「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!世界遺産マテーラでサクッとランチ」

 2008年7月

 

この夏は南イタリアの旅へ。

ナポリを拠点として各地を巡る。

ナポリから船でカプリ島も訪れた。

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カプリを訪れた翌日、

この日は早朝にナポリを出発して

長距離バスで4時間半の旅。

世界遺産の街マテーラへ。

 

目次

 

イタリア各地でおいしいものを

 マテーラのランチはあんまり時間がない。

なぜならこの後に電車で移動することを

決めていたから。約1時間でサクッと。

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イタリア人の食事は時間をかけていただく。

簡単に済ませたいときはバールやファストフードなど、

レストランには行かないものだ。

でもどうしてもおいしいものを食べてホッとしたかった。

凄すぎる景観に圧倒されて、目がまわるような状態。

このままマテーラを去れない感じだった。 

 

ホッとする味。

トマトソースのニョッキと

クリームソースのオレキエッテ。

南イタリアに限ったことではないけど

バリエーションの豊富なパスタ。

街を移動すれば新しいパスタに出会う。  

 

ここからは電車移動でアルベロベッロ

  昼食後はマテーラの駅へ。

かつては陸の孤島だったマテーラ。

今では電車も通っている。

 地下につくられれた駅は殺風景だが、

ここからまずは東海岸のバーリをめざす。

 

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バーリで電車を乗り換え、ローカル感満載のこの電車。

世界遺産アルベロベッロをめざす。

 

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イタリアはそんなに大きな国ではない。

でもイタリアは都市国家の集合体。

各地、各都市の特徴が大きい。

最新式の電車移動もいいけど、

ローカルな電車に揺られる旅。

旅情たっぷりに夏の南イタリアを行く。

 

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南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!まさに息をのむ!マテーラの景観」

2008年7月

 

この夏は南イタリアに滞在。

ナポリを拠点に各地をめぐる旅へ。

ナポリの港から船でカプリ島へ日帰り旅にも。 

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目次

東へ東へ!長距離バスの旅

カプリへ出かけた翌日。

苦手な早起きをして、次に目指すのは「東へ!」

朝6時のナポリ中央駅前。

ヴェスーヴィオのシルエットが美しい。

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今日はこのバスに乗って、イタリア半島の東側、

世界遺産の街「マテーラ」と「アルベロベッロ」を

めぐる旅へ出発する。

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約4時間半のバス旅だ。

ホテルでいただいた朝食用のパンを食べつつ、

寝ぼけ眼で乗り込む。

 

もともと早起きが苦手な私。

前日のカプリで体力、気力を使い果たし、

抜け殻のような状態で乗車する。

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 途中、トイレ休憩を1回はさみ、順調に進む。

(私はずっと寝ていたが……)

 

まさに息をのむ!マテーラの景観

 予定通り、約4時間半で最初の目的地マテーラへ。

その独創的な景観に言葉を失った。

 

マテーラは、「サッシ」と呼ばれる洞窟住居が広がる街。

その景観は他の何にもどこにも似ていない。

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南イタリアの強烈な日差しが街にあたると、

異空間のような感じがして美しいと言うよりも、

どこかちょっと怖さを感じるような。

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かつては多くの人が住んでいたからこそのサッシ群。

それが空き家となって朽ち果てたものも多く、

近年では若者や外国人などが移住してくるようになって、

街は活気を取ろ戻しつつある。

 

正面に見えるのがマテーラのドゥオーモ。

サッシが幾重にも重なり合う光景に、

遠近感が狂わせられる。

 

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異様なほどに静かな街に足を踏み入れる時。

アーチをくぐるのにこんなに

ドキドキしたことあったかな。

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うっかり息をするのを忘れそう

街の景観に圧倒されて、うろうろしていると

たどり着いたサンフランチェスコ・ダッシジ教会。

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開いていた教会に入ってちょっと休憩。

ふり返ると、見事なステンドグラスが静かにそこにある。

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その美しさにまた言葉を失う。

友人との2人旅で、こんなにも会話をせずに

歩いたことはなかったと思う、マテーラ滞在。

 

明るくにぎやかなナポリの街を抜け出して

やってきた静かに佇むマテーラ。

秘密基地に迷い込んだような錯覚を覚える

息をするのを忘れてしまうような街だ。

 

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南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!人を掻き分け、カプリを歩く」

2008年7月

 

この夏は南イタリアの旅へ。

ナポリに滞在して各地を巡る旅。

この日はナポリの港から船に乗って、

リゾート地カプリ島へやってきた。

 

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 目次

 

人を掻き分け、カプリを歩く

気持ちの良いテラスでのランチを終え、

充電した後は、カプリの街歩きへ。

リゾート地だけに午後になるとさらに人が増えてきた。

午後になると、狭い通りはこんな感じに。

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カプリ島はそんなに小さい島ではないが、

島全体が山になっていて

海岸線は断崖絶壁が続く地形である。

そのため、街の中心地となる面積はとても狭い。

カプリ島の形はこんな感じ。

 

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夏のカプリは暑い!

