「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「スルジ山から眺める、諦めない人々が造った街ドゥブロヴニク<独立戦争展示館>」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

静かに眺めたい、最高の景色

この日は、ロープウェイでスルジ山へ。

あっという間に山頂に到着。

山の上からの眺めは、本当に格別だ!

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ariruariru.hatenablog.com

 

旧市街が城壁に囲まれていることが一目瞭然。

アドリア海の真珠」という異名、

大げさでなく、本当にその通りだと思う。

 

山側にはさらに丘陵地が波打っている。

あの向こうは、ボスニアヘルツェゴビナだ。

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スルジ山の上には絶景のカフェがあり、

その横には展望台、そして十字架。

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あの十字架は旧市街からも見えていた。

元々はナポレオンが贈ったという十字架で、

現在のものは独立戦争後に建て直されたもの。

夜になるとライトアップされている。

 

重く、大切な場所。独立戦争展示館

独立戦争展示館」へ。

戦時下のドゥブロヴニクについてがよくわかる。

 こちらが展示館の建物だ。

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ドゥブロヴニクに数日滞在した後に

訪れたスルジ山と、この展示館。

美しい、美しいと何度も言いながら歩いた旧市街。

だからこそ、余計に、この展示館で

見た写真パネルは、衝撃的だった。

 

詳しい情報はHPを。

  ↓

mdrd.hr

 

黒い煙で燃え盛る旧港付近の写真。

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まさに、前日に撮った写真のこの場所である。

       ↓

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何度も行ったり来たりした、旧市街の目抜き通り、

「プラツァ通り」から西をのぞむアングル。

フランシスコ会修道院の上に黒煙がのぼる。

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建物から火が噴き出ている写真も。

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前日にも歩いた、現在の

プラツァ通りから西をのぞむ風景。

   ↓

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反対に、プラツァ通りから東をのぞむアングル。

通りに面する建物はどれも黒焦げの状態。

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現在は、、、

   ↓

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独立戦争展示館の建物は、1991年に始まった

クロアチア独立戦争では、

防衛のシンボルだった建物だそうだ。

建物の外壁には、独立戦争当時の

激しい銃撃戦を今に伝える砲弾や銃撃

の跡がいくつも残っている。

 

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(展示館の屋上に出る扉。きっと当時のままなんだろう。)

展示の内容は、時系列にまとめられていて

ユーゴスラビア連邦軍の突然の砲撃から始まり、

最後は勝利に至るまでの様子が

わかるようになっている。

 

私たちが訪れた時、他に見学者はほとんどいなくて、

静かにゆっくり、自分たちのスピードで

見学することができた。


戦争中、ドゥブロヴニクの旧市街が、

いかに壊滅的な被害を受けたか

ということがよくわかる。

 

そして、一番驚かされたのは、

戦争中に壊滅的なダメージを受けた

旧市街の建物などが、

それまでとまったく同じように復元されて

現在残っているという事実だった。

 

ドゥブロヴニクの人々が造った美しい街

前日までの数日間に歩いた旧市街の街並み、

その街並みそのものがまるで今、

攻撃を受けているかのように見えてしまうほど、

写真パネルやビデオにうつる風景には、

見覚えがあった。

 

ドゥブロヴニクの人々は、

壊された街を新しいものを造り変えるのではなく、

もともとの愛した街を造り直したのだ。

写真や記憶をもとに、細部まで再現されたのだという。

その努力や、心意気というか、芯の強さというか、

自分の街を愛する気持ちというか、

うまく表現できないけど、そのすべてに感動する。

 

ユーゴスラビア紛争。

自分が生きている時代に起きた戦争だ。

歴史の一部として知ってはいたけど、

この場所に来てみて、

それは知っているうちには入らない

ということを知った。

 

リゾートも、美味しい食べ物もいいけれど

展示館の屋上からは、

泣きたくなるほどに美しい旧市街が見える。

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ドゥブロヴニクに滞在する人には、

絶対訪れて欲しい場所。

 

美しすぎる街の見え方が、

まったく変わる場所だから。

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その9>「過去の旅は過去にあらず!よみがえる旅の記憶」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その9>」

にお付き合いください。旅に出れない旅人の戯言です。


目次

過去の旅を整理整頓!

過去の旅を振り返る2020年の8月。

いつもはブログで細々と振り返っているけど、

実は、あいまいな記憶を写真でよみがえらせつつ、

時々ガイドブックのお世話になりながら書いている。

 

旅の日記をつけるほどマメではないので、

まるでパラパラ漫画のように撮ってしまう

写真が一番の頼りとなっている。

 

旅に行かない8月。

ちょっと片付けてみようかという気になった。

まずは百均でファイルを5冊購入。

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過去の旅の資料を、まとめてみた。

ファイルは5冊では足りないので、

また買い足すことになるだろう。

 

過去の旅の資料は、今見ると宝物のようだ。

現地で使った地図に思い出が詰まっていることも。

 

旅の記憶をたどる旅

2016年の旅で、デンマークコペンハーゲンを訪れた時のもの。

コペンハーゲン・カードは短い滞在の人にはとても便利だった。

だから捨てなかったんだろうなぁ。

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ariruariru.hatenablog.com

 

こちらは2012年スペイン・トレドを訪れた時のもの。

一人旅だったスペイン。トレドは40度越えの暑さだった。

この地図を見ると、あの熱風の赤土の風景がよみがえる。

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ariruariru.hatenablog.com

 

地図を眺めるのは、子どものころから好きだった。

旅好きよりもまずは地図好きが先だったかも。

 

今、このブログを書いている目の前の壁には、

イタリア・フィレンツェの地図。

現地で安く購入したものだ。

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いつまでも眺めていられる。

 

そのほか、ファイルの中には様々な旅の要素。

捨ててしまう時もあるけど、偶然残っていたものが懐かしい。

今は、置いておいてよかったと本当に思う。

 

2010年にイタリアを訪れた時のもの。

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フィレンツェのサン・マルコ美術館や、

シエナのカテドラルの入場券など、

バスのチケットまで。よく捨てなかったなぁ。

 

2010年のイタリア滞在は、ホームステイだった。

ホームステイしながらイタリア語を学ぶもの。

      ↓

ariruariru.hatenablog.com

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食事つきの滞在だったので、自由時間を使って

美術館などを訪れ、門限までに帰る日々。

イタリアの家の子になった気分、楽しかったな。

 

別な思い、ポルトガル

もっともっと懐かしいものも発見。

ポルトガルの思い出の欠片だ。

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ariruariru.hatenablog.com

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ポルトガルに、まさしく「ハマっていた」時期があった。

2001年から2006年の間に4回訪れている。

 

写真の左は、当時のリスボン交通機関のカードで、

チャージして使えるタイプのもの。

写真の右は、リスボンのサン・ジョルジェ城のパンフレット。

なぜこの2つを残しておいたのか、記憶はないのだが、

おそらく意味があっただろうと2020年の私は推察する。

 

リスボンを最初に訪れた2001年と、

最後に訪れた2006年では、

街の大きな変化を感じたことと、

これら2つのアイテムが関係するから。

 

2005年に訪れた時にはなかった交通機関

カードが2006年には出現。チャージして

使えてとても便利だったが、改札機にガチャと

入れるタイプの切符が、やけに恋しかった思い出。

 

そして、かつては無料で入り放題だった、

サンジョルジェ城が有料になっていた思い出。

 

どんどん観光地化されていく素朴なリスボン

目の当たりにしてしまったからか、

それ以来ポルトガルには行っていない。

 

過去の旅は過去にあらず

旅に行かない8月。

私は家で、「旅の記憶をたどる旅」に出る。

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スーツケースの要らない旅だ。

 

もはや過去の旅は過去にあらず。

旅のワクワクも、ドキドキも、

ちょとしょっぱい思い出も、

何もかもが現実だ。

 

今年もいつも通り、どこかを旅していたのなら、

こんな機会はずっとなかったかもしれないと思うと、

こんな夏もいいのではないか。

 

いや、やっぱり旅には行きたい。

これからの旅は大変だぞ。

何もかもを捨てられない旅になりそうだぞと、

ニヤニヤしながら思うのだった。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクのびっくり豪快な海の幸とロープウエイで空中散歩」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

 びっくり豪快な海の幸!

