がある教会だ。

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あら、あっちがパリの方角なんだ?

南を見ているということだな。

 

あれは救世主大聖堂かな?

ブルージュ最古の教会らしい。

こうやって上から見ると、教会がちゃんと

十字架の形になっているのもよくわかる。

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取り残されてくれてありがとう!

かわいらしい街並みがよく見える。

茶色の屋根の先にはモコモコした緑。

ブルージュは本当に美しい街。

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そしてきっとこの景観は、

中世からほとんど変わってない。

「発展から取り残された」というと聞こえは悪いが、

よくぞまあ、取り残されていてくれたものだと思う。

こんな景観を今でも見ることができるのだから。

 

鐘楼自体ももちろん年季が入っていて、

こんな塔の紹介のパネルやら、

この板の壁やら、ドアの蝶番やら、

何もかもがレトロで、素敵な空間を作っている。

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鐘楼の正面はもちろんマルクト広場。

広場に面してぎゅうぎゅうに建物が並んでいる。

これがなんだか愛らしくて。

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広場に出ているテラス席が、

まるでジグソーパズルのようだ。

 

こんな風にしばらく俯瞰する風景を眺めていたら、

もちろん次は自分の足で歩きたくなる。

あの道を歩いて、こう行って、こう曲がって。

 

さて、ブルージュの街歩きへ出発しよう。

あ、その前に螺旋階段を466段

降りねば、、、。

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その26>「旅に出るならどの方角?」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その26>」。

なんてことのない、私の頭の中の

ぐるぐる思考を書き連ねただけの文章です。


目次

 

旅に出るならどの方角?

旅のことを考えながら仕事していると、

そのことをまるで見透かされたかように

同僚から唐突にこんなことを尋ねられた。

 

「旅に出るなら、東西南北どの方角?」

 

だって。

 

えーっと、、、ヨーロッパだから、、、

などと私が言い淀んでいると、

「心理テストだから!考えないで!」

と言われたのだが、どう考えたところで

答は「西」だった。

 

頭をよぎったのは、地図上では

ヨーロッパは西の方角になるけど、

北極を通ったら北ということになるのか?

などと、この場合にはどうでもよいことが

頭をかすめただけで、どう考えても「西」。

 

海外ならヨーロッパだし、国内なら西日本。

瀬戸内や九州の風情が大好きだ。

 

哲学の旅を好む旅人?

「西」に向かう旅を好む人は、

哲学の旅を求めているんだとか。

そうか、あながち外れてもいない。

いつも考え事をしながら旅をしている。

たしかに私は、哲学の旅を好む旅人かも。

 

ちなみに東へ向かう旅を好む人は、

都へ向かう上昇志向の人。

確かに東京方面?ニューヨークか?

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(2019年東京。確かに私の東京旅は、キラキラしたところを外したルートのような気もする。)

 

そして、北へ向かう旅は色恋を好む人、

恋敗れて北へ向かうのか、、、。

南は、沖縄、ハワイと新婚旅行ルート。

華やかな旅を好む人。

 

ということらしい。

(かなりざっくり言うと。)

 

なんとなくわかる気もするし、

どうってことない話なんだけど、

私が西へ向かう旅を好むのは、

それなりの、もしかして何か潜在的な理由でも

あったりするのでは?と思えておもしろい。

 

西へ向かう旅に出る理由?

ヨーロッパへ向かう理由と、

瀬戸内へ向かう理由が、

実はどこかでつながっていたりしたら

おもしろいなぁ。

理由なんて意識してなくても

本能的にそこへ向かっていたということ?

でも実は、何か理由があるのかもしれない。

 

瀬戸内海を眺めるとなんだか懐かしい気分になって、

タイミングによっては思わず泣けてしまうことがある。

もしかして、これに理由があったりするのだろうか。

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(2017年。瀬戸大橋からの風景は格別。)
 

ポルトガルリスボンの街が、

初めて訪れた時から懐かしく感じた。

もしかして、これにも理由があったりするのか。

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(2006年。借りた部屋のテラスから大聖堂。アルファマに暮らす。) 

 

そして、それらの理由は何か一つのものに

つながっていたりするのだろうか。

 

哲学の旅ではなく、旅を哲学的に考えたくなった、

さりげない日常の会話。

旅の話題を投げかけてくれたのは同僚の優しさか、

はたまたそれは偶然のなせる業か。

まじめに仕事に取り組めという、神様の苦言か。

 

ちょっと一息。

旅に出られない今も大事にしよう。

そしていずれ、西へ、西へと、、、。

 

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!今日は水の都ブルージュへ日帰り旅!中世の街に飛び込む」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

今日はブルージュへ!

ただいま、ブリュッセルに滞在中。

ホテルでは、食べすぎ注意の朝食をいただいて、

この日もブリュッセルからちょっとだけ遠出。

いいホテルは朝食も豪華で飽きない!

(めずらしく5つ星ホテルに宿泊中。)

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ariruariru.hatenablog.com

 

この日はブルージュへ。

「水の都」、「北のベネチア」と呼ばれる街。

ブリュッセルから1時間程度で行ける、

前日に訪れたアントワープに続いて

これまた日帰り旅としてとってもよい目的地だ。

 

前日のアントワープはこちら

     ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

屋根のない美術館

この日はちょっと曇りがち。

気温も低めで涼しいけど、相変わらずまぶしい。

快適な列車で1時間ほど、あっという間に

ブルージュ駅に到着! 