リゾートのお手本のような雰囲気だ。

直射日光を肌にジリジリ感じながら、

海からのねっとりとした風を浴びる。

 

ケーブルカーを降り立った場所にある

ウンベルト1世広場にある時計台周辺は、

観光客や街の人でごったがえしている。

でもどこかみんな華やかで夏を満喫している感じ。

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カプリ特産のレモンがおいしい。

暑さも手伝って大盛況。

あ、日本語、、、。

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路地をさまよう大好きな時間

ちょっと人通りを避けて路地を歩きたくなった。

なんとなく適当に歩いてみる。

大して迷子にはならないだろう。

だって街全体が小さいから。

 

特に目的地があるわけでもなく、

ただただ歩いてみる。

どうやら住宅地に迷い込んだようだ。 

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地元の人とすれ違うと、

「迷子かな?」と心配する顔をされる。

いえいえ、自ら迷子になろうとしているので、

心配には及びません。

 

でも「迷子になろうとしています」と言ったところで

余計な心配をかけると思うので、

すれ違う人には「こんにちは!」と

元気よく声をかけてみる。

 

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そうすると向こうも安心したように笑顔になって

返事を返してくれる。

よほど心配されているんだな。

 

本当の迷子になったら、地元の人にすぐ聞いてみよう。

きっと優しく行き先を教えてくれるに違いない。

カプリはそんな風に思える場所だった。

 

観光客が大挙して押し寄せる島。

まさにリゾート地。

でもやっぱり、人懐こくてかわいらしい

南イタリアの人たちが暮らす島だった。

 

 

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南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!カプリ島は青の洞窟だけじゃない!」

2008年7月

 

この夏は南イタリアの旅へ。

ナポリにしばらく滞在する。

この日はナポリの港からカプリ島へ。

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目次

リゾート気分を満喫だ!

島の周りを船でめぐるクルーズに参加して、

マリーナグランデの港にもどってきた。 

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「GROTTA AZZURRA」は青の洞窟、

「GIRO ISOLA」は島一周。

13ユーロのクルーズに、小舟の船頭にはチップも必要。

 

さて、次はフニコラーレニに乗って街の中心地をめざす。

フニコラーレとはケーブルカーのこと。

島自体が山のカプリは、坂道ばかりだ。

 

フニコラーレの乗り場は大混雑。

乗り場からは美しいビーチが見える。

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リゾートの雰囲気がムンムンだ。

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フニコラーレの行き先は、カプリ地区と呼ばれる

まさにカプリ島の中心地。

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フニコラーレの駅から、たくさんの人が

はきだされてくる!

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カプリ地区でランチ!

カプリ地区に到着。

駅前のウンベルト1世広場へ。

ここからの眺めが素晴らしい。

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 まぶしくて目が開けられない。

南イタリアの強烈な夏の日差し。

 

これこそリゾートの夏!という感じ。

通りすがりの教会の白がまぶしい。

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広場から続く通りにはカフェやレストランが並ぶ。

こちらのテラスで昼食を。

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朝早くにナポリの港を出発してきた。

ホテルの朝食をたっぷり食べてきたけど、

もうお腹がペコペコだ。

カプリ島でカプレーゼ。これははずせない。

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腹ごしらえが終わったら、

カプリの路地を歩きに行こう。

 

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南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!まずはカプリ島!ボートを乗り換え、青の洞窟へ!」

2008年7月

 

この夏は南イタリアの旅へ。

乗り継いで到着したナポリの街。

ariruariru.hatenablog.com 

目次

カプリ島へ向かう船の旅

この日はカプリ島を目指す。

カプリ島へはナポリから船で1時間くらいだ。

気持ちよく晴れた日!

しばらくの船旅を楽しむ。

カプリ島が見えてきた。

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カプリ島はこんな白い岩肌がそびえたつ島。

リゾート地の雰囲気がぷんぷんしてくる。

爽やかな夏だが、気温はどんどん上がって……暑い!

 

どんどん小さい船に乗り換えて……

 冷たい飲み物での小休憩をはさんで

またまた船に乗る。

今度は少し小さい船へ。

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行き先は、もちろん……

青の洞窟だ!

 

あの青の洞窟へいよいよ!