ロヴリイェナツ要塞で夕日を見送ったこの日。

ぶらぶらと歩くドゥブロヴニクの夜の街。

プラツァ通りはこの人通り。

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こんなたくさんの人、いったいどこからやってきたの?

と思うくらい、どんどん人であふれてくる。

 

昼間の陽ざしが去ったあと、

まだまだ暑い空気は残っているものの、

海からは少し涼しい風が吹いてくる。

バカンスの気分がムンムン漂う街は

開放感にあふれていて、歩いているだけで楽しい。

 

たくさんある旧市街のレストランの中で、

北側のエリアの路地にテラス席を

出していた店に入ってみた。

 

おススメの魚介のグリルを注文すると、

びっくりのボリューム!

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ドゥブロヴニクは魚介がおいしい。

イタリア料理に近いけど、素材の味そのもの

が感じられて、とてもやさしい味つけだ。

 

 前日のディナーは旧港で食べた魚介のリゾット。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

魚介にあう白ワインも、最高に美味しい。

クロアチアの南部は有名なワインの生産地だ。

 

そしてデザートに、濃厚なプリン!

旨味がギュッと詰まっている感じのプリン。

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クロアチアドゥブロヴニクがある地方は

ダルマチア地方というが、この地方でよく食べられる

プリンは「ロジャータ」と呼ばれている。

ここで食べたプリンは、素朴な味で、

ふわっと卵の香りがするような、懐かしい味だった。

 

夜の旧市街に酔いしれて

ドゥブロヴニクは本当に美しい街だ。

夜の旧市街はこれまた魅力的。

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せまい旧市街に人があふれて、活気に満ちている。

みんな楽しそうで、のんびりしている。

急ぐ旅人はいない。この空間と時間を楽しんでいる。

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夕食を済ませた後、ワインで気分よくなった私たちは

なかなかホテルへ帰る気にはならなかった。

目的地をもたない街歩き。

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ついつい夜更かしのドゥブロヴニク滞在。

それが楽しい!

 

ロープウエイで空中散歩!

翌日は、朝からまたまた行きたい

ところが決まっていた。

 

この日の目的地は、スルジ山。

スルジ山とは、ドゥブロヴニク旧市街の北側にある山だ。

標高は412mで、山の上から旧市街を一望できる。

 

前日は城壁からの眺めを楽しんだけど、

この日はもっと上からの眺めを楽しみに。

スルジ山へは、ロープウエイを使って登る。

 

ロープウエイ乗り場を探してウロウロ。

こんなのんびりした風景に乗り場があった。

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この日もものすごくいい天気!

気持ちいいなぁと、しばらく純粋に

散歩を楽しんでいたら、おぉ!急にありました。

近代的なロープウエイが登場。 

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スルジ山の山頂まで、往復券が100クーナ。

(この当時、1クーナは18円くらいなので、往復1800円くらい。)

 

だいたい30分おきくらいに出発しているようだ。

そのへんはなんとなく適当な感じだった。

人がいっぱいになったら出発しているような。。

 

私たちもそんなに待つこともなく、

すぐにロープウエイで空中散歩へ!

さっそく前日の朝に歩いた城壁が見えてくる。

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ぐんぐんスルジ山を登っていく。

あっという間に旧市街が見えてきて、

その向こうに大きなアドリア海が。

前日に夕日を見送ったロヴリイェナツ要塞も。

美しい!

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山の斜面にロープウエイの影がしっかりと。

ロープウエイのパンフレットにでも

載っていそうな風景だなぁ。

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ロープウエイは、あっという間にスルジ山の山頂へ。

山頂には展望台があり、眺めのよいカフェもある。

それはそれは、だれもが大満足できる場所だ。

 

でも、私がスルジ山へ登って一番良かったと思うは、

ここに「独立戦争展示館」があったことだった。

 

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(スルジ山の上にある「独立戦争展示館」の外観。インパクト大。)

 

あまり詳しい情報を持たずに旅していたので、

どんな意味あいの展示館なのかということを

訪れてみるまで知らなかったのだが、

訪れることができて本当によかったと思う。

 

訪れる前と後では、ドゥブロヴニク

美しい風景が違って見えるほどに。

そんな場所だった。

(詳しくは、次回の記事で。)

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクのロヴリイェナツ要塞から見る格別の夕日!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

長めのシエスタを終えて

この日はちょっと早起きだったから、

長めのシエスタで英気を養って、再び旧市街へ向かった。

 

 早起きの理由はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

こんなシエスタしてました。

   ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

ホテルから旧市街の北東のプロチェ門まで徒歩10分。

ちょうどよい散歩距離。

しかも道中には、青々としたアドリア海

海に突き出た旧市街、美しいビーチなどを

眺めながら歩けるという、贅沢な散歩だ。

 

旧市街のメイン通り「プラツァ通り」に出ると、

ちょうど太陽が西に傾いてきて、

長いドゥブロヴニクの一日が、ようやく暮れようとしていた。

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まだまだここからが長いのだけど。

 

目的地はロヴリイェナツ要塞

目的地を決めずにぶらぶら歩くのが楽しい旧市街だけど、

この時は目的地が決まっていた。

目指すは、旧市街の城壁の外にある「ロヴリイェナツ要塞」だ。

プラツァ通りを東の端から西の端へ抜けて、

ピレ門から出る。門の前の広場は、

ドゥブロヴニクの空港からのバスが到着したところだ。

 

広場はバスの停留所やタクシー乗り場があり、

商店もあるので人であふれている。

 

その間を抜けてさらに西に進むと、

急に辺りは静かになった。

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崖の上に「ロヴリイェナツ要塞」がそびえている。

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実はこの日の朝に歩いた城壁のチケットには、

ロヴリイェナツ要塞の入場も含まれていた。

というわけで、旧市街よりも西にある要塞から

夕日に照らされる旧市街を見ようとやってきた。

 

しかしなかなか要塞にはたどり着かない。

高く大きい建造物なので遠くからでも見えていたが、

急な階段が続いて、もうヘトヘトになった。

 

街を見守る守護聖人かも?

でもそんな階段の途中で

私たちの疲れを癒してくれたのはこの子。

なんという落ち着き具合よ。

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私たちが、あ、猫だ、とかなんとか言おうが、

写真を撮ろうがまったく反応なしで、

ドゥブロヴニクの住宅地を向いている。

 

街を見守る守護聖人なのかもしれない。

と思わせるほどの落ち着きと佇まい。

 

バックに旧市街を背負って。カッコいいな。

お寛ぎのところ、どうもお邪魔しました。

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ドゥブロヴニクは猫が多い。

私はどちらかというと動物は苦手で、

猫とこんなに距離を詰めたことほとんどないのだが、

どうもこの街の猫には惹かれている自分がいる。

猫好きにはたまらない街だろうなぁ。

 

ロヴリイェナツ要塞から見る格別の夕日!

そしてお目当ての、夕日に照らされる旧市街。

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美しい。

この日の朝に城壁から見た絶景とはまた違う。

 

旧市街と要塞の間は湾になっていて、

旧市街がアドリア海に突き出ていることがよくわかる。

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なんとか階段を上まで上がって、要塞へ。

旧市街が両手ですくえるのではないかと思うほど、

全体が見える高さに到着した。

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光り輝く海と、複雑な海岸線のシルエット。

まぶしい!けど、見たい!

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みんなが楽しそうな街の特別な日

ロヴリイェナツ要塞で、しばらくぼんやりと

美しい光景を見ていたら、

どこからか大きな声が響いている。

 

どこからか聞こえる声の出どころを探して

要塞の西側に視線を下に落とすと、

小さな湾の中で、水球をしていた。

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水球なんてやったことないけど、とても楽しそう。

試合か練習かの戦況が気になったが、

距離がありすぎて、はっきりとは分からない。

でも、しばらくの間、その様子を眺めていた。

 

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いろんな人が、思い思いにこの時間を過ごしている。

猫に無視されながらも、階段をふーふー言って登る人。

水球に興じる人。

今、この時間に旧市街の城壁を歩いている人。

 

こんなに近くにいても、みんなバラバラだ。

でも、みんななんだか楽しそうにしている。

 

そう、ドゥブロヴニクは、みんなが楽しそうな街だ。

本当に楽しいかどうかは分からないけど、

何しろ、みんな楽しそうな雰囲気を醸し出している。

そしてきっと、私たちもそうだろう。

ここは、そんな街だ。

 

そんなことを思いながら、

ロヴリイェナツ要塞で夕日を見送ったこの日。

同じ日は二度とこない、特別な日だ。


 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その8>「旅に行かない8月。それでも世界は、行きたい場所であふれている!」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その8>」

にお付き合いください。旅に出れない旅人の戯言です。


目次

 

旅に出られない夏がやってきた

旅に出られない日々の中で、

時々、ふと考える。

 

いつもなら、旅をしていることの多い8月。

今年はそんなわけにはいかなくて、

私は毎日、働いている。

 

暑い。。こんなに暑かったっけ?

あ、、、そうか。いつも、この時期、

私は日本に居ないんだった。

 

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(昨年の今日は、スペインのサンセバスティアンに滞在中。コンチャ湾がまぶしい。)

 

という具合に、日々の忙しい暮らしの中で、

ふと我に返る瞬間がある。

私にとっては、忙しい日々の暮らしより、

旅をしている最中の方が「我」なのだった。

 

2020年3月の私は

いつもの年なら、3月に入ったころ、

そろそろ夏の旅が気になってくる。

それがここ数年の決まりごとのようになっていた。

早い年だと、3月に8月の航空券の予約をする。

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(去年の旅はエールフランスで。予約したのは3月下旬だった。)
 

航空券の予約をするためには、

だいたいの旅の行程が

決まっていなければならない。

 

ヨーロッパに行くなら、

どこに「イン」して、どこから「アウト」するのか。

少なくともそれだけは決まっていないと

航空券の予約はできない。

 

でもまだまだ3月の段階では、

具体的な行程は描けていない場合が多い。

ふわっとした旅のテーマだけが

先に決まっている時もある。

どうしてもやりたいこと、

行きたい場所などが

すでに最初から決まっている場合もある。

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(去年の旅の計画は、サンセバスティアンでバルめぐりをしたい!から始まった。) 

 

でも今年の3月。

私の3月は、例年とは大きく違っていた。

世の中の大半の人もそうだったと思うが、

ワクワクとはまったく反対の状態だった。

 

「今年の夏の旅はどうやら無理そうだ。」

ということが、現実味を帯びてきたころ。

それが2020年3月。

 

だから結局、今年の私の旅の計画は、

立てる前に終わってしまっている。

 

その後の数カ月、そして8月に思う

その後の数カ月は、

旅のことを考えるのもツライ時期が続き、

一周まわって過去旅を懐かしむ日々、

旅に行けないことによる精神的不安を

どのように紛らわせながら、

何ができるのかを模索する日々。

 

 4月下旬はこんな感じ。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

 7月下旬はこんな感じ。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

ごまかしごまかし過ごしていたら、

とうとう8月がやってきた。

 

もし今年、世の中に何事も起きていなかったら、

私はいったいどんな旅の計画を立てて、

今、どこでこの夏を過ごしていたのだろう。

 

嫌が応なく、そんなことを考えてしまう。

カレンダーの日付を見る度、

去年の今ごろは、、、一昨年の今ごろは、、、

と考えてしまう。

 

きっとこんな旅をしていたはず

しかしある意味、ようやく、

「旅」のことに思いを馳せるだけの

精神的余裕が生まれてきた

とも言えるのかもしれない。

 

ガイドブックが目の端に入るだけで、

泣けた時期もあったのだから。

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(本当に末期症状でした。。)

 

世界は、行きたい場所であふれている!

今年の夏は、何年も後回しにしていた、

シチリアの旅に出かけていたかもしれない。

列車ごと船でシチリア島へ渡る旅。

シチリアの暑さに恐れをなして、

私の中で何年も後回しになっている。

 

いや、今年こそチンクエ・テッレだったかも。

いつか行きたいと思っていたトリノと、

世界遺産のチンクエ・テッレをめぐる旅もありだ。

 

久々のポルトガルも選択肢の一つ。

懐かしいリスボンと、もっともっと懐かしいポルト

庶民的な海水浴場も捨てがたい。

 

こんなに何度もヨーロッパへ行っているのに

なかなかご縁がないイギリスはどうだ?

パリからユーロトンネルでロンドンもいいかも。

 

ギリシャアテネもいい、ドイツのミュンヘンは?

あ、そうそうケルン大聖堂を拝みにも行きたいし、

フランスのストラスブールも行きそびれている。

 

世界は、行きたい場所であふれている。

それを再確認する8月。

ゆっくり、じっくり考えようじゃないか、

次の旅の行き先を。

今年はそんな、短くて、

ちょっとせつない8月になりそうだ。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクは路地歩きが楽しい!プールサイドで寛ぐシエスタも!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

地上に降り立った後は

城壁をぐるりと一周した朝。

距離にすれば約2kmほどしかないのだが、

アップダウンあり、景色にとらわれる時間ありで

気づけば1時間半くらいが経っていた。

ariruariru.hatenablog.com

 

城壁の上は日陰がなく、

ずっと直射日光が降り注ぐ状態。

 

朝イチで来たものの、

ゴールにたどり着いたときには

結構な気温になっている。

 

夏のドゥブロヴニクは本当に暑い。

陽ざしが強く、白い建物の反射でまぶしいし、

海風の湿気もある。

 

城壁に登る時には、水分とサングラスは必須だ。

 

城壁の散歩を終え、地上に降り立った私たちは、

日陰をもとめて路地をうろうろ。

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旧市街の北エリアを歩いてみる。

どの路地も歩いてみたくなるような風情がある。

 

狭い路地にテーブルを出すレストラン。

もうランチの準備が始まっているようだ。

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お土産にアイスに路地歩き

ふらふら歩いていて見つけたかわいいお店。

「メドゥーサ」という、お土産品など小物が並ぶお店だ。

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後から調べてみると、ガイドブックにも

載っているお店だった。

そんなに大きくないお店だけど、

ちょっとした品の良いものが並ぶ。

たくさんお買い物できて大満足!

 

そしてその後は、アイス!

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「ドルチェ・ヴィータ」という有名店へ行ったみた。

店内は満員で、オーダーするのも一苦労。

 

店名もイタリア語だが、

お味もイタリアンジェラートに近い。

陽ざしで火照った体に、濃厚なアイスが旨い!

 

暑いドゥブロヴニクだけど、日陰に入ればひんやり。

大人気のアイス屋さんの前の路地も、

ふと上を見上げれば普通の生活がそこにあって、

なんかホッとする。

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アイスでチャージした後は、しばらく路地歩き。

目的地を特に決めずにうろうろしてみる。

これが楽しい。

f:id:ariruariru:20200726120330j:plain

 

路地で立ち止まって写真を撮っていると、

何やら横から視線を感じる。

と、思ったら、、、こっちを見られていた。

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こんなかわいらしい雰囲気の個人商店がたくさん並んでいて、

どれも一軒一軒お邪魔したくなるようなお店ばかりだ。

 

 

路地散策の途中で何度か横切ったプラツァ通り。

今日も美しく輝いている。

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本日のランチはお部屋で

朝から城壁をぐるりと歩いて、路地歩きを楽しんで、

お土産を買って、アイスを食べて、、、。

そろそろ休憩をしたいところ。

午前中からアイスを食べちゃったので、

この日のランチは簡単に済ませることに。

 

パン屋さんでサンドイッチをそれぞれ購入、

マーケットで飲み物も手に入れた。

本日のランチは、ホテルのお部屋でダラダラと。

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お世話になったホテルはこちら

     ↓

www.booking.com

フルーツのビールで乾杯!

シンプルだけど、ボリューム満点のサンドイッチ。

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はぁ、気持ちいいなぁ。とかいいながら、

窓から海を眺める。最高だ。

 

ホテルのすぐ目の前はロクルム島。

ホテルの敷地の木々の隙間から

アドリア海がのぞいている。

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プールサイドの正しい過ごし方 

そしてランチの後は、ホテルのプールへ。

朝はあんなに晴れていたのに、

午後になるとちょっと曇ってきた。

 

チェアーとバスタオルを借りて、

のんびり寛ぎ体制万全。

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私の視界には、ホテルのプール、

その向こうにアドリア海とロクルム島。

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しばらく寝そべってぼんやりしたり、

本を読んだり、メールを書いたりしていると、

だんだん暑くなってくる。

暑くなってきたら、プールに入る。

想像以上にプールの水は冷たい。

ちょっと入るだけで体は十分クールダウン。

またしばらく寝そべって、、、の繰り返し。

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みんな思い思いに過ごすプールサイド。

右手には旧市街の赤屋根が見えている。

 

気持ちいい夏の過ごし方だなぁ。

もう少し陽が傾いたらまた街にでかけよう。

美しい街を楽しみに。

それまでは、しばしここで寛ぎタイムだ。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクの城壁お散歩は、いよいよ後半戦!城壁歩きのコツも少し」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

城壁の散歩は、いよいよ後半戦へ

この日は少し早起きして、

旧市街をぐるっと一周する城壁の上へ。

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

旧市街は南に行くほど高く反りたっていることがわかる。

おぉ、、、城壁もずんずんのぼっているな。。

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城壁の上からでないと見えない景色があるものだ。

ピレ門の上の城壁から、東側をのぞむ。

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オレンジ屋根の上を、ポーン、ポーンと

飛び跳ねていけそうな気がする。

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こんな城壁に囲まれた狭い旧市街に

暮らしがギュッと詰まっているんだな。

 

海側は完全なる断崖絶壁!

城壁は、万里の長城みたいに上下に波打っている。

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美しい朝のアドリア海がやっと眼下に見える位置に来た。

 

1990年代のユーゴスラビア紛争により、

街のほとんどが崩れてしまったというドゥブロヴニク

そんな歴史を忘れてしまうほどに、

完璧なまでの修復でよみがえった美しい街。

でも、旧市街の中にもこんな場所が残されていたんだ。

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山側はすぐに丘陵地。スルジ山がせまる。

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歩いてきた城壁も見えている。

高くなっている砦がミンチェタ要塞。

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あ!またバスケットゴール!

今度はちゃんとコートがある。学校かな?

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反時計回りに歩く城壁の上。

南西の端を過ぎて東側を向くと、

正面に高くなった朝日が、、、、まぶしい!

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あ!崖の下にカフェを発見!

あんなとこで飲むビール、きっとおいしいだろうなぁ。

だんだん暑くなってきた。城壁を歩くときは、

サングラスや飲み物は必須アイテムだ。

 

城壁歩きのコツを少しだけ

城壁に登る入り口は、実は3カ所あって、

私たちはプロチェ門近くの入り口から登った。

それは、私たちのホテルが旧市街の東側にあって、

旧市街への出入りにはプロチェ門を使うのが

便利だからという、単純な理由だったのだが、

このルートがとてもよかったと思う。


城壁の上は一方通行で、

どの入り口から入っても

反時計回りに歩くことになる。

一番の絶景が臨めるのは、北側の城壁からだ。

特にミンチェタ要塞からの眺めはすばらしい。

     ↓

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3か所ある入り口の中で、もっとも早く

この要塞にたどり着けるのはプロチェ門近くの入り口。

距離的にはピレ門の入り口が近いのだが、

反時計回りにしか進めないので、

ミンチェタ要塞にたどり着くためには一番遠くなる。


特に暑い夏は、朝イチにプロチェ門の入り口から登って、

できるだけ早めにミンチェタ要塞にたどり着くのがいい。

なぜなら、だんだん時間とともに観光客が増えていき、

ミンチェタ要塞付近で渋滞がおきるからだ。

 

そしてだんだん街と海が近づいてくる

だんだん城壁の高さが低くなってきた。

街が近い。こちらは、聖イグナチオ教会

17~18世紀に建てられたバロック様式の教会。

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どんどんくだっていく。

もう、ロクルム島がすぐ近くに感じる。

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目の前に美しい海の色と、

いつもホテルからの道のりで通るビーチが見えた。

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そして美しい旧港。

前日の夜、夕食と素敵な時間を過ごした場所だ。

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出発地点のドミニコ修道院へ。

鐘楼がこんなに近くに。

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何度も歩いた道を上から。

地上ではそろそろ観光客が増えているだろう。

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私たちが城壁を出るころ、

今から城壁を歩く人たちが見えた。

たくさんの人が列をなして歩いている。

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たっぷり1時間半。

約2kmの城壁散歩を満喫。

だんだん目を覚ましていくドゥブロヴニクの街を

いろんな角度から見ることができる。

 

いつも賑やかなドゥブロヴニク

ちょっと特別な静かな時間を楽しんだ後は、

地上の喧騒にまぎれに行こう。

いざ!

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その7>「夢の中の旅を分析して楽しむ。トラムと共同トイレ」

今日は「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その7>」

にお付き合いください。旅に出れない旅人の戯言です。


目次

 

夢にまで見る旅先とは

旅に出られない日々の中で、

時々、私は旅にまつわる夢を見る。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

初めは、ヤバい症状が出てきたと思った。

旅に行きたい気持ちが強すぎて、

とうとう夢にまで見てしまうほどだと、

自分自身がちょっと心配になった。

 

しかし、もはやそんな時期は過ぎ去り、

現在の私は、夢に旅の要素が出てくることを

楽しみに待っている感すらある。

 

それはそれで、かなりの末期症状だということは

自覚はしているのだが、朝起きた瞬間に、

「あ、私、旅をしていた……」

と、にんまりしてしまう自分がいる。

我ながら、気持ち悪い。

 

今朝がた見た夢「トラムとトイレ」

今朝がたみた夢はこうだ。

夢だから非常に断片的。

 

私はどこかの街を走るトラムに乗っている。

どうやら、私が向かおうとしている目的地は

2つの停留所の間にあるようだ。

トラムの乗降口の扉の窓に、

顔を貼り付けるようにして、

停留所の場所を見ようとしている私。

どちらの停留所が近いかを見ようとしているのだ。

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(2009年オランダ・ハーグのトラムにて。)

 

トラム大好きで、トラムが走る街が好き。

とうとう夢にまでトラムが出てきてしまった。

      ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

そして断片的な夢の記憶は、

場面はすっかり変わって、

とても使いにくい共同トイレの前。

 

安宿の共同トイレのようだ。

しばらく滞在した後のようで、

よーし、今度こそ、うまく使ってやるぞと

少々意気込んでいる。

 

トイレの扉のすぐ横に自動販売機があり、

その前に泊り客だろうか、人が立っている。

その人に向かって、ちょっとすみませんねっと

ゼスチャーをして、勢いよくトイレのドアを開けた。

 

ドアを開けると狭い洗面台があるのだが、

洗面台自体が可動式になっていて、

それを動かさないとトイレの便座に座れない。

いったいどんな設計なんだと思いつつ、

今回こそはスムーズにことを運んでやると

思っているのに、早々にドアをノックされ、

ちょっとパニックになっている。

 

便座に座ってしまうと、洗面台が邪魔で

ドアに手が届かないからだ。

 

可動式の洗面台なんて……。

こんな感じ?これは夜行列車のトイレだけど。

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(2016年ドイツ・ハンブルクから夜行列車でスイス・チューリッヒへ向かう旅。)

      ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

夢の中の旅を分析して楽しむ

そんな光景、今までの旅であっただろうか。

そっくりそのままの光景はなかったはずだ。

今までの旅や経験がミックスになっているのだろう。

 

今までのどんな旅の、どんな要素が

私の夢の中の旅を作っているのか、

分析して楽しむという、

これまた、かなりの末期症状、

独りよがりの極みである。

 

「トラムに顔をくっつけて停留所を探す」

という行為、これは結構な確率でやっている。

トラムがいいのは、風景を見ながら移動できるところ。

しかも、トラムはレールや架線がついていて

進む行方が分かりやすく、バスよりも難易度が低い。

 

ありがたいことに私は方向音痴ではないので、

停留所のはっきりとした場所が分からなくとも、

トラムのお世話になることが多い。

 

夢の中のトラムはどこの街を走っているのだろう。

オランダのような洗練された街の雰囲気だったような、

それともイタリア・ナポリの懐かしい満員のトラム……。

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(オランダ・アムステルダムを走るトラム。クラシックで素敵な旧型。)

 

そしてそして、トイレが共同の安宿かぁ。

実は、海外でそんなとこに泊まったことがない。

次の旅では、そんなとこもいいかもしれないな。

不便を楽しむ旅もいいじゃないか。

 

強いて言えば、昨年の6月に東京で泊まった、

「book and bed」が共同トイレ・洗面所だった。

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本に囲まれて過ごす、本好きにはたまらない場所。

もっと居たかったなぁ。

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居心地がよくて、旅の予定を変更したくらい。

まだブログ記事にできてないけど、いつか必ず……。

 

「旅の夢」は「夢の旅」

夢で見る旅は、自分の旅好きを思い出させる。

そして、自分が旅好きであることを

おもい知らされる。

 

「旅の夢」は「夢の旅」だ。

 

妄想たくましく、次の「夢の旅」を模索する。

来るべきその時がやってきたら、

自分が一番行きたいところへ

躊躇なく向かうために。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「美しすぎる街!ドゥブロヴニクの城壁で感じる街の生活の匂い」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

城壁の上からこんにちは

この日は朝から城壁の上。

日中はとても暑くなるドゥブロヴニク

城壁は朝一番がいいと思う。

だんだん暑くなってくるけど、

まだまだ朝の風はひんやりしている。

 

城壁の上を北東の端から西へ歩いているところ。

旧市街の絶景!見事だ!

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街の向こうにアドリア海が見えて、

ぽっこりしたロクルム島がいい感じ。

 

ホテルの目の前に見えていた島が

城壁からだとこんな風に見えるのか。

 

結局、この旅の中でロクルム島を

訪れる機会はなかったのだけど、

ホテルの部屋から毎日眺めていたので

なんだか親近感がわいていた。

ロクルム島が見えると、

ちょっとうれしかったりして。

 

南西方向はこんな感じ。

さまざまな角度のオレンジ屋根が連なっている。

屋根の上をポンポン跳んでいけそうな。

今から歩いていく予定の城壁の続きも見えている。

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奥に見えているのは、ロヴリイェナツ要塞で、

城壁の入場料には要塞も含まれていた。

あちらは午後に行くつもり。

 

東をふりかえると、旧港方面。

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港の奥にあるのが、聖イヴァン要塞だ。

城壁の上は歩きにくいところもあるが、

ほとんどはきれいに整備されていて、

のんびり歩くのにはちょうど良い。

 

思いのほか静かな城壁の上

再び旧市街を。

こんな眺めを見ながら歩けるなんて

贅沢な朝の散歩だなぁ。

しかも、朝一番に来たので、観光客が少ない。

まだまだ静かなドゥブロヴニク

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城壁の西の端にある、ミンチェタ要塞が近づいてきた。

要塞には見張り台の意味があるので

だいたい周辺よりも高くなっている。

少し角度が変わっただけで、見え方も変わる。

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高さが変わったおかげで、

ようやくプラツァ通りがどこなのかがわかった。

建物と建物の間に隙間が空いている。

あれが旧市街の東西を貫く目抜き通りだ。

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東方向をのぞむと、さっきまでは見えなかった

複雑な海岸線が見えた。

私たちが泊まっているホテルのある方向だ。

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要塞から見る平和な街の風景

要塞にのぼった上からの眺め。

あ!こんなところにバスケットゴールが!

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バスケットゴールの向こうに見えているのは、

修道院の回廊だ。

右側に見えているのは城壁の続き。

まばらに観光客が歩いているのが見える。

回廊は、前日に訪れたフランシスコ会修道院

 

前日に訪れた時は、回廊の光に魅了された。

    ↓

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ariruariru.hatenablog.com

 

上から見るとこんな感じ。

光はここからやってきていたんだなぁ。

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どこからどう見ても、美しい旧市街。

美しすぎて、ため息が出た。


美しすぎる街、生活の匂いを感じたい

そしていよいよ、西のピレ門の上へ。

言うなれば、これがドゥブロヴニク

現在の陸の玄関口だ。

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右の丸い形のものは、オノフリオの大噴水。

15世紀の建造物で、天然の湧水が出ている。

ペットボトルに水を汲んでいる人の姿も見えた。

 

城壁から見る、プラツァ通り。

美しい!

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目抜き通り「プラツァ通り」が端から端まで見える。

東の端のルジャ広場に建つ時計塔も見えている。

 

だんだん陽が高くなってきて、

東西にのびるプラツァ通りが光り輝いていた。

今からもっとたくさんの人がこの通りに

溢れ出てくるだろう。

 

プラツァ通りだけを歩いていたら、

まるでテーマパークの中を歩いている

ような錯覚を覚えるドゥブロヴニクの旧市街。

 

でも、少し路地に入ると生活の匂いがする。

それは城壁の上も同じだった。

 

美しいオレンジ屋根の続く世界の隙間から、

洗濯ものを干す様子が見えたり。

掃除機をかける音や、小さい子どもの

泣く声なんかも。

城壁に囲まれているからなのか、

いろんな音が城壁の上へ響いてくる。

 

造り物ではない、

人の暮らしがある街だからこその魅力。

 

美しい街はもちろんそれだけでも魅力的だけど、

その美しい街を造った暮らしや、

美しい街を守っている今の暮らしが

垣間見えることこそが、旅のおもしろさだ。

 

朝の静かな時間帯に歩きたい城壁ツアー。

これでようやく、半分くらい歩いたかな?

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「城壁をぐるっと一周!現実離れした美しすぎるドゥブロヴニク」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

青い空への入り口?

この日は、少し早起きして旧市街の城壁へ。

青い空のへの入り口?

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いえいえ、現実離れした美しい風景が見られる、

城壁の入り口を登っているところ。

 

ドゥブロヴニクの旧市街はぐるっと一周

城壁で囲まれていて、その上を歩くことができる。

旧市街の東の端にあるプロチェ門近くから

城壁に登り、反時計回りに歩く。

 

登ってすぐに見えたのは、

ドミニコ会修道院とその向こうに旧港。

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前日の夜にゴハンを食べた旧港だ。

港を眺めながらの食事、最高だったなぁ。

ariruariru.hatenablog.com

 

ドミニコ会修道院は15世紀に建てられたもの。

立派で美しい建物!

上から見ると回廊になっていることがよくわかる。

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陽ざしはもうすでに厳しくなってきたが、

まだ朝の8時台なので風が爽やかだ。

 

旧市街全体に視線を転じると、

オレンジ色の屋根屋根がわずかなグラデーションに

なっていて、物語のセットのようにも感じる。

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かわいらしい魔女が飛び交っているかも

魔女の宅急便」の街のモデルの1つとも

言われるドゥブロヴニクの旧市街。

 

確かに!

 

箒にまたがった、かわいらしい魔女が

ここを飛んでいっても、何ら違和感のない風景。

 

こちらから見ると奥が高くなっていることがわかる。

旧市街は南側(海側)の地形が高くなっていて、

見えている建物の向こうは断崖絶壁なのだ。

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飛行機から見た写真で見ても、

海側に反りたっていることがわかる。

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ヘルシンキを飛び立ち、ドゥブロヴニクに到着する直前に見えた景色。)

 

そして反対側(山側)はこんな感じで、

もうすぐそこに山、スルジ山がある。

あの山の向こうは、もうボスニア・ヘルツェゴビナ

国境だ。

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城壁は歩きやすく整備されている。

細くなったり階段の場所もあるが、

ゆっくり歩くにはちょうどよい遊歩道と言った感じ。

ただ、だんだん暑くなってきたけど。。

 

場所を確認!俯瞰する楽しみ

ちょうど正面にルジャ広場らしき空間が見えた。

ルジャ広場に面して建つ聖ヴラホ教会の

ファザードがこちらを向いている。

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ということは、あの前を横にプラツァ通りが通っているはず。

建物が密集していて、なかなかわからない。

でもこうやって、前日に街を歩いているからこそ、

城壁歩きが楽しくなるというもの。

 

旅では上から眺めるのが楽しい。

     ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

細い路地の正面へきた。

そろそろ人が活動し始める時間帯のようだ。

入り組んだ細い路地はまだ日陰。

太陽から隠れながら本当は歩きたい。

城壁の上は隠れようがないけど。

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この細い通りは、ブジャ門から続く通りのようだ。

今私たちが歩いている城壁の真下がブジャ門。

 

東の空をふりかえると、もうまぶしくて。

本日もドゥブロヴニクの太陽は

絶好調のようです。

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美しすぎる風景に人の暮らしを感じる時

しばらく西へ歩くと再び階段が。

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階段を上がると、一気に視界が開けた!

おぁ!すごい眺め!

旧市街が一望できる。

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街はだんだんにぎやかになってきた。

でも城壁の上はとても静かだ。

時折、アドリア海から湿った風が吹いてくる。

鳥が鳴く声が響いてたり、

城壁のすぐ近くの住宅の窓が開く音が聞こえたり。

 

現実離れしている美しすぎる風景に、

人の暮らしを感じる時。

ちょっとホッとするような気分だ。

 

まだ全体の5分の1ほどしか歩いていない。

 城壁歩きはまだまだ続く。

 

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旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その6>「旅に出られない日々が教えてくれたこと」

今日は言葉のお話をお休みして、

「旅に出られない旅人はどうなってしまうのか<その6>」

にお付き合いください。

新たな旅に出れない旅人の現在です。


目次

旅に出られない日々が教えてくれたこと

旅に出られない日々。

毎年の今頃なら、もう旅支度をしている。

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(2017年夏。この年もヨーロッパへ向かう飛行機に、当然のように乗っていた。)
 

世の中は動いている。

旅へ出ている人もいるだろう。

 

でも、私は行かない。今のところ。

まだ、旅を楽しむ気分にはなれないし、

旅を楽しむ状況にはなっていないと

私は判断しているから。

 

今年は、二十数年ぶりに

海外へは行かない1年になりそうだ。

改めてふり返り、自分でも驚いた。

二十数年間、私は毎年どこか海外を旅してきたのだ。

 

勤め人だから行きたいときに行けないだの、

思ったほど長い期間は行けないだの、

もっと旅に行きたいのに制約があるということを、

少々愚痴りながらこのブログを書いてきた。

 

ここで、感謝と少しの反省を。

二十数年の間、毎年必ず海外旅行に行けるだけの

「健康」と「時間」と「お金」に

恵まれていたことに、感謝。

愚痴っぽく書いてきたことに、少しの反省。

 

それは、旅に出られない日々が、

私に教えてくれた大切なことだった。

 

次に出る旅は、いったいどんな旅?

次に旅に出る時には、そんな感謝と反省を

噛みしめるような旅がしたいなぁ。

それはどんな行き先で、どんな旅だろう。

 

今はまだわからない。

今までいったことのあるどこかなのか、

はたまた、初めて行く場所なのか。

 

その時の私は、どんな旅先を選ぶんだろう。

 

過去の旅をふりかえる作業をしていると、

「あの風景、もう一度見たい!」とか、

「あのお料理、もう一度味わいたい!」とか、

「あの瞬間の、あの空気の中にもう一度居たい!」

という、あふれ出る懐かしさと思い出に

溺れそうになる。

 

旅に出られない今は、それが時に苦しくて、

あまりふりかえらない方が

今の自分の精神状態(?)には

いいのかもしれないと思った時期もあった。

 

でも私は決めた。

私は旅に出なくても旅人でいよう。

今までの旅の数々の場面を、

より自分の中で鮮明にしておこうじゃないかと

思いながら、旅の復習をしている。

 

マヨール広場の石畳を見つめた時間

 実際、すっかり忘れていた記憶が

鮮やかによみがえったりすることも多い。

 

2012年に1人で訪れたスペイン。

 

ブログにも1年以上前に綴った旅だが、

今回のことで改めて読み返し、

写真を見返し、思い出したこと。

 

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

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暮れていくマドリッドのマヨール広場。

長方形の広場の周辺を美しい建物がぐるりと囲む。

 

なかなか暮れない夏のヨーロッパが

やっと暮れていくころだ。

この時、マドリッドを訪れるのは2回目。

その前に訪れたのは十数年前の学生時代だった。

懐かしくて、心ときめいた記憶。

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でも、それだけではなかった。

暮れていく広場に日陰ができて、

少し温度が下がった夕刻の風を体で感じた時、

私はとてつもなく不安に襲われていて、

マヨール広場の美しい石畳を

しばらくの間、ぼんやり見つめていたのだった。

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すっかり忘れてしまっていた、そんな記憶。

結局、とても充実した一人旅になったのだけど、

実はもともとは、一人旅の予定ではなかった。

 

2人で行く予定で計画を立てた旅だったが、

直前に旅の相棒に諸事情が起こってしまった。

それはうれしくない諸事情。

鬱々とした気持ちを抱えながら、

一人旅となってしまった旅だった。

 

一人旅も大好きだ。

でもこの時は、ちょっと事情が異なった。

 

自分もキャンセルしてしまった方がよかったかも、

とか、私までキャンセルしてしまったら

旅の相棒が気を遣うかもしれない、とか、

いろいろな思いがぐるぐるしながら

出発した旅だった。

 

次の旅をより楽しむために

すっかり忘れていたこと。

旅に出られない日々が教えてくれたこと。

 

旅の相棒と行くはずだったスペインの旅は、

けっこうなハードスケジュールで、

一人だとなかなか大変だった。

実際、私は暑いアンダルシアで体調不良になり、

一人旅の不安を存分に味わった。

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(美しく怪しいグラナダの夕暮れ。疲れ切った体にアンダルシアの熱風が効いた。)

 

そして、2人ならなんとかなるだろうという想定で

旅のプランを練っていたということも知った。

もともとの一人旅なら、もっと慎重なプランだったかも。

 

旅を楽しむための、たくさんある要素の中で、

ちょっとしばらく忘れていたけど、

本当は忘れてはいけないことを

思い出せた気がした。

 

次の旅をより楽しむために。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「旅の早起きの価値とは?テラスでの朝食からドゥブロヴニクの城壁へ」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

 

いつまでも居たい!テラスでの朝食

ドゥブロヴニクに到着した翌日。

朝は爽やかな朝食から始まった。

ホテルの朝食ルームには広いテラス席があって、

そこからアドリア海と旧市街をのぞむことができるのだ。

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(例によって食べ過ぎの朝ごはん。どれもおいしくて……)

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(こんな景色を眺めながらの朝食。何時間でも居られそう。)
 

友人と2人、海からの風にふかれながら、

朝日にきらめく旧市街を眺める。

朝から贅沢な時間。

 

前日の朝食は、ヘルシンキの空港だった。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

1日の違いで、心持ちがずいぶんと違う

朝食時間になったものだ。

 

 

早起きの価値とは?

いつまでも朝食と風景を楽しんでいたいところだが、

実はこの日は少し早起きしてやりたいことがあった。

 

すばらしい眺めを楽しみながら、

今日も旧市街へ向かう。

海の色が濃い!

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(まだ人気のないビーチ。あぁ、海もいいな。)

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(いろんな青が見える海。眺めるだけで魅了される。)

 

早起き嫌いな私が早起きしてまでやりたいこととは、

旧市街の城壁へ登ること。

ドゥブロヴニクの旧市街は城壁に囲まれている。

かつての城塞都市の形状を

そのまま残しているからだ。


城壁の全長は約2kmほどあって、

坂道あり階段ありでつながっている。

8時からオープンとのことなので、

その時間に合わせて行ってみる。

 

前日は、真昼間の一番暑い時間に城壁を歩く人を目撃。

 とても大変そうだった。

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(城壁の上は陰がなくて、逃げ場を失う。)

 

旅の早起きはいかに?

ヨーロッパを旅していてよく思うことだが、

混雑する観光地や観光名所でも、

やはり朝イチは比較的空いていることが多い。

特に欧米からの観光客は、あまり早起きして

観光したりしない印象なので、

朝イチに到着してみると、並んでいるのは

日本人にばっかりだったりすることがある。

 

私も決して普段は早起きではないし、

どちらかというと早起きは大嫌いだけど、

ヨーロッパを旅するときは例外。

空いている時間を狙って早起きもする。

そして、それができるのも、

実は、シエスタのおかげなのだ。

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

なぜ欧米人は早起きをしないのか、その理由。

私なりの考察はこうだ。

 

特にバカンス時期を過ごす欧米人は

ゆったりしに来たバカンスで

わざわざ早起きしないから。

 

そして、日本人に比べて休みが長く

ゆったりした観光をしているから、

「この日のこの時間は絶対ここ」みたいな、

日本人的観光をしていないから。

 

さらに、バカンス時期は家族連れが多いため、

子ども連れだとさらにきっちりした時間に

身支度を済ませて出かけるのが難しいから。

だと思う。

 

いざ、青空へ向かって!

私も1、2カ月のバカンスがあるのなら、

きっと早起きなんてしないよと思いつつ、

ここは日本人的な真面目さ全開で、

時間きっかりに城壁へ上がる入り口付近に到着した。

城壁への入り口はプロチェ門を

入ってすぐのところにある。

 

入り口で100クーナ(約1800円。高い!)

を払って、いざ城壁の上へ。

青い空へ突き進んでいくみたい!

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すぐ下には前日に歩いた道が見える。

まだ街は朝の準備をしているところ。

配達のトラックやごみの回収車など

お仕事の車が行き交う。

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さあ、城壁の上から眺めるドゥブロブニクの

現実離れした美しさを堪能しよう。

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「ドゥブロヴニクでの魚介たっぷりディナー!のんびりとワクワクが共存する街」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

どこでいただく?この日のディナー

この日の朝に到着したドゥブロヴニク

ariruariru.hatenablog.com

 

街歩きをして、ランチを食べて、

ホテルのプールでシエスタして、

再び夕刻の街歩きをして、

そろそろお腹が空いてきたところ。

 

ドゥブロヴニクの旧市街は

想像以上に狭くて人で、あふれている。

でもレストランの数も多くて、

狭い路地にテラス席を並べている店がたくさん。

レストランには困らないようだけど、

選択肢が多くて、これまた悩みそうだ。

 

アドリア海の潮風の気もち良さを感じた街歩き。

この日の気分はすっかり海の幸だった。

 

私たちの泊まっているホテルは、

旧市街から東の方にある。

東の端のプロチェ門を出れば、

ゆっくり歩いても徒歩10分程度だ。

と言うわけで、旅の初日の私たちは

この日だけでも何度も歩いた

旧市街の東側に詳しくなった。

 

やっぱり食べたい!シーフード!

旧市街の東側には、旧港がある。

旧港に面したすばらしい場所に

雰囲気の良いシーフードレストランがあった。

「ロカンダ・ペシュカリヤ」というお店。

 

広いスペースにテラス席がたくさん並んでいて

海の家のような開放感だが、

しっかりした海の幸がいただけそうだ。

 

早速、港の目の前のテラス席に陣取る。

まずは乾いた喉をビールで。

乾杯!

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普段はあまりビールを飲まないけど、

ドゥブロヴニクの暑さに思わず。

 

時刻は夜の8時前。

日本人的には遅めのディナーだが、

こちら的には早めのディナー時間。

まだまだ明るいので、みなさん観光中?

 

ドゥブロヴニクではあちこちに猫がいる。

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さて、しばらくするといい感じで暮れてきた。

旧港の向こうに見える家々も美しい。

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オーダーしたのは、魚介たっぷりのリゾット。

美味しそう!

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味つけは、いたってシンプル。

魚介のダシがお米にしみ込んだ、幸せな味。

 

トマト風味でイタリア料理の要素が強いが、

その素朴さはポルトガルで食べたものに近かった。

優しい味。

家庭的な、お母さんがつくってくれたみたいな味。

いくらでも食べられそうな味。

 

活気があるのにのんびりできる

すっかり暮れた街も、レストランのテラス席は明るくて

みんな楽しそうに食事とこの時間を楽しんでいる。

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行き交う人々を見ながら、美味しい料理を楽しんで

のんびりした雰囲気と美しい港を愛でるなんて

贅沢な夜だ。

 

こんなに活気があるのにのんびりしているなんて。

のんびとワクワクは共存できたんだなぁ。

なんだか感心。

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2時間半くらい、ゆっくりとしたディナータイムを

楽しんで、旧市街を後にする。

ライトアップされた街も美しい。

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門を出て10分。ホテルまでの道のりは、

ちょうど良い散歩になる。

途中、真っ暗の海の上に煌々と光る月が見えた。

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月を眺めながらの帰り道。

ふり返るとビーチとその向こうに旧市街。

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この日の朝に到着したとは思えないくらい、

ドゥブロヴニクの魅力を知った一日。

 

いい滞在になることが確信できた一日だった。

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≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界<その18>「旅とコーヒー、イタリアの場合【後編】」

「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」と題して

土曜日は、言葉のお話を書いています。

 

旅の中で出会った言葉は、日本語にはなかなか訳せない、

簡単には訳したくないものも多数。

=(イコール)では結べない、≒(ニアリーイコール)の言葉たち。

 旅の思い出とともに、振り返ります。 
目次

旅とコーヒー

 旅にはコーヒーが欠かせないと思う。

それは、私が単純にコーヒー好きと言うだけではなく、

ちゃんとした理由があってのことだ。

 

   旅とコーヒー。私の大好物。

        ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

旅の醍醐味の1つに、

「その土地ならではのものを楽しむ」

というものがある。

もちろんコーヒーに限ったことではないし、

飲食物に限ったことでもない。

 

しかし、これが、

コーヒー文化がしっかり根づいた

南ヨーロッパだからこそ、

その土地土地の違いがおもしろいのだ。

 

イタリア人は褒め上手

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(いつかのヨーロッパ旅、空港で。ラバッツァが出てきたらラッキーと心で小さく叫ぶ。)

 

たまたまかもしれないが、

イタリアで私がイタリア語を発すると、

それを聞いたイタリア人は、

「イタリア語が完璧だ」とか、

「すばらしい」とか、

中には「いい人だ」とかいう具合に、

もはやイタリア語がどうこうではなくなるほど、

とにかくめちゃめちゃ褒めてくれる。

 

レストランなどのオーダーの時などは、

イタリア語のみならず、

「そのチョイスはすばらしい」とか、

「まるでイタリア人のようなチョイスだ」などと

オーダーの内容まで褒めてくれたり、

「きみはイタリア人だね」という具合に

もはや褒めらてるのかどうかすら怪しくなって

しまうこともしばしばだ。

 

イタリア人はコミュニケーション能力が高く、

ホスピタリティーも高い上に、演出が上手い。

 

どれもこれも、日本人が苦手な分野だと思う。

 

コーヒーを1杯、注文するだけで

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(ウフィッツィ美術館のバールにて。2011年、冬のフィレンツェで。)

 

イタリアでバールに入って、

「Un caffē, per favore.」

(コーヒーを1杯ください。)

と自然に言えたら、

なんだか堂々とそこに居ていいような気がした。

 

どこからどう見ても見た目がアジア人の私が、

イタリアのバールで

Un caffē, per favore.」というだけで、

強面の店員もにっこり微笑んでくれたり、

ぶっきらぼうなお兄さんも

何度も頷いてくれるのだ。

 

 

言葉の力は偉大だ

言葉の力は偉大だ。

それは通じる、通じないという

単純なことだけではなく、

「私はあなたの国の言葉を話そうとしている」

という意思表示である。

 

そして、その意思表示が伝わったとき、

伝わったんだとわかる反応が返ってくると

それだけでうれしいものだ。

 

「Un caffē, per favore.」

 

丸暗記してしまえば、そんなに難しい言葉じゃない。

イタリア語はほとんどローマ字読みで大丈夫。

でも、最初は店員さんの目を見て

にっこり微笑んで、これが言えなかった。

 

目を見てにっこり微笑んで言えたとき、

店員さんからも何か聞かれることが多くなった。

「ミルクは要らないんだよね?」とか、

「お水も要る?」とか。

 

あぁ、イタリア語が少しわかりそうだと思われた証拠だな。

 

そして、それにも返事できるようになると、

なんやかんやと話しかけてくれたり、

はたまた、目があったらウインクして

くれたりするのだ。

 

それはそれでどう返したらいいか

分からなくて困るのだけど。

 

言葉が旅をおもしろくする

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(2011年冬のフィレンツェ。何度も通った店。)

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(顔なじみになるほど通いたい。暮らしてる気分になれるから。)


言葉が旅をおもしろくするし、

旅が言葉をおもしろくする。

 

イタリアではコーヒーを1杯、

注文するところから

旅は大きく広がっていった。

 

旅とコーヒー。

良い関係。

どちらも大好きだ。

 

過去の「≒(ニアリーイコール)を楽しむ言葉の世界」はこちら

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

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ちょこっとフィンランド&クロアチア旅「真夏のドゥブロヴニク!きっと、この過ごし方が正解!」

旅に出られる日を恋しく思いながら、

過去旅の復習をしています。

ariruariru.hatenablog.com

 

2014年8月

この夏は、友人と2人でヨーロッパへ。

突然思いたった行き先は、クロアチアドゥブロヴニク

まだまだ少ない情報を頼りにヨーロッパをわがままに歩きます。 

経由地のヘルシンキへからドゥブロヴニクへ到着!

 

目次

たっぷりシエスタ

北欧ヘルシンキから飛んだこの日、

アドリア海に面したドゥブロヴニク

強烈な午後の陽ざしから、

逃げるようにホテルへ帰った。

 

シエスタの重要性を感じる南ヨーロッパの旅。

  ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

とりあえず部屋に戻ってまずはひと眠り…

と思ったけど、部屋の中も暑い。

 

さて、どう過ごすのがいいものか。

 

あ、そうか!

プールだ!海だ!

そう、ここはリゾート地でもあるのだった。

 

ということで、ホテルのプールへ降りてみる。

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最高の環境だ。

デッキチェアにパラソル、バスタオルも借りれるし。

 

そうだよね、やっぱりこういうことだよね。

この過ごし方がきっと正解だ。

この地の真夏は。

 

プールの水は、井戸水でも使っているのか?

と思うほど冷たい。

そしてアドリア海も冷たい。

太陽に焼かれた体も、少し水に入ればスッキリ。

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目の前に見える島はロクルム島。

島にはビーチがあって、旧港からボートで行ける

リゾートアイランドらしい。

 

そんな風景をぼんやりながめながら、

すっかりリラックスモードに突入。

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太陽が少し西に傾いてきた。

ちょっと陽ざしがマシになったかな。

 

旧市街がだんだんシルエットになってくる。

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これで、ドゥブロヴニクでの

午後の過ごし方はだいたい決まった。

 

再びの街歩きは、のんびりモード

もう少しのんびり寛いで、

シャワーを浴びてすっきりしたら、

ぶらぶら歩いて再びの旧市街へ。

 

旧港の猫はまだまだシエスタ中。

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光の量と向きが変わっただけで、

昼間見た風景とは違って見える。

旧港からプロチェ門をのぞむ。

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海のすぐそばに山がせまっている地形。

 

旧市街の道にも陰ができて、

かなり過ごしやすくなっていた。

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街歩きをするならこれくらいの時間からが

いいかもしれない。

大丈夫、まだまだ暮れない、ヨーロッパの夏。

 

シエスタをたっぷりとったことで、

すっかりリラックスモードの私たち。

昼間とは、きっと歩く速度もまったく違う。

ゆっくり歩けば、気づかなかったことも見えてくる。

 

聖母被昇天大聖堂まで歩いた。

ルジャ広場の南側にたたずむ大きな聖堂だ。

どうやら夜のイベントの準備中のよう。

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陽が傾いてきて過ごしやすくなったからか、

人が街に溢れていて、どこもすごい熱気だ。

みんななんだか楽しそう!

 

スーパーマーケット、発見!

気の向くままに歩いてみる。

聖母被昇天大聖堂の近くの広場に面して、

スーパーマーケットを発見。

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数日の滞在にはスーパーが欠かせない。

ホテルの近くに個人商店のようなものはあったけど、

スーパーは気軽に入れるので旅人の強い味方だ。

水など、必要なものを購入。

ここなら毎日来れるから、買いだめする必要はもない。

ありがたい。

 

スーパーを出たところでふと視線を感じると、、

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ものすごく見られていた。

こんなちょっとした発見も、街歩きの楽しみ。

 

きっと、この過ごし方が正解!?

暑くならないうちに街歩きをして、

午後はたっぷりシエスタで体を休める。

シャワーですっきりしてから

美しい夕刻の街へ出かける。

 

最高!!

きっと、この過ごし方が

正解なんじゃないかと思うくらい。

 

さあ、もう少し街歩きを楽しんだら、

本日のディナーのお店を決めましょう。

ゆっくりくつろげる、

リラックスできそうなお店、

どこにあるかな?

 

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