「暮らすように旅したい!」 旅のあれこれ ariruariru

勤め人ですが心は旅人。ヨーロッパ中毒気味。「言葉」が大好き。

スペインひとり旅「見どころ凝縮!暑さとの闘い!?マドリッドの街歩き その2」

2012年8月

この夏は、スペイン一人旅へ。

気ままに過ごす二週間。旅の始まりはマドリッドだ。

立地のよいホテルから徒歩圏内で

この日は朝から、街歩き中。

 

目次

暑くならないうちに歩いてしまおう!

サン・イシドロ教会からしばらくでたらめに歩いていると、

ビリャ広場に出た。知っているところにすぐ出るので安心。

ビリャ広場は旧市庁舎の建つ美しい広場だ。

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「ひじ通り」を発見!

うろうろしていると、「ひじ」通りを発見。

通りのタイルにひじの絵が入っている。

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通りの名前が「ひじ」というらしい。

実はこの通り、NHKの街歩きの番組で紹介されているのを

見た覚えがあった。こんなところにあったんだと

うれしくなって歩いてみる。

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「ひじ」通りはとても素敵な小径だった。

たしかに「ひじ」のように道がまがっている。

「ひざ」でもよさそうだけど。

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かわいい色合い。旧市街にひっそりと。

ほとんど人通りもない静かな通り。

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でも、ちょっとのぞいた教会の中には

人がたくさん集まっていた。

そして、マドリッド通りへ。

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この道のサインのタイルがまたかわいらしくて、

20年前に来た時も、何枚も街中のタイルを撮影した覚えがある。

 

マヨール通りにもう一度出る。暑くなってきた。

マドリッドの夏は、本当に暑いので、

真昼の街歩きは危険だ。脱水症状になりそう。

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でもここまできたから、王宮方面によって帰ろう。

 

アルムデーナ大聖堂

王宮の前にドーンと構える大聖堂、

アルムデーナ大聖堂へ。こちらも無料で入れる。

残念ながらこちら側は工事中だけど。

入り口は王宮に面した方ではなかった。

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www.tripadvisor.jp

中へ入ってみると、明るい教会。

光がきらきらと入ってくる。

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建設予定は昔からあったものの、今の形になったのは

1990年代という比較的新しい聖堂だ。

そのため、内部のデザインは現代的なものだった。

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すっきりとしていて気持ちの良い大聖堂だ。

暑くなってきたマドリッドの街歩き、

いったん聖堂の中の静けさと冷たい空気に触れて

ホッとする。

王宮側から見るとこんな感じ。立派!

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フェリペ5世の王宮

そしてその向かいに建つのが王宮。

フェリペ5世の時代に作られたもの。18世紀に完成した。

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青空に白い王宮が映えて美しい。

私は中の見学はせず、王宮の北側へ。

サバティーニ庭園が見えている。

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王宮の周辺を歩いてみても、マドリッドが坂だらけだと

いうことがわかる。もともと丘に作られた街なのだ。

街がだんだん発展して大きくなっていくうちに

こんな高低差の激しい街ができたのだろう。

 

さて、ちょっといったんホテルへもどろう。

だんだん暑くなってきた。休息をとって、

次はちょっと遠出しようかな。

歩いて帰れるホテル。暑いマドリッドでは必須だ。

 

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スペインひとり旅「見どころ凝縮!シャワーヘッドがぶっ飛んだ?!マドリッドの街歩き その1」

2012年8月

この夏はスペインへ一人旅へ。

旅の始まりはマドリッド

懐かしい場所を訪れたり、新しい発見があったり。

街歩きを楽しむ。

 

  目次

到着の夜にトラブル発生!

 立地を重視して選んだホテル。

到着翌朝の部屋の窓からの風景。

昼はかなり暑くなるマドリッドだが、朝は爽やかだ。

普段は寝坊助の私もこの街では早起き。

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www.booking.com

 

実は、到着した日の夜、部屋のシャワーが壊れた。

長旅の疲れを癒すシャワータイム。お湯の出はよくて

いい感じだと思っていたら……。

 

シャワーヘッドが外れてボーンと飛んで行った!

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シャワーヘッドが外れたシャワーホースの先端から

お湯がドボドボと噴き出して、水圧で飛んで行った

シャワーヘッドはシャワーカーテンをすり抜け、

大きな音をたてて壁にぶつかった。

 

パニック!!

 

とりあえず、ホースから噴き出るお湯で

泡を落としてから、自分で直してみようと思ったが

完全にヘッドが折れてしまっていて直らない。

こりゃだめだ……。

翌朝、フロントで説明するも、英語は通じず、

私の片言のスペイン語とゼスチャーで

ようやくスタッフは理解したようだ。

 

「シャワーヘッドが!?それは申し訳ありません!」と、

そこにいたスタッフ総出で謝ってくれた。

「今日の外出中に修理しておきます!」とのこと。

 

一応、部屋が変更になる可能性も考えて

荷物をまとめておいたが、

夕方、ホテルに帰ると私の顔を見るなり、

「修理完了してます」と英語のできるスタッフが

待っていて、ていねいに謝ってくれた。

トラブルはあったけど、憎めないスタッフのおかげで

ホテルの印象は悪くない。旅にトラブルはつきもの。

これも思い出の1つだ。

 

懐かしいイベリア半島の朝食

 そんなトラブルがあった翌日、

朝食がスペインらしくて、朝から懐かしさに感激した。

だれかと共有したいけど、一人旅なので一人で静かに感激。

ああ、これが一人旅の孤独なところであり、

一人で噛みしめられる良いところでもある。

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一人だから朝食なしにして、街で食べてもいいかなとも思ったけど、

朝が苦手な私は朝食を食べないとぼーっとしてるので、

朝食ルームでいろんな人を観察しながら目が覚めてくるという感じ。

 

基本的な朝食メニューだが、コーヒーを飲んで一瞬で目が覚める。

スペインの朝のコーヒー「カフェ・コン・レチェ」だ!