波や高い日はなかなか洞窟の中には入れないが、

この日はラッキー!入れるようだ。

順番待ちをして、小舟に乗り換える。

青の洞窟に入るって、こんなに大変だったんだ……。

いや、ほんとにくぐれるの?っていう狭さ。

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洞窟に入るには、勢いとタイミングが大切。

船頭の指示で、せーのっという具合に入る。

大縄跳びの入るタイミングをはかるように。

 

「わーわー」と騒ぎながら洞窟の中へ入ると、

そこに広がるのは別世界。

暗くて奥行きのわからない空間が広がっている。

思わず声を失う。

 

しばらく経つと船頭のお兄さんが、

「ふり返ってみて」という。

ふり返ってみると暗闇に浮かび上がるような青。 

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興奮の洞窟の中。

いくつかの小舟に乗った観光客たちが、

口をあんぐり開けてこの青を見ているのだろう。

小舟の船頭がサンタルチアを歌う声が

洞窟の中に響いている。

ますます幻想的で不思議な雰囲気に。

 

ベタな観光地であるカプリ島

夏のカプリ島は大混雑。

もちろん青の洞窟も大混雑。

でも、やっぱり訪れたい場所だった。

その土地に行かないとわからない。

これこそ、旅の醍醐味だ。

カプリ島をもっともっと楽しむ。

 

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南イタリア旅「ナポリから東へ大移動の旅!南イタリアの夏を満喫!」

2008年7月

 

目次

 

この夏は南イタリアの旅へ。

イタリアは何度か訪れているが、

南イタリアは初めてだ。

まずは数日ナポリに滞在する。

飛行機はとりあえずローマへ向かう。

 

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ローマで飛行機を乗り換えて、ナポリへ。

ナポリ南イタリアを代表する都市。

美しい海岸線や昔ながらの下町の風情が残る街。

ナポリを見て死ね」という言葉がある。

だれもがどこかで見たことのあるナポリの風景、

自分の目で見たくなった。

 

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ローマからナポリまでは飛行機で1時間。

夏のイタリアは昼が長い。

ホテルは駅からすぐのところ。

ごみごみした駅前にちょっとびっくりしたけど、

ホテルは古いヨーロピアンスタイル。

ナポリの街らしくて素敵だ。

 

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着いたらすぐにお腹が空く

長いフライト後、眠いけどお腹が空いた。

ホテルからすぐのところにカットピザを売る店を発見。

テイクアウトしてすぐホテルへもどる。

 

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こんな風に適当に買ったピザですら、

なかなか美味しい。

これがイタリアだなと思う。

さあ、今まで行ったことのあるイタリアよりも

もっともっとイタリアらしい旅を満喫するぞ。

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!旅しても、旅しても」

2015年8月

 

この夏はイタリア・フィレンツェに滞在。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をめぐる旅をした。

気心知れた友人との2人旅だ。

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目次

 

やっぱりイタリアが大好き

 何気ない街並みに心躍るイタリア。

なぜそんなに好きなのかと問われても、

上手く説明できない。

 

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フィレンツェの街にあるなんてことないお店。

旅の始まりの日は、

必ずこういう店の写真を撮ってしまう。

しばらく経つと前を素通りするのに。

 

旅の中で「食」は大切。

「食」の楽しみがあるからイタリアが好きなのか?

でもそれだけじゃない。 

 

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フィレンツェの街歩きに欠かせないもの。

有名店はもちろん美味しいけど、

ひっそりと佇む店のも味わい深い。

 

目を見張る建造物。

圧倒的な歴史と存在感。

でもそれだけじゃない。 

 

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ドゥオーモは何色?

正確に答えられる人はどこにもいない。

ドゥオーモの3種類の大理石が昼間とは違う色で佇む。

 

風景の素晴らしさ。

新しいものと古いものが上手く共存しつつ保たれている。

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甘くとろんとした太陽が川面に飲み込まれていくよう。

刻々と変わる明度に、

周りの建物までが一緒に川へ落ちていくような錯覚。

 

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アルノ川に落ちていく夕陽。

世界中のどこでも夕陽はきっと美しいけど、

ここから見る夕陽はやっぱり格別だ。

 

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夕陽ばかりに気をとられていた。

振り返るとポンテヴェッキオにやわらかい光が。

カラフルな橋が夕闇に飲まれる直前にしっとり輝く。

 

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イタリアの旅の終わりに

 フィレンツェの魅力を満喫した旅。

初めて訪れたエミリアロマーニャの魅力。

そして、やっぱりイタリアは素敵な国だ。

 

イタリア人はおしゃべりで陽気で、

時間にはルーズだけど、

素朴で肝心なところは譲らない頑固さがある。

 そこが憧れで、憎めなさで、魅力そのもの。

 

食べ物も、建物も、人も、暮らしも、風景も

何もかもが共通の何かで輝いている。

また来てしまう国。

わかっていたけど、

またそれを確認する旅になった。

近々に、またきっと帰って来ます。

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!ウフィッツィ美術館で宝探し?」

2015年8月

 

