「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクでの魚介たっぷりディナー!のんびりとワクワクが共存する街」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

どこでいただく?この日のディナー

この日の朝に到着したドゥブロヴニク

ariruariru.hatenablog.com

 

街歩きをして、ランチを食べて、

ホテルのプールでシエスタして、

再び夕刻の街歩きをして、

そろそろお腹が空いてきたところ。

 

ドゥブロヴニクの旧市街は

想像以上に狭くて人で、あふれている。

でもレストランの数も多くて、

狭い路地にテラス席を並べている店がたくさん。

レストランには困らないようだけど、

選択肢が多くて、これまた悩みそうだ。

 

アドリア海の潮風の気もち良さを感じた街歩き。

この日の気分はすっかり海の幸だった。

 

私たちの泊まっているホテルは、

旧市街から東の方にある。

東の端のプロチェ門を出れば、

ゆっくり歩いても徒歩10分程度だ。

と言うわけで、旅の初日の私たちは

この日だけでも何度も歩いた

旧市街の東側に詳しくなった。

 

やっぱり食べたい!シーフード!

旧市街の東側には、旧港がある。

旧港に面したすばらしい場所に

雰囲気の良いシーフードレストランがあった。

「ロカンダ・ペシュカリヤ」というお店。

 

広いスペースにテラス席がたくさん並んでいて

海の家のような開放感だが、

しっかりした海の幸がいただけそうだ。

 

早速、港の目の前のテラス席に陣取る。

まずは乾いた喉をビールで。

乾杯!

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普段はあまりビールを飲まないけど、

ドゥブロヴニクの暑さに思わず。

 

時刻は夜の8時前。

日本人的には遅めのディナーだが、

こちら的には早めのディナー時間。

まだまだ明るいので、みなさん観光中?

 

ドゥブロヴニクではあちこちに猫がいる。

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さて、しばらくするといい感じで暮れてきた。

旧港の向こうに見える家々も美しい。

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オーダーしたのは、魚介たっぷりのリゾット。

美味しそう!

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味つけは、いたってシンプル。

魚介のダシがお米にしみ込んだ、幸せな味。

 

トマト風味でイタリア料理の要素が強いが、

その素朴さはポルトガルで食べたものに近かった。

優しい味。

家庭的な、お母さんがつくってくれたみたいな味。

いくらでも食べられそうな味。

 

活気があるのにのんびりできる

すっかり暮れた街も、レストランのテラス席は明るくて

みんな楽しそうに食事とこの時間を楽しんでいる。

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行き交う人々を見ながら、美味しい料理を楽しんで

のんびりした雰囲気と美しい港を愛でるなんて

贅沢な夜だ。

 

こんなに活気があるのにのんびりしているなんて。

のんびとワクワクは共存できたんだなぁ。

なんだか感心。

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2時間半くらい、ゆっくりとしたディナータイムを

楽しんで、旧市街を後にする。

ライトアップされた街も美しい。

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門を出て10分。ホテルまでの道のりは、

ちょうど良い散歩になる。

途中、真っ暗の海の上に煌々と光る月が見えた。

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月を眺めながらの帰り道。

ふり返るとビーチとその向こうに旧市街。

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この日の朝に到着したとは思えないくらい、

ドゥブロヴニクの魅力を知った一日。

 

いい滞在になることが確信できた一日だった。

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その18>「旅とコーヒー、イタリアの場合【後編】」

「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」と題して

土曜日は、言葉のお話を書いています。

 

旅の中で出会った言葉は、日本語にはなかなか訳せない、

簡単には訳したくないものも多数。

=(イコール)では結べない、≒(ニアリーイコール)の言葉たち。

 旅の思い出とともに、振り返ります。 
目次

旅とコーヒー

 旅にはコーヒーが欠かせないと思う。

それは、私が単純にコーヒー好きと言うだけではなく、

ちゃんとした理由があってのことだ。

 

   旅とコーヒー。私の大好物。

        ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

旅の醍醐味の1つに、

「その土地ならではのものを楽しむ」

というものがある。

もちろんコーヒーに限ったことではないし、

飲食物に限ったことでもない。

 

しかし、これが、

コーヒー文化がしっかり根づいた

南ヨーロッパだからこそ、

その土地土地の違いがおもしろいのだ。

 

イタリア人は褒め上手

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(いつかのヨーロッパ旅、空港で。ラバッツァが出てきたらラッキーと心で小さく叫ぶ。)

 

たまたまかもしれないが、

イタリアで私がイタリア語を発すると、

それを聞いたイタリア人は、

「イタリア語が完璧だ」とか、

「すばらしい」とか、

中には「いい人だ」とかいう具合に、

もはやイタリア語がどうこうではなくなるほど、

とにかくめちゃめちゃ褒めてくれる。

 

レストランなどのオーダーの時などは、

イタリア語のみならず、

「そのチョイスはすばらしい」とか、

「まるでイタリア人のようなチョイスだ」などと

オーダーの内容まで褒めてくれたり、

「きみはイタリア人だね」という具合に

もはや褒めらてるのかどうかすら怪しくなって

しまうこともしばしばだ。

 

イタリア人はコミュニケーション能力が高く、

ホスピタリティーも高い上に、演出が上手い。

 

どれもこれも、日本人が苦手な分野だと思う。

 

コーヒーを1杯、注文するだけで

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(ウフィッツィ美術館のバールにて。2011年、冬のフィレンツェで。)

 

イタリアでバールに入って、

「Un caffē, per favore.」

(コーヒーを1杯ください。)

と自然に言えたら、

なんだか堂々とそこに居ていいような気がした。

 

どこからどう見ても見た目がアジア人の私が、

イタリアのバールで

Un caffē, per favore.」というだけで、

強面の店員もにっこり微笑んでくれたり、

ぶっきらぼうなお兄さんも

何度も頷いてくれるのだ。

 

 

言葉の力は偉大だ

言葉の力は偉大だ。

それは通じる、通じないという

単純なことだけではなく、

「私はあなたの国の言葉を話そうとしている」

という意思表示である。

 

そして、その意思表示が伝わったとき、

伝わったんだとわかる反応が返ってくると

それだけでうれしいものだ。

 

「Un caffē, per favore.」

 

