「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!大晦日はチェノーネ!パンドーロを食べながら夜は更ける」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

街歩きからオルサンミケーレ

晦日のこの日。

 朝から「最後の晩餐」をハシゴして歩いた。

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アルノ川を眺めながら、

美味しいものを思う存分頬張ったら、

中心地へ歩き出した。

 

しばらくウロウロしていたら、

シニョリーア広場が光り輝いている。

あの向こうにちょっとだけ、

ドゥオーモのクーポラが見えているのが

なんだかうれしい。得した気分。 

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カルツァイウォーリ通りに出て、

いつも通りすがっている

オルサンミケーレ教会に入ってみた。

カルツァイウォーリ通りに面した

教会にとっての背中側にはチケットブースがあって、

いつも通る度にちらっとのぞくのだが、

教会の入り口は通りの反対側だ。

 

このチケットブースでウフィッツィ美術館のチケットを購入した。

    ↓

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もとは小麦市場だったという建物。

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すぐ裏手にはあの人通りの途絶えることのない

カルツァイウォーリ通りがあるというのに、

一歩中に入るとこんな雰囲気。

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ちょっと変わった形の内部。

喧騒を離れて、ふと我に返るような時が過ごせる。

こんな場所、家の近所にほしい。

 

晦日はチェノーネ!

さて、この日は大晦日

イタリアの大晦日は、「cenone(チェノーネ)」といって

ボリューム満点の食事を楽しむ習慣がある。

チェノーネ=大きな夕食?

大食事会!って感じ?

 

ホストマザーが作ってくれたのは、

まずは縁起物のレンズ豆!

レンズ豆は硬貨の形を連想させるらしく、

「お金に困らないように」という意味があるらしい。

日本のお節料理の食材の由来と同じ感じ。

世界いろんなところでいろんなことを願ってきたんだなぁと思う。

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で、コテキーノとポテト。

「コテキーノ」とは豚の腸詰めの料理で、

これも大みそかには欠かせないものらしい。

 

「コテキーノ」以外に「ザンポーネ」というのもあって、

こちらは豚足に詰めたもの。

豚足詰めだったらちょっと苦手だったかもしれないなぁ。

 

「コテキーノ」はおいしくいただいた。

マッシュポテトと一緒に食べたら、塩気が良い感じ。

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パンドーロとリビング

ゆったり食事を楽しんだ後は、場所をリビングに移して、

さらにまったりと年越しを過ごす。

 

大きなケーキは、「パンドーロ」

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「パンドーロ」はクリスマスに欠かせないケーキだ。

これがまたうまい。

見た目は大きいのだけど、カットしては食べ、

食べてはカットしてを繰り返し、

クリスマスから年末にかけてコツコツと

結構な量を食べちゃう。

街のいたるところで様々なパンドーロが売られていて、

クリスマス期の風物詩といった感じ。

 

チョコレートをつまみながら、

スプマンテを飲みながら、

家族でテレビを見る。

テレビは、日本の紅白歌合戦をもっと

カジュアルにした感じの歌番組が放送中。

 

日本の実家へ帰ったようなリラックス感。

ここってフィレンツェだよね?

 

こうして、2011年が幕を閉じた。

 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!幸せな大晦日は、大理石とパン屋さんのピザ」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

まだ歩きたい

この日のも朝から街歩き。

  ↓

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2011年の大晦日のこの日。

気持ちよく晴れたフィレンツェ、まだ歩きたい。

チョコラータで癒された後のドゥオーモ。

いつ見ても壮麗だ。

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ドゥオーモの東側にのびる小道を進む。

道の奥にドゥオーモのクーポラが見える眺め、

これがフィレンツェの街の風景で一番好きかもしれない。

後ろを振り返り、振り返り歩く。

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清々しいサンタ・クローチェ

どこを目的地と決めずに歩いていると、

サンタ・クローチェ広場に出た。

地図で見るよりコンパクトなフィレンツェ

あっという間だ。

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サンタクローチェ広場の小道の向こうには、

ヴェッキオ宮殿の塔がシルエットになっている。

 

そして、ドーン!

サンタクローチェ教会。

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おだやかな空気が感じられる界隈だ。

サンタ・クローチェ教会自体も観光地だけど、

前の広場はどても広くて、どこかのんびりしている。

 

大理石の不思議

青空に映えて大理石が輝いている。

14世紀に完成したという。

大理石って本当に不思議な色をしている。

フィレンツェのドゥオーモやジョットの鐘楼などにも

使われている色大理石。

光の当たり方で違った色に見えて、

奥が透けているようにも見えて、

なんとも不思議だ。

大理石が価値が高い理由がわかるような気がする。

(私なりの解釈です。)

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大理石と言えば、建造物だけではなく、

彫刻を見ても本当に不思議だなぁと思う。

例えば、有名なミケランジェロの「ダビデ像」。

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ダビデ像フィレンツェのアカデミア美術館にある。

この旅の時には訪問しなかった。

この写真はヴェッキオ宮殿の前のレプリカ。

あの大理石の奥深い色合いは、

人の筋肉や血液にも見えて、

ハッとしたりゾッとしたりした。

 

お腹が空いたら

さて、お腹が空いてきた。

いい匂いに誘われて、知らないお店にふらっと。

「パネッテリア」と書いてある。

パン屋さんのこと。

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入ってみたら、美味しいそうなパンがいっぱい。

コロッケやお惣菜もあって、目移りする。

 

いかにも地元のパン屋さん。

おばちゃんに、「どれにする?」

「これはサンドイッチ、これはピザだよ!」

と促されながら、しばらく悩み、、、

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悩んだ末に、きのこと生ハムのピザを。

お店で温めてもらって、アルノ川に出た。

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なんて美味しいの!

これ以上のものはないんじゃないかっていうくらい、

絶妙な塩加減で、シンプルな素材の味を満喫できる味。

 

それを、この風景をみながらほおばる。

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ひとりで過ごすフィレンツェの休日。

なんて幸せな大晦日だろう。

歩きたいところを歩く幸せ。

旅したい場所を旅する幸せ。

今ひとたび、噛みしめる。
 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!懐かしのチョコラータ!冬のバールでフーフーしたい。」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

晦日を歩く

この日は大晦日

フィレンツェの街を歩きながら、2011年を締めくくろう。

オーニッサンティ教会の最後の晩餐をじっくり見て、

閉館時間ギリギリまで楽しんだら、

吐き出されるように広場に出た。

ariruariru.hatenablog.com

 

オーニッサンティ広場。

 閉館時間で追い出されたといっても、

開館が午前中のみ。だからまだ、昼ごろの話だ。

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 オーニッサンティ広場のすぐ南側はもうアルノ川。

いい天気!