この夏は、イタリア・フィレンツェへ。

気心知れた友人と2人旅。

イタリア中部をめぐってフィレンツェに戻ってきた。

 

目次

ウフィッツィこそフィレンツェそのもの

 16世紀。ヴァザーリが創建したウフィッツィ。

当初は行政機関を一か所に集める目的でつくられた。

その後、メディチ家所有の美術作品が納められるようになり、

今日のウフィッツィ美術館となる。

 

今回はネットでチケットを予約してきた。

夏休みで混むことが予想されたから。

予約していなくても、チケットを事前購入しておけば

並ぶ必要はほとんどない。

しかし、思い付きで行ってしまうと2時間待ちという

こともある。

何しろ見どころの多い美術館だから。

まず、建物そのものも見どころだ。

 

作品の数々も豪華なもの。

 レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」

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ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生f:id:ariruariru:20180422002353j:plain

 

回廊に沿って設けられる小部屋が各展示室になっており、

順番に見ることができる。

とてもわかりやすい美術館だ。

 回廊をアルノ川まで進むと、素晴らしい景色も

楽しむことができる。

これもウフィッツィ美術館の魅力の一つ。

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さらに進むと、昔はなかったテラスがある。

素晴らしい作品に酔ってしまったあとは

贅沢な眺めを見ながらテラスで休憩。

バールがあって飲み物や軽食もいただける。 

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フィレンツェは芸術と生活に境目がない

生活そのものが芸術だ。

芸術が特別なことではないと感じさせてくれる。

守るのは大変だけど、それが当たり前。

フィレンツェは、尊敬できる街だった。 

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!心静かに サンマルコ美術館」

 2015年8月

 

この夏はイタリア・フィレンツェに滞在。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をめぐる旅へ。

気心の知れた友人と2人旅だ。

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目次

 

フィレンツェに「ただいま」

 2泊3日のエミリアロマーニャの旅を終え、

フィレンツェに帰ってきた。

前と同じホテルにチェックイン。

同じ部屋を用意してくれていた。

勝手知ったる部屋でリラックス。

ホテルは駅近のサンタマリアノヴェッラ。

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ariruariru.hatenablog.com

 

サン・マルコ美術館の魅力

フィレンツェに滞在するときに、必ず訪れる場所。

それがサン・マルコ美術館。

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便利なホテルから歩いて15分ほど。

まずは教会へ入り、静かな雰囲気に身を置く。

その後はサン・マルコ美術館へ。

 

サン・マルコは14世紀に創建された。

美術館はもともと修道院だった。

修道院の建物や雰囲気はそのままに

フラ・アンジェリコの作品を観ることができる。

美術館の入り口を入ると、

迎えてくれるのは優美な回廊。

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その後、階段をあがる。 

静かな階段を右へ折れると、

正面に見えてくるのが、、、!

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フラ・アンジェリコの「受胎告知」だ。

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フラ・アンジェリコは15世紀の修道僧で

絵を描くことを神から与えられた使命と感じ

多くの作品を残した。

どの作品も「受胎告知」のように、

やわらかい色調で描かれている。

 

このガブリエルがかわいらしくて、、、。

いつまでも眺めていたくなる。

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フラ・アンジェリコは、

決して天才肌の絵かきではない気がする。

心を尽くして描いたと思わせられる

作品が、人の心をうつんだろう。

 

美術館を出るころには

ゆったりとした時間が流れるサン・マルコ美術館。

美しい回廊には、何百年も前の時が今も流れているよう。

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最後に元食堂でギルランダイオを眺める。

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ここに猫がいることを確認して。

これもお決まりのコースになってきた。

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美術館を出るころには、

心が静まっているように感じる。

足取りはいつもよりゆっくり。

周りを眺める心の余裕ができたような気がする。 

 

フィレンツェの魅力は語りつくせない。

また来たくなる街だ。 

 

 2010年にサンマルコ美術館を訪れた記事はこちら

          ↓
ariruariru.hatenablog.com

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!ボローニャからちょっと寄り道 パルマとモデナ」

2015年8月

 

この夏はイタリア・フィレンツェへ。

何度か滞在したことのあるフィレンツェではのんびり。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をぶらぶらめぐる。

気心の知れた友人との2人旅だ。

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目次

かわいらしい街モデナへ 

ボローニャを後にして、今日はまずモデナへ向かう。

モデナはボローニャから電車で30分ほどの小さな街。

エミリアロマーニャ州の都市で歴史的な美しい街だ。

 

この日はあいにくのお天気だ。

夏のイタリアで雨にあたることはほとんどないが

今日はどうやらダメみたい。

モデナ駅に到着したころにはすっかり曇天。 

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何度か陽がさすがまた曇るの繰り返し。

でも町並みは美しい!