丸暗記してしまえば、そんなに難しい言葉じゃない。

イタリア語はほとんどローマ字読みで大丈夫。

でも、最初は店員さんの目を見て

にっこり微笑んで、これが言えなかった。

 

目を見てにっこり微笑んで言えたとき、

店員さんからも何か聞かれることが多くなった。

「ミルクは要らないんだよね?」とか、

「お水も要る?」とか。

 

あぁ、イタリア語が少しわかりそうだと思われた証拠だな。

 

そして、それにも返事できるようになると、

なんやかんやと話しかけてくれたり、

はたまた、目があったらウインクして

くれたりするのだ。

 

それはそれでどう返したらいいか

分からなくて困るのだけど。

 

言葉が旅をおもしろくする

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(2011年冬のフィレンツェ。何度も通った店。)

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(顔なじみになるほど通いたい。暮らしてる気分になれるから。)


言葉が旅をおもしろくするし、

旅が言葉をおもしろくする。

 

イタリアではコーヒーを1杯、

注文するところから

旅は大きく広がっていった。

 

旅とコーヒー。

良い関係。

どちらも大好きだ。

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「真夏のドゥブロヴニク!きっと、この過ごし方が正解!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

たっぷりシエスタ

北欧ヘルシンキから飛んだこの日、

アドリア海に面したドゥブロヴニク

強烈な午後の陽ざしから、

逃げるようにホテルへ帰った。

 

シエスタの重要性を感じる南ヨーロッパの旅。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

とりあえず部屋に戻ってまずはひと眠り…

と思ったけど、部屋の中も暑い。

 

さて、どう過ごすのがいいものか。

 

あ、そうか!

プールだ!海だ!

そう、ここはリゾート地でもあるのだった。

 

ということで、ホテルのプールへ降りてみる。

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最高の環境だ。

デッキチェアにパラソル、バスタオルも借りれるし。

 

そうだよね、やっぱりこういうことだよね。

この過ごし方がきっと正解だ。

この地の真夏は。

 

プールの水は、井戸水でも使っているのか?

と思うほど冷たい。

そしてアドリア海も冷たい。

太陽に焼かれた体も、少し水に入ればスッキリ。

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目の前に見える島はロクルム島。

島にはビーチがあって、旧港からボートで行ける

リゾートアイランドらしい。

 

そんな風景をぼんやりながめながら、

すっかりリラックスモードに突入。

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太陽が少し西に傾いてきた。

ちょっと陽ざしがマシになったかな。

 

旧市街がだんだんシルエットになってくる。

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これで、ドゥブロヴニクでの

午後の過ごし方はだいたい決まった。

 

再びの街歩きは、のんびりモード

もう少しのんびり寛いで、

シャワーを浴びてすっきりしたら、

ぶらぶら歩いて再びの旧市街へ。

 

旧港の猫はまだまだシエスタ中。

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光の量と向きが変わっただけで、

昼間見た風景とは違って見える。

旧港からプロチェ門をのぞむ。

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海のすぐそばに山がせまっている地形。

 

旧市街の道にも陰ができて、

かなり過ごしやすくなっていた。

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街歩きをするならこれくらいの時間からが

いいかもしれない。

大丈夫、まだまだ暮れない、ヨーロッパの夏。

 

シエスタをたっぷりとったことで、

すっかりリラックスモードの私たち。

昼間とは、きっと歩く速度もまったく違う。

ゆっくり歩けば、気づかなかったことも見えてくる。

 

聖母被昇天大聖堂まで歩いた。

ルジャ広場の南側にたたずむ大きな聖堂だ。

どうやら夜のイベントの準備中のよう。

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陽が傾いてきて過ごしやすくなったからか、

人が街に溢れていて、どこもすごい熱気だ。

みんななんだか楽しそう!

 

スーパーマーケット、発見!

気の向くままに歩いてみる。

聖母被昇天大聖堂の近くの広場に面して、

スーパーマーケットを発見。

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数日の滞在にはスーパーが欠かせない。

ホテルの近くに個人商店のようなものはあったけど、

スーパーは気軽に入れるので旅人の強い味方だ。

水など、必要なものを購入。

ここなら毎日来れるから、買いだめする必要はもない。

ありがたい。

 

スーパーを出たところでふと視線を感じると、、

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ものすごく見られていた。

こんなちょっとした発見も、街歩きの楽しみ。

 

きっと、この過ごし方が正解!?

暑くならないうちに街歩きをして、

午後はたっぷりシエスタで体を休める。

シャワーですっきりしてから

美しい夕刻の街へ出かける。

 

最高!!

きっと、この過ごし方が

正解なんじゃないかと思うくらい。

 

さあ、もう少し街歩きを楽しんだら、

本日のディナーのお店を決めましょう。

ゆっくりくつろげる、

リラックスできそうなお店、

どこにあるかな?

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「暑い熱いドゥブロヴニクの街歩き」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

ランチの後は旧市街を歩く

クロアチアドゥブロヴニクの旧市街。

旧市街は城壁に囲まれている。

たっぷりゆっくりのランチの後は、

美しい旧市街をぶらぶら。

 

路地は風情たっぷり。

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洗濯ものが揺らめく路地を見ると、

ポルトガルリスボンのアルファマを思い出す。

       ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

あちらはしっとり。

こちらはキラキラしている印象だけど。

 

プラツァ通りを南に入ると、

急に入り組んだ細い道が続いていた。

でたらめに歩くと、セルビア正教会にぶつかった。

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路地に現れる立派な白い建物。

思わずみんな見上げる。

狭い路地に建っているので全景がカメラにおさまらない。

でもそんなことがあるから、路地歩きは楽しいのだ。

 

再びプラツァ通りに抜けて、ルジャ広場へ出た。

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北を向いて立つと、正面がスポンザ宮殿。

奥にはスルジ山が見えている。

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スポンザ宮殿は、16世紀に建てられた建物で

元々は貿易で入ってくる物資などを

管理する場所だったらしい。

17世紀の大地震に耐えた数少ない建物で、

現在は古文書館となっている。

 

暑い、熱いドゥブロヴニクの夏

それにしても、ドゥブロヴニクの午後は、

暑い、、、。

夏は雨の降らない地中海性気候。

日差しが容赦なくふりそそぐ。

 

あ、でもこんな時間に、城壁の上を歩いている人が。

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ドゥブロヴニクは城壁で囲まれた要塞都市。

城壁の上をぐるっと一周することができる。

日陰のない城壁の上、暑そうだ。

私も歩いてみたいとは思っていたけど、

絶対この時間帯にのぼるのはやめておこう。

 

そんな私たちは、ふと気がついた。

こんな時間帯に街の中をウロウロしているなんて

素人(?)じゃないか!

