「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

デンマーク&ドイツ&スイス旅「鉄道で国境を超える旅!渡り鳥ラインで列車ごと船へ!コペンハーゲンからハンブルク」

2016年8月

 この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。

 

 ヨーロッパの鉄道の旅にはこんな本がおもしろい。

次の旅の計画を立てる時にまず熟読。

    

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ! 

 

目次

 

名残惜しいコペンハーゲンの街をあとに

短いコペンハーゲン滞在を終え、

次の滞在地へ向かう日が来た。

電車の時間までスーツケースをホテルに預けて

ストロイエへを歩く。

 

旅のホテルは、駅近のホテルヘブロン。快適だった。

www.booking.com

 

ストロイエのとは、コペンハーゲンの目抜き通り。

歩くだけで楽しくなる通りだ。

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セブンイレブンに、バーガーキングマクドナルド。

なんでこんなどこにでもあるチェーンのお店が並んでいるのに、

独特の雰囲気を保てているのだろう。

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ストロイエに面したパン屋さんでパンを購入。

鉄道旅のおともにする予定。

お店の外まで、ちょっと甘くて香ばしい、いい匂いー!

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デンマークの人はパンが大好き!

あちこちに美味しそうなパン屋さんがある。

特にデニッシュ系のパンがたくさん並ぶ。

 

ただし、物価の高さに目がくらむ……。

パンを2つ買ったら2000円近くになる。

物価の高さだけはなかなか慣れないな。

慣れないまま、デンマークをあとにする日がきてしまった。

 

いよいよ出発!渡り鳥ラインへ!

本日の私たちの目的地。それはドイツのハンブルク

鉄道で国境を超えて、デンマークからドイツに入るルート。

このルートは通称「渡り鳥ライン」と呼ばれている。

なぜなら、ルートの途中で列車ごと船に乗るという

ちょっと変わったルートなのだ。

 

 美しいコペンハーゲン中央駅。

惚れ惚れするようなヨーロッパらしい駅舎だ。

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ここから特急電車に乗って、約5時間の鉄道の旅!

いや、途中は少し船の旅!

 

今回の旅の計画は、まずこの渡り鳥ラインに乗りたい

というところから始まったようなものだった。

車ごとフェリーに乗り込むカーフェリーは

日本でも一般的だけど、列車の車両ごと船に乗り込む

光景は見たことがない。

コペンハーゲンハンブルク間も、大きな橋が架かることが

もう決まっていて、橋が完成してしまったら

もうこの渡り鳥ラインもなくなってしまうんだろう。

乗っておきたい!と思って今回の旅になった。

 

別に鉄道オタクでもないのだけど、

鉄道で国境を超えるヨーロッパの旅に、

人よりは大きな憧れを抱いている自覚はある。

 

始まりは列車旅、途中船旅、そしてまた列車旅!

さて、お腹が空いていた私たちは、

車内でさっそくさきほどのパンをいただく。

しばらくのんきな鉄道旅。

きれいに整備された車両だった。 

パン美味しいー!デンマークは美味しい国だったな。

時間が経っているのに、デニッシュはサクサクもちもち。

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 のんびり旅をしていると、お?!

急にスピードがゆっくりになってきた。

停まっては動き、動いては停まるをしばらく繰り返し…。

とうとうきた?船?港?

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 列車の中に乗ったままでは、どのタイミングで

船に吸い込まれたのかは、あまりよく分からなかった。

でも、列車から降りてみると、そこは船の中!

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 変な光景!カーフェリーだったら車が並んでいるところに

列車がきちんと収納されている感じ。

階段をあがって船の甲板にあがると、

あー!ほんとに船の上だー!

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ほどなくして船が出発。

さよならデンマーク!あ、まだ一応デンマークかな?

 

乗船時間は45分。

甲板に出るのも気持ちいいが、この日は天候があまり

良くなくて、強風が吹いていた。

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船内は広くて飲食店などがある。

免税なるので、雰囲気はさながら空港内の免税店。

空港のカフェにいるような雰囲気だ。

コーヒーでちょっと一息。

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日本では経験できない鉄道の旅。

日常と違う旅の時を過ごしていると実感する。

とかなんとか考えてたら、あっという間の45分。

もう列車に戻らなくちゃ。

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 船が対岸のドイツ側に着くと、再び列車旅。

何事もなかったかのように、陸路の旅が続く。

 

そしてドイツのハンブルクに到着!

途中の船旅をはさんで、約5時間の列車旅。

終着地のドイツ・ハンブルクに到着した。

 

ハンブルク中央駅は、今まで行ったことのある

ヨーロッパの駅の中でも、一二を争う大きさ!

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一部、大胆に工事中だけど。。

ここから、また新しい旅が始まる。

 

ヨーロッパは地続きだから、列車で国境を超えることは

そんなにめずしいことではない。

ハンブルク駅には、各地、各国からの列車が次々に到着する。

鉄道の拠点となるハンブルク駅は人で溢れていて、

コペンハーゲンの駅がいかに静かだったかがよくわかった。

 

ハンブルクは終着地と思ってやってきたこの日、

ハンブルクは次の旅の出発地となる。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「コペンハーゲンの短い夏を楽しむ!活気あふれるニューハウンと大満足の食事!」

2016年8月

 この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。

 

 ヨーロッパの鉄道の旅にはこんな本がおもしろい。

次の旅の計画を立てる時にまず熟読。

    

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ! 

 

目次

 

 活気あふれるニューハウン!コペンハーゲンらしい景色!

デンマークの首都コペンハーゲンの街歩き。

クルーズでその個性的な街並みを運河から楽しんだ後、

やってきたのはニューハウン。

ariruariru.hatenablog.com

 

ニューハウンとは「新しい港」という意味。

カラフルな建物がぎっしりと建ち並ぶニューハウン。

お天気もよくなって青空がまぶしい。

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 かのアンデルセンも愛したというこの港は、

コペンハーゲンでいちばん有名な景色だと思う。

アンデルセンは、童話作家としてデビューした頃と晩年を、

ここニューハウン67番地で過ごしたそうだ。

運河沿いには今も、アンデルセンが暮らした赤い家が残っている。

 

現在は港町というよりも、カフェやレストランの並ぶ界隈。

でも船が行き来する様子や、カラフルな建物が並ぶ様子は、

まさにコペンハーゲンの風景そのものだ。

この景色がコペンハーゲンだとは知らなくても、

だれもが一度は何かで見ている風景だろう。

 

しかし……。溢れかえる人々の群れ!

だれかが運河に落ちてしまうのではないかと思うほど。

 

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私たちが待ち時間ゼロで朝に乗った運河クルーズも、

昼が近づくにつれ、こんな感じに。

 

まさに人であふれかえるニューハウン!

でも気持ちいいー!お祭りみたいな雰囲気だ。

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北欧の夏は短い。

この短い夏を存分に楽しもうとしている感じだ。

心待ちにした短い夏を、一瞬も無駄にしないように。

 

クレパスの箱を開けた時みたいなカラフルな建物が並ぶ。

冬は雪と氷で真っ白な世界が広がっているのだろう。

まさに夏の青空の下、今がもっとも華やかな時なのだ。

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蒸し暑い日本の夏を脱出して、

涼しさを楽しみに訪れた北欧デンマーク

でもそこで感じたのは、夏を心待ちにしている様子。

北欧を冬に訪れたことはないけど、

少し冬の厳しさを想像できたような気がした。

 

コペンハーゲンの夕食は老舗のレストランへ!