テーブルにポットに入ったたっぷりのコーヒーとミルクが運ばれてくる。

 

「カフェ・コン・レチェ」とは、スペイン風カフェオレのこと。

でもこれが、フランスで飲むカフェオレとも、

イタリアで飲むカフェラテともカプチーノとも違う。

コーヒーとミルクという単純な組み合わせなのに。

久々の「カフェ・コン・レチェ」を飲んで、

「ああ、スペインに来たんだ!」と

大きな声で言いたくなってしまった。

  

     コーヒー大好き、こだわり多し。

          ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

スペインのコーヒーは、濃くて重みがある。

薫り高いコーヒーとは違って、味で勝負!という感じ。

懐かしさに目もすっきり覚めた。

さて、いよいよマドリッドの街歩きへ。

 

見どころ凝縮!濃厚なマドリッド街歩き

 十数年前の記憶をたどりながら歩く街歩き。

美しいサンミゲル通りを歩く。

サンミゲル通りはマヨール広場の西側の通りで、

美しいカーブに沿って建物が並ぶ。

ホテルから歩いて10分ほどだ。

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まだ朝の空気。街がまだ準備体操をしているような。

日中は陽があたってきらきらするこの通りも、

まだ影をおとしている。

南ヨーロッパで見る、くっきりとした陰影が好きだ。

そのまま南下して、トレド通りに入った。

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この道がプエルタ・デ・トレド、つまりはトレドの街に

つながっている。プエルタとは門の意味。

十数年前にマドリッドに滞在した時は、

プエルタ・デ・トレドのホテルだったので、

地下鉄代節約のためにこの道を何度も歩いたものだ。

 

サン・イシドロ教会

トレド通りに面した、サン・イシドロ教会を訪れる。

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サン・イシドロ教会はマドリッド守護聖人を祀る教会だ。

もともとは、あのフランシスコ・ザビエルを祀るスペイン初の

イエズス会の教会として17世紀に建てられた。

現在は庶民の味方だった聖イシドロを祀っている教会だ。

ザビエルが玉乗りしていた。いや、地球でした。

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内部は非常に壮麗で、見事な教会。

金がふんだんに使われているところが、

スペインやポルトガルカトリック教会らしい。

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ライトの細工がされているのではないかと思うくらい、

天井から光が入っきて、神様の存在を見事に演出している。

想像以上に見ごたえのある教会だった。

こんな立派な教会がひっそりと建っているマドリッド

無料で入れる、地元の人にとっては日常の教会なのだ。

 

キリスト教徒ではない観光客が地元の教会をどのように

見学するのが正しいのかはわからないけど、

その場の雰囲気を壊さないようにお邪魔することにしている。

            ↓

ariruariru.hatenablog.com

ariruariru.hatenablog.com

 

暮らすような旅をしたい

暮らすように長く一つの街に滞在できたら、

ホテル近くの地元の教会に何度も通いたいと思う。

訪れる曜日や時間が違うと雰囲気に変化があって

それがその街の文化や成り立ちやいろんなものを

教えてくれる気がするから。

 

十数年前の自分なら、そんなことはしなかった。

教会に勝手に入ってはいけないような気がしていた。

そこは厳粛な祈りの場だから。

十数年経って、大人になったのか、図々しくなったのか。

自分の旅のしかたも変わってきたんだなと、

同じ街を訪れて改めて感じる。

 

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スペインひとり旅「真夏のスペイン気ままな旅! 懐かしいマドリッドに滞在」

2012年8月

この夏は、スペインへ一人旅。

何にも気にしないで、行きたいところへ行く。

旅の原点に返るような旅。暑い暑いスペインの夏。

暑いスペイン。有意義な旅に欠かせないシエスタ

ariruariru.hatenablog.com

 新しい発見の多い旅になった。

 

目次

旅の始まりはマドリッドから

関空からルフトハンザ航空でドイツのフランクフルトへ。

乗り継いでスペインのマドリッドへ。

 

ホテルへたどり着いたのは、夜の8時ごろだった。

でも夏のスペインはまだまだ明るい。

 

マドリッドは交通網の発達した街で、

シンプルだけど使いやすい地下鉄がある。

空港からも地下鉄8号線に乗ることができて便利だ。

スムーズになんなく乗り換えもできて

明るいうちにホテルに入ることができた。

 

マドリッドのホテルはいろいろあったけど……

ホテルは便利な立地を重視して選んだ、

「レヘンテ」というホテル。

jp.hotels.com

いろいろあったけど、親しみやすいスタッフと、

便利な立地には満足できるホテルだった。

中心地に徒歩圏内で行ける立地。

グランビア駅とカリャオ駅の間に建つホテルだ。

 

いろいろあった内容はまた後ほど書くことにして、

とりあえずはホテル近辺の探索へ向かう。

めちゃめちゃ便利なエリアだ。

グランビア駅は地下鉄1号線と5号線が、

カリャオ駅は3号線と5号線が通っている。

少し歩けばソル駅。ここは1号線、2号線、3号線。

どこにだってすぐ行ける立地だ。

 

繁華街なので人通りが多く騒々しいけど、

すぐそばに「エルコルテ・イングレス」がある!