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そのままアルノ川に沿って東に歩き、

ドゥオーモまで戻ってきた。

この辺はもう何度も歩いたことのある道。

勝手にここまで戻ってきちゃった感じ。

 

日なたに出ると、ぽかぽかと暖かい陽気。

晦日っていうのが信じられないくらい。

でも日陰に入るとヒヤッとして、身震いする感じ。

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なじみのバール

ドゥオーモに近いバールでちょっと休憩。

便利な立地に建っていて、いつもお客さんがたくさんいる店。

サンジョバンニ洗礼堂の目の前だ。

お店の入り口のガラスに洗礼堂の大理石が映りこんでいる。

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この店の角を曲がって滞在先に帰ることが多いので、

私もついつい寄り道する店。

 

何度か通っているうちに店の人が私の顔を覚えてくれたようで

ちょっとしたあいさつをしてくれるようになった。

じっくり同じ街に長く滞在して、

暮らすように旅したいと思うのは、

そういう経験が嬉しかったからかもしれない。

 

立ち飲みなら値段もそんなに高くない。

フィレンツェのど真ん中で美味しいものが飲めるんだから。

 

懐かしのチョコラータ

入ってすぐのレジで先に注文する。

この時は「チョコラータ」を注文。

カウンターでバリスタにレシートを手渡すと、

美味しそうな「チョコラータ」がやってきた。

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「チョコラータ」とは、日本でいうココアのことだが、

日本の一般的なココアとは非なるものだ。

チョコレートそのものを溶かしたシロモノ。

ホットチョコレートだ。

もうこれがたまらなく美味しくて、病みつき必至。

 

もともとチョコレートは大好きなのだけど、

日本で飲まれている、いわゆるココアは好きじゃない。

イタリアに行ったらまたチョコラータを注文しようと

何度も思うのだけど、如何せん旅のほとんどは夏なので、

なかなかチョコラータを注文しようというタイミングがない。

 

あぁ、懐かしいな。

ちょっと冷たい乾いた風を浴びた後、

香ばしいコーヒーの香りが漂うカウンターで

ちょっとずつフーフー言いながら飲むチョコラータ。

(猫舌なのです。)

 

さて、エネルギーチャージを終えた後は、

もう少し歩きますか。

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フィレンツェはきっとそんな人々であふれている。


 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!サン・ジミニャーノを旅するならひとりがいい。カットピザを片手に」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

雨の後の街

この日はフィレンツェからちょっと遠出。

「塔の街」といわれる、塔だらけの街、

サン・ジミニャーノへやってきた。

ariruariru.hatenablog.com

 

内陸の丘の上にあるサン・ジミニャーノ

あいにくの雨に降られて、気温がぐっと下がった。

身震いしながら雨宿りをしたけど、

冷たい冬の雨に濡れる街は、また一段と美しい。

 

しばらくすると雨が止み、明るい空が戻っていた。

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小さい街には幅の狭い道。

そして必ず視界には「塔」がある。

これがサン・ジミニャーノの風景だ。

雨に濡れた石畳がキラキラ光ってとても幻想的。

雨に濡れた道を歩くの、普段は嫌いだけど、

乾いてしまう前にいっぱい歩きたいと思った。

 

アーチの向こうはタイムスリップの先の時代か、

白く光る塔が蜃気楼のようにも見える。

並んで歩く人の後ろ姿までもが風景の一部。

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カットピザは旅人の味方

「ぐぅぅぅ、、、」

あぁ、お腹が空いた。

雨のサン・ジミニャーノの雰囲気に気を取られているうちに

実はすっかりお昼時を逃してしまった。

というわけで、通りに面してカットピザを売るお店に

吸い寄せられる。

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ハフハフ言いながらいただきます!

 

イタリアでは、こんな感じのカットピザを売る店が

どこにでもあって、お手軽なのはもちろん、

想像以上に美味しいのだ。

だいたいは、びっくりするぐらいお安いお値段。

今まで、イタリアで食事に困った時、何度も助けてもらった。

 

ピザを買ったお店。

もちろん、中世の建物の中に入っている。

それが、さも当たり前のように。

この街では、さも当たり前のことなんだろうけど。

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サン・ジミニャーノを旅するなら

明るくなった街を歩く。

だんだんと雨の気配が遠のいていく。

ちょっと残念な気もしてしまうくらい、

雨のサン・ジミニャーノは美しかったな。

朝も通った「チステルナ広場」。

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塔の上から見た「チステルナ広場」はこんな感じ。

       ↓

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ariruariru.hatenablog.com

 

あっちを見ても、こっちを見ても、塔が目に入る。

全部で14の塔。

かつては70を超えていたというのだから、すごい。

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「チステルナ広場」はすっかり青空が。

もわもわと水蒸気があがる。

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再びドゥオーモ広場へ。

雨が止んで、観光客も少し増えたように思う。

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本当に、小さくて静かな街だ。

観光客はバスや車でやってきて、

せいぜい数時間を過ごして帰っていく。

私もそんなうちの一人だ。

 

でも、サンジミニャーノを訪れるときは、

できるだけひっそりと訪れたい。

ひとりで来てよかったなと思う。

 

ひとり旅は不都合なことも不便なことも多い。

でも、サンジミニャーノは、

特に冬の寒いサンジミニャーノは、

そして雨のサンジミニャーノは、

ぜひまたひとりで訪れたいな。

 

その方が、サンジミニャーノの街を

五感で感じられような気がするから。

 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!ステイ先のお食事は?」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

歩き疲れて

この日は朝からぶらぶらフィレンツェを歩いた。

最期に訪れたのはウフィツィ美術館

  ↓

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広いテラスからヴェッキオ宮殿やドゥオーモのクーポラを

眺めながら飲むコーヒーは格別だった。

ただのコップも、「ウフィツィ」って書いてあるだけで、

なんだかうれしくなるなぁ。

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その後はちょっと寄り道しながら滞在先へ帰宅。

約束の時間には遅れず帰ったのだけど、

家の中はもう美味しい匂いが充満している。

 

夕食の時間だ

夕食の時間だ。

まずはフルーツサラダとサラミを。

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滞在先のホストマザーは、ちゃきちゃきっとしたお母さん。

「さぁ、食べて!食べて!」とサーブしてくれる。

ホテル滞在じゃない、ホームステイの良いところ。

ホッとできるひと時だ。

 

そしてそして、熱々のラザニアが焼きあがっている。

あぁ、幸せ!