コペンハーゲンの街歩きを楽しんだあとは、

駅近のホテルでゆっくりしてから、

のんびり夕食へ出かけてみる。

 

コペンハーゲンは本当に美しい街だ。

陽が傾いてきた街並みもまた雰囲気があって素敵。

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コペンハーゲンの短い滞在。夕食は老舗へ行ってみる。

予約せずに訪れたので、どうかなーと思ったけど、

早めの来店でなんとか入店できた。

 

夏のヨーロッパは陽が長いので、みなさん夕食が遅め。

北欧はなおさらだ。しばらく滞在していると

地元時間で動くように自然となるのだけど、

まだ滞在してからわずかな日本人としては

7時をまわると夕食へ行きたくなってくる。

もちろん、お腹もその仕様で空いてくるので……。

 

訪れたのは、1750年から店を構えるという歴史ある老舗。

歴史のある店だが、雰囲気はいたってカジュアル。

「プック」というお店だ。

www.tripadvisor.jp

 

まずはビール!

カールスバーグってデンマークのビールだったんだ!

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ふだんビールを飲まない私はその事実にびっくり!

それは飲まねば。

TUBORGもデンマークのビール。

 

お料理は、デンマークの伝統的なもの。

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全体的に塩コショウは薄めで、素材の味を大事にしたお料理。

そしてハーブづかいがデンマークらしさを感じる。

濃度の高いソースも北欧らしい感じ。

 

ダイナミックさに素朴さがミックスされているような。

これはお料理だけでなく、デンマークの何もかもに感じる特徴だ。

建物も、街自体も、デンマークの人々も、

ダイナミックさと素朴さを感じる。

 

ダイナミックさと素朴さが共存する街とコーヒー

大満足の夕食のあと、歩いてぶらぶらホテルへもどる。

空はまだうっすら明るい。北欧の夏の夜。

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ダイナミックな建物が並ぶ美しい街並み。

でも飾らない素朴さを感じる。

 

帰り道にある「Irma」のスーパーでコーヒーを買って、

ホテルでほっこり食後のコーヒー。

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「Irma」とはデンマークのオーガニックスーパーで

コペンハーゲン市内にも何店舗かある。

おしゃれなグッズなどが日本でも人気らしい。

今回の旅でも何度もお世話になった。


簡単にコーヒーがかえる環境がうれしい。

物価の高いデンマーク

カフェで席についてコーヒーをのんだら

日本の3倍くらいになってしまう。

スーパーのテイクアウトなら日本と変わらないお値段。

 

おいしいコーヒーと静かなホテル。

コペンハーゲンは、長期滞在したくなる街だ。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「コペンハーゲンの運河クルーズでマーメイドを発見!世界三大がっかりなんて言わないで!」

2016年8月

 この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。

 

 ヨーロッパの鉄道の旅にはこんな本がおもしろい。

次の旅の計画を立てる時にまず熟読。

    

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ! 

 

目次

 気持ちで負けない?コペンハーゲンカードを使って

 コペンハーゲンでの滞在は短いので

観光はこの日に集中させる計画。

デンマークの物価の高さに気持ちが負けないように(?)

前日の空港でコペンハーゲンカードを購入した。

copenhagencard.com

 

コペンハーゲンカードとは、公共交通機関に乗れたり、

観光施設に無料で入ることのできる旅行者向けのカードのことだ。

 

コペンハーゲンカードの1日券は399 DKKで約7,100円!

た、た、た、た、高い!でも、物価の高い北欧。

実はこのカード、とってもお得なカードなのだ。

1日券なのだが、重要なのは24時間券であること。

つまり、日をまたいでも、24時間以内なら

使えるというところが最大のポイント。

 

私たちは、前日の空港で購入したので、

その日の夜に寄ったチボリ公園なども

このカードを使うことができた。

そして翌日のこの日、夕方までこのカードを使い倒す予定。

 

コペンハーゲンの人気の観光スポットの入場料はたとえば、

チボリ公園 110 DKK、ローゼンボー離宮 105 DKK、

クリスチャンスボー城 150 DKK なので、

この3か所へ行くだけで元が取れる計算なのだ。

 

運河から眺めるコペンハーゲンの街

コペンハーゲンは、運河の街だ。

街を歩くより先に、運河クルーズに行ってみた。

朝は特に涼しい北欧の夏。風が気持ちいい間に。

 

この運河クルーズも、コペンハーゲンカード!

チケットオフィスでカードを見せて、

チケットを発券してもらった。

 

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早速船に乗り込む。

やっぱり船から眺めると、風景の見え方も変わる。

コペンハーゲンは本当に美しい街だ。

絵になる街というか。やっぱり絵本の世界だ!

 

さて、運河クルーズ、いざ出発!

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コペンハーゲンの建物はどれも個性的で独創的。

運河クルーズは英語のガイド付き。

程よいスピードで進んでいく。

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世界三大がっかりなんて言わないで!

運河クルーズの途中、船が一直線に向かっていく先。

お??人だかりができている。

みんな何を見ているのだろう?

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だんだん近づいてきた。

みんなのお目当ては……見えるかな?

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背中が見えているんだけど……。想像以上に小さくて……。

背中よりも、人だかりが気になっってしまったりして。

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クルーズの後、陸路からも行ってみた。

美しい海岸線をみながら公園を歩いていく。

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さて到着!さきほど、あんなにも大勢の人々に

囲まれていた人気者はこちら!

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コペンハーゲンの観光名所、人魚の像だった。

よく「世界三大がっかり」だとか言われたりして。

でもそれは、きっとみんなが勝手にもっと大きい像を

想像しているからであって、とても美しい像だった。

 

アンデルセン童話の「人魚姫」がモチーフのブロンズ像。

実は過去には、2度もその首が切り落とされたり、

腕がもぎ取られるという災難にあっている。

 

それをコミカルに表した絵が観光案内やHPにあって、

たくましい人魚として紹介されていた。

憂いに満ちた表情をしている人魚だけど、

すっかり応援したい気持ちに。

 

ちなみに一般的に、「世界三大がっかり」と

言われてしまっているあと2つは、

ベルギー・ブリュッセルの「小便小僧」と

シンガポールの「マーライオン」。

 

今回の人魚像で、私はコンプリート。

なんだか、満足感に浸ってしまった。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「建物探訪!デンマークのコペンハーゲンの爽やかな夏!」

2016年8月

この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ! 

 

目次

 

建物探訪!デンマークコペンハーゲン

 コペンハーゲンには、個性的な建物がたくさん。

北欧の街並みは、華美な装飾はないが

合理的で無駄のないつくり。

そんな中にも個性的な建物がある。

 

その名の通り!ラウンドタワー!

まずは、ラウンドタワーという塔。

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高い所から街を眺めるのは、旅のルーティンの1つ。

もちろんのこと登ってみる。

登っている途中も楽しい。窓からの眺め。

この色づかい!まさに絵本の世界だ!

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  一番上に登るとご褒美の眺め。

絵本に登場しそうな風景。 

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このラウンドタワー、内部の形状が意外だった。

階段でもエレベーターでもなく、

延々と続く坂道……。不思議な光景だ。

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堂々たるロイヤルコペンハーゲン

そして「ロイヤル・コペンハーゲン」の本店。

「ロイヤル・コペンハーゲン」に興味のない人も

必見の建物。

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 目抜き通りのストロイエ沿いにある、

ギルドハウス風の建物。

 

何と言ってもニューハウン!