「エルコルテ・イングレス」とはスペインのデパート。

 

デパートと言っても日本のデパートよりも庶民的な感じで、

地下にはスーパーがあるのでとても便利なのだ。

昔、スペインに来た時にもお世話になりました。

ポルトガルにもあるので、ポルトガル旅行の時にも。

イベリア半島では、食事からお土産、水やワイン、

お惣菜に至るまで、大変お世話になっているお店。

 

懐かしい場所へ マヨール広場

実は十数年ぶりに訪れたマドリッド

十数年前の春休みを使っての10日ほど、

ずっとマドリッドに滞在していた。

それ以来、スペインを訪れることはなく、

今回の旅行先に決めた時も、もうずいぶん前で記憶も

あいまいな前回の旅は参考にならないなと思っていた。

 

でも、マドリッドに到着してホテルを出てみると、

そこには、私の知っている街が広がっていたのだ。

地図を確認しなくてもずんずん歩ける!

そして、十数年前の旅の記憶がどんどん呼び覚まされてきた。 

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とっても有名な老舗レストラン「ボティン」。

www.tripadvisor.jp

「ボディン」は子豚の丸焼きで有名な老舗レストランで、

十数年前の旅では、入りたいけどお値段が高いし、

敷居も高いしで、結局入らなかったお店。

でも当時はこのお店のたたずまいを見るだけで感心したものだ。

 

そしてこのレストランのすぐそばにあるのが、

クチリェロスの門だ。この門を入ると、

マヨール広場につながっている。

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門の階段をあがって振り返ると、向こうに「ボティン」が見えている。

マヨール広場の北側は高低差がなく広場に入るが、

南側は周辺の土地が下がっているので、

こんなにも階段をあがらないと広場には入れない。

この隔離されたような広場がとても素敵に思えた。

秘密基地に入っていくような。

でもその奥に広がるマヨール広場は、

周囲を建物に囲まれているのに、とても広くて開放感がある。

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昔と変わらず、美しい広場が広がっていた。

でも、昔の方がもっと広く感じられたかも。

実は昔に来た時には、マヨール広場にはスリが

たくさんいるので気をつけるようにと

ガイドブックに書かれていたので、

この美しい広場を横切る時は、あたりをキョロキョロ

警戒して、ドキドキしながら歩いていたのだった。

 

美しく安全そうな雰囲気のマヨール広場に立って、

当時の自分がかわいらしく感じる。

もちろん、今でもスリには気をつけなければならないけど。

挙動不審に鞄をかかえる当時の自分が

フェリペ3世像のそばを歩いているような気がした。

 

ariruariru.hatenablog.com

 

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スペインひとり旅「暑く熱い夏のスペインを気ままにめぐる旅へ!」

 2012年8月

 この夏は、スペインをめぐる旅へ。

マドリッドグラナダコルドバマドリッド

トレド→バルセロナという感じでめぐってみる。

列車移動を駆使した旅だ。

 

目次

 

マドリッドでのホテルは?

十数年前に訪れて以来、久しぶりのマドリッド

内陸の街であるマドリッドは、夏の暑さが厳しい。

乾燥した風が体にまとわりつくような暑さ。

まあ、スペインはどことも夏は暑いのだけど。

 

夏のシーズン真っただ中の旅。

いち早く予約しなければならないのが航空券。

 

今回はマドリッドの中心地に宿をとった。

今回は一人旅なので、思う存分街を歩くつもり。

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「レヘンテ」というホテル。旅の直前で予約したので

少々不安はあったが、立地は最高だ。

(実際にいろいろありましたが、それは後日)

www.booking.com

 

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夏の南ヨーロッパの旅ではシエスタを想定して、

街の中心部の宿が好都合だと思う。

すぐに宿に戻って、また出かけられるから。 

 

シエスタは欠かせない!