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今回のステイ先のお宅は、都会の真ん中。

ぐるぐると階段を上がったところにある。

広いリビングがあって、中庭から光が入る。

とても素敵!

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比較的コンパクトなキッチンはとてもきれいに

整っていて、機能的な設えだった。

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朝のテーブルには

翌日の朝。

朝食のテーブルはこんな感じ。

それぞれで好きなものをつまんで自由に食べる。

街のど真ん中にいるはずなのに、とても静かだ。

 

私はパンにチーズをこぼれんばかりに乗せて食べる。

このチーズがとても美味しくて、

チーズが食べたいがためにパンを食べている感じ。

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コーヒーはエスプレッソマシーンで淹れて、

冷たいミルクを注いだカフェラテ。

そしてたっぷりのヨーグルト。

 

イタリア人の朝食は甘いパンが主流で、

朝から甘いものでカロリーチャージする感じだ。

朝食のテーブルにも必ず甘ーいものが常備されている。

私は朝からはあんまり食べないけど、

この日の朝もチョコレートのお菓子が置かれていた。

 

そして、この日の朝のテーブルには、

こんなかわいらしいものが。

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サンタのパッケージのチョコレートと、

メッセージが書かれたメモ。

 

実はこれ、私がこの滞在先にお世話になるのと、

1日だけ重なって滞在していた方からのプレゼント。

この日の朝早くにもう出発だったそうで、

お別れが言えなかったけど、メッセージを残してくれた。

 

「Buon giorno」の下には、私のことが書いてあった。

(写真では消しています。)

短い出会いだったのに、

これを書いてくれたことに朝から温かい気持ちになる。

 

静かなキッチンでぼんやり、まったり朝ごはん。

あぁ、居心地が良すぎて、どこへも出かけたくなくなっちゃう。

でもせっかくのフィレンツェ

今日は、ちょっと遠出してみよう。


 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!ウフィッツィの楽しみ方。テラスでエスプレッソ」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

ウッフィツィの楽しみ方は?

ウッフィツィ美術館を自分のペースでゆったり鑑賞。

ariruariru.hatenablog.com

 

ウッフィツィはコの字型の通路に向かって

小さい部屋が並ぶ構造になっている。

行っては戻り、もう一度ボッティチェリを観ようか、

最期にもう一度、、、なんてうろうろ。

 

アルノ川側の通路からは、

ポンテヴェッキオが目の前に見える。

近い距離で美術品を眺めた後に

ちょうどよいリフレッシュ。ご褒美みたいだ。

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ウッフィツィのテラスでエスプレッソ

ゆっくり自分のペースでじっくり鑑賞。

これがひとり旅のいいところだ。

 

ウッフィツィ美術館のシニョリーア広場側には

外に出られる広いテラスがある。

たぶん、昔初めて訪れた時にはなかった場所だ。

 

暮れていく空にドゥオーモのクーポラ。

そしてここからしか見れない迫力のヴェッキオ宮殿。

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このテラスの反対側にはバールがある。

かのウッフィツィ美術館の中のバール。

といったんは思っちゃうけど、

実は、雰囲気も、お値段も、いい意味で普通。

ありがたいなぁ。

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テラス席に座るのはちょっと冷えるので、

端っこでエスプレッソを立ち飲み。

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美術館ってすごく疲れる。

目と頭をフル回転して鑑賞し、美術館の中を

行ったり来たりするので実は足も疲れている。

でもあんまり自覚のないまま過ごすことが多い。

 

風の冷たいテラスに出て、

濃くてすっきりしたエスプレッソをぐびっと飲む。

あぁ、体がこわばっていたんだなとわかる。

エスプレッソが染みわたるように体の中に入ってくる。

 

さぁ、家路へ

ウフィッツィ美術館を堪能した後、

滞在先の家を買える。

今回の旅はホームステイ。

ホームステイと言っても、一般のお宅の

ひと部屋を借りているという感覚の滞在だ。

でも、夕食を一緒にとる約束をしている。

これもホームステイの楽しいところ。

一般家庭の食事を味わえる。

 

さぁ、家路へ。

夜の街も美しい。青果店に吸い込まれそう。

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帰らなきゃとは言いながら、実はさらに寄り道。

この日の昼間に通りかかったこの教会が気になっていた。

昼間に通りかかったときは閉まっていたので、

夜にもう一度。

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昼間に通ったときはこんな感じ。

    ↓

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夜は開いていたので、中へ入ってみる。

おぉ、天井画が美しい。

外から見ていたよりは、中の空間が広く感じる。

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またひとつ、いいところを見つけてしまった。

 

さぁ、もういい加減に帰らなければ、、、。
 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!ドゥオーモを目指して歩いた後は、2種類のパスタをほおばるランチへ」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

ドゥオーモのクーポラを見ながら

この日は朝からサン・マルコ方面へ。

サン・マルコ美術館、

カスターニョの「最後の晩餐」を観て、

アンヌンツィアータ広場。

広場に面したアンヌンツィアータ教会へ立ち寄って、

今から中心地に向かって歩くところ。

フィレンツェで一番美しいという広場に別れを告げる。

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通りの向こうには、もうドゥオーモのクーポラが。

ずっとクーポラを見ながら歩けるこの通りが好きだ。

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だんだんクーポラが近づいてくる。

広場からドゥオーモまでは約400mくらい。

散歩にはちょうど良い距離だ。

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通りにはほどよくお店が並び、

カフェやレストランもある。

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ドゥオーモの一本手前の道までやってきた。

その大きさにのけ反ってしまう。

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ドゥオーモへ出ると、人通りも多くなり、

ぐっとにぎやかで華やかな雰囲気になった。

そうここは、大観光地のフィレンツェだった。

朝から歩いた界隈は、それを忘れるほど静かだったのだ。

 