 

夏の午後の正しい過ごし方とは?

スポンザ宮殿の横をすり抜けて、

プロチェ門から旧市街を出る。

ふり返れば美しい旧港と聖イヴァン要塞が見えた。

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ホントに美しい街だ。

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アドリア海に飛び出した要塞都市。

こんな街がこんなにも美しく

よく残されていたものだと思う。

 

それには様々な努力があったことを、

旅の途中、スルジ山の上で

私たちは実感することになるのだが、

この時はまだそんなこととは知る由もない。

 

だって、私たちはただただ、シエスタを求めて

ホテルへ向かっていたのだから。

夏の午後の正しい過ごし方とは、「シエスタ」のこと。

たっぷりシエスタで英気を養って

体調管理をして、旅を満喫しよう。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その17>「旅とコーヒー、イタリアの場合【前編】」

「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」と題して

土曜日は、言葉のお話を書いています。

 

旅の中で出会った言葉は、日本語にはなかなか訳せない、

簡単には訳したくないものも多数。

 

=(イコール)では結べない、≒(ニアリーイコール)の言葉たち。

旅の思い出とともに、振り返ります。 
目次

コーヒー大好き!

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(初めてイタリアのフィレンツェを訪れた冬。2006年撮影。)

 

私は無類のコーヒー好きで、

コーヒーに関してはちょっとしたこだわりがある。

旅先では、コーヒーとパンさえ美味しく食べれたら、

「あぁ、この国で生きていけそうだ」と思うくらいだ。

 

   旅とコーヒー。私の大好物。

        ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

自宅で淹れたドリップコーヒーも、

茶店で飲むサイフォン式のコーヒーも、

エスプレッソマシーンで淹れたコーヒーも、

全部それぞれに好き。

 

我が家のエスプレッソマシーンは、なかなか年季が入ってきていい感じ。

          ↓

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そして、旅先で飲むコーヒーは、

その土地の風土を感じさせてくれるから

大好きだ。

 

どんな味か、どんな淹れ方か、どんな時に

どんな場面で飲むのか、カップは?量は?温度は?

ミルクは?など、一口にコーヒーと言っても、

実にバリエーションが多い。

 

そして、私が大好きな南ヨーロッパは、

まさにコーヒーを愛する土地柄だ。

 

イタリアの快適要素の1つ「バール」

イタリアのコーヒーはエスプレッソが基本。

南に行くと量が少なくなり、北へ行くと量が増える印象だ。

 

イタリア語を一人で勉強しているとき、

こんな本に出会った。

「バールのイタリア語」

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イタリアの人にとって「バール」はとても重要な場所で、

どんな小さい街にでも必ず「バール」があり、

欠かせないものだ。

カフェでもなく、バーでもない。

とにかく、イタリアの人は一日に何回も訪れる場所。

 

この本を見ながら、イタリアで過ごす日々を想像し、

イタリアで快適に過ごすためには、

「バール」の存在は欠かせないと思った。

「バール」を使いこなせるようになりたい!と。

 

これさえ言えたら何とかなる?

「バール」には必ずエスプレッソマシーンがあって、

店に入るとコーヒーの香りが鼻をくすぐる。

そして淹れたあとのコーヒーの粉を

「ガンガン」と捨てる、思いのほか大きい音や、

淹れているときの「ブッシュ―」や

「シュワシュワー」など、まあまあうるさい。

でもそれが心地よい。

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(イタリアフィレンツェでホームステイした夏。

どんなバールのどんなコーヒーも美味しい。2010年撮影。)

ariruariru.hatenablog.com

 

Un caffē, per favore.(ウン・カッフェ・ペルファボーレ)

 

「コーヒーを一つください」

 

これさえ言えたら、バールに入れるし、

そこに居場所がある気がした。

 

(次回へ続く)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「暑くてまぶしいドゥブロヴニクでムール貝のランチ!どんな旅になるかな?」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

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2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

暑くてまぶしい南ヨーロッパの夏!

クロアチアドゥブロヴニクの旧市街へ。

旧市街は城壁に囲まれている。

 

目抜き通り「プラツァ通り」を東から西へ歩くと、

西の端にあるのがフランシスコ会修道院

右側の建物だ。

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暑くてまぶしい南ヨーロッパの夏!

陰を求めて修道院へ飛び込んだ。

 

急に訪れる静寂の空気。

修道院の回廊がとても美しい。

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14~15世紀に建てられたこの修道院は、

元々は城壁の外にあったものを内側へ移したものだという。

 

回廊を取り囲む柱の様相がとても美しくて、

さっきまで「暑い」「まぶしい」と大騒ぎしながら

外の通りを歩いていたことを瞬時に忘れた。

 

滞在中にまた訪れよう。

 

ドゥブロヴニクでの初ゴハン

そうこうしているうちに、

私たちはすっかりお腹が空いていることに気がついた。

この日の朝、ヘルシンキ空港で朝食をたっぷりと

とっていたことと、ドゥブロヴニクの美しさに

すっかりランチタイムを忘れていたのだ。

ariruariru.hatenablog.com

 

こんな素敵な路地に気を取られながらも、

もうすでにお腹がぐうぐう鳴っている。

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西の端まであるいたプラツァ通りを東にもどる。

人であふれてる活気ある通りだ。

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通りから少し入ったところに何軒もの店が並ぶ。

レストランを探すのには困らないようだ。

路地にテラスを出している1軒に入ってみた。

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日差しが肌に痛いくらいの地中海性気候。

テラスでのんびりと過ごすのが正解のよう。

 

2人でシェアすることにして注文したのがこちら。

ピザとムール貝をたっぷりと!