ボローニャよりも全体的に

こじんまりとしている印象だ。 

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モデナのドゥオーモはこんな感じ。

パッチワークみたいな大理石が独特だ。

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モデナ駅から約1キロのところに

モデナの中心地、グランデ広場がある。

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モデナのドゥオーモや

ギルランディーナと呼ばれる塔がある場所。

 

食と芸術の街パルマ

 

 モデナを後にし、次はパルマへ。

雨に濡れる美しいパルマ駅。

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パルマは、パルメザンチーズや生ハムなど

食で知られる街であると同時に、

オペラの殿堂テアトロ・レージョに故郷。

自由な雰囲気でさわやかな街だ。 

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ドゥオーモに隣接する洗礼堂は独特のたたずまい。

ロマネスク・ゴシック様式

8角形6層という複雑な建築物。

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パルマのドゥオーモは

モデナとよく似た雰囲気で

パッチワークのような外観。  

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外観は淡いピンクがかった色合いで

特に華やかさがないが、

内部は非常に華やか。

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 3廊式でフレスコ画が見事!

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2泊3日のエミリアロマーニャの旅を終え、

フィレンツェに帰る。

ボローニャラヴェンナ、モデナ、パルマ

見どころの多い旅。

どの街にも魅力がいっぱい。

何度でも訪れたくなる街ばかりだった。

 

 フィレンツェへ帰る。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!色の魔術 ラヴェンナのモザイク」

 2015年8月

 

この夏は、イタリア・フィレンツェに滞在。

なんどか滞在したフィレンツェではのんびり。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をぶらぶら。

ariruariru.hatenablog.com 

目次

ボローニャからラヴェンナ

 ラヴェンナヴェネツィアの南にある小さい街。

モザイク美術の宝庫として知られる街だ。

交通の要衝であるボローニャに2泊滞在し、

日帰りでラヴェンナを目指す。

 

ボローニャ駅でパンとコーヒーを購入し、いざ出発! 

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 ボローニャから1時間20分。ラヴェンナ駅に到着。

  

色の魔術 モザイクの世界

 ラヴェンナは小さい街。

駅周辺の雰囲気もボローニャとは大違い。

日曜日に訪れたこともあって、

とても静かで落ち着いている。

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まずは、駅前から大通りを西に歩いて

ポポロ広場へ向かう。

ラヴェンナに残るモザイク美術はいくつかあるので、

まずはサン・ヴィターレ教会方面へ。

通りにある土産物店でチケットを購入。

サン・ヴィターレ教会、ガッラ・プラチーデイアの廟、

サンタポッリナーレ・ヌォーヴォ聖堂、ネオニアーノ洗礼堂

などの共通券を購入。(9.5€)

 

日曜日で サン・ヴィターレ教会がミサ中だったので、

先にガッラ・プラチーデイアの廟へ。

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  ガッラ・プラチーデイアの廟は、

5世紀の半ばにつくられたという十字架型の建物で

内部はモザイク装飾にあふれている。

狭い空間に広がるモザイクは

外の世界とは異空間。 

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 幻想的で神秘的。目がくらむようだ。

窓からの光にモザイクタイルが複雑な光を放つ。

そしてミサの終わったサン・ヴィターレ教会へ。 

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 サン・ヴィターレ教会は、6世紀に建立された。

内部のモザイク装飾は圧巻! 

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サンヴィターレ教会の内部に見とれていたら、

扉の向こうにガッラプラチーディアの廟。

光に反射して床のモザイクも浮かび上がる。

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ラヴェンナに残るモザイクは、

キリスト教をテーマにしたものばかり。

ギリシャやトルコで見られるビザンチン文化が

はっきりとラヴェンナに残っている。

 

今まで、ヴェネツィアやローマなどでも

モザイクを見たことはあったが、

ラヴェンナのモザイクはそれよりも古い時代のもの。

豪華なはずなのに無駄がなく、

モザイクは単なる装飾ではないんだなと思う。

力強いメッセージが込められている。

 

 ネオニアーノ洗礼堂をまわり、

最後にサンタポッリナーレ・ヌォーヴォ聖堂へ。 

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 見どころの多いラヴェンナの街。

モザイク美術に溺れそうな一日になった。

見どころの多くは駅から徒歩圏内。

ゆっくり歩いてまわるのにちょうどいい。

 

フィレンツェボローニャから訪れると

ホッとできるのどかな雰囲気の街だった。 

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!素朴で豊かな食があふれる街 ボローニャ」

2015年8月

この夏は、イタリア・フィレンツェに滞在。

フィレンツェを拠点にイタリア中部をめぐる旅へ。

気心知れた友人との2人旅だ。 

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

素朴だが豊かな食であふれる街

美食の街、イタリアボローニャ

期待値が高まりすぎて、急にお腹が空いてくる。

 

フィレンツェからフレッチャロッサで35分。

エミリアロマーニャ州の中心都市ボローニャは、

古代のエミリア街道にある美食の街だ。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

これが生ハムメロンか!