すごい立地で気軽なランチ

さて、ここでランチ休憩。

ドゥオーモに面したところに、

セルフサービスの手ごろな食堂があった。

食堂の割には少しお高めなのだが、

何と言ってもドゥオーモの目の前という立地。

ひとり旅なので、こんなお店がありがたい。

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もう今は、別のレストランになっている一等地。

このころは気軽に入れる店で、トイレも借りれて助かった。

 

何をどのように食べたいかが大事

とってもお腹が空いていたので、

2種類のパスタを注文して、むさぼり食べた。

セルフのお店なので、パスタもある程度作り置きなのに、

なぜかめちゃめくちゃに旨い。

 

ごろごろしたミンチのトマトソースが

クタクタのマニケに絡んだ一皿。

(食べかけの写真ですみません。お腹が空きすぎて、、、。)

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「マニケ」とは、イタリア語の「袖」という言葉が

語源になっているショートパスタ。

もちもちしていて、作り置きされているから

クタクタになっているんだけど、

なぜかほどよい歯ごたえがあって美味しい。

 

そして、もう一皿はジェノベーゼソースのラビオリ。

1階のショーケースに並ぶパスタの中から選んだ2つだ。

 

実は、2つのうちどちらにしようか迷いながら

列に並んでいたのだが、決めきれないまま

どんどん列がすすんでしまって焦っていた。

 

するとちょうど私の2つ前に並んでいた人が、

2種類を半分ずつ注文することはできないかと、

店員さんに聞いている。

耳を澄まして店員さんの返事を聞いていると、

「できますよ!どれとどれ?」

と言っているではないか!

というわけで、私も真似をして頼んだ。

半分ずつだから1つの皿に盛られるのかと思ったら、

ちゃんと小ぶりの皿に分けて入れてくれた。

お値段は1皿と同じ。

なんか得した気分だ。

食べたいものを食べたいように食べる。

貪欲に。

 

ハズレのないイタリアの食

2階席でむしゃむしゃ食べた後は、

ちょっとぼんやり。

雑多な雰囲気のセルフレストラン。

ひとり旅では、まわりのおしゃべりを聞くのも楽しい。

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そして改めて思うのは、

イタリアは食の偏差値の高い国だということ。

食べ物の食べ方に対するこだわりは、

たいてい尊重されるような気がする。

 

おおらかなお国柄、それがイタリアの国民性と

言ってしまえばそれまでだが、

温めて欲しいとか、冷やしてほしいとか、

器を変えて欲しいとか、

それがゴハンを美味しく食べるためのものなら、

ちょっとくらいのわがままは尊重される。

ような気がする。

 

そして、イタリアへはこの旅も含めて、

何回も訪れているが、

不味いものを食べたことが一度もない。

本日も、期待を裏切らないおいしさでした。

 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!お手軽な腹ごしらえと、ホームステイの良さを再確認!」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅をふりかえります。

 

目次

 

お手軽な腹ごしらえ

フィレンツェに到着した翌日。

朝から街歩きに勤しんでいる。

ジョットの鐘楼からポンテ・ヴェッキオ。

ariruariru.hatenablog.comariruariru.hatenablog.com

 

駆け足に行きたいところをまわって、

いったんアルノ川を南に渡ったけど、

また北側へ戻ってきた。

 

サンタ・トリニタ橋の上で、

ちょっと一息ついていたら、

お腹がぐぅと鳴った。

そうか、お腹が空いているのだ。

空腹を忘れるほど、街の魅力に没頭していたんだな。

 

トリニタ広場から東へのびる、ポルタ・ロッサ。

ここもなんてことない通りなんだけど、

美しい通りだなぁ。

フィレンツェはこんな通りばかりだけど。

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通りをカルツァイウォーリまで歩いたら、

1ブロック北上して東に入る。

 

「どこだったけなぁ」と迷う間もなく、

大人気のパニーニ屋さんはこの日も人だかりだ。

「イ・ドゥエ・フラテッリーニ」というお店。

 

パニーニのテイクアウトのお店で、

手軽で庶民的で安くて、地元の人も観光客も、

いつもにぎわっているお店だ。

私もここでパニーニをひとつ。

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お店の前でむさぼり食べた。

立ったままで。

ちなみにパニーニ「panini」とは複数形なので、

1つなら正しくは、パニーノ「panino」。

 

そんな話も去年に書いていた。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

とてもたくさんの種類があって、

どれにしようか悩むのだが、結局どれも美味しい。

ワインもコップに一杯ずつ買えて、

これもフィレンツェらしいのかな。

 

ホームステイという滞在の仕方

さて、駆け足のフィレンツェ歩き。

腹ごしらえをしたところで、

いったんステイ先へ帰ることにした。

今回の旅は、ホテルステイではなく、ホームステイ。

個人のお宅へお邪魔している。

滞在中はお宅の鍵を貸してもらって暮らす。

 

過去のフィレンツェでのホームステイは、

イタリア語を学ぶのが主の滞在だったので、

ホストマザーと共に行動しながらだったけど、

今回はあくまでお部屋を借りているだけ。

でも、夕食は一緒に食べる約束だ。

 

フィレンツェの中心地にあるお宅、

建物は年季が入っていて、

ちゃんと鍵が開けられるか心配。

 

ドゥオーモ広場を通って、朝とは違う

くっきりとしたドゥオーモにごあいさつ。

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光の当たり方が違うと、違う色に輝く大理石。

朝はあのジョットの鐘楼から街を眺めた。

たった数時間前のことなのに、

もうずいぶん昔のような気分。

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ariruariru.hatenablog.com

 

ドゥオーモから徒歩数分。

無事に鍵を開けてステイ先に帰ることができた。

どうやらみなさんお出かけの様子。

 

今回のステイ先のお宅のリビング。

いろんな風合いの家具が調和していて、とても素敵な空間。

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リビングの窓からは、柔らかい光が差し込んでくる。

窓ガラスにクリスマスのステンシルが貼ってあるのを発見。

かわいいなぁ。

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そして、私は自分のお部屋で心ゆくまでくつろぎタイム。

スーパーで買ったお水とクッキーを食べながら、

ベッドでゴロゴロ。至福の時間。

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大好きな街に滞在しながら、

冬休みのゴロゴロもできる。最高!