    ↓

ariruariru.hatenablog.com

 

懐かしくて涙が出そうなマドリッド

夏のヨーロッパは日が長いので、旅人には好都合だ。

初日、ホテルに到着してから街をぶらつくことができる。

ホテルからしばらく歩くと、中心地ソル広場へ出た。

https://www.instagram.com/p/BhoScW-nFYD/

 十数年前に訪れた時は3月だった。

当時はお金がない貧乏旅行。

それでもマドリッドは楽しかった思い出がある。

 

当時は中心地から少し離れたホテルに滞在して、

地下鉄でソル広場を訪れたのを覚えている。

広場は、昔と比べるととてもきれいに整備されていた。

地下鉄の出口からソル広場の真ん中へ出た時、

その都会的な雰囲気に目が回りそうだったな。

 

昔訪れた場所を見たくて、歩きはじめると

結構土地勘があることに気づく。

今のようにスマホがなかった時代、

毎日地図を眺めながら歩き回ったマドリッド

自分でもびっくりするくらいに迷わず来れたのがここ。

https://www.instagram.com/p/Bhlume4HF4g/

マヨール広場へ続く入り口の1つ、クチリェロスの門だ。

この門の外観が当時の私には、いかにもスペインらしく感じられて

大好きだった。10日ほどの滞在で何度もこの門を通った

思い出の場所だ。

改めてやっぱり素敵だなと思う。

十数年経って、変わっていることも多いけど、

変わってないことも結構あるもんだ。

 

旅をすることの意味を考える

あれからいろんな国を旅してきたけど、

やっぱり好きなものは好きだった。

なんだか感慨深い。

 

門と建物が一体になって、隣の建物とパッチワークのように

くっついている。どっちが先にできたのかわからないけど、

長い時間の経過の中で、こうなるのが一番良くて

今こうなっているんだろうな。

 

さあ、スペインを満喫する2週間の一人旅!

暮らすように、現地に溶け込んで歩いてみよう。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「もりだくさんの旅!満喫した旅の終わり」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。 

ariruariru.hatenablog.com

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その後、イタリアミラノに滞在中。

開放的な夏のミラノ滞在ももう終わりだ。

ariruariru.hatenablog.com

 

目次

 

ミラノ最後の夜に

ミラノは大都会でおしゃれな街だけど、

イタリアらしい親しみの持てる街だ。

この日は、古い型のトラムが走るのを見た。

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現役でこんなのが走って絵になる街。

素敵だな。

ariruariru.hatenablog.com

 

オッソブーコとカルツォーネ

夜はドゥオーモ裏手にあるレストランへ。

オッソブーコとカルツォーネ

オッソブーコとは、仔牛の骨付きすね肉を煮込んだ

ミラノの郷土料理だ。

カルツォーネとは、包み焼きのピザのこと。

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外観はちょっと地味なリストランテ

でも中はとても落ち着いた雰囲気で。

サービスもお料理も素晴らしくて大満足なディナーになった。

(もう現在は閉店してしまっているようだ。)

 

とうとう帰国!おまけのミラノを堪能して

いよいよ日本へ帰る日が来てしまった。

ミラノ北駅(カルドナ)まで地下鉄で移動。

そこからマルペンサエキスプレスで空港へ向かう。

30分間隔で電車がでているからとっても便利。

マルペンサ空港まで約40分。

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ミラノからはヘルシンキ経由で日本へ帰る。

 

ハンガリーブダペストから入り、

スロバキアブラチスラヴァに寄り道、

チェコプラハで過ごした旅。

 

最後のミラノはおまけのつもりだったけど、

コモ湖へ足をのばしたりと、

思い返せばもりだくさんの旅だった。

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旅の復習と戦利品をご紹介! 

そして旅で手に入れたお土産たち。

チェコクルテクくん。

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ariruariru.hatenablog.com

 ハンガリーはパプリカ味のもの。

ハンガリーで食べたものは、すべてパプリカ味だった!

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イタリアはいつも買っちゃう、リゾットやらチョコやら。

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さて、次はどこへ行こうか。

旅の終わりは次の旅の始まりだ。

 

過去のイタリア旅はこちら

    ↓ 

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イタリア・ミラノおまけ旅「ナヴィリオ運河をたっぷり楽しむ夜」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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その後、イタリアのミラノに滞在中。

コモ湖まで足を延ばしたりと、

オマケの旅のはずが結構内容充実のミラノ滞在。

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都会的で開放感のあるミラノ。

バカンス中の少し静かなミラノもまた魅力的。

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目次

 

ミラノのナヴィリオ運河へ

さて、いよいよミラノ滞在も終わりに近づいてきた。

この日の夜は、前々から行きたかったナヴィリオ運河へ。

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ちょうど夕刻の美しいミラノ。

かつてはミラノの交易に使われた運河。

現在は、この界隈がレストラン街になっている。

 

運河沿いでのディナーは格別!

その一軒でディナーを楽しむことに。

運河沿いの気持ちの良い店だ。

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コトレッタとイカジェノベーゼ

どちらも絶品。

 

ミラノの夜は、まだまだ更けない

で、食後はこちら。

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シメのジェラート

チョコレート&レモンでさっぱりと。

ミラノの夜はなかなか更けない。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「哀愁漂うミラノのトラムとダ・ヴィンチの最後の晩餐」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅へ。

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その後は、ミラノに数日滞在。

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前日は 一日中、コモ湖で楽しんだ。

結構歩いたので、足が筋肉痛かも……。

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この日は再び、ミラノの街歩きへ。

 

目次

 

ミラノのかわいいトラムに乗って

ミラノの街にはトラムが欠かせない。

この風情のある色合い。なんとも言えない。

これに乗って向かった先は……

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ariruariru.hatenablog.com

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ

印象的な教会が見えたら、トラムを降りる。

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。

あまりにも有名なダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある教会だ。

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友人は初めてのミラノだったので、「最後の晩餐」の鑑賞へ。

この日の鑑賞は予約でいっぱいだった。

予約しておいてよかったなぁ。

私は以前に鑑賞したことがあったのでパスしたけど、

やっぱり一緒に予約しておけばよかったと思った。

また次にミラノを訪れた時はぜひ観よう。

 

思い出のカフェへ

鑑賞後は教会の向かいにあるカフェへ。

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暑かった夏のミラノ。

この日はランチにトルティーヤを食べた。

さっぱりと食べれて、暑い夏のランチにぴったり!