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クロアチアのお料理は、

その土地土地の特色が色濃く出ている。

国自体が複雑な地形をしているし、

その歴史も少々複雑だからだ。

 

内陸部はハンガリーオーストリアの料理に

近いものも多いが、ドゥブロヴニク

アドリア海に面した街。

魚介類をふんだんに使った、

イタリア料理に近いものが多い。

 

実際にドゥブロヴニクで食べたものは、

イタリア料理を豪快かつ素朴にしたような

感じのものが多かった。

味つけは基本シンプルで、素材の味を重視。

 

だからこそ、こんなにも食べられるのかと思うほどの

量のムール貝も、ペロリといけてしまうのだ。

 

ヨーロッパらしい街並みに心ときめく

ゆったりと楽しんだランチの後は、

そのまま路地歩きへ。

陰のある路地は人であふれている!

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観光客でごったがえしているドゥブロヴニク

旧市街だけど、なんだかのんびりしている。

 

足早に観光地をめぐるような旅のしかたではなく、

長期に滞在してバカンスを楽しんでいる人が

多そうな感じだ。

 

観光客だけど、道を知った風に歩く人や

慣れた様子で商店に入っていく人を見かける。

そう、私もそういう旅がしたい。

 

旅先がだんだん自分の街になっていくような旅。

この街では、そんな楽しみ方ができそうだ。
 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクは、小さな旧市街に魅力がギュッと詰まっている!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

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2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

惹かれるままにドゥブロヴニク

ドゥブロヴニククロアチアの南部にある都市。

クロアチアは、バルカン半島に位置する美しい国だ。

 

ユーゴスラビアから1991年に独立。

その後のユーゴスラビア紛争で、

ドゥブロヴニクの街は壊滅状態になった。

現在、街は昔の通りに再建され、

旧市街は世界遺産に登録されている。

 

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(飛行機から見たドゥブロヴニク。要塞都市として発展した理由がよく分かる立地。)

現在も、クロアチアの国は複雑な形をしている。

ドゥブロヴニククロアチア

飛び地となっていて、

ボスニアヘルツェゴビナによって

分離されているという複雑さだ。

 

到着後、いそいそと街歩きへ出発!

午前中に到着したドゥブロヴニク

ホテルでチェックインはしたものの、

まだ部屋には入れてもらえなかった。

ロビーでスーツケースを預かってもらい、

早速旧市街まで歩いてみる。

 

飛行機から見た、ドゥブロヴニクの旧市街が

高揚感をますます高めていたのか、

なんだか私たちは焦っていた。

早く旧市街へ行きたくて。

 

ホテルから旧市街の一番近い入り口までは

徒歩10分くらい。海沿いの一本道だ。

ホテルを出ると、庶民的な雰囲気が漂っている。

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 でも、建物が途切れると、びっくりの眺め!!

美しいアドリア海に開けるバニエビーチ。

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ビーチに気を取られていたら、、、!?

その向こうにドゥブロヴニクの旧市街がもう迫っていた。

 

なんという贅沢なロケーション。

まさに絵葉書のような構図。

旧市街へ向かう道すがらさえ、

リゾートの香りがムンムンだ。

 

ドゥブロヴニク旧市街へ突入!

ビーチを横目にさらに進むと、

旧市街の入り口の1つ、

一番東側にあるプロチェ門に到着。

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ドゥブロヴニクの旧市街は、城壁で囲まれている。

それがまたちょっと秘密めいた、

雰囲気を醸し出しているのかもしれない。

 

旧市街はテーマパークに迷い込んだ感じ?

門をくぐると違う世界へと誘われる感じ。

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南ヨーロッパの猛烈な日差しが突き刺さるようだ。

道で売られていた人形ですら、

日陰を求めている様子。

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サングラスなしでは歩けない強い日差しが

美しい建物を照らして、まるで輝いているよう。

それがますますまぶしい。

 

この日の朝に飛び立ったヘルシンキ

想像したより結構暑かったが、

まったく種類の違う暑さだ。

乾燥しているが、海風に乗って湿度も感じる

南ヨーロッパの夏。暑いけど、これが好き。

 

旧市街の中は、まるでテーマパークのよう。

どこも人で溢れている。

 

美しいプラツァ通りを行ったり来たり

旧市街の目抜き通り「プラツァ通り」に出た。

 

ルジャ広場に面する聖ヴラホ教会は、

ドゥブロヴニク守護聖人を祀った教会だ。

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 ファサードの上に立つのが聖ヴラホ。

この教会が建つ広場が、プラツァ通りの

東の起点となっている。

 

ここからプラツァ通りの西を眺めるとこんな感じ。

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美しい!

ドゥブロヴニク滞在中に、

何枚この構図の写真を撮っただろう。

訪れる度に撮ってしまうくらい美しい眺めだ。

 

プラツァ通りは、西の端から東の端まで

歩いても、たった200mしかない。

あっという間に歩けてしまう。

でもこの小さい旧市街には、

この土地の文化や楽しみがギュッと詰まっていた。

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その16>「ポルトガル語のリズムと郷愁【後編】」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

今日は「ポルトガル語のリズムと郷愁<後編>」です。

 

旅中毒にはなかなかつらい「今」ですが、

また旅に出る日を想いながら書いています。

ariruariru.hatenablog.com

  前編はこちら

         ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

 

「オブリガーダ」と言いたい!