そして、印象的なニューハウンの街並み。

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多くの人でごったがえすニューハウン。

世界中から人が集まってくる。

いろとろどりの建物が並び、

さわやかな風が吹いている。

 

コペンハーゲンの街並みは、

無駄のないシンプルな作りながら、

どこか懐かしく、親しみやすい。 

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昔、絵本で見た世界だからだろうか。

素朴ででもきらきらしている絵本の世界。

それが目の前に広がっている。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「便利で快適なコペンハーゲンの駅前ホテル!目に見えない部分も北欧デザインだ!」

2016年8月

この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅だ。

 

 ヨーロッパの鉄道の旅にはこんな本がおもしろい。

次の旅の計画を立てる時にいつも熟読。

    

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ!

 

目次

初めて訪れるコペンハーゲンは?

今回の旅はルフトハンザ航空。

日本を出発して、ドイツのフランクフルトで乗り換え。

フランクフルトからデンマークコペンハーゲンに到着した。 

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コペンハーゲンの空港からは電車で移動。

分かりやすくて、空いている。

シンプルで何もかもが大きくて広いという印象。

ロスなく、コペンハーゲンの主要駅に到着した。

余計なものを排除したようなシンプルな駅。

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でも、必要なものはしっかりと。

自転車を載せられる車両。

デザインが分かりやすくて機能的。さすが北欧!

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駅を出てふり返ると、こんなに立派な駅舎だった。

駅舎のデザインは昔のままを使っているようだ。

新旧がうまいこと融合しているようで好印象。

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ただいまの時刻は、20:14。夜の8時過ぎだ。

曇っているけど、まだまだ明るい感じ。

日本からヨーロッパへ向かうと、

到着が夜遅くなることがあるけど、

これだけ明るかったら一つ心配事がなくなる。

大きな荷物を持って初めての街をさ迷うのは、

だれでも不安なものだ。

 

コペンハーゲンでのホテルは?

ホテルは駅から近い所を予約してきた。

今回の旅は鉄道で移動していく旅だ。

一筆書きの旅なので、ずっとスーツケースを

持ったままの移動になる。

 

駅近を重視して選んだホテルは、

「ホテル ヘブロン」という

ベストウェスタングループのホテル。

www.booking.com

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駅から5分ほど。すぐに発見できた。

ベストウェスタンなので、青いこの看板が発見しやすい。

ベストウェスタングループのホテルには、

ヨーロッパ各地でお世話になっている。

ちょっとリーズナブルな3つ星ホテル辺りが

各地にあって、朝食が充実しているホテルが多い。

今まで、イタリアやポルトガルでお世話になった。

 

なんだかんだいって、結局ここが便利。

いつも現地でのクレジット払いにするので、

そこも分かりやすくて気に入っている。

 

ホテルのフロントは完全な英語。

良かったー!デンマーク語は難解で……。

 

お部屋は中庭に向いた窓があって、とても清潔そうだ。

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中庭側から見るとこんな感じ。

日本で言う二階?中二階かな?

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ホテルの入り口はこんな感じ。

古い重厚な建物を中だけきれいに変えて、

機能性を高めたホテルになっているようだ。

そういうところ、日本はヨーロッパを見習わなければ

ならないなといつも思う。

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翌日の朝食も素晴らしかった!

決して豪華というわけではないけど、

必要なものが必要なだけそろえてある感じ。

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日本ではあんまり好んで食べないシナモンロール

でもデンマークの人は大好き!

是非食べたいと思うんだけど、どこのパン屋さんを覗いても

サイズが大きすぎて……。この朝食で食べたサイズが

私にはジャストサイズだった。

 

目に見えない部分も北欧デザインだ!

初めて訪れたデンマークという国。

コペンハーゲンしか訪れることができなかったけど、

この国の印象は、「古くて新しいデザインに溢れている」ということ。

 

古いものをとても大事にする。

伝統的なものごとを大切にしている。

でも、とても最先端なところもある国。

 

社会保障制度が充実していて、

税負担が大きいことは有名な話だが、

なぜそうなっているのかということ。

 

デンマーク滞在中に知ったことだが、

デンマークの地方議員は、みんな本職を持ちながら

無償で議員活動をしているらしい。

みんな本職と両立しながら地方議会を行うため、

当然無駄な時間はかけられないし、

一般市民が政治を行っているので、

日本の政治家のように「市民目線が足りない」

なんてことが起きようがないのだ。

 

なるほど。なんて理にかなっているのだろう。

 

日本では北欧の家具や食器が大人気だ。

そのシンプルで無駄のないデザインを

北欧デザインなんて呼んでいるけど、

デザインって目に見えるものだけではなかった。

 

デンマークの人々は、自分たちのデザインで生きている。

自分たちの国を、自分たちでデザインしている。

ような気がする。そんな気がした。

 

なんてうらやましい国なんだ!

また一つ、好きな国が増えました。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「堅苦しくないのが魅力!デンマークのコペンハーゲン!」

2016年8月

この夏は北欧から旅をスタート。

気心知れた友人との2人旅だ。

まずは、デンマークコペンハーゲンから旅を始める。

そのあとは、電車でドイツのハンブルクに入り、

夜行列車でスイスのチューリッヒをめざす旅。

鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

醍醐味を味わいつくす旅へ! 

 

目次

爽やかな夏!デンマークコペンハーゲンへ!

 夏の憧れ!さわやかな北欧。

デンマークコペンハーゲンへ。

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北欧らしい中央駅が出迎えてくれた。

整備されてすっきりした駅。

近代的な部分と古い建物が上手く溶け込んでいる。

 

コペンハーゲン駅の近くに宿をとった。

駅前にはかの有名なチボリ公園が。

なんともノスタルジックな遊園地。 

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夜に訪れてみた。園内はレストランなどもあり、

遊園地というよりはテーマパークの雰囲気。

大人もワクワクする空間だ。

小雨がちらついてきたけど……

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まさに絵本の世界のよう!

ちょっと覗こうと思っただけだけど、

ついつい時間を忘れてさ迷ってしまった。

 

船から眺めるコペンハーゲンはまた格別!

 翌日はまず、船から街を眺めてみる。運河クルーズへ。

コペンハーゲンは海運で栄えた街だ。

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爽やかな夏の北欧。

気持ちの良い風と、強い日差しが旅の始まりを告げる。

1時間半ほど、ゆっくりのんびりクルーズを楽しんだ。 

 

宮殿も街も 上下のない雰囲気!