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すっきりした機能的な駅舎。

外観もこんな感じ。

ベルギーの鉄道は使い勝手がいい。

往復割引や週末割引などの

お得切符も種類豊富でなんだか楽しい。

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ブルージュ(Brugge)とは、「橋」という意味で、

文字通り運河が張り巡らされた街には

いくつもの橋がかかっている。

もとは北海と水路で結ばれた街として、

中世に貿易港として栄えた。

 

しかし15世紀には水路が浅くなってしまい、

海とは切り離されてしまったらしい。

そのおかげというのもおかしいが、

結果的にブルージュは、中世の面影が

そのまま残る美しい街として現在に存在している。

ブルージュの歴史地区は、

「屋根のない美術館」と呼ばれているらしい。

 

中世の街に飛び込む

駅前は広々としていて、地方都市の駅前といった雰囲気。

でも街の内側へ一歩入ると、雰囲気は一変する。

一気にタイムスリップしたような気分。

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駅から列をなしている人の流れに沿って進む。

向かう先はどうやら街の中心にあるマルクト広場。

正面には美しい鐘楼が見えていて、それに向かって歩く。

鐘楼はマルクト広場に面して建っているのだ。

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ずっと見えていた鐘楼の前に到着。

鐘楼は13~15世紀に建てられたもの。

高さは88mで、街のさまざまなところから

鐘楼のてっぺんが見えている、

まさにこの街のシンボル的な存在だ。

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鐘楼のカリヨンは15分おきに鳴らされている。

フランスとベルギーにまたがる世界遺産

ベルギーとフランスの鐘楼群」として

このブルージュのカリヨンも世界遺産の1つだ。

 

鐘楼の中庭に入ってみると、そこには入り口が。

鐘楼の上に登れるということなので、

街歩きの前に上ってみることにした。

(当時は5ユーロなり。現在は6ユーロ。)

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366段の石のらせん階段が延々と続く。

ヨーロッパを旅していると、古い塔にのぼる

機会は結構度々あって、目が回る経験も

足が棒になる経験もあるけど、なかなかの、、、。

 

足も疲れるけど、それ以上に目が回る~。

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階段は一つしかないので、降りてくる人もここを通る。

譲り合い、微笑みあいながら行き交う。

途中からは譲っている感じを醸し出しながら、

自分はちょっと休憩したりして、、、。

きつくなってきてからは、意外と

この中心にあるロープが役に立った。

 

カリヨンの演奏するところ。

楽譜が張り付けてある!

これが日常の一部だなんて、まさに中世の気分。

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ではでは、苦労して上った鐘楼からの美しい風景は、

次回に紹介いたしましょう。

そろそろカリヨンが響き渡る時間かな。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!アントワープからブリュッセルへ!グラン・プラスでの食事と文化について」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

ちょっとのんびりアントワープ

この日は朝からブリュッセルを離れ、

アントワープへ。

 

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

この街出身のルーベンスに誘われ、

ノートルダム大寺院(大聖堂)を見学。

 

その後は、グローテマルクトへ。

ノートルダムのすぐそばにある広場だ。

 

手前は「ブラボーの噴水」で、

その後ろはアントワープの市庁舎。

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噴水の像がおもしろい。

躍動感があってちょっとコミカルにも感じる。

 

このグローテマルクトという広場も、

ブリュッセルのグランプラスのように美しかった。

広場にはギルドハウスが建ち並んでいて、

絵本の世界のようだ。

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その後はシュヘルド川まで歩いてみた。

川の堤防へのぼって街を振り返ると、

存在感たっぷりのノートルダム

 

そして、それをじーっと眺めるおじいちゃん。

きっと街の人だと思うけど、

見慣れた街の人でも、

たまにはじっくり眺めたくなるくらいの存在感

とでもいうことか。
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さて、ノートルダムのそばをすり抜けて、

そろそろ帰路へ着こう。

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日帰り旅のはちょうどよいアントワープ

帰りも快適な電車旅であっという間にブリュッセルだ。

いったんホテルへ戻ってちょっと休憩。

 

洗練されたブリュッセルでの夕食

そして再び夕刻に動き出した。

ホテルの立地はグラン・プラスのすぐそば!

アントワープのちょっと素朴な雰囲気も素敵だけど、

やっぱりブリュッセルのグラン・プラス

洗練されたこの感じは圧巻だなぁ。

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というわけで(?)、この日の夕食もグラン・プラスで。

広場に面したお店のテラス席で舌鼓。

本日は、牛肉のビール煮込みとコロッケ。

やっぱりビールの国だ!

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いただいたのは、このお店。

お店の佇まいがとっても素敵。

もちろんお料理も最高に美味しかった。

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美食の国ベルギーを実感

ベルギーという国は、本当に美食の国だ。

この旅では、オランダから南下してきたから

余計にそう思うのかもしれない。

オランダの料理がまずいということではないけど、

明らかに違う文化だということが肌で、

いや舌で感じられる。

 

質素を重んじるプロテスタントとは違う、

美味しい食べ物を追求するのは

やはりカトリックの文化なのだろう。

 

街を歩いていて音楽やダンスに出会う機会も

ベルギーに入ってからぐっと増えたように思う。

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私旅の旅は、まだここから南下する。

こんなにも文化の違いを実感する旅になるとは、

旅の計画を立てた段階では思ってもいなかった。

 

1つの街に拠点を置いてじっくり過ごす旅が

好きだけど、今回の旅は、

移動しながらの旅の魅力を

存分に感じられる旅になりそうだ。

 

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