すっかり虜になってしまった

ポルトガルの旅。

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(黄色のケーブルカーに魅せられるリスボンの街歩き。2002年に撮影。)

 

そんなポルトガルの旅で、

私が一番発したポルトガル語は、

「ありがとう」という意味の

「obrigada」(オブリガーダ)だろう。

 

ポルトガル語は、フランス語やイタリア語、

スペイン語と同じくラテン系の言語で、

言葉には性別がある。

 

最初はそれがとっつきにくくて、

学ぶ意欲が失せてしまったりする。

イタリア語を学ぶ時、まあまあ最初に出会った壁だ。

だって、言葉に性別があるっていう感覚は、

日本語が母国語の私たちにはなかなか理解しがたいし、

しかも法則がほとんどないからだ。

 

でも次第に、私はそれが愛おしくなってきた。

なぜ駅は女性で、電車は男性なのか。

なぜ手は男性で、脚は女性なのか。

なんだか哲学的な匂いすら感じておもしろい。

 

言葉のリズムが心地いい

それはさておき、ポルトガル語の「ありがとう」は

男性が発すれば「obrigado」(オブリガード)となり、

女性が発すれば「obrigada」(オブリガーダ)となる。

 

ポルトガルの人は、あまりはっきりと発音しない。

特に語尾は消えかけるように口の中で

ムニョムニョ……と言う。

 

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ポルトガルの人は、シャイだけど優しくてホントはちょっとおせっかいなとこもある。

みんな、親戚のおばちゃんとおじちゃんみたいな気がしてくる。2006年撮影。ビカ線の運転士さん。)

 

ポルトガルの人はどちらかというとシャイな感じで、

おしゃべりは好きだけどハキハキと話す感じではない。

ポルトガル語を学ぶなら、それは難点のひとつだが、

この言葉のリズムが心地いい。

長調ではなく短調の響きにも似た、

ちょっと哀愁漂う感じだ。

ポルトガルの民謡、ファドの雰囲気そのもの。

 

同じラテン語系のイタリア語とはまったく違う。

イタリア語ははっきりと口を大きく開けて発音する印象だ。

でもそれが、自分の意見を堂々と朗々と語る

イタリアの人にはやはりぴったりだ。

 

旅の思い出と言葉の楽しみ

ポルトガル人のように、

そっけなく「オブリガーダ」と言いたくて、

旅の道中、何度も言ってみる。

今の、ちょっとポルトガル人っぽかったかな?

などと思いながら。

 

旅の楽しみに言葉の楽しみはいつもくっついてくるものだ。

私の中では「オブリガード」という言葉は、

単に「ありがとう」という意味ではない。

 

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(ロシオ広場からカステッロを。のどかな首都リスボン。2006年撮影。)
 

旅の思い出とか、憧れとか、郷愁とか、哀愁とか、

もっともっと深く大きな意味を持っているのだ。

 

(終わり)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「アドリア海の真珠ドゥブロヴニクへ!ホテルは何もかもが、ちょうどよい!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩く。 

経由地のヘルシンキから、ドゥブロヴニク

 

目次

空から見るドゥブロヴニク

乗り継ぎ便の時間がうまく合わないことを利用して、

ヘルシンキ空港で一泊し、弾丸観光を決行。

 

 弾丸ヘルシンキの様子はこちら

      ↓

ariruariru.hatenablog.com

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翌日の午前便で、ヘルシンキを出発し、

ドゥブロヴニクへの3時間の空の旅に出た。

 

飛行機からは、夏らしい綿あめのような雲が。

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3時間の空の旅の終盤は、美しい山の稜線。

豊かなバルカン半島が見えてきた。

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そして、上空からはっきりと確認できる

ドゥブロヴニクの旧市街!

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まさに「アドリア海の真珠」!

魔女の宅急便」の世界が広がっている。

この光景を見下ろした興奮が冷める間もなく、

小さなドゥブロヴニクの空港へ到着した。

 

ドゥブロヴニクのホテルは?

時刻は午前10時すぎ。

空港からバスに乗り、旧市街の西側入り口に降り立った。

門前の広場はすごい人でごったがえしている。

 

予約しているホテルは、旧市街の東側。

普段なら十分歩ける距離だが、

スーツケースを持っているので、

バスを降りた広場からタクシーに乗った。

タクシーだとすぐだった。

 

こちらが泊まったホテル、

「グランド・ヴィラ・アルジェンティーナ」

f:id:ariruariru:20200628163812j:plain

www.booking.com

 

高級リゾート!とまではいかないが、

なかなか使い勝手の良いホテルだった。

 

ドゥブロヴニククロアチア屈指の観光地、

それにもまして近年はリゾート地として

ヨーロッパ域内からの人気が高いので、

年々物価が高騰しているもよう。

ホテル選びもなかなかむずかしかった。

 

私には、ちょうどよいホテル!

ホテルにはプールもあって、

ビーチはないが海にも入ることができる。

しかも、旧市街をのぞむこともできる立地。

ちょうどよい。

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旧市街まで歩いて10分。これもまたちょうどよい。

 

上階だとお部屋にテラスが付いていて、

テラスからの眺めがよいのだが、

私たちは少し節約の中階で。

お値段的にも、ちょうどよかった。

 

どの階に泊まってもプールは入り放題だし、

朝食をいただいたレストランのテラスからは

旧市街が毎朝美しくのぞめたし、

言うことなしだった。

 

ドゥブロヴニク人気は天井知らずと予想

滞在してみて分かったことは、

ドゥブロヴニクはとても魅力的な場所だということ。

 

美しい海があって、リゾートとして完璧なのに、

旧市街の街歩きという楽しみもある。

素朴だけど豪快な、海の幸の食事もある。

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(旧市街の目抜き通り「プラツァ通り」。いつ歩いても素敵。)

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(バニェビーチには人があふれている。庶民的なビーチリゾートの雰囲気。)


かつて、戦争でボロボロになった街が

美しくよみがえった姿を眺めるという

感慨も味わうことができる。

 

欲張りな旅先であること間違いなし。

 

2014年に私たちが訪れた時、

もちろん、すでに人気の観光地ではあったが、

まだ日本人は少なかったように思う。

 

あぁ、また行きたい!

タイミングを見計らって。

 

(次回、ドゥブロヴニク街歩きへ続く)

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ヘルシンキ空港で一泊という選択は大成功!フィンエアーでドゥブロヴニクへ!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

まずは、経由地のヘルシンキへ。

そしていよいよ、ドゥブロヴニクへ!

 

目次

ヘルシンキ空港で一泊!