 

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冬のイタリア「ひとりで滞在するフィレンツェ旅!フィレンツェ偏愛をこじらせながら出発する年末」

2011年12月

 

この年の年末、急に思いたって向かったイタリア。

大好きなフィレンツェにただただ行きたくて。

自由で気ままな冬の旅を振りかえります。

 

目次

 

疲れているときほど

疲れている時ほど、旅に出たくなるのだ。

それはいつものこと。

この年はよほど何かに疲れていたのか、

年の瀬が迫ってくると、

毎日のように格安航空券の空き状況を

ネットで確認してしまう自分がいた。

 

短い冬休み。

なかなか冬には海外旅行には行けない仕事柄だ。

でも、とうとう買ってしまった、

イタリアのフィレンツェ行きの航空券。

 

フィレンツェ遍歴、そして偏愛

フィレンツェに行くのはこの旅で4回目だ。

1回目はフィレンツェとミラノを1週間で旅した。

その時のフィレンツェが忘れられなくて

2回目、3回目は夏のフィレンツェでホームステイ。

 

ariruariru.hatenablog.com

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多少のイタリア語を学んで、

多少のコミュニケーションをイタリア語で

とれるようになった。

 

ariruariru.hatenablog.com

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冬のフィレンツェを歩く自分を想像すると、

もうその妄想の光景から逃れられない。

あぁ、フィレンツェを歩きたい!

思う存分、自分の思うがままに。

そしてフィレンツェでごろごろしたい。

日常のフィレンツェを過ごしたい。

フィレンツェ偏愛をこじらせていた。

 

すべては日本に置いてゆく

ルフトハンザ航空で出発!

仕事の残りも、やらなければならないことも、

考えなければならないことも、

すべては日本に置いていく!

それが旅!それこそが年末の旅!

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夏に乗りなれている日本発ヨーロッパ行きの便では、

ほぼ空席を見ることはないけど、

オンシーズンとはいっても冬はこんな感じ。

隣も、その隣も、だれもいない。

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完全にひとりの空間だ。

だれかが私に用意してくれたご褒美か?

だれかと旅をするのも好きだけど、

この冬はひとり時間を満喫したかった。

 

仕事がどうのこうの、何がどうのこうの、

狭い世間の視界の狭い日々のことなど、

もうこの時点ですべてどこかへすっ飛んでいく。

 

のんびり機内食を食べ、

(お客さんが少ないと、こんなにもゆったりと食事ができるものなのか、、、)

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コーヒーをゆったり楽しんで、

甘いものも夜食でいただいて、

ガイドブックを眺めたり。

なんて贅沢な12時間!

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窓の外は青くて白い世界。

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ルフトハンザ航空の機内食のデザートが好き。

左の白いのは、まるで絹ごし豆腐のように見えるけど、

実はしっかりしたチーズケーキ。

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フランクフルトで飲むカプチーノの味

さて、無事にフランクフルト・マイン空港に到着。

ここから飛行機を乗り換えてフィレンツェへ向かう。

ヨーロッパへ行くときはいつもヨーロッパ域内で

乗り換えることにしている。

ちょっとでもヨーロッパの空気を楽しみたくて。

たとえそれが、空港の中であったとしても。

 

空港で一息入れるコーヒーブレイクの時間が好きだ。

12時間のフライトで縮こまった、ちょっとだるい体。

だいたいもうすでに日本は夜中の時間なので眠い。

でもこれから旅が始まるワクワク感と、

旅の始まりの緊張感に支配されている自分。

ひとりで静かにカプチーノを飲むひととき。

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好きな街で過ごす、ひとりの大事な時間。

向かう過程も宝物だった。


 

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オランダ&ベルギー旅「おまけのフランス・パリ!最終日に想うことと、旅に行けない今だからこそ」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、いよいよ書き切ります。

 

目次

 

充実したおまけのパリ

 おまけのパリを駆け足で満喫中。

ariruariru.hatenablog.com

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ホテルから歩ける距離をぐるりとまわる。

ホテルは「カルチェ・ラタン」。

夏は静かな学生街を抜けて、

パンテオンリュクサンブール公園

そしていつもにぎやかな

サンジェルマン・デ・プレへ。

 

サンジェルマン・デ・プレ教会。

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あらためて眺めるととても立派な教会。

このあたりはいつも人でにぎわっていて、

いかにも「パリ」って感じがする。

 

昔から学者や作家たちが議論をかわしたという

老舗のカフェがあり、おしゃれで入るのを

ためらうようなブランドショップなどが建ち並ぶ。

メトロ4号線が通っていて、交通の便もよい。

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手ごろなディナータイム

さて、この界隈でこの日の夕食を。

お手頃なお店を探してうろつくのも楽しみの一つ。

ディナータイム近くになると、お手頃なお店の

お手頃な価格のコース料理が店の前の黒板に

並ぶので、それを見ながら通りを行ったり来たり。

 

最終的に私たちが選んだお店は、

今はもうなくなってしまったようだけど、

グレゴア・ドゥ・トゥール通りにある

小さいお店だっと記憶している。

 

サンジェルマン・デ・プレ教会のすぐ裏手あたりで

お店を探した記憶があったので、てっきりそのあたりだと

思っていたのだが、どうやら東に流れて歩いていたようだ。

 

赤ワインをいただきながら、エスカルゴやエビのカクテル。

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メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。

写真はないけど。

デザート、カフェまで平らげて、

お腹いっぱい。

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夜のノートルダム

これが、旅の最後の夜。

お腹いっぱいになった後は、夜のパリを歩く。

食事をしたレストランからもう少し東にあるけば、

もうサン・ミシェルはすぐそこ。

サン・ミシェル橋を渡れば、もうそこはシテ島だ。

夜のノートルダムへ歩く。

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暗闇に浮かび上がるノートルダム

サン・ミシェル橋を渡って、だんだん近づいてくる

ノートルダムはとても迫力がある。

 

教会の前は人だらけ。

ちょっとしたお祭りのような雰囲気。

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しばらくその雰囲気を楽しんで、ホテルへ向かう。

全部徒歩圏内だ。結局、全部歩いてしまった。

そんなことができるのもパリだから。

 