 

実はこのお店。昔、初めてミラノを冬に訪れた時にも、

入ったことがある。その時は寒い冬のミラノ。

チョコラータが美味しくて美味しくて。

懐かしい思い出もたどりながらミラノ滞在を楽しむ。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖畔でランチ!楽しい遠足?」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後は、ミラノにしばらく滞在。

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この日はミラノから少し足をのばして

コモ湖を満喫中。

 

目次

 

素晴らしい眺めを満喫した後はランチ!

ブルナーテ山の上で素晴らしい眺めを満喫した後は

フニコラーレで下の街へ戻る。

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フニコラーレから美しいコモ湖の眺め。

本当に美しい。ため息がでる。

 

下に降りたらまずランチ!

のんびりしに来たはずのコモ湖

でも午前中から湖畔や山を歩いて、もうお腹がペコペコ。

湖畔近くのカジュアルなお店でランチした。

奥の左側がそのお店。

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「fontana  D'Oro」というお店。

www.tripadvisor.jp

湖畔に面したテラスもあって、素敵なお店。

ペンネとラザニアを。どちらもとても美味しかった。

のんびりゆったり。

 

さわやかな避暑地 コモの街 

さて、ゆったりしたランチ後はドゥオーモを

見てから駅へもどる。

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ロンバルディアルネサンス様式の建物。

重厚だけどどこか軽やかな雰囲気。

1396年に着手され、18世紀まで工事が続けられたという。

優美な正面はゴシック様式。バラ窓がついている。

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内部もすばらしくて美しい。外から見るより中は広く感じる。

3身廊で典型的なゴシック様式。高いクーポラはルネサンス風だ。

 

ドゥオーモをあとに、駅へと向かう。

適当に道を歩いていても、美しい通りに出る。

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 コモの駅。ここからインターシティでミラノへ。

30分でミラノに戻れる。

都会からなんて近いリゾート地。

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大都会ミラノに帰ってきた

30分でミラノ中央駅へ到着。

快適な電車の旅であっという間に。

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コモ湖への遠足を満喫した一日。

旅の最後にいいリフレッシュができた。

この日はぐっすり、よく眠れた。

 

過去のイタリア旅はこちら

     ↓

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イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖が人を魅了する理由は?フニコラーレで山の上へ」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車移動する旅。

ariruariru.hatenablog.com


その後、イタリアのミラノに滞在中。

ariruariru.hatenablog.com

 

この日は、コモ湖に足を延ばした。

ariruariru.hatenablog.com

 

ミラノからコモ湖まで列車でたったの30分!

大都会から一瞬でこの美しい湖畔。

 

  目次

 

山の上が気になってしょうがない! 

大都会ミラノをしばし離れ、のんびりしに来たコモ。

でも駅から10分でコモ湖畔の美しさにすっかり魅了され、

テンションがあがってしまった。

考えれば、ハンガリースロバキアチェコと内陸ばかりを

旅してきたこの夏、そしてミラノも内陸。

コモも内陸なのだけど、湖の開けた開放感!

こんなのに飢えていたのかもしれない。

 

フニコラーレで山の上を目指すことにした。

フニコラーレとはケーブルカーのこと。

湖畔の中心地から北へ300mほどあるくと

こんなかわいらしい駅舎があった。

この街の風情にぴったりだ。と思っていたら……。

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やってきたケーブルカーはとても近代的!

どうしてパープルにしたんだろう。。

でもしばらくすると馴染んで見えるから不思議。

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近代的なフニコラーレに乗って、ぐいーんと。

あっという間にブルナーテ山の上へ。

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湖畔よりも少し気温が下がった。

涼しい~!そして美しい~!

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なんだかどこまでも歩けてしまいそうな錯覚を覚える。

(あくまで錯覚なのだけど)

まぶしくて目が開けていられない。

 

美しい景色に魅了されてトレッキング?

山の上にはまた別の街が開けていて、住宅地が広がっている。

フニコラーレの駅のそばには立派な街の教会が。

サンタンドレア・アポストロ教会。

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内部を覗くと、地元の教会という感じだがとても美しい。

田舎の教会と思っていたら、この洗練具合いに驚かされる。

下の湖畔よりもよりいっそう穏やかな空気。

 

教会の横手に細い道を進んでみる。

湖側の木々がとぎれて視界が開けるポイントを求めて

ひたすらまっすぐ数十分歩いていると、突然!

見事な眺めが広がった。

湖の対岸に見えるのは、チェルノッビオの街だ。

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フニコラーレで一瞬だったのに、

こんなにも上に来ていたんだ!

あまりの美しさにどんどん奥へと歩いてしまう。

湖に沿って北へ北へ。

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嘘のような天空の眺め!