暮れ行くヘルシンキの街を後にしたものの、

私たちはまだ飛び立てないのだった。

 

   前回の記事はこちら

     ↓

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

戻ってきたのはヘルシンキ空港。

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本日のお宿は、空港内の「グロホテル」。

とてもシンプルなホテルだったけど、

この日の私たちには充分だ。

だって、時刻はもう夜の11時。

早く寝なくちゃ。。

 

日没が遅いと、ついつい夜更かししてしまう。

さらに、時差の関係で、私たちはもうかれこれ

明け方まで遊んでいた計算になる。

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とても静かな空港の地下のホテル。

ぐっすり眠れた。快眠、快眠。

 

空港内のカフェで朝ごはん

翌朝は、空港内のカフェでの朝ごはんからスタート。

 

この日、ヘルシンキ8時15分発の飛行機で、

クロアチアドゥブロヴニクへ出発する。

 

普通なら結構な早起きでテンションが下がるが、

(私は大の早起き嫌い。。宵っ張り人間です。)

空港内なので時間もかなり短縮できた。

 

ブッフェ形式なのでついつい取りすぎる

いつものパターン。

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朝の空港は静かでゆったりとしていて、

これから飛行機に乗って出発することを

忘れそうなぐらいまったりとしてしまう。

危険だ……。これは、、、危険だ。

しっかり時刻を意識しておかなければ。

 

帰りもこの空港で乗り換える予定だが、

帰りは乗り継ぎが良いので、

空港を満喫しましょうなどと言いながら。

 

この時の私たちは知る由もないのだが、

実は帰りの乗り継ぎは少々、いや、

結構大変なことになるのだった。

 

機能的で良い選択だった!

まあ、それはさておき、

空港内の「グロホテル」はなかなか快適だった。

地下にあるのでとても静かだし、

空港内にはスーパーもあって、

いろいろなものを調達することもできるし、

朝食は空港内のカフェでいただけるし、

無駄がなくてとても機能的だ。

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乗り継ぎ便がうまくいかないことによって生まれた

空港1泊ヘルシンキ弾丸観光のプラン、

なかなか良い選択だったと思う。

 

では、いよいよムーミンにお別れをして、

クロアチアへ出発!

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8月はサマータイム中なので、

フィンランドと日本の時差は6時間。

クロアチアと日本の時差は7時間。

つまり、フィンランドクロアチアの時差は1時間。

 

ヘルシンキ8:15発の飛行機は、

ドゥブロヴニク10:10着。

つまり、約3時間の空の旅となる。

 

3時間の空の旅でドゥブロヴニク

ヘルシンキから乗り込むのは、

もちろん、フィンエアー

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いい天気!

今日も日差しが暑くて痛い!

 

短いヨーロッパ域内の移動だけど、

サンドイッチと飲み物のサーブがあった。

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紙コップやナプキンがマリメッコでかわいい。

こんなちょっとしたところも、

デザインの力で癒される。

 

短い滞在だったけど、

魅力を垣間見れたフィンランド

またじっくり、いつか北欧の都市をまわりたい。

 

次回からは、いよいよ、

ドゥブロヴニク編へ突入!

 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その15>「ポルトガル語のリズムと郷愁【前編】」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

今日は「ポルトガル語のリズムと郷愁<前編>」です。

 

旅中毒にはなかなかつらい「今」ですが、

また旅に出る日を想いながら書いています。

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目次

 

言葉のリズム

なんだか心地よく感じる言葉がある。

たとえその言葉の意味を知らなくても、

言葉のリズムとか発音とか雰囲気とかで

好きになる言葉がある。

ポルトガル語との出会いもそうだった。

 

初めてのポルトガル旅で購入した辞書。

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子供向けの「ポルトガル語ー英語」の辞書。

旅の終盤に、リスボンの本屋さんで購入した覚えがある。

もうかれこれ20年前のものだけど、

今でもうちの本棚の、一軍席に座り続けている。

 

ポルトガルの黄色い路面電車

昔、初めてポルトガルを旅した時、

ポルトガルという国の魅力にとりつかれた。

 

ポルトガルへ行こうと思ったのは、

ほんのささいなきっかけ。

その数年前、スペイン旅行を計画している時に

本屋で物色していたスペインのガイドブックに、

ちょっとだけポルトガルの情報が載っていた。

そのポルトガルの最初のページに使われていたのが、

リスボンの黄色い路面電車だった。

 

トラム好きは、このリスボンから始まったと思う。

   ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

その写真がどうしても忘れられなくて、

それから数年後、ポルトガルの旅に行くことになる。

 

いまでこそ、ポルトガルは日本人にも

メジャーな旅行先になっているが、

当時はスペインのおまけページに

ちょこっと載っている程度の扱いで

情報はかなり少なかった。

もちろん、まだスマホがなかったころの話だ。

 

ポルトガルに魅せられて

初めてのポルトガル旅は、心に染み入るものだった。

大げさに言ってしまうと、

「ここが自分の故郷だったかも」と

思わせる匂いがあった。

 

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リスボンの下町アルファマを駆け抜ける黄色いトラム。)

 

街や人の雰囲気、色合い、そしてポルトガル語の響き。

どれもが、なぜか懐かしい。

 

その後、何度かポルトガルへ足を運ぶことになるのだが、

とりわけ、初めて訪れた3月のポルトガル

何を見ても感動で泣きそうな気分になった。

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(サンタジュスタのエレベーターからリスボンの街をのぞむ。テージョ川がまぶしい。)
 

この空気の中で響く、哀愁漂うポルトガル語の響き。

風景を思い出すと、その響きが自分の耳の中で

自動再生されるような気がする。

 

(来週の土曜日に続く)

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「短い夏のヘルシンキを楽しむ!ビールで乾杯!からの、、、」

旅に出られる日を恋しく思いながら、過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、

クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りに

ヨーロッパをわがままに歩きます。 

まずは、経由地のヘルシンキへ。

 

目次

ヘルシンキ大聖堂の迫力にびっくり!

弾丸ヘルシンキの街歩き。

ヘルシンキの空港に降り立ったのが午後3時。

空港内のホテルにチェックインして荷物を置いたら、

バスで中心地へ向かった。

ariruariru.hatenablog.com

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マリメッコの店舗によって、

走り抜けるトラムに気を取られていたら、

すぐ近くに、こんなすごいものが……。

ヘルシンキ大聖堂だ。

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白い!そして美しい!存在感がすごいな。

ヘルシンキ大聖堂はロシア正教の教会だ。

 

私がよく訪れる南ヨーロッパの国々、

スペインやフランス、イタリアなどは

カトリックの国なので、これまた新鮮。

 

建物の大きさや、教会前の広場のスペース、

それだけで信仰の重要性を示しているように思う。

 

短い夏を楽しむ人であふれる街!