旅の最終日に想うこと

翌日の朝。

パリを発つ朝だ。

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2週間のヨーロッパの旅が終わる。

シンプルなヨーロッパらしい朝食を食べながら、

いささか旅が終わる虚しい気持ちがわいてくる。

でもどれも美味しいな。

フランスらしい濃くてたっぷりのコーヒーや、

ふわっとバターが香るクロワッサン。

搾りたてなの?と疑うオレンジジュース。

 

素敵なプチ・ホテルだった。

カルチェ・ラタンにある「カルチェ・ラタン」。

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルでタクシーを呼んでもらって、

シャルル・ド・ゴール空港へ。

タクシーの中からノールダムがチラリ。

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パリは空港が遠い。

距離的に遠いというよりは、

道が渋滞してしまうから時間がかかるのだ。

大都市の大観光地だから仕方がないのだが、

1分でも長く街に居たいので、そこが残念。

 

帰りはKLMオランダ航空で、アムステルダム

そして日本へ。

思えば、アムステルダムから始まった旅だった。

ariruariru.hatenablog.com

 

書きかけになっていた旅の記録。

書き始めから実に2年以上。

ようやく「帰国」にこぎつけた。

 

帰りの機内食。めずらしく日本食

いや、数が足りなくなって

選べなかったのかもしれない。

めったと選ばない日本食だ。 

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旅に行けない今だからこそ

旅に行けない今、

10年以上の旅をふりかえるという作業を、

とても切なく、若干の虚しさを感じながらも、

旅の喜びやワクワクを思い出しながら、

前向きに取り組んだつもり。

 

新たな発見あり、やっぱり旅っていいな、

やっぱり旅に行きたいな、

旅に惹かれる理由が湧き出てくる。

 

さて、次はいつのどこの旅をふり返ろうか。

まだまだふりかえる旅のネタには事欠かない。

だって私は旅人だから。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ベルギーに別れを告げて。旅にはこんな贅沢がある」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを今年も書きます。

 

目次

 

ブリュッセルのチョコレート

ブルージュを楽しんだ後は、

再びブリュッセルへ。

日帰りで楽しめる素敵な街だった。

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルで一息ついて向かった先は、

やっぱりここ、グラン・プラス。

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いつ、どんな時間に訪れても美しい。

そして人であふれている広場だ。

今回の旅は、グラン・プラスから歩ける

距離のホテルだったということもあるけど、

本当に毎日ここへ来たなぁ。

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美しい広場を眺めながらも、

私たちの目的はグラン・プラスにあるお店。

まずはこちら。ご存知、「ゴディバ」だ。

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グラン・プラスに面しているお店へ。

ここにゴディバがあることは知っていたけど、

どうも入りにくくて。

店舗が小さいのがまたまた入りづらく、、、。

 

でもこの日、ブルージュショコラティエ

何軒もハシゴしてきた私たち。

ようやく勇気を出して(?)入ることができた。

 

そしてその勢いでこちらも。

有名店「ノイハウス」。

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どちらのお店でも、2粒ずつ購入。

ブルージュのお店よりは

若干お値段設定が高めだったけど、

日本で買うの3分の1くらいのお値段。

大事に持ち帰って、翌日のお楽しみに。

 

 

ベルギーに別れを告げて

翌日はとうとうベルギーを離れる日。

めずらしく高級ホテルに泊まったこの数日、

最後の最後まで満喫してから、旅支度だ。

 

何度通ってもほれぼれするホテルのロビー。

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食べすぎ要注意の朝食。

これでもかなり我慢した方。

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立地も最高、優雅な気分に浸れた。

allaboutbelgium.com

 

前日のチョコレートを携えて、出発!

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向かう先はまず、ブリュッセル南駅だ。

ここから私たちは「タリス」という

高速鉄道を使って、目指すはフランスのパリ。

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タリスとは、フランスのパリ、ベルギーのブリュッセル

オランダのアムステルダム、ドイツのケルンとドルトムントという、

4か国の主要都市を結ぶ高速国際列車のこと。

 

この赤い車体がかっこよくて、

乗ってみたいと思っていた。

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中の設えも素敵。かっこよくてかわいい。

赤!

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ベルギーさようなら。

素敵で、おしゃれで、でもさりげない国。

肩ひじ張らなくていい雰囲気が魅力。

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旅にはこんな贅沢がある

車内でしっかりチョコレートに舌鼓。

あぁ、なんて贅沢な旅だろう。

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「タリス」はとても快適な乗り心地だが、

日本の新幹線と比べれば、金銭的にはかなり割安。

というより、ヨーロッパの鉄道は全体的に安い。

 

日本の新幹線のすばらしさは世界一だと思うので、

値段の高さはしょうがないと思っている。

あの清潔さ、時刻表どおりの運行システム、

あんな電車、日本以外のどこにも走っていないだろう。

 

でも、こんな贅沢もありなのだ。

値段の贅沢ではなく、時間と経験の贅沢。

 

高速鉄道「タリス」に揺られながら、

ベルギーのブリュッセルの、グラン・プラスで

買ったチョコレートを、ゴディバ1粒、

ノイハウス1粒ほおばりながら、

どちらがどうとか、昨日のチョコと比べて

どうとかこうとか言いながらパリを目指す贅沢。

 

そしてそんな贅沢な1時間半という時間は、

あっという間に過ぎ去るのだ。

いよいよ旅の最終地パリに着く。

短いパリ滞在を楽しんで、旅を締めくくろう。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ベルギーの古都ブルージュで怒涛のチョコレート・ハンティング!」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを

2020年大晦日も書いています。

そして2021年へ、もう少し続きます。

 

目次

 

新たな楽しみを知ったブルージュ

ブルージュの運河クルーズを楽しんだ後、

再びマルクト広場へ戻ってきた。

かわいらしい建物が並ぶエリア。

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そんなマルクト広場の近くに、

「デュモン」というかわいらしい

佇まいのお店がある。

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ブルージュに星の数ほどある、

チョコレート専門店の1つだ。

 

なんだかわからないけど、何かにまるで

惹きつけられるようにこのお店に入って、

ショーケースに並ぶ美しいチョコレートと

カカオの香りの虜になってしまった。

入りやすい雰囲気が漂っていたのかもしれない。

 

言わずもがな、ベルギーと言えば

チョコレートが有名だ。

私は無類のチョコレート好きで、

お土産にはぜひ買って帰ろうと思ってはいたけど、

日本で買うベルギーチョコレートは

とても高級なイメージだった。

 

しかし、ふらっと入ってみたこのお店、

びっくりするほどリーズナブルなお値段。

そしてとても気さくな店員さんが、

あまり押しつけがましくなく、

程よい距離感で接客してくれて、

とても居心地が良い。

 

後から知ったことだけど、

「デュモン」は家族経営のお店で、

ちょっと名の知れた有名店だった。

 

そしてこのお店で知ったこと。

チョコレートは、1粒ずつでも

買えるってこと!