 コペンハーゲンの街は、とても自由な雰囲気。

 

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コペンハーゲンの街には、いくつかの宮殿がある。

いろんな時代につくられた個性的な建物たちだ。 

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コペンハーゲンの街は、穏やかで上下のない雰囲気。

宮殿の建物や内部は、もちろん豪華なんだけど、

どこか生活感があって好感が持てる。

 

現在の王室も、国民からは親しみをもって支持されている。

王室の人々も、気軽にコペンハーゲンの街を

歩いていたりするそうだ。 

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堅苦しくない、庶民的で押しつけがましくない。

これがコペンハーゲンの魅力なんだろう。

長期で滞在したくなる街の1つだ。

 

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デンマーク&ドイツ&スイス旅「ちょっと変わった鉄道旅へ!デンマークからドイツ、ドイツからスイスへ」

2016年8月

 

できれば暮らすように旅したいので、

私の旅は一都市滞在型の旅が多い。

でも本当のところは、欲張っていろいろまわりたい。

これ、本音。

時間と予算さえ兼ね合えば、

いくつかの都市をめぐる旅に出ることもある。

この夏は、友人とヨーロッパをめぐる鉄道の旅へ。

 

目次

 

新たな旅へ出発!鉄道で国境を超える旅へ

 鉄道の旅が好きだ。

ヨーロッパの鉄道旅は、旅情をかきたてられる。

日本では味わうことのできない、

鉄道で国境を超えるという、大陸旅の醍醐味。

 

この年の旅は、デンマークから入り、

ドイツ、スイスとめぐる旅にした。

行きたい都市をピックアップしたのではなく、

鉄道路線図とにらめっこしたして決めた旅。

 

旅の始まりは、デンマークコペンハーゲン

 旅の始まりはデンマークコペンハーゲン

北欧の都市は交通の利便性が高く、

無駄がないので旅人にとってはありがたい。

ただ、物価の高さだけは、慣れるのに少々時間がかかるけど。

コペンハーゲンの中央駅。

ヨーロッパの駅舎らしく、アーチ型の屋根がかかる。

整備された無駄のない北欧の駅だ。

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夏のヨーロッパはなかなか日が暮れないので、

旅人には助かる。北欧はなおさらだ。

勝手知らない街に明るいうちに到着できるし、

楽しめる時間が単純に長くなった感じ。

ただし、要注意は睡眠不足だ。

 

北欧に暮らす人々は、夏を楽しむ気持ちが私たちよりも強い。

コペンハーゲンのニューハウンに集まる人々の群。

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デンマーク語は難解だが、街の人々は英語を流暢に操る。

旅人にはありがたい街だった。 

 

鉄道旅スタート!コペンハーゲンからハンブルク 

ヨーロッパ旅をするうちに魅了されたのが鉄道だ。

ヨーロッパには国境を超えて鉄道の線路がのびている。

鉄道の歴史も長い。

ヨーロッパの鉄道旅は、どこか懐かしい。

ノスタルジーを感じさせる場面が続々だ。

 

昔の映画に出てきそうなガタイの大きい車両や、

昔から変わらない駅舎、外国の街を示す行き先案内など。

さらに最近は新しい魅力、「速さ」もあったり。

 

今回の旅で楽しみにしていたのは、 

コペンハーゲンからハンブルクの路線の途中、

線路が通ってない区間があるためだ。

路線の途中に線路がない……?

実はこの路線、途中は船の移動になる。

鉄道の車両を船に積み込んで海を渡るというわけ。

一度乗ってみたいと思っていたが、

もうすぐ大きな橋が架かかる予定で

工事が進んでいるとのこと。 

この路線がなくなる前にと思って、この鉄道旅を選んだ。 

 

船に車両が乗るという、不思議な光景。

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乗船時間は45分ほどなるので、列車から降りてくつろぐ。

甲板に出るのも気持ちいいが、この日は天候があまり

良くなくて、強風が吹いていた。

船内は広くて飲食店などがある。

免税なるので、雰囲気はさながら空港内の免税店。

日本では経験できない鉄道の旅。

日常と違う旅の時を過ごしていると実感する。

 

船が対岸のドイツ側に着くと、再び列車へ。

何事もなかったかのように、陸路の旅が続く。

 

そしてドイツのハンブルクに到着。

立派なハンブルク中央駅。

ヨーロッパは地続きだから、

列車で国境を超えることは珍しいことではない。

ハンブルク駅に各地、各国からの列車が到着する。

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昨今の世界情勢のニュースの通り、

ハンブルクには移民の群れが流れ込んでいた。

駅や駅の周辺にはそれを嫌が応なく感じる集団が。

何年かぶりのドイツ。

以前には感じたことのない空気が漂っていた。

 

ノスタルジックな夜行列車の旅!

ハンブルクからチューリッヒ

ハンブルクからは、夜行列車で国境越え。

スイスのチューリッヒへ。

近年は列車のスピードがあがってきているため、

夜行列車にする必要がなくなってきているようだ。

日本国内と同じように、ヨーロッパでも

夜行列車は年々数が減っている。

そんな中、なんとか走っているこの路線。

12時間かけて、ドイツのハンブルクからスイスのチューリッヒへ。

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 たどり着いたチューリッヒ中央駅。

爽やかな山の夏が待っていた。

 

さて、この夏の鉄道旅で出会ったものを

ちょこちょこと復習していこうと思う。

爽やかな夏の思い出とともに。

 

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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!旅はいよいよ最終日!サン・シュルピス教会とビストロごはんで〆る!」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

結構な弾丸のフランス旅は、

1泊のモンサンミッシェルを挟んで

再びのパリ滞在。いよいよ旅も最終日だ。

 

目次

 

話題の場所?!サン・シュルピス教会へ

旅もいよいよ終盤を迎え、この日訪れたのは、

サン・ジェルマン・デ・プレ地区にある

サン・シュルピス教会。

ネオ・クラシックの荘厳な外観。

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サン・シュルピス教会は、あの大ヒット作の

ダ・ヴィンチ・コード」に登場する教会。

物語の中では重要な意味を持つらしい。

という私は、実は「ダ・ヴィンチ・コード」を

読んでなくて……。

ヨーロッパ大好きな私、読んでいないことを

私を知る人からは不思議がられるのだが、

どうもなんだか違う気がして、読むのを避けているのだ。

 

ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいた夫は

なかなか詳しく、教会の内部に興奮気味。

夫は本好き、読書好きなのだ。

どちらかというと普段は寡黙な夫の

めずらしく饒舌な説明を聞きながら、

教会の中をしばらく見学。

いつもの私たちと反対の様相だ。

 

ダ・ヴィンチ・コード」を知らなくても

充分すばらしい教会。

中へ入ってみるとその大きさにびっくり!

奥行きが120mもある、パリ屈指の規模の教会だ。

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ダ・ヴィンチ・コード」より。

エジプトの巨大オベリスク

輝くローズ・ラインはここから九十度上に向きを変え、

オベリスクの表面をたどって約三十三フィートの

高みまでのぼり、ピラミッド形の突端でようやく終わっていた。

ローズ・ライン。組織はキー・ストーンをそこにかくしたという。

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というオベリスクがこれらしい。

熱心な見物人は、おそらく「ダ・ヴィンチ・コード」のファンかな。

 

最終日のごはんはフランスらしいビストロで!

この日の夕食は、サン・シュルピス教会から近い

「オ・シャルパンティエ」というレストラン。

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気どらないフランスらしいビストロという感じ。

現在は閉店してしまったようなので残念だ。

また訪れたかったなと思うようなお店。

 

暑かったこの日。まずはシャンパンで乾杯!

とうとう旅も終わってしまう。

さみしい思いをかき消すように……。

さあ、前菜!

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そしてメイン。ビストロらしいしっかりした味付け。

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デザートまでしっかりいただいて、

パリの最終日のゴハンは終了してしまった。

 

旅の終わりに想う、パリはやっぱり永遠の憧れ

サン・ジェルマン・デ・プレにあるレストランから

歩いてカルチェ・ラタンのホテルへ帰る。

今回の旅で良かったことは、ホテルの立地。

カルチェ・ラタンが大好きになった。

ariruariru.hatenablog.com

 

学生街のアカデミックな雰囲気に夏休みの静けさ。

パリの夏の夜、涼しい風に吹かれながら

ほろ酔いでぶらぶら歩く帰り道は最高だ。

 

二十数年前に訪れた時よりも、

ちょっと大人になったかな。

 

でも変わらないのは、パリの街は

永遠に憧れの街だということ。

道を覚えても、少しフランス語が分かるようになっても、

単純に年齢を重ねても、それは変わらないのだ。

それを改めて確認した旅。

また来ます、フランス!