海へ出た。まぶしい!

 

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この界隈はとてもにぎわっている。

短い北欧ヘルシンキの夏を積極的に

楽しもうとしている人たちであふれていた。

 

そんなさすがの北欧ヘルシンキ

徐々に太陽の光が夕刻の色に近づいてくる。

8月上旬。日没は22時ごろだ。

 

太陽の光から真横から迫ってくる感じ。

まぶしくて西に向かっては歩けない。

 

ビールで乾杯!からの、、、

人ごみをぬけて、お手頃なレストランへ。

駆け抜けたヘルシンキ街歩き。ほっと一息。

ビールで乾杯!

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あぁ、でもやばい。

日本はもう真夜中の時間。いや、もう明け方だ!

 

私は時差ボケには強いタイプだ。

ヨーロッパばかり行っているせいか、

日ごろからどちらかというと宵っ張りだからか、

旅の初日は長めの一日を過ごし、

その日にぐっすり眠れば、

たいてい翌日から通常営業が可能だ。

 

しかし、、、この時間のビールは良くない。

というか、とっても良いというべきか。

 

ホッと一息つき、

明るく短いヘルシンキの夏を楽しむ人々を眺めつつ、

気づけば睡魔が、ひたひたと忍び寄ってきた。

 

あぁ、美しい街がとうとう暮れる!

あぁ、美しい街に美しい時間!

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なかなか暮れない北欧の夏も、とうとう暮れる時。

まだ暮れないでと思いつつ、もう眠気が限界。。

自分の中で、せめぎ合っている。

もっと街歩きをしたい!

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ヘルシンキの街は、明るく楽しい空気に包まれていて、

この短い夏を満喫しようとする気分にあふれていた。

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数時間の短いヘルシンキ街歩きだったけど、

歩いてみて良かった。

やっぱり歩いてみなくちゃわからない。

 

この日は、ヘルシンキ空港の中にあるホテルで一泊。

飛行機の乗り継ぎを有効活用した、

楽しい寄り道になった。

おやすみなさい……zzz。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「機能的なトラムが滑り込む、ヘルシンキはどこをとってもサマになる街!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、過去旅の復習をしています。

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2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、

クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りに

ヨーロッパをわがままに歩きます。 

まずは、経由地のヘルシンキへ。

 

目次

 

弾丸ヘルシンキ街歩き、その続き

北欧というと、なんとなく涼しい夏のイメージだが、

8月のヘルシンキはなかなかの暑さ。

もちろん日本のジメジメ、

汗だくの暑さとは種類は違う暑さ。

 

日本は蒸し器で蒸されているみたい。

ヘルシンキは鉄板で焼かれているみたい。

簡単に言うとそんな感じ。

 

ゆっくり街歩きをする余裕をもった、

まさにブログのタイトルのような

「暮らすように旅したい!」と思っているのに、

旅の初日は、なかなかそうはいかない。

 

特にヘルシンキ滞在はこの一日だけ。

走り出したくなる気持ちを抑えつつの街歩き。

 

飛行機は午後3時にヘルシンキに到着した。

そこから私たちの弾丸ヘルシンキ街歩きが始まった。

 

形状に驚いたものの、美しい礼拝堂でホッと一息つき、

その後私たちが向かったのが、こちらの「岩の教会」。

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人の動きがなければ、

ここが入り口とは気づかなかったかもしれない。

吸い込まれたその先には、こんな広々とした空間!

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中はまるでコンサートホールのように

整然とイスが並んでいて、とても美しい。

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光が美しい。冬の長い土地だからこそ、

太陽の光がより価値が高いのかもしれない。

 

さっきの礼拝堂でも、光の動きをとても感じた。

ariruariru.hatenablog.com

 

外に出ると日差しが強くて、

目が開けられないほどまぶしいのだが、

こんなに太陽の光を浴びるのも、

フィンランドの人々にとっては

待ちに待った夏の楽しみなんだろうと

想いはかってみる。

 

サマになる、ならない、その要因は何?

そんなことを思いつつ、街を歩いていると

マリメッコの店舗に遭遇した。

旅の友人はマリメッコ好きなので

一緒に入ってみる。

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店の前には大きなビーズクッションに体をうずめる人が。

さりげなく座っているのがカッコよくて、

真似して私も座ってみたが、サマにならないことこの上ない。

 

いったい、何がサマになる、ならないを決めているのだろう。

スタイル?生き方?いったいなんだ。

 

素朴で魅力的!ヘルシンキは「サマになる街」

そう考えると、街並みも街の雰囲気も、

ヘルシンキは、まさに「サマになる街」。

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新しい建物と古い建物が混在していて、

色合いもバラバラで、シンプルだけど独創的なデザインも多い。

でもちゃんと調和がとれているように感じる。

サマになってるなぁ。

 

そんな街並みに、またまた美しくも

レトロなデザインのトラムが滑り込んでくる。

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これ以上の組み合わせはないのではないかと

思うような色の取り合わせに感じる。

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ちょっと懐かしいような気分も、

ちょっと新しいような気分も味わえる街。

でも素朴な雰囲気もある。

 

ヘルシンキの街の魅力、

数時間では味わいつくせない。

わかっていたけど、、、。

 

でもなんとか日没まで、

私たちは最善をつくします!