眼下のコモ湖も美しいし、山々の美しさ、

雲がかかった幻想的な風景が。

 

次は、やっぱりコモの街を上から見てみたいと、

再びフニコラーレの駅へ戻る。

山の上にあるという灯台をめざして

いざトレッキング!

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住宅地を抜けて、本当にここ?

住宅地を抜けて、あってるのか不安になるような道を抜け……

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もうそろそろ着いてもいいんじゃない?

もうかれこれ1時間近く歩いてるんだけど…

と思っていたら、

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灯台へ到着。灯台の上へのぼることができた。

もうくたくたなんだけど、あと一息。

この螺旋階段をふーふーいいながら登ると

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目の前にはもちろんコモ湖

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そして念願のコモの街が見えた。

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山の上にたつ灯台。ゴーゴーと風が吹いている。

寒いくらいだけど爽やかな朝の空気から

昼の空気に変わったのが分かる。

ミラノからたった30分で来れるコモ。

こんなにも雄大でコンパクトで見事な風景にありつけるとは。

想像以上に満足の遠足だ。

もうすでに足はガクガクだけど。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノおまけ旅「コモ湖へ遠足?新鮮な山の空気を満喫しよう」

2011年8月

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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 その後、イタリアのミラノでしばらくの滞在中。

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イタリアのミラノは都会的だけど、

イタリアらしい風情がちゃんとあって魅力的な街だ。

 

目次

 

大都会ミラノから避暑地コモ湖

ミラノでの数日の滞在。

ブランドショップなどにあまり関心がない私は、

ちょっと遠出をしたくなった。

私たちが遠足先に選んだのはコモ湖

コモ湖とは、イタリアのロンバルディア州北部にある

アルプスのふもとに位置する湖のことで

その一帯は世界的に有名な保養地として発展している。

暑いミラノの夏からひと時の避暑へ向かう。

 

まずはミラノの中央駅へ。

ここからコモ湖一帯の中心都市であるコモへは

約30分の列車旅だ。

ミラノ中央駅は、荘厳な昔ながらの外観を残しつつ、

内部は見事に近代的な様式になっている。

新旧のバランスがすばらしいなと感心する。

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私たちが乗り込んだ列車は、インターシティ

通称ICと呼ばれている列車だ。

ICとはイタリア鉄道の特急電車のこと。

乗った電車は、スイスのチューリッヒ行きだった。

ヨーロッパでは国境を超えるなんて簡単なことだと

あらためて思う。もし電車で寝過ごしてしまったら

違う国に行っちゃうんだ。

などと感嘆に耽っていたらあっという間にコモに到着。

 

コモ湖の中心都市  コモの街

予定通り30分ほどでコモへ。

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イタリア国鉄の駅、コモ・サン・ジョバンニ駅に到着した。

ここから湖畔の中心地へは徒歩10分程度だ。

駅を降りると、もう視界には山が見えている。

 

ミラノからは私鉄でもコモ湖へ行くことができる。

その場合は、ミラノ北駅から乗って湖畔のコモ駅へ到着する。

私たちは散策を楽しみながら、湖へ。

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まだ午前中の静かなコモの街。

清々しくて気持ちよい。

ミラノよりもいくぶん涼しく、山の気候という感じ。

しばらく歩くと、コモ湖へ出た。

 

歴史的な保養地のコモは納得の気もち良さ

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湖畔沿いのラリオ通り。コモの街はコモ湖の南端に位置している。

コモ湖は「人」という漢字の形をしていて、

コモはちょうど「人」の一画目をはらったところ。

湖畔の山にへばりつくように建物が並ぶ風景が印象的だ。

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昔ながらの保養地なので、古くひなびた風情もあるが

近代的でおしゃれなミラノの雰囲気もある。

また、世界的にも有名な保養地だけあって

スイスの国際都市のようなオープンな雰囲気も。

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山の上には雲(霧?)がかかっていて、

いかにも山間の空気が感じられる。

 

のんびりしにコモ湖へ来たのだけど、

どうしても欲張り根性が顔を出してしまう。

山の上が気になってしかたない私たちなのであった。

 

過去のイタリア旅はこちら

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イタリア・ミラノおまけ旅「素朴で神秘的!ミラノのサンタンブロージョ聖堂をひっそりと静かに」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハに列車で移動する旅。

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その後は、イタリアのミラノにちょっと寄り道中。

 

目次

 

便利な安全な?地下鉄に乗って

ミラノは大都会。縦横無尽に地下鉄が走る。

基本的にどの駅も電車もきれいで安全だ。

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降りるときはボタンを押さないと開かない。

これはヨーロッパではよくあるタイプ。

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明るくて安全なミラノの地下鉄だが、

ちょうど乗り合わせた車両で、日本人らしき人が

カメラをすられる瞬間に遭遇してしまった。

駅に到着してドアが開き、もうすぐ閉まるという

タイミングでカメラをさっと奪って、犯人は

電車を降り逃走。「あ!」という間に扉が閉まってしまった。

安全とは言え、軽犯罪の数は日本よりずっと多いイタリア。

気を付けなければ。

 