まだ日は明るいが、湧き出る食欲に掻き立てられて

ボローニャの中心地にあるお店へ。

タベルナ・デル・ポスティリオーネ」という 

古い邸宅を改装した雰囲気の良い店。 

 

 

かわいらしい内装の店内。

まだ7時台。客はほとんどいない。

イタリア人のディナータイムは8時を回ってからだ。

 

アンティパスト(前菜)に生ハムメロンを。

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生ハムはパルマ産のもの。

パルマエミリア街道に栄えた街だ。

 

日本のイタリアンで食べる生ハムメロンは

メロンが甘すぎてしっくりこないが、

イタリアで食べる生ハムメロンは

メロンが「瓜」を感じる歯ごたえ。

生ハムと最高に合う。

すっきりしたワインをついついゴクゴク……

 

この土地で絶対に食べたいもの

 

ボローニャに来たからには

食べずには帰れないボロネーゼ。

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タリアテッレでいただいた。

見た目はこってりだけど、

食べると意外にもあっさりとしている。

肉の旨味が直接感じられて、

プリモというよりセコンドの一皿。

 

プリモとは「プリモ・ピアット」のことで「一皿目」の意味。

イタリア料理では一皿目にパスタやピザなどを選ぶ。

セコンドとは「セコンド・ピアット」のことで「二皿目」の意味。

メインとなる料理のこと。

 

もう一皿はパルメザンチーズをふんだんに使ったリゾット。

 どれもこれも想像以上のおいしさ。

でもとても素朴な味わい。

イタリアの食文化の原点のようだ。

 

塩コショウやオリーブオイルは極力抑えられつつ、

素材の味を最大限に生かしている感じ。

「素材がいいから勝手においしくなっちゃう」

とでも言わんばかりに。

パルメザンチーズも日本で食べるものより

塩気が少なく、チーズの香りが引き立っている。

 

 美食の国イタリアの中の美食の街ボローニャ

相当な期待値を持って来たけれど、

裏切られることはなかった。

 

 そして満たされた食事の最後には

さらに満足を上乗せするドルチェとカッフェが待っている。

(ドルチェとはデザートのこと。カッフェはコーヒーのこと。) 

 

イタリアの絶品コーヒー

 イタリアのコーヒーは、基本がエスプレッソだ。

イタリアでコーヒーと言えば、

エスプレッソマシーンで淹れるカッフェのこと。

これにミルクを足して、カップチーノにしたり、

カフェラテにしたり、マキアートにしたりと

そのバリエーションははかり知れない。 

 

コーヒーにはちょっとこだわりがありまして。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

食後にはやはりすっきりとカッフェのままで。

こちらはIl moroという

お気に入りのリストランテ。 

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www.tripadvisor.jp

 

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しばらくイタリアに滞在すると

これを飲まないと食事が終わった気がしなくなる。

カフェイン中毒になるべくしてなる国、

それがイタリアだ。

 

 明日は日帰りでラヴェンナへ。

モザイクの世界に浸りに行く。

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!フレッチャロッサで美食の街ボローニャへ」

2015年8月

 この夏はイタリア・フィレンツェを拠点に

イタリア中部の都市をいくつかまわる。

何度か滞在したフィレンツェではのんびり。

気心知れた友人とぶらぶら2人旅だ。

ariruariru.hatenablog.com

 

 目次

フィレンツェからボローニャへ!

フレッチャ・ロッサの旅

フィレンツェからボローニャへ移動する。

ボローニャで2泊して、

エミリアロマーニャ地方の都市を訪れる。

 ボローニャ2泊の後は、またフィレンツェに戻る。

フィレンツェでは今日までと同じホテル

「サンタマリアノヴェッラ」を予約しているので、

スーツケースはホテルで預かってもらい、

必要な荷物だけを持って身軽な旅へ。

 

ホテルをいったんチェックアウトして、

フィレンツェの鉄道の中心駅である

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(SMN駅)へ。

主要な電車はこの駅から出ている。

ホテルからすぐの距離だ。

これもまたこのホテルの魅力。

 

電車のチケットはネットで予約済。

ボローニャまでは、

こちらの「フレッチャ・ロッサ」という

新幹線のような高速鉄道で。

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フレッチャ・ロッサ」とは

イタリア語で「赤い矢」という意味。

イタリアの鉄道会社「トレニタリア」が

運営する高速特急だ。

 

イタリアの鉄道はのんびりしていて

時間通りに来ないことも多いが、

今日はほぼ予定時刻通りにやってきた。

混雑する夏休みなどは

「トレ二タリア」のホームページ

指定席券を買っておくのが安全。

簡単に買うことができる。

 

でもほとんどの電車は予約なしに乗れるので、

当日駅でチケットを買えばいいのだが、

駅のチケット売り場は行列ができることも。

自動券売機は釣銭切れなんてこともある。

 

そんなときは、旅行代理店(駅の周辺に必ずある)

で買えば、だいたい手数料なしで購入できる。

これは以前フィレンツェでホームステイを

していた時にホストマザーから教わった方法だ。

 

15時発のフレッチャロッサフィレンツェを後にする。

35分であっという間にボローニャに到着した。

  

ボローニャ美食の街だ!