 

チョコレート買いたいだけ買う!

基本、ベルギーのチョコレート専門店は

量り売りのシステムで、グラムいくらという

表示になっていることが多い。

もちろん、何個の詰め合わせのボックスなども

置いているところもあるが、だいたいは

豪華な箱に入っていて、いかにも贈答品という風情。

 

ブリュッセルのグランプラスに

店を構える、いわゆる「ゴディバ」の

ような有名店のディスプレイには、

そんな商品ばかりが並んでいた。

 

でも実は、グラムで売るということは、

個数を言えば、グラムを量ってくれて、

それで値段が決まるってこと。

何個ずつからでも買えるということだった。

それもこれも、先ほどの「デュモン」に入って、

「1個ずつ買えますか?」と聞いてみて

知ったことだった。

 

私たちは、「デュモン」でそれぞれ1個ずつ、

計2個のチョコレートを購入。

1個1ユーロ程度で買えちゃう!

 

ここからチョコレートハンティングという、

新たな楽しみが始まった。

 

怒涛のチョコハンティング!

そんなお値段で1個ずつ好きなチョコレートを

選んで買えちゃうということを知った私たちは、

すっかり味を占め、美味しそうな、

でもちょっと趣きの異なるショコラティエ

捜し歩いた。

後で、味の品評会をしようじゃないかという魂胆。

 

プラリネが美味しそうなお店でも、

1粒ずつそれぞれ選んで計2個をお買い上げ。

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ひっそりとした路地に建つ、

新しそうなお店でも2粒だけ購入。

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人だかりのできている人気店っぽいこちらの

お店でも、たくさん買っている人々を横目に

私たちは2粒だけ購入。

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ホテルへ帰って勝手に品評会!

新しい楽しみをカバンに詰めて、

ブルージュからブリュッセルへ。

わかったことは、どのお店も

価格に大した違いはないということ。

 

そして楽しみにしていた、ホテルで

勝手にチョコレート品評会を開催!

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結局、ブルージュでは、5軒の

ショコラティエで2粒ずつ購入した。

 

それぞれのお店で購入したものを1粒ずつ食べて、

友人と感想を述べ合う。

違う種類のものを購入しているので、

述べ合ったところで「へぇ」という感じなんだけど、

品評会を真剣にやっていること自体が

もう自分たちで面白くて楽しい。

 

そして、チョコレートは店ごとに、

ものすごく個性があるということを知った。

種類は違うものを買ったのに、

チョコレートに対する感想は

結構共通していたからだ。

 

新たな楽しみを知ってしまった私たち。

明日は、もうベルギーを発つ日。

ブリュッセルでやりたいことが

新たにできてしまった。
 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ブルージュの運河クルーズへ!中世の商人になった気分で」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

中世の街ブルージュでランチ

この日はブリュッセルから遠出して、

水の都ブルージュへ。 

ariruariru.hatenablog.com

 

水の都を満喫すべく、

運河めぐりのボートに乗ることにした。

 

でもちょっとその前に、腹ごしらえ。

ボートの発着点そばにある、

「DE  GASTRO」というお店へ。

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ちゃんと今でもありました。

なかなか人気のお店だったんだな。

適当に雰囲気で入ったお店だったけど。

海外では、ほぼ店選びで失敗したことはない。

五感をフルに使って、全集中で選んでいるから?

 注文したのは、この日のランチセットの

ラザニアと、もう癖になっちゃってるビール!

この土地の白ビール、爽やかで美味しかった。

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ヨーロッパでは、ラザニアってこういう

ランチセットにわりとよく出てくる。

お手軽な感じなのかな。

でもいつも想像以上に美味しくてびっくりする。

日本で食べるラザニアよりも

肉肉しくて、水分が少ない。

ラザニアってパスタじゃなくて

肉料理だったんだ!という感じ。

熱々をほおばって、爽やかなビールを

いただく。最高!

 

運河クルーズへ出発!

さて、食後はいよいよ運河クルーズへ。

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ただいま順番待ち中。人気のようだ。

橋のたもとから出発する。

橋を見上げると、欄干にまたがる少年。

危ないよー!

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とかなんとか言っているうちに

さあ、いよいよ順番が回ってきた。

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沈んじゃうんじゃないかと思うくらい、

たくさんの人を満タンに乗せた船が行く。

おぉー。水面すれすれの感じ。

ここからはしばし、中世の商人になった心地で。

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運河からしか見れない景色

どの建物もかわいらしくて素敵。

ひとつずつ見ていくとバラバラなデザインなのに、

どうしてこんなに統一感が出るのだろう。

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結構低い橋げたの下を通っていく。

ワクワクとちょっとしたスリル(?)も味わえる。

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運河からしか見れない景色を楽しんで。

これぞ運河クルーズの醍醐味。

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どこをとっても美しい!