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しばらくはお土産を楽しんで。 

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!旅も終盤!エッフェル塔の存在感とサント・シャペルの光のシャワー」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

結構な弾丸のフランス旅は、

1泊のモンサンミッシェルを挟んで

再びのパリ滞在。

いよいよ旅も最終段階! 

 

目次

 

やっぱりこれがなくちゃ!エッフェル塔だ!

たった一週間の短いフランス旅。

後ろ髪惹かれながらも、残念ながら旅も終盤に。

短いながらも楽しんだパリ。

 

パリ滞在中、いろんなところから見たけど、

やっぱりここには来なくちゃダメでしょう!

エッフェル塔だ!

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ここいいなぁー!特等席!

しばらく私もここから眺めていたい。

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エッフェル塔はパリに来るたびに訪れているけど、

私はやっぱり二十数年前に来た時と同じように、

トロカデロ方面からエッフェル塔を目指すのが好きだ。

 

初めてのパリ。トロカデロ駅の出口を適当に出た。

180度ふり返ると真正面にエッフェル塔

シャイヨー宮の向こうに堂々たる姿を見た。

そのときの感動はいまだに忘れられないものだ。f:id:ariruariru:20190706173453j:plain

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イエナ橋を渡りながら、目は完全にくぎづけ!

危ない危ない、足元を見ておかないと。

段差でつまづいてしまいそうだ。

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パリの歴史的モニュメントの多くがそうであるように、

エッフェル塔も、19世紀後半から20世紀前半に建てられた。

それはパリ万博に合わせてつくられたからだ。

建設当時は賛否両論の嵐だったというエッフェル塔

もちろん今では欠かせない存在。

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エッフェル塔の真下には、2018年に防弾ガラスが設置されている。

私が訪れた2013年当時はまだない。

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この見事なアーチ。美しさに惚れ惚れする。

エッフェル塔の下をくぐって、

シャン・ド・マルス公園へ抜ける。

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前回にパリに訪れた時には、エッフェル塔の上に登った。

エッフェル塔には3つの展望台があって、

階段かエレベーターでのぼることができる。

エッフェル塔からの眺めはもちろん素晴らしくて、

パリの街が一望できるのだけど、

ただ一つ残念なことは、エッフェル塔が見えないこと。

改めて、エッフェル塔のあるパリの街が好きなのだと思った。

というわけで、今回はエッフェル塔には登らず、

エッフェル塔のある風景を楽しむ。

 

これでもか!という光の応酬!サント・シャペル!

エッフェル塔から移動してやってきたのは

この旅で何度目かのシテ島

この短い滞在期間で何度も訪れることになる理由は、

ここがパリ発祥の地だからかもしれない。

 

今回の目的地は、サント・シャペルだ。

サント・シャペルとは、13世紀に建てられた教会で

ゴシック様式の頂点を極めた傑作である。

これでもか!というステンドグラス!!

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目がまわるようなキラキラ!

光のシャワーを浴びているよう!

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日差しの強い日に訪れたので

溢れんばかりの光が入ってくる。

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そんなに広くないスペースに観光客がたくさん。

残念ながら静粛な祈りの場という雰囲気は……。

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しかし、説明の要らないこの光の応酬。

ステンドグラスの素晴らしさを突き詰めたら

こうなったという感じ。

 

旅の終盤に渦巻く複雑な心境は

エッフェル塔にサント・シャペル。

パリで訪れたかった場所を、

ひとつひとつ確認していくような作業。

旅の終盤はそんな作業と、旅が終わってしまう

さみしさのとの間で心が揺れ動く。

 

いつも旅の終盤はそんな気持ちを抱えている。

そして、「また来ればいい」と思い直すのだ。

 

サント・シャペルを出て、ホテルへ歩いて帰る。

シテ島からの帰り道。

もうすっかり慣れたいつもの帰り道だ。

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!セーヌから見るパリ!お手ごろ価格のヴデット・デュ・ポンヌフでリバークルーズ!」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

結構な弾丸のフランス旅は、

1泊のモンサンミッシェルを挟んで

再びのパリ滞在。そろそろ旅も大詰め! 

 

 

目次

 

憧れのセーヌ川クルーズ!どれにする? 

旅に行く前、パリに行くなら一度は乗ってみたいと

思っていたのがセーヌ川のクルージング。

いざ調べてみると、いくつの会社が運行している。

www.merci-paris.net

 

有名なのは、バトー・ムーシュやバトー・パリジャン。

以前、オルセー美術館から見たこちらは、バトー・ムーシュ。

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すごい人!

船から人がこぼれ落ちそう……。

 

バトー・ムーシュはアルマ橋のたもとから、

バトー・パリジャンはイエナ橋のたもとから出発する。

調べているうちに、ヴデット・ポン・ヌフというのを発見。

 

船は小さめ。他の大型船に比べると、より水面近くを走るらしい。

名前の通り、発着はポンヌフのたもとから。

ポン・ヌフならホテルから歩いていける。

クルージング自体は1時間でさくっと戻って来られるという。

これは気軽に乗れてちょどいい!

しかもネットで予約する割り引きになるという。

これだ!これにしよう!

 

美しい時間帯のパリを歩いて

パリの街が美しく輝くころ、セーヌ川を目指して歩く。

ヴデットポンヌフはその名の通り、

ポンヌフのたもとから出発する。

 

ホテルからぶらぶら歩いて、ポンヌフ辺りまで歩く。

ホテルのあるカルチェラタンは学生街なので、

夏休み中の今は静かなエリアだ。

 

サン・ジェルマン・デ・プレ教会が美しく輝いている。

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この教会はパリでは数少ないロマネスク様式。

周囲に高い建物がないので、空に伸びる塔が美しい。

 

ぶらぶら歩いてほどなくポン・ヌフに到着。

だんだん乗客が乗り込んできた。

陽が橋にあたってきれいだ。

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いよいよセーヌ川クルーズへ出発!

いよいよセーヌ川クルーズへ出発!

ポン・ヌフのたもとの発着場も素敵な雰囲気。

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最高の空の色!すべてが美しくなる時間帯だ。

刻々と陽の角度が変化していく。昼と夜の間。

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まずは西に進むクルーズ船。

ポンヌフの西隣にあるポン・デ・ザール。

 以前はポン・デ・ザールからの眺めを楽しんだけど。

ariruariru.hatenablog.com

 

セーヌ川から見る橋のシルエットが美しい。

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クルーズ船はさらに西へ進む。

アレクサンドル3世橋が近づいてきた。

この橋は、1900年のパリ万国博覧会に際し建設された。

 

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アールヌーボーの街灯や、橋の入口の金色のペガサスが素敵。

豪華絢爛の橋なのだ。

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やっぱり美しい!船から見るエッフェル塔

そしてパリのシンボル、エッフェル塔

イエナ橋だ。船から見るとまたちょっと違う趣。

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セーヌ川クルーズはエッフェル塔を超えたところで

方向転換して、今度は東へ向かう。

夜のオルセー美術館

こうして改めてみると、かつては駅舎だったことがよくわかる。

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出発したポン・ヌフを過ぎてさらに東へ。

シテ島ノートルダム大聖堂が見えた。

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ノートルダム大聖堂といえば、2019年4月の火災。

衝撃的だった。朝に見たテレビのニュースで

尖塔が崩れ落ちる映像。呆然と眺めていた。

ariruariru.hatenablog.com

 

ちょうど1時間くらいのセーヌ川クルーズ、

ヴデット・デュ・ポンヌフ。

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気持ちの良い夏のパリの夜。

豪華なディナークルーズでなくても、

リーズナブルなお値段で十分満喫できるクルーズ。

なんとたった10€!