歴史的なサンタンブロージョ聖堂へ

地下鉄に乗って訪れた場所は、サンタンブロージョ聖堂。

サンタンブロージョ駅で下車して5分ほど歩く。

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ミラノの守護聖人であるアンブロージョをまつる最古の聖堂。

386年にアンブロージョ自身が建てたものを、

9~11世紀に再建したもの。

 

シエスタの時間を避けて15時半に訪れた。

が、開いていない。あれ?今日はもしかして閉まっているのかと

不安になりながら十数分待っていると、

鍵をもったおばあちゃんがゆっくりゆっくり歩いてきた。

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大都会ミラノの中心地にいることを忘れるくらい静か。

そしてひんやりしている。

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内部は3身廊のシンプルなつくり。

年代を感じる。

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ふと脇の柱に目を奪われる。

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主祭壇部分は、ロンバルディアビザンチン様式の

色彩と漆喰で飾られた祭壇天蓋が載る。

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ミラノに来たのだから、ミラノの守護聖人にご挨拶。

ひっそりとしたちょっと寂れたような雰囲気は

現代的でおしゃれなミラノの歴史を垣間見るようだ。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「美しいブレラ界隈でアートに浸る時間と素敵なランチ」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車移動の旅。

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その後は、イタリアのミラノに寄り道。

ドゥオーモを見て、ガッレリアを抜けてきた。

 

 

目次

 

アカデミックな雰囲気 ブレラ絵画館へ

ガッレリアを抜けて、スカラ座の横をすり抜けると、

そこは気持ちのよい美しい界隈。

ブレラ地区の見どころの中心はブレラ絵画館。

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ブレラ絵画館の周辺は、アートを扱うお店や

ギャラリーなどが点在する雰囲気の良い地区だ。

今回、初めてブレラ絵画館に入ってみる。

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ブレラの中庭。広くて美しいアーチが連なる。

中庭の真ん中に鎮座するのはナポレオン1世

 

建設当初から1階は美術学校。

広くて迷い込んでしまった……。素敵な雰囲気。

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15から18世紀の絵画を中心とした見ごたえのある美術館。

修復作業の様子を見ることができ、とても貴重だった。

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広い絵画館。美術館を訪れると、神経を集中させるから

疲れちゃう。そしてお腹も空いてくるので……。

 

ブレラ界隈で優雅なランチ

ブレラ絵画館をあとにして、ランチへ向かう。

美しいこの界隈。街歩きも楽しい。

夏のバカンス時期で、お休みのお店が多いのが残念だけど。

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この界隈で人気のお店でランチをいただくことに。

ナブッコ」というお店。

ナブッコ」とはヴェルディのオペラではないか!

あ~オペラ観たいな~とまた思いつつ、

おいしいランチへ。

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これがまた絶品!

サーモンのタリアテッレにカルボナーラのスパゲティ。

店内にはスカラ座のオペラのポスターなどが

飾られていて明るい雰囲気。

混雑ぶりに納得のリストランテだった。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「都会的で華やかなミラノのガッレリア!あこがれのスカラ座」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

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その後、イタリアのミラノに移動して旅の最後を楽しみ中。

大都市ミラノはバカンスでお休みの店も多いけど、

のんびり楽しみましょう。

 

目次

 

ドゥオーモのあとはガッレリア

ドゥオーモ広場に面してそびえる美しい門。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。

ドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶアーケードだ。

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普段はガッレリアと呼ばれる、美しすぎるアーケード街。

鉄とガラスを用い、1865年から12年もの歳月を経て

完成されたこのアーケード。

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外よりも明るく感じるアーケード。

床の素晴らしいモザイク。

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ここでくるっとまわると幸運が訪れるとか。

みんながくるくるするので、こんなにも穴ぼこに……。

いかにも都会的なガッレリアの中。

たくさんの人が行き交う華やかな社交場。

 

オペラの殿堂スカラ座に想う

ガッレリアを抜けると、スカラ広場へ。

スカラ広場に面して建つのは、あまりにも有名なスカラ座

スカラ座は世界のオペラの殿堂だ。

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初めてこの建物を見た時の私の感想は、

「案外地味だな……」というものだった。

でも中はすごい豪華。以前に中を見学したことがある。

残念ながら夏はオペラシーズンではないので、

ここでオペラを観るという夢は今回もかなわず。

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でもいつか、きっとここでオペラを観るぞ!と、

決意を新たに。ここでイタリアオペラを観たいな~。

オペラは秋から春がシーズンなので、

夏の旅では残念ながら観れない。

 

 オーストラリアのシドニー旅では観れました。

  こちらの夏は向こうの冬なので!

       ↓

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クラシック音楽をちょっとかじっていたので

ヨーロッパ旅では音楽の要素が欠かせない。

どうしてもオペラが観たくて、弾丸冬の旅に

行ったこともあったが、なかなか厳しい日程。

今のままの勤め人の立場では……う~ん。

オペラを観まくるヨーロッパツアーに出たいけど、

それはまだ叶わない夢なのであった。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「ドゥオーモで過ごす時間!ステンドグラスの輝きが語る」

2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハを列車で移動する旅へ。

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ブダペストに数日滞在、その後列車移動。

途中、スロバキアブラチスラヴァに寄り道した。 

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 プラハの街歩きを満喫した数日。

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旅の終着地は、大都会ミラノ!