ボートは結構早く進むので、

両側をキョロキョロしっぱなし。

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約30分の運河の旅。

見落とさぬように必死だ。

もっと優雅な船旅を想像していたのだが。

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見どころが凝縮されているブルージュ

さすがは水の都。まさに運河から見える景色は、

瞬き禁止の眺めの連続。


やっぱりブルージュはすごい。

またベルギーを訪れることがあったら、

ブルージュはきっとまた来ちゃう。

そんな街だ。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!アントワープからブリュッセルへ!グラン・プラスでの食事と文化について」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

ちょっとのんびりアントワープ

この日は朝からブリュッセルを離れ、

アントワープへ。

 

ariruariru.hatenablog.com

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この街出身のルーベンスに誘われ、

ノートルダム大寺院(大聖堂)を見学。

 

その後は、グローテマルクトへ。

ノートルダムのすぐそばにある広場だ。

 

手前は「ブラボーの噴水」で、

その後ろはアントワープの市庁舎。

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噴水の像がおもしろい。

躍動感があってちょっとコミカルにも感じる。

 

このグローテマルクトという広場も、

ブリュッセルのグランプラスのように美しかった。

広場にはギルドハウスが建ち並んでいて、

絵本の世界のようだ。

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その後はシュヘルド川まで歩いてみた。

川の堤防へのぼって街を振り返ると、

存在感たっぷりのノートルダム

 

そして、それをじーっと眺めるおじいちゃん。

きっと街の人だと思うけど、

見慣れた街の人でも、

たまにはじっくり眺めたくなるくらいの存在感

とでもいうことか。
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さて、ノートルダムのそばをすり抜けて、

そろそろ帰路へ着こう。

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日帰り旅のはちょうどよいアントワープ

帰りも快適な電車旅であっという間にブリュッセルだ。

いったんホテルへ戻ってちょっと休憩。

 

洗練されたブリュッセルでの夕食

そして再び夕刻に動き出した。

ホテルの立地はグラン・プラスのすぐそば!

アントワープのちょっと素朴な雰囲気も素敵だけど、

やっぱりブリュッセルのグラン・プラス

洗練されたこの感じは圧巻だなぁ。

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というわけで(?)、この日の夕食もグラン・プラスで。

広場に面したお店のテラス席で舌鼓。

本日は、牛肉のビール煮込みとコロッケ。

やっぱりビールの国だ!

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いただいたのは、このお店。

お店の佇まいがとっても素敵。

もちろんお料理も最高に美味しかった。

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美食の国ベルギーを実感

ベルギーという国は、本当に美食の国だ。

この旅では、オランダから南下してきたから

余計にそう思うのかもしれない。

オランダの料理がまずいということではないけど、

明らかに違う文化だということが肌で、

いや舌で感じられる。

 

質素を重んじるプロテスタントとは違う、

美味しい食べ物を追求するのは

やはりカトリックの文化なのだろう。

 

街を歩いていて音楽やダンスに出会う機会も

ベルギーに入ってからぐっと増えたように思う。

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私旅の旅は、まだここから南下する。

こんなにも文化の違いを実感する旅になるとは、

旅の計画を立てた段階では思ってもいなかった。

 

1つの街に拠点を置いてじっくり過ごす旅が

好きだけど、今回の旅は、

移動しながらの旅の魅力を

存分に感じられる旅になりそうだ。

 

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オランダ&ベルギー旅「気ままに過ごす快適旅!ブリュッセルで食べるベルギーらしい料理!旅の夕暮れに想う」

2009年8月

 

この夏は、爽やかなオランダへ。

アムステルダムに滞在したあとは、デン・ハーグ

ベルギーのブリュッセルフランスのパリへと南下。

いつもの「旅の友人」との二人旅。

書きかけだった旅の記録、その続きを書いています。

 

目次

 

グランプラスでベルギーらしい夕食を!

この日は長めのシエスタ

ちょっとお疲れ気味の私たちを癒してくれる、

グランプラスからすぐのホテルと、

ベルギーワッフルの糖分と、

ベッドでゴロゴロしながら飲むビール。

 

さて、夕食へ向かいましょう!

こんなにゴロゴロしていただけなのに、

ちゃんとお腹が空いてくるから不思議。

 

向かった先は、やっぱりグランプラス。

グランプラスに面したお店はどこも満員。

その一角にあるお店に入ってみる。

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お店の窓からは、美しいグランプラスの建物。

素晴らしい立地のお店だなぁ。

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さてさて、ホテルでゴロゴロしながらビールを飲んだのですが、

ここはビール大国ベルギーということで、

ビール飲み比べセットを注文。

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私はたいして飲めないので、味見程度。

旅の友人はなかなかの呑んべえ、、、いや、イケる口なので。

 

そしてお料理は、「ワーテルゾーイ」という

ベルギーのクリームシチュー的なお料理と、

シコンのグラタン。シコンとはチコリのことで、

シコンのグラタンは、ベルギーを代表する郷土料理だ。

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暑い日に、熱々のお料理をハフハフ言いながら、

苦みのあるベルギービールでいただいて、

まさにエネルギーを補給している感じ。

 

その土地のものを、その土地でいただくって、

本当に幸せなことだなぁ。

自由に旅に出られない今、心の底からそう思う。

 

旅の夕暮れに想う

ゆっくりとした食事を終えて店の外へ出ると、

そこに広がっていたのは美しい影絵の世界。

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グランプラスに面したギルドハウスのシルエットが、

何とも言えない少し水蒸気を帯びた空に浮かび上がる。

 

スクリーンのようになった空は、

どこまでも遠く向こうにありそうでいて、

手が届きそうな手前にありそうにも見えて、

遠近感を失わせる不思議な時間。

でもそんな時間は長くは続かない。

 

そんな風にぼんやりと空を見上げている間にも、

刻々と空の色は光を失っていく。

時折、細くなっていく太陽の光が白い雲をとらえた時だけ、

急にあたりが一瞬明るくなって、

昼に連れ戻されるのかと変な気分になったり。

でもまたやっぱりだんだんと色を失っていく。

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グランプラスには、この時を楽しむ人々の群れ。

みんな、楽しみ方をよく知っているな。

私もその一員になってみよう。

時刻はようやく午後9時半。

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旅の夕暮れに想う。

普段は考えもしないようなことや、

ずっと心に引っかかっていたこと。

急に腑に落ちる答えが見つかったりするものだ。

 

旅の道中できっと何かが解き放たれて、

普段は見えないものが見えるのかもしれない。

 

刻々と移り変わる時が目に見えて感じられる、

こんな旅の夕暮れ。

 

みんな考えていることは違うけど、

この瞬間を、この場所にいる他人と共有している。

みんな、何かが見つかるといいなと素直に思う。

 

この時をここで過ごしたことが、

この時も、この後の未来も、

すべての人にとっての素敵な時間に

なりますように。

私がそうであるように。

 

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