毎日でも乗れちゃう!

 

下船してから、もう一度ポン・ヌフの上へ。

この眺めを見ながら、大満足のクルーズを噛みしめる。

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キラキラしたパリの夜とも残念ながらもうすぐお別れ。

旅もいよいよ大詰めだ。

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!ルーヴル美術館でエネルギー消耗?!モナ・リザにニケ、フェルメールも」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。

旅好きの私にはちょっと信じられない話。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

さて、どんな旅になるかな?

 

目次

 

ホテルは立地!ルーヴル美術館へも徒歩圏内!

パリでのお宿は便利な立地を選んだ。

カルチェラタンにあるこじんまりとしたホテル。

ここからならルーヴル美術館にも徒歩圏内だ。

ariruariru.hatenablog.com
ルーヴル界隈には何度も行っていたけど、

ルーヴル美術館の中は、この旅で

まだおとずれていない場所だった。

 

夜は美しいルーヴルに感動。

      ↓

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

私は二十数年ぶりのルーヴル美術館

もうすっかり記憶は遠いものになっている。

覚えているのは、その壮大さ展示作品の多さ、

そして足が筋肉痛になったこと……。

 

この日は、暑い!

朝からルーヴル美術館のピラミッドが輝いている。

夜は幻想的だったけど、今日はまぶしい!

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たくさんの人が行列をつくっているのを横目で見ながら、

ミュージアムパスを持っている私たちはすんなり入れた。

なんて便利!どうしてみんな買わないんだろう?

みんなが買っちゃったらこの便利さは失われちゃうけど。

www.parismuseumpass-japon.com

 

ルーヴルの内部へ!広がる異空間の大空間!

ピラミッドからルーヴルの内部へ。

そこからは異空間の世界へ突入。

ものすごい広さの美術館は、もともと宮殿の建物。

建物自体にクラクラするし、その広さにもクラクラする。

他の美術館とは違う、古さと新しさが集約した場所に

世界中の人が押し寄せているのだ。

 

ピラミッドからエスカレーターを降りると、そこは半地階。

リシュリュー翼、ドノン翼、シュリー翼に分かれている。

またそのそれぞれがものすごい広さなのだけど。

まずはドノン翼の2階へ向かう。

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すべてを見ることはできない。

すべてを見ようと思ったら、フランスに滞在する間、

毎日ルーヴル美術館に通わなくてはいけなくなるだろう。

約3万5000点!が常設展示されている美術館なのだ。

 

ルーヴル美術館を攻略するポイントは、

何を観るかということを先に考えておくことだ。

そして何を観ないか、諦めるかということも。

 

人気者を見るのは大変!モナ・リザにニケ!

二十数年前に見た覚えのあるこちらは

やっぱり見ておかなければならないと。

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頑丈なガラスでおおわれたモナ・リザ

初めてお目にかかった時は、その小ささに驚いた。

人気者のこの方の周辺は、いつ行ってもこんな感じだ。

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絵画に気をとられていると、そのまま建物にも目がいく。

そして、ああここは宮殿だったと思い出すのだ。

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観たいものを探し当てるために行ったり来たり。

その度に出くわすのは、サモトラケのニケ

かっこよくてびっくりする。

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本当に羽ばたいていきそう!

ニケが遠くに見えるので、迷子にならずに済む。

 

ナポレオンの戴冠式もここに。

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リシュリュー翼で見たのは、ハムラビ法典

社会の教科書や資料集に出てくるやつ、

これもルーヴル美術館にあったなんて。

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窓からはピラミッドが見える。

行列がさらに長くなっているような気がする。

暑いだろうなぁ……。

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フェルメールに酔う空間と時間!

リシュリュー翼の3階まで行くと、とっても静かだった。

ここにこれがあること、もしかして

みんな気づいてないの?と思うくらい。

ゆっくり見れてラッキーな気分だ。

ルーヴルにもある、

オランダの画家フェルメールの作品が。

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作品の数が少ないことで知られるフェルメール

現存する作品はなんと35点しかないのだという。

 

オランダの旅の時に、マウリッツハイス美術館

アムステルダム国立美術館フェルメールの作品を観た。

ウィーン美術史美術館と、日本で開催されたフェルメール展にも

足を運んだことで、いつの間にか私は、

フェルメールのファンでもないのに、その現存する作品の

大半を自分の目で観たことになる。

 

たくさんの観光客がひっきりなしに訪れるルーヴル、

窓の外にはまだまだ途切れることのない行列。

そんな中で、ひっそりとフェルメールを観ること。

とても贅沢な時間と空間だった。

 

お疲れ気味の夫を連れて、最後に……

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ミロのヴィーナス!

ほら、さすがに知ってるでしょう?と夫を励ます。

 

ルーヴル美術館でエネルギー消耗?!

でももう、私もクタクタだ。

美術館は想像以上に疲れるところ。

気づかないうちにとても歩いているし、

目と頭をフル回転させて観るものだから、

疲労感が半端ないのだ。

そして、すっかりランチタイムをのがしてしまった

私たちは、非常にお腹も空いていた。

 

ということで、ルーヴルの地下から直結している

カルーゼル・デュ・ルーヴルというショッピングセンターへ。

ショッピングセンターには広大なフードコートがある。

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この日の遅めランチはこのフードコートで。

このランチのチョイス!

どんだけお腹が空いていたかわかる。

私の注文は、ピザにティラミス。カロリー高め!

夫の方は、山盛りのパエリアにイカリングに……。

 

そうとう美術館でエネルギーを消耗したのでしょう。

ルーヴル美術館に行く前には、腹ごしらえが必要だ。

それを怠ると、こうなってしまうのだ。たぶん。

 

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!のんびりパリの街歩き!オリジナリティあふれる美術館の数々へ」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。

旅好きの私にはちょっと信じられない話。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

さて、どんな旅になるかな?

 

目次

 

お散歩するパリ!ブーランジェリーで簡単ランチ

泊まっているホテルは、カルチェ・ラタンにある。

「デラヴィーニュ」というホテル。

ariruariru.hatenablog.com

風が気持ちの良い涼しい日、

ホテルからぶらぶら歩いてみた。

サンジェルマン大通りからセーヌ川沿いへ。

 

途中、いい匂いがしてきたと思ったら、

地元の人でにぎわうブーランジェリーを発見

ちょうどお昼時にさしかかろうとするころ。

入ってみるともう品薄状態?人気店かな?

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キッシュとパンピザ?的なものを購入。

温めてもらって、セーヌ川沿いの公園で食べる。

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比較的涼しいこの日。セーヌ川沿いの公園には

のんびり散歩を楽しむ人などがゆったりと過ごしている。

 

不意に見えたらうれしくなる!エッフェル塔の眺め!