 フィレンツェトスカーナ州だが、

ボローニャエミリアロマーニャ州の都市だ。

初めて訪れる街。

電車でたった35分走っただけなのに、

そこにはまったく違った雰囲気の街が広がっている。 

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ボローニャは赤いレンガの建物が続く美しい街。

現在のボローニャはイタリア経済の中心的な都市で

フィレンツェとはまた違った活気に満ちている。

商店が建ち並び古い市場なども、

観光客相手ではなく、バリバリ現役の活気だ。

 

そしてここは食の都。

エミリアロマーニャ地方は、

もともと古代のエミリア街道の街道沿いに

栄えた都市が多く点在している。

「美食街道」とも呼ばれる、

その土地ならではの食材を

その土地ならではの調理方法でいただく。

イタリア食文化の真髄のような場所だ。

 

まずはボローニャの街歩きへ。

街の中心マッジョーレ広場から東を見ると、

印象的な2本の塔が。 

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ボローニャの斜塔だ。

もともとは貴族の権力争いの中で、より高い塔を!

という競い合いの末、造られたもの。

 

高い方がアシネッリの塔、低い方がガリセンダの塔。

どちらが傾いているのか、いろいろ角度を変えて

眺めてみたが、結論は「どちらも傾いている」のだ。

この2本の塔は、ボローニャのシンボル的な眺めだ。

 

 独特の景観 サン・ペトロニオ聖堂

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ゴシック様式の聖堂で、

 

今も未完成という不思議な景観。

マッジョーレ広場に面し、堂々たる存在感だ。

14世紀から17世紀にかけて建設されたもので、

途中まで大理石が貼られている。

なんという中途半端な!

これをこのままにしておくなんて。おもしろい。

大理石の色合いがとても美しい。

フィレンツェのドゥオーモとはまた全く違う。

やさしいピンクの色合い。

(お腹が空いていた私には、生ハム色に見えしまうのだけど……。すみません。)

 

さあ、いよいよ美食の街をいただきに行こう!

 

 

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!旅の目的は美食?!のフィレンツェ滞在」

2015年8月

 

この夏は何度目かのイタリア・フィレンツェへ。

何度かホームステイをして長く滞在したフィレンツェ

今回は友人との2人旅だ。

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目次

 

フィレンツェの美味しいもの!

 イタリアの旅の目的の一つは

おいしいものを食べること。

シンプルだけど旅には欠かせない要素。

 

イタリアでまずいものを食べる方が

難しいのでは?と思うほど、食の偏差値が高い国。

高い店は当然おいしいし、安い店もそれなりにおいしい。

バールで何気なく買ったパニーニもおいしいし、

セルフのレストランのパスタでも

なぜかアルデンテでおいしい。

 

暑い夏のフィレンツェで、使い勝手が良かった店。

トレディチ・ゴッビ(13gobii)というトラットリア。

トラットリアとはイタリアの食堂のこと。 

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 ディナーに使った店で、

オーニッサンティ教会の裏手にある。

メニューが豊富で何度も通えそう。

パスタの種類が多く、味も良かった。

しかも値段はお手ごろ。

気さくな店員がオーダーの相談にものってくれる。

 

ランチで使った店では、ダッロステ(dall'oste)という

駅前のリストランテ。 

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サンタマリアノヴェッラ駅前にある店で、

ガラス張りの店内は広くて明るい。

リストランテだが昼は気どらない庶民的な感じで、

手ごろなメニューがたくさんある。

フィレンツェ郷土料理で有名な

Tボーンステーキ(ビステッカ)もある。

ランチにはセットメニューもある。

この日は暑かったので、

さっぱりしたトマトソースのパスタにした。

シンプルなものほど、そのおいしさに感動する。

 

オステリアの魅力が爆発!

そして一番のお気に入りは

チンギアーレ・ビアンコ」というオステリア。

オステリアとはイタリアの居酒屋。  

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アルノ川の南側トリニタ橋と

ポンテヴェッキオの間にあって、

いい雰囲気の居酒屋だ。

居酒屋と言っても料理の味は一級品で、

庶民的でおいしい店。

思わず食べ過ぎ飲みすぎてしまう店だ。

 

食べて飲んでしゃべる!