 

 

 トラムが大好き。トラムが走る街が大好き。

      ↓ 

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その14>「パニーニとパニーノは何が違う?ちゃんと言いたい欲にくじけるイタリア語」

土曜日は、言葉のお話を書いています。

旅中毒にはなかなかつらい「今」です。

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目次

大好きだった近所の「パニーニ」

その昔、家から自転車で10分のところに

とてもおしゃれなカフェがオープンした。

その昔とは、20年以上前のこと。

 

テイクアウトもできたそのカフェには、

「パニーニ」というメニューがある。

ショーケースの中には、何種類かの

「パニーニ」なるものが並んでいた。

 

なにかどこかで聞いた覚えはあったが、

その当時、「パニーニ」が何ものなのか

私は知らなかった。二十数年前の話である。

 

「パニーニ」のメニューの説明には、

「イタリア風サンドイッチ」と書いてあった。

 

ショーケースに並んでいたのは、

ホットドッグのパンが白くなったような見た目。

挟んであるものはさまざまで、

ナス&チーズとか、トマト&チーズとか、

なんとなくイタリアを思わせるような中身。

 

注文すると、それをホットサンドをつくる要領で

ギューッと押さえつけて圧力で焼いている。

 

焼目のついた熱々の「パニーニ」なるものは

とてもおいしくて、しばらくその店に通った。

 

もうその店もいつの間にかなくなってしまったけど、

それが私と「パニーニ」との出会いだった。

もちろん、「パニーニ」が

イタリア語だとは気づいてすらいない。

 

悩ましい単数形と複数形

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「パニーニ」とは、イタリア語の「panini」のこと。

複数形だ。「i」で終わるのは男性名詞の複数形。

単数形だと「panino」ということになる。

 

今ではイタリア風のサンドイッチのことを、

日本では「パニーニ」と言ってみたり

「パニーノ」と言ってみたり、

混在しているように思う。

 

「パニーニ、1つください。」という矛盾。

知ってしまった今は、やっぱり気になるものだ。

 

イタリア語では、1つなら「panino」で

2つ以上なら「panini」ということになる。

単数形や複数形で違いのない日本語を操る

日本人からすると、この変化が悩ましいところ。

 

どうしても感覚的にとらえられない気がする。

(私だけかもしれないけど。)

 

「ちゃんと言いたい欲」にくじける?

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(2011年冬のフィレンツェ。ドゥオーモの美しくてちょっとこわい感じがよく分かるこの路地。)

 

イタリアへ行ったとき、

ちゃんと言いたいなといつも思う。

文法のしくみは、ほどほど知っている。

 

言語には例外が多い。

それが言語のおもしろいところ。

例外を自分のものにするには、

相当な時間がかかりそうだから、

それが言えなくてもそんなに気にならない。

 

でも、法則に従っている文法に関しては、

「ちゃんと言いたい」欲が大きい。

panini」と「panino」みたいな単純な文法は特に。

でも、ついついイタリアで、

言い間違えてしまうことがあるのだ。

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2011年冬のフィレンツェ。注文するとき、ついつい焦ってしまう。)

 

イタリアのバルで、焦って思わず

「Un panini, per favore.」

とか言ってしまった時。

「あ、間違えた……。」と心の中で思う。

気にするほどのことでもないのは分かっている。

意味は通じるし、たいていのイタリア人は

そんなことを訂正してきたりしない。 

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(2011年冬のフィレンツェ。どこで食べてもパニーノはうまい。)

 

「ちゃんと言いたい欲」にくじけてしまい、

楽しい気分を失ってしまう、ちょっと苦い瞬間。

イタリアで楽しい時を過ごすために

イタリア語を学んでいるのに、、。

 

語学学習者なら、この苦い気持ち、

きっとわかってもらえるのではないかと思う。

(私だけかもしれないな……。)

 

そんな苦い思いでもいいから味わいたい。

あぁ、早くイタリアへ、

まちがいまくってくじけちゃう旅に行きたいなぁ。

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ヘルシンキの弾丸街歩きが始まる!ハッとした後、ホッとする礼拝堂」

旅に出られる日を恋しく思いながら、過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、

クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りに

ヨーロッパをわがままに歩きます。 

まずは、経由地のヘルシンキへ。

 

目次

快適フィンエアーで地下のホテルへ

日本を出発して約10時間。

もうヨーロッパ!?という感じで、

ヘルシンキ・ヴァンター空港へ到着。

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さわやかな夏のヨーロッパがそこに待っていた。

シンプルなフィンエアーのデザイン。

北欧らしい。

空港の中も機能的で無駄がない感じ。

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1泊だけのヘルシンキ。翌日の朝にはもう、

ドゥブロヴニク行きの飛行機に乗っている予定だ。

というわけで、時間節約のため、空港内のホテルへ。

 

「グロホテル」というホテル、実は空港の地下にある。

飛行機を降り立ってからあっという間にホテルへチェックイン。


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お部屋はとてもシンプルだけど、なかなか居心地が良さそう。

地下だからもちろん窓がないけど、とても静かだ。

 

弾丸ツアーのはじまり、はじまりー!

荷物を置いたら早速、ヘルシンキの街歩きへ出発!

だって、私たちには時間がないから、、、。

空港からバスで中心地へ向かう。

弾丸ツアーのはじまり、はじまりー!

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外へ出てみると、なかなか暑かった。

湿度は低いのだが、猛烈な日差しだ。

10時間で早く着いたとはいえ、

こちらは時差を超えてやってきた身。

サングラスなしでは歩けない日差しにクラクラする。

 

そんな中、最初に訪れたのは、こちら。

おだやかな広場の向こう側、

真ん中に不思議な形の建物が見える。

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風景にマッチしているのか、マッチしていないのか、、。

こちら、テレビで紹介されていて、

行きたいと思っていた場所。

 

斬新ではない、自由な礼拝堂

実はこれ、礼拝堂の建物なのだ。

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すごい、、、。想像以上に大きい。

そして、なんて美しいのだろう。

目の前にあっても不思議だ。

 

宇宙船が不時着でもしたかのような違和感。

存在感がすごい。

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木目が美しくて見とれてしまう。

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中へ入ってみた。

もちろん中もこんな風に丸みを帯びた形だ。

でも外からでは分からなかった、この明るさ!

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天井から光が降り注いでいる。

なんの装飾もない礼拝堂の内部にただただ光が落ちてくる。

光以外にあるのは美しい木目と曲線。

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ハッとした後、ホッとする

ハッとした後、ホッとする。

斬新な礼拝堂だと思って入ったけど、

中は厳かな雰囲気もありつつ、明るく爽やかだ。

 

なんで礼拝堂をこんな形にしたのだろうと思っていた。

でも、実際に訪れて、その空気に触れてみると、

礼拝堂がこの形でダメな理由が一つも見あたらない。

とても素敵だった。

 

「斬新」という言葉は、あてはまらないと思った。

「斬新さ」を狙ってつくられたものでは

きっとないんだろうと分かったから。

デザインって自由だ。

これがヘルシンキって街なのかな。

 

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