そのまま歩いて、ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館。

美術館には入らなかったが、

ここから見えたエッフェル塔が素敵だった。

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美術館自体の建築も素晴らしくて、モダンな感じ。

 

エッフェル塔が見えたらうれしくなる

パリの街歩き。角度的にここから見えるかな?と

路地を覗き込んでみたり、不意に見えたら

ラッキー!みたいな気持ちになる。

 

訪れたい美術館がいっぱい!オランジュリー美術館へ

コンコルドまでメトロで移動。

駅を出ると目の前に広がるのがコンコルド広場。

ここが、フランス革命後にルイ16世

マリーアントワネットが処刑された広場だ。

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コンコルド広場からチュイルリー公園へ入る。

かつてルーヴル宮殿の西側にあったチュイルリー宮の

庭園として整備されたが、現在は公園となっている。

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チュイルリー公園の西の端にあるのが、

こちらのオランジュリー美術館。

元々はオレンジを保管した倉庫だったとか。

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オランジュリー美術館と言えばモネの「睡蓮」だ。

二十数年前に一度訪れたきり、久しぶりにやってきた。

二十数年前に訪れた時は、「睡蓮」の規模の大きさに圧倒され、

どれくらいぼんやり眺めていたのか、

気づけば時間が経っていてびっくりした覚えがある。

 

昔とはずいぶん印象が変わっていたが、

壮観ともいえる睡蓮は健在だった。

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ただ、人が多くてゆっくりじっくり楽しむと

いうわけにはいかなかった。

そこは残念だけど、観光シーズン真っただ中。

致し方ない。

 

やっと来れた!マルモッタン・モネ美術館!

パリの西側には、ブーローニュの森が広がっている。

そのすぐ脇の閑静な住宅地に佇む美術館がある。

それがマルモッタン・モネ美術館だ。

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メトロの「la Muette」駅を出て西へ歩く。

思わず、前を通り過ぎてしまいそうな美術館。

一度は行ってみたいと思いつつ、

なかなか来れなかった美術館。

美術史家のマルモッタン氏の邸宅が

そのまま美術館になっている。

 

どうしても一度は見ておきたかった!

モネの「印象、日の出」

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これが印象派の始まりなのだ。

ここから数々の印象派の作品と画家が生みだされた

きっかけとなった作品。

印象派」という名称もここからきている。

 

パリの美術館はオリジナリティあふれるものばかり。

美術館だけをめぐる旅にゆっくり来てみたい。

そんな贅沢な旅はなかなか難しいから、

来るたびにちょっとずつ、かいつまむように訪れる。

 

美術に興味のない夫は、とっても暇そうだけど。

まあ、しかたない。ちょっとは付き合ってちょうだい。

だってここは、何といってもパリなんだからね。

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!のんびりパリの街歩き。優雅な朝食とムール貝で満たされる夜!」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。

旅好きの私にはちょっと信じられない話。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

さて、どんな旅になるかな?

 

目次

 

贅沢な時間!ゆったりとしたパリの朝食へ!

この日は、パリらしい朝食へ。

泊まっているホテルは、カルチェ・ラタンの静かなエリア。

「デラヴィーニュ」というホテル。

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ホテルのお部屋からの眺め。静かなパリの街。 

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ariruariru.hatenablog.com

 

お部屋はちょっと狭いけど、快適な滞在だ。

ホテルの朝食も美味しかったが、

せっかく便利な立地なので

この日は近くのカフェで朝食をとってみることに。

朝が苦手な私でも、一瞬で目が覚めるような素敵なカフェへ。

 

訪れたのは、こちらのお店。

ホテルから徒歩5分。オデオン駅の近く。

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お店の中が素敵!大きな時計に赤いソファ。

インテリアを見ているだけで目が覚める。

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朝食セットを注文。

タルティーヌとカフェ&フレッシュジュースのセットと

クロワッサン、パン・オ・ショコラ

カフェ&フレッシュジュースのセット。

これが普通なんだけど、めちゃめちゃ美味しい!

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 タルティーヌとは、フランスの朝食の定番で

バゲットを半分に切って、バターやジャムを塗って食べる。

バターとジャムをこぼれるほどたっぷり塗って

食べるのが美味しい。

コーヒーはもちろん文句なしに美味しいし、

オレンジジュースもフレッシュで目が覚める!

 

クロワッサンやパン・オ・ショコラ

日本でも美味しいというお店のものを食べるけど、

なんでパリで食べたらこんなに美味しいのかなと

不思議に思うほど、本当に美味しい。

(雰囲気の問題?いや、やっぱり湿度の問題なのか…?と私は思っている。)

 

ムール貝でお腹いっぱい!レオンはコスパがすごい!

この日はのんぶりした予定でパリをウロウロ。

歩きたいように歩いてみる。

行きたいけど行ったことがなかった

マルモッタン・モネ美術館や

二十数年ぶりのオランジュリー美術館などをめぐった。

美術館の話はまた他で書くとして、

この日の夕食の話。

 

訪れたのは、「レオン」というお店。

パリに何店舗もある気軽なお店だ。

実はベルギーのブリュッセルにある

ベルギー名物のムール貝専門のチェーン店。

にぎわっている!

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ベルギーを旅した時にも何度か訪れたことがある店で

その気軽な雰囲気とムール貝のボリューム、

そして美味しさにびっくり!

というわけで、パリでも一度は…と思っていた。

 

このボリューム!!

こんなに食べれないよ!と思う量だけど、

結局食べきってしまうのだった。美味しくて!

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ベルギー料理にはフライドポテトが欠かせない。

ちゃんと付け合わせでやってきた。

この豪快な見た目とは違って、味はとてもしっかりしている。

ベルギーで初めて食べた時は、ココット鍋ではなく

バケツに入って出てきてびっくりした覚えがある。

 

ムール貝にはビール!

ベルギー料理にはビールが合う!

(ここはパリだけど)

 

私たちが訪れたのは、レオンのサンジェルマン店。

ホテルからも徒歩圏内の便利な場所だ。

早めにお店に入ったからよかったけど、

だんだん人でいっぱいになって

私たちがお店を出るころには行列ができていた。

 

カジュアルな雰囲気で、ワイワイガヤガヤしながら

思いっきり食べれる。しかもチェーン店なので安い!

だいたい20ユーロぐらいで鍋一杯のムール貝が出てくる。

ほろ酔いでお腹もいっぱい!

 

私が人生で食べるムール貝の量の95%は

きっと「レオン」で食べているに違いない。

今のところ。

今までのパリでの食事はこちら

       ↓

ariruariru.hatenablog.com

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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!パリから遠足!大改修中のヴェルサイユ宮殿へ」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。

旅好きの私にはちょっと信じられない話。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

さて、どんな旅になるかな?

 

目次

 

パリからたったの30分!ヴェルサイユへ遠足だ!

この日はパリから少し離れてヴェルサイユへ。

ヴェルサイユは、パリから電車で30分ほどで行ける街だ。

もちろん、あのヴェルサイユ宮殿がある街。

 

パリからRERでヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅へ。

駅から人の流れに身を任せていると、

勝手にヴェルサイユ宮殿にたどり着ける。

まずはルイ14世がお目見え。

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めちゃめちゃいい天気!暑い!まぶしい!

この門の向こうはもう広大な宮殿の敷地だ。

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あまりにも有名なヴェルサイユ宮殿は、

17世紀にルイ14世の指示で建設された広大な宮殿と庭園だ。

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宮殿の豪華さはもちろんのこと、

庭園の広さがものすごい。

 

二十数年前に庭園を訪れた時は、完全に迷子になった。

歩けど歩けど庭園の端っこには到着せず、

挙句の果てには、立ち入り禁止エリアに

知らぬ間に迷い込んでしまっていたという

経験がある。

 

この日のヴェルサイユ宮殿は大混雑!

この炎天下に1時間以上並んで

ようやく宮殿に入ることができた。

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そんなヴェルサイユ宮殿も改修工事中。

2003年から17年かけての大改修だという。

中に入ると見学ルートがかなりの短縮になっていた。

 

やっと入れた!ヴェルサイユ宮殿の内部へ

人の波にもまれながら覗き込む礼拝堂。

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見学ルートを歩きながらも、

時折目を奪われる美しい庭園。

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王の寝室。寝そべってみたい。

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そして人だかりの鏡の間へ。

すんごい人人人!

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この豪華な鏡の間に連夜客を招いたルイ14世も、

まさかこんなに大勢の人々が今になって訪れるとは

想像もしていなかったことだろう。

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鏡の間から見える庭園は、見事!

見える範囲はすべて庭園だ。

庭園の中に大運河と小運河がクロスしている。

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人の流れを観察して、ようやく切れ間を発見。

はー、やっと深呼吸できる。

改めて、鏡の間はやっぱりすごい!

鏡の間(鏡の回廊)は、73mもある回廊の壁一面に

鏡が張りめぐらされている。

まさに当時の贅の限りを尽くした部屋だ。

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旅のタイミングを見誤ると……

観光地を訪れる時は、そのタイミングが

とても大事ということを痛感させられた。

欧米の人のように長いバカンスを楽しめるなら、

そんなことはあんまり重要ではないかもしれない。

 

でも私のような勤め人が仕事の隙間を

なんとか縫うようにしてやっとの思いで行く旅は、

計画がとても大事だ。

ヴェルサイユを訪れるなら、

もう30分早くパリを出発するべきだったと

この日はちょっと後悔……。

 

まあでも、そんな失敗も旅の醍醐味。

そこでしか味わえない旅の味の1つだ。

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いいお天気過ぎて気温はぐんぐん上昇。

炎天下で列を成していたこともあって

私たちはすっかり疲れてしまった。

残念ながら庭園を歩くのは断念。

 

「また、気候のいい時に次は来たいね」と言いつつ、

気候のいい時にヴェルサイユに来れる可能性の

低さに気づき、お互い言葉を濁しつつ。

それって、仕事を辞める時?だよね……。

 

ヴェルサイユの駅前まで戻ってきた。

駅前の赤信号で立ち止まって、ふと目の前の

マクドナルドを覗き込んだら、

マクドナルドとは思えないショーケースが見えた。

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カロンカヌレが並んでいる!

さすがフランスだな。おしゃれ。

 

でも暑さにやられていた私たちは、

カロンカヌレを食べる気にはなれず、

こっち!

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疲れた体を甘くて冷たいもので癒して、

パリへ戻る。

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行きの電車は大混雑だったけど、帰りはガラガラ。

のんびりと遠足の帰り道。

うつらうつらしながら乗るローカルな電車。

本当に遠足の帰り道みたい。

今日はホテルに帰って、たっぷりシエスタだ!

 


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フランス旅「パリとモン・サン・ミッシェルの旅!レンヌで寄り道!そして再びパリへ!ヴァンドームの思い出」

 2013年8月

 

この夏は夫とフランス2人旅。

私の夫は、どうやら旅が苦手らしい。

旅好きの私にはちょっと信じられない話。

旅中毒の私と、旅が苦手な夫。

さて、どんな旅になるかな?

 

目次

 

木骨組みの建物が素敵で懐かしい!レンヌの寄り道

モン・サン・ミッシェルをあとにしてパリへ向かう。

バスでレンヌまで戻って、列車の時間まで

レンヌの街歩きを楽しんだ。

行きは列車とバスの乗り継ぎが良かったので、

レンヌを歩く時間はなかった。

帰りはわざと、ちょっと寄り道できる列車を予約。

 

レンヌはブルターニュの中心都市。

人口の4分の1が学生という「若い」街だ。

 

フランス国鉄のレンヌ駅を出て、

大通りをまっすぐ歩くと、ヴィレーヌ川に出る。

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美しい街!

川の両側は整然と建物が並んでいる。

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レンヌの街でぜひ見たかったのが、

木骨組みの家が並ぶ街並み。

旧市街の一部には、過去の戦火を免れた

15~16世紀の木骨組みの家が残っているのだ。

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これが温かみがあってほっこりする。

少し傾いていたり、斜めになっていて

眺めると水平感覚が少しおかしくなるような。

 

昔ながらの良さもあり、おしゃれでかわいらしい。

レンヌは大きい街だけど、旧市街に入ると

タイムスリップしたように昔の面影が美しい街。

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昔ながらの木骨組みの建物にクレープ屋さんや

レストランが入っていて、雰囲気を保っている。

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旧市街を歩くだけなら、ちょっと寄り道で十分歩ける。

レンヌでどうせ乗り換えるなら、

歩かないともったいない街だ。

 

再びパリへ!ただいまカルチェ・ラタン!

レンヌから列車でパリへ。

出発の時と同じくモンパルナス駅へ帰ってきた。

 

出発のモンパルナスでは……

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

モンパルナスからは地下鉄でホテルへ。

前と同じホテルだ。

 

間の1泊だけを飛ばして予約しておいた。

そのおかげで大きなスーツケースは

預かってもらえたので、

身軽に一泊旅へ行くことができた。

そして、慣れたホテルに帰って来る

安心感がまたうれしい。

 

今回の旅のパリでの滞在先は、

「デラヴィーニュ」という、

カルチェ・ラタンにあるホテル。

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カルチェ・ラタンとは、セーヌ川の南側の

ソルボンヌ大学を中心とした学生街だ。

立地も良く、静かで快適!

 

懐かしい!思い出のヴァンドーム広場?!

ホテルで少し休んだら、2日ぶりにパリの街へ。

メトロで、まだ行ってなかったオペラ座界隈。

大都会だー!

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カルチェ・ラタンに滞在していると、

その周辺はとても落ち着いた雰囲気なので

オペラ座界隈が大都会に感じる。

 

初めてパリに行った20数年前、

チュイルリー公園の北側のホテルに

10連泊ほどした。

オペラ座周辺も徒歩圏内で、ほぼ毎日歩いた場所だ。

 

この日は、プランタンやギャラリーラファイエットなど

を訪れて、お買い物もちょっと楽しんだ。

 

オペラ座の真ん前から南側にのびる美しい通り。

通りの正面に見えるのはヴァンドーム広場のモニュメントだ。

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ヴァンドーム広場は、ルイ14世のためにつくられた広場。

正面の背の高い柱はナポレオンが建てた。

広場に面して、そうそうたる有名ブランドショップや

ホテル・リッツなどが軒を連ねる高級感あふれる広場。

 

20数年前、大学生だった私と中学生だった妹は、

スーパーの買い物袋をぶら下げて、

ほとんど毎日、 あのヴァンドーム広場を突っ切って、

ホテルに帰っていたのだ。

 

パリの街で迷子になりそうになったら

ヴァンドームの柱を頼りにホテルへの道を確認した。

その当時は、そんなすごい広場だということも知らずに。

 

今でも道の奥にヴァンドームの柱が見えたら、

なんかちょっとうれしくなる。

「ああ、これでホテルまで無事に帰れる」って、

当時の記憶が蘇ってくるからだ。

 

これもヴァンドーム広場の思い出?

ヴァンドーム広場で買い物をしたことは一度もないけど。

 


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