オステリアの雰囲気はイタリア人そのものだと思う。

私はあまりお酒は強くないけど、

イタリアの庶民的で素敵な店では

ついついおいしくお酒を飲んでしまう。

でも飲めてしまうのだ。

それはおいしいお料理と雰囲気のせいだと思う。

 

イタリアでおいしい店を見つけるには、

街歩きしながら雰囲気のよい店を常に探しておいて、

店の中からいい匂いと

イタリア人の楽しそうなしゃべり声が

聞こえてきたら大丈夫。だと思う。

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 そしてシメにエスプレッソ。

イタリアのコーヒーはやっぱり格別だ。

 

お腹いっぱいでアルノ川を渡る。

フィレンツェで過ごす時間の中で、

一番好きな時間かもしれない。 

 

コーヒー中毒気味です。

  ↓

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イタリア中部の旅「フィレンツェを拠点にめぐる旅!フィレンツェの夕景に魅せられて」

2015年8月

 

この夏は、イタリア・フィレンツェへ。

何度か滞在したことのある街。

のんびり友人と2人旅だ。

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目次

 

 夏の昼下がりは優雅にシエスタ

 夏のイタリアは昼間の気温が高い。

特に内陸のフィレンツェでは、

日中の気温が35度を超える日も多く、

昔からのシエスタの習慣に納得する気候だ。

私たちも極力街歩きは午前中を中心にして、

午後はゆっくり。

時間がある時はホテルに戻ってお昼寝する。 

 

シエスタ大好き

  ↓

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今日も昼食後に一度ホテルに戻った。

より一層、ホテルの立地が大切になってくる。

 

ホテルはサンタ・マリア・ノヴェッラ広場に面する、

その名もホテル「サンタ・マリア・ノヴェッラ」だ。

まさに中心地のホテルだが広場に面しているので

開放感があるし、窓からの眺めも抜群。 

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ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルの雰囲気も古都フィレンツェ

ぴったりで設えも良い。

朝食ルームも立派で朝食の内容も大満足。

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立地が良いので歩いて観光に行けるし、

ちょっと休憩なんてことができる。

今日もポンテ・ヴェッキオ方面から歩いて帰ってきた。

ドゥオーモから5分、

ポンテ・ヴェッキオから10分少々だ。

 

駅前なのでスーパーやレストランなども困らない。

旅の行程で電車を利用するので、

駅の近さもまたうれしい。

 

フィレンツェは街の中心部に自動車は入れない。

規制されている。

私が最初にフィレンツェを訪れた十数年前は、

ドゥオーモのすぐ脇をバスが走っていたが、

その後観光客が増え、景観を守る取り組みもあって

中心地への車両の乗り入れはできなくなっている。

だからこそ、ホテルの立地は重要なのだった。

選んでよかった!

  

夕景に魅せられて

フィレンツェに沈む夕日は格別だ。

ホテルでしっかり休息をとった後、 

夕景を見に出かけることにした。

 

 ホテルを出ると目の前のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会も

美しい色合いに包まれている。  

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 駅前からバスに乗って、ミケランジェロ広場へ向かう。

ミケランジェロ広場はフィレンツェの南側の

丘の上にある広場で、フィレンツェの歴史的な景観が

美しく見れる展望台だ。

バスで20分ほどなのだが、バスの中も混んでいるし、

道も混んでいるしでなかなかたどり着かなかった。

山道をうねうねとのぼり、もう車酔いしそう

……と思ったころ、ようやく視界が開けた広場に到着。 

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美しいフィレンツェの全貌が!

この眺めを求めて人がいっぱい! 

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 階段なんだけど、もはやスタジアムの

座席のようになってしまっている。

 

今から始まる夕暮れのショーを見に

集まってきた人たち。

私たちもだけど。  

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ピンク色に染まるフィレンツェ

オレンジのグラデーションが続いていた屋根も

すっかり色を変えて。 

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日が暮れていく様は世界中どこで見ても

きっと魅力的だと思うけど、

でもやっぱりフィレンツェの夕景は格別だと思う。 

 

夜も楽しむ

街の鮮やかな色が深い色に消えると、

その後はライトアップの色に変わる。

昼と夜の境目がこれまた美しい。

帰りはバスを使わずに、ゆっくり歩いて丘を降りる。

景色を眺めながら、気持ちの良い散歩だ。

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昼間はかなり暑くなったが、

日が沈むと急激に気温は下がってくる。

日本の夏にはない、爽やかな夜がやってきた。

 

美しい夕景と、気持ちのよい散歩で気持ちが

満たされたところで、そろそろお腹が空いてくる。

さて、どこで夕食をとろうか。

街へもどる。 

 

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