 

目次

 

ミラノのドゥオーモの中

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ドゥオーモの屋根にあがって、

素晴らしい眺めや間近で見る尖塔に感動。

降りてきた後は、ドゥオーモの内部へ。

この日は日曜日。ちょうどミサを行っている最中だった。

 

ファザードの扉

ドゥオーモの正面には、20世紀になってから造られた

5枚のブロンズ製の扉がある。

5枚の扉はそれぞれ作者が違う。

中央の一番大きい扉は、ポリアーギ作の

聖母マリアの生涯」が描かれているものだ。

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 みんなが触ったところはピカピカしている。

 

信仰の空間を共有、ミサにお邪魔

さて、内部へ。広い!

堂々たる柱に支えられ、大きなアーチが幾重にも連なる。

奥のステンドグラスから光が差し込んでいる。
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床もきれい!

荘厳な雰囲気の中で、ミサが始まった。

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見事なステンドグラス。

この空間に神様がいるというのなら、信じてしまいそうだ。

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ミサを邪魔してはいけないと思いつつ、

ミサの雰囲気を味わいたいという気持ちも。

お邪魔しないように静かに、動かず、

しばらくその空間を共有させてもらった。

 

ドゥオーモの存在が語るもの

ドゥオーモ広場は、昼に近づくにつれて

観光客が増えてにぎやかになってくるが、

ドゥオーモ中に一歩入ると、そこは信仰の世界。

何度訪れても、入った瞬間は「はっ」とさせられる空間。

そして、しばらく過ごすと、心が落ち着く。

 

キリスト教徒ではないけど、欧米を訪れる時は

地元の教会を訪れるようにしている。

それは、いろんな説明を聞かなくても

その空間にお邪魔するだけで

いろんなことが分かる気がするから。

長らくヨーロッパを訪れるうちに知った、

暮らすように旅する方法の1つ。

 

旅先の人と、時間の空間も共有したい。

それが「旅」だ。

 

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イタリア・ミラノおまけ旅「ドゥオーモの屋上へ。迫力と繊細さが共存している」

 2011年8月

 

この夏は、ハンガリーブダペストから

チェコプラハへ列車で移動する旅。

旅を満喫した後、イタリアのミラノへ移動。

ミラノを楽しんでから帰る。

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目次

 

馴染みのイタリア

イタリアはヨーロッパで一番長く滞在した国。

ミラノは2度目の滞在だ。

プラハからチェコ航空の飛行機でミラノへ。

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夜に到着したミラノ。

なんだかんだで長旅の疲れが出ているのか、

夜は早めに就寝。ぐっすり眠ってすっきり起床。

ミラノの街歩きへ!

 

ドゥオーモの迫力と繊細さ

ミラノのドゥオーモは、荘厳で雄大だ。

大きな広場に「どーだ!」と言わんばかり。

朝のドゥオーモも美しかった。

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どこへ行くにもドゥオーモ広場をぬけていく。

歩いてドゥオーモに行ける距離にホテルをとった。

ドゥーモは見どころが多い。内部もすごいし、

屋根の上にも上がることができる。

 

でもやっぱり一番好きなのは、

広場からドゥオーモの建物を眺めること。

その日のお天気や時間によって、

見える色合いが変化するから。

何度見ても新しいドゥオーモが見れる気がする。

 

ミラノのドゥオーモは、ステンドグラスもすばらしい。

外観から見てもそのステンドグラスが分かる。

後で内部ももちろん見に行きます!

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ドゥオーモの一部は修復中。

いつ来ても、いつもどこかが修復中だ。

 

歴史的な建造物が多いヨーロッパでは、

たまたま訪れた時に修復中に出くわすと、

「あ~せっかくきたのに~」と思うこともあるけど、

そこは仕方ないといさぎよく諦めることにしている。

 

そして、また来ようと思うことにしている。

また旅に来る理由ができるので、まあいっか。

「ありがとう!修復工事。

終わったらまた来ます!」という具合に。

 

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迫力があって、雄大なミラノのドゥオーモだが、

近づくととても繊細な彫刻で溢れていることがわかる。

近づくほどにやわらかい雰囲気を感じるドゥオーモ。

 

屋上にのぼってみたら、いろんなものが見れた

ミラノのドゥオーモは屋上にあがることができる。

ドゥオーモの裏側にまわると屋上への入り口が。

エレベーターか階段を選んで上へ。

階段よりもエレベーターは2ユーロ高かったが、

ここはエレベーターを選択。

エレベーターを選択しても、最後は階段だった……。

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屋根にあがると、ドゥオーモ繊細さがよりわかる。

微妙な色合いの大理石が美しい。

 

2245体の彫刻がほどこされる建物。

空へのびる135本の尖塔。

お天気も良くて気持ちいい~!

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屋上に上がることは、景色を楽しむためでもあるけど、

間近で建物や彫刻を見ることがきる楽しみも。

 

もちろん、眺めもすばらしい。

広場にドゥオーモの影が落ちている。

ここからでしか見れない眺めに大満足。

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気持ちの良いミラノの夏。

旅の最後にしばらくの滞在を満喫しよう